北岳バットレス Bガリー大滝~第四尾根

yutoof
その他1人 - GPS
- 17:45
- 距離
- 11.5km
- 登り
- 1,855m
- 下り
- 1,857m
コースタイム
- 山行
- 2:28
- 休憩
- 0:19
- 合計
- 2:47
- 山行
- 9:55
- 休憩
- 4:33
- 合計
- 14:28
| 天候 | 両日とも晴れのち曇り 午前中は気持ちの良い快晴でした。 |
|---|---|
| 過去天気図(気象庁) | 2025年09月の天気図 |
| アクセス |
利用交通機関:
バス タクシー 自家用車
前日雨だからか、余裕がありました。 行きはタクシー 1,700円/人 帰りはバス 1,750円/人 バスは16:40発の最終便でしたが、全員座れました。 |
| コース状況/ 危険箇所等 |
やはりアプローチ核心。迷いました。 うっすら踏み跡はついてるのでそれを辿ってなんとか取り付きに着きました。 下見はしていたが、真っ暗でガスも出ていると状況は全然違う。 |
| その他周辺情報 | 韮崎旭の湯を利用 700円/円 |
写真
感想
念願の北岳バットレスへ行ってきました!
同行したSさんはBガリー大滝までは行っており、今回はリベンジになるそう。天気も良く無事山頂まで登攀できて良かったです。
白根御池小屋は今シーズンは生ビールは終了。自販機はあり、冷えた缶ビールで乾杯🍻
以下ルート忘備録
1P目
クラックを登った後スラブを登る。クラックではカムが決めやすそうでした。階段状の岩場でボルトとハーケンで終了点をとる。
2P目
目の前の大岩を右に巻いていく感じ。ロープの流れを意識しながら中間支点を取りました。次ピッチの白い岩のクラックに入り込みましたが、ちょうど良いピナクルがありそこで終了点。
3P目
白い岩のクラックを登っていく。クラックと言ってもホールドが多く登りやすかった。ピラミッドフェースの頭近くまで行って終了点ををとる。
4P目
トポよりも先行していたので、ここからマッチ箱まで一気に登る。途中核心の三角形の垂壁は足のホールドは小さいですが、探せばあり無事登れました。
左側に無数のハーケルが打ってあり、それを使わせてもらいました。
マッチ箱の懸垂支点には先行パーティが取り付いてましたが、一段したにボルトとハーケンがあり、ひとまずそこで終了点を取る。先行パーティが降りた後はスリングでセルフを取りながら懸垂支点に移動できました。
5P目
いよいよ後半戦。懸垂で降りた場所は意外とスペース狭かったです。右側のカンテを使いながら登る。振り返るとマッチ箱に続々と後続が。切り立った岩から懸垂する様はスリル満点でした。
6P目
同じく右側のカンテを使いながら枯れ木テラスへ。ボルトとハーケンがあるが場所が遠く、240スリングを使って終了点を取りました。
7P目
ナイフリッジをトラバース。意外と足が置けるので見た目ほど怖くはなかった。城塞を一気に登ることもできたが、ロープの流れを考慮して手前でピッチを切る。
8P目
最終ピッチの城塞。ここはクラックが豊富にあり中間支点は全てカムでとれました。多少ハングしてましたが、ガバは豊富にあり楽しく登れました。上がった後灌木で終了点を取る。
ちょうど11時にトップアウト。これは上手くすれば今日の終バスに間に合うのでは?と淡い期待が。
トップアウト後も稜線まで高低差100m以上の登り。踏み跡はしっかりしてましたが、ところどころザレており、慎重に登る。
稜線に出ると間ノ岳方面の絶景が。また既に色付いており秋を感じました。
ここから山頂に12時前、テント場に14時前着と順調に進み、今日中に下山をすることに。
最終の16:40のバスは2台きており、全員座ることができました。
自身としても最高地点を更新する北岳に、アルパインクライミングで登って来れたのは感慨深かったです。










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