記録ID: 8754433
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ハイキング
北陸
【備忘録】絵付算額に会いに ー越前ー
2025年09月28日(日) [日帰り]


体力度
4
1泊以上が適当
- GPS
- 04:03
- 距離
- 42.0km
- 登り
- 206m
- 下り
- 207m
コースタイム
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2025年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
バス
|
写真
太子堂の由緒(算額(二面)が奉納されている旨の記載あり)
解説には「太子堂には、江戸時代に和算学者が和算の問題とその解法を額に書いて奉納した「算額」が二枚ある。一枚は嘉永二年(一八四九)に奉額されたもので和文で書かれた算額として本県唯一のものである。他の一枚は嘉永五年(一八五二)に奉額されたもので、これも本県算額中唯一の紙製算額であり、裏面に「算術指南中 茂原屋吉太良」と書かれている。」と記されています。
解説には「太子堂には、江戸時代に和算学者が和算の問題とその解法を額に書いて奉納した「算額」が二枚ある。一枚は嘉永二年(一八四九)に奉額されたもので和文で書かれた算額として本県唯一のものである。他の一枚は嘉永五年(一八五二)に奉額されたもので、これも本県算額中唯一の紙製算額であり、裏面に「算術指南中 茂原屋吉太良」と書かれている。」と記されています。
感想
福井県越前の三つの神社仏閣を巡り、現存している貴重な算額に出会ったきました。算額とは、江戸時代に和算(中国数学の系譜を引く日本の算術体系と言われています)の問題や答・解法を記して神社仏閣に奉納した額や絵馬のことです。地元の広島県内にも数カ所あります。厳島神社(千畳閣)にはレプリカが掲額されています。
本レポは山歩きレポではなく、あくまでも算額巡りに関する個人的な備忘録です。武生駅(ハピラインふくい線)からバス利用で移動。レポの体力度や歩くペースは無視してください。
まず最初に、武生駅から1kmほどの閑静な住宅街の一角にひっそりとある「聖徳太子堂」、続いて武生駅から13kmほど離れた越前町にある「朝日観音・福通寺」、そして最後に越前市の南にある「大塩八幡宮」を巡りました。全国に九百面を超える算額があると言われていますが、今日はその内の五面に出会うことができました。歴史的にも史料的価値の高い貴重な絵付算額などに出会うことができ、楽しく充実した1日を過ごすことができました。
(最後に一言、山について)朝日観音・福通寺からは白山方面の遠望を楽しみ、大塩八幡宮では地元の方から自らの日野山登り体験や紫式部にまつわる逸話などたくさんのお話をお伺いすることができました。いつの日か山登りを。
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