長尾山(熊野古道センター・山歩き講座)
三重県
鵜殿泰穆
その他8人 
体力度について
- GPS
- 04:51
- 距離
- 7.7km
- 登り
- 633m
- 下り
- 637m
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| 天候 | 曇り |
|---|---|
| 過去天気図（気象庁） | 2025年10月の天気図 |
| アクセス |
利用交通機関：
自家用車
・R42立石南交差点から紀和町方面に向かう ・ 金山交差点に熊野少年自然の家の看板あり |
| コース状況／ 危険箇所等 |
・落ち葉に覆われた土の道 危険か所はなし ・登山道のほとんどはトラバース 落ち葉で滑らないよう注意が必要 ・登山道のあと，舗装林道で山頂に向かう |
| その他周辺情報 | ・三重県立熊野古道センター(尾鷲市) ・三重県立熊野少年自然の家(熊野市) ・鬼ヶ城，獅子岩，花の窟神社，七里御浜など熊野古道伊勢路の名所多数(熊野市) ・丸山千枚田(熊野市紀和町) ・湯ノ口温泉，入鹿温泉瀞流荘(熊野市紀和町) ・布引ノ滝(熊野市紀和町) ・速玉大社，神倉神社(新宮市) ・那智の滝(那智勝浦町) |
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講師の後をローテーションして山歩き術を学ぶ
山頂付近には複数の中継施設
平地からも見える
感想
熊野古道センター主催の山歩き講座に参加した。今回は春に実施された講座の続きで，山歩き講座１日目は前回学んだことを山歩きで実践してみるものであった。
今回の講座の拠点である三重県立熊野少年自然の家で，前回学んだ読図とコンパスの使い方を振り返った。その後，少年自然の家の裏にある長尾山を歩いて学んだことを実践した。
長尾山までの道の始まりは広葉樹やスギの葉に覆われた土の道で，やがて枝打ちされたスギの枝葉が主になった。登山道は主にトラバースで，落ち葉で滑らないよう注意すれば特に危険か所はなかった。多少の緩急の差はあったが，ほぼ単調に上り続けた。登山道の途中の2～3か所には石を組んだ階段があり，生活に使っていたように思われた。途中何度か休憩を取り，昼食を済ませた。上りの途中では少年自然の家に戻ってからの検証・反省のため，受講者全員が登山道の上り/下りをビデオ撮影した。
約1.8時間登山道を歩いて舗装された林道に出て，さらに林道を15分ほど歩いて長尾山の山頂に着いた。山頂には複数の電波塔があり，七里御浜と太平洋のすばらしい景色を眺めることができた。山頂に着いた時にはすっかり雨はあがっていた。
下山は上りの登山道を下った。台風23号の接近で天気が心配されたが，上りは小雨ながらも樹林のおかげでほとんど濡れることなく，下りは薄日がさすくらい天気に恵まれた。今夏の高温の影響か，下山中の登山道では複数のツクツクボウシの声を聞いた。
下山後は少年自然の家で撮影したビデオを見て，講師から講評をいただき，山歩きの基本を確認した。
山歩き講座２日目は自救法の講習で，登山途中での危機(傷病・遭難)に対処する方法を学んだ。危機に遭遇しないことは第一であるが，思わぬことになったときの心構えができた。登山歴長く，経験豊富な講師から多くの有益なことを学ぶことができた。
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