記録ID: 8766802
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ハイキング
東北
山形遠征:瓜割石庭公園~安久津八幡宮~うきたむ風土記の丘資料館~日向洞窟~伊達儀山政宗の墓~竹森山~まほろば緑道~高畠駅
2025年10月03日(金) [日帰り]

体力度
2
日帰りが可能
- GPS
- 07:29
- 距離
- 19.9km
- 登り
- 124m
- 下り
- 193m
コースタイム
日帰り
- 山行
- 7:29
- 休憩
- 0:00
- 合計
- 7:29
距離 19.9km
登り 124m
下り 193m
9:26
449分
スタート地点
16:55
ゴール地点
天候 | 快晴 ほぼ無風 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2025年10月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 タクシー
新幹線:東京6:12-8:28高畠 タクシー:高畠駅~瓜割石庭公園 3420円 帰り 新幹線:高畠17:33-19:48東京 |
写真
押出遺跡(おんだしいせき)から出土された縄文時代前期の土器。
ふつう、焼け焦げなどの有機質の遺物は、酸素の影響で急速に分解・腐敗してしまうが、
押出遺跡は、泥炭層が広がる低湿地帯にあるため、酸素の少ない環境となり、焼け焦げが分解されす温存されている。
とても珍しいものである。
ふつう、焼け焦げなどの有機質の遺物は、酸素の影響で急速に分解・腐敗してしまうが、
押出遺跡は、泥炭層が広がる低湿地帯にあるため、酸素の少ない環境となり、焼け焦げが分解されす温存されている。
とても珍しいものである。
押出遺跡(おんだしいせき)から出土した縄文時代前期(約5800年前)の彩漆土器。
縄文人がウルシを使いこなしていたということは、我々が想像する以上に、彼らは、豊かな科学的知識と鋭い観察眼を持ち、実験好きだったことが伺える。
縄文人がウルシを使いこなしていたということは、我々が想像する以上に、彼らは、豊かな科学的知識と鋭い観察眼を持ち、実験好きだったことが伺える。
感想
瓜割石庭公園と縄文遺跡が見たくて山形県高畠へ。
▶︎瓜割石庭公園(高畠石)
凝灰岩で出来た手彫りの採石場。
ここの特徴は、音の反響がクリアなこと。
4096Hz(天使の扉)の音叉を持参し、鳴らしてみましたが、よく響きました。
凝灰岩というと、千葉県鋸山の「房州石」や、栃木県の「大谷石」を思い出しますが、「高畠石」は、比較的緻密で硬質な凝灰岩のせいか、岩が音を吸収せずクリアに反響する性質があります。
この効果を狙い、最近では、9月20日にコンサートが行われたそうです。
▶︎うきたむ風土記の丘資料館
縄文時代の出土品が珍しく、他で見られないものがあった。
①黒く焼け焦げた跡のある土器並びに炭化食品
ふつう、焼け焦げなどの有機質の遺物は、酸素の影響で急速に分解・腐敗してしまいますが、
押出遺跡(おんだしいせき)は、泥炭層が広がる低湿地帯にあるため、酸素の少ない環境となり、土器の焼け焦げが分解されずに温存されています。
炭化した縄文クッキーもありました。
②ウルシを使った土器
押出遺跡から出土された縄文時代前期(約5800年前)のものですが、
縄文人がウルシを使いこなしていたということは、彼らは、我々が想像する以上に豊かな科学的知識を持っていたことを意味します。
ウルシの加工は、樹液の毒性管理、硬化条件の理解、加工技術の確立など、専門知識を必要とします。
縄文人が独自にウルシの加工を開発したのであれば、彼らの観察力や実験的意欲は、相当なものであり、頭脳的にも現代人に匹敵するか、あるいはそれ以上だったと想像します。
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