木曽駒ケ岳 空木縦走は断念


- GPS
- 20:33
- 距離
- 7.9km
- 登り
- 672m
- 下り
- 675m
コースタイム
- 山行
- 1:54
- 休憩
- 0:49
- 合計
- 2:43
天候 | 21日:9時には晴れ、22日:晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2025年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
バス
ケーブルカー(ロープウェイ/リフト)
路線バスで駒ヶ岳ロープウェイ |
コース状況/ 危険箇所等 |
中岳の巻道は少し緊張した。 宝剣山荘−三ツ沢岳分岐までは、登りはそんなに緊張せずに楽しめたが 下りはルートが複雑で高度感もあり、慎重さに歩くことを心がけた。 |
その他周辺情報 | 前泊地:駒ヶ根キャンプセンター 常設テント2000円 こまくさの湯 700円 明治亭登山口店 ソースカツ丼 |
写真
感想
元々の計画は、頂上山荘でテン泊して、空木経由で下山でした。
途中の小屋も予約をしていたんですが、
行きの高速バスは、中央道の渋滞で1時間遅れたり、
前泊した夜間は、物凄い大雨、たまに雷も鳴っていた。
あまり眠れませんでした。
駒ヶ根キャンプセンターには、持ち込みテントもできるし、
頑丈な常設テントもあって、寝袋とマット持参なら2000円です。
バス停は菅の台から駅寄りの切石公園下というバス停を使うことで
全く並ばなくて乗車できるのです!!
で、5時のバスに乗ろうとバス停で待っていたら、来たのはバスではなく、軽トラ。
バス会社の人が雨量基準を超えたので運休で、午前中には再開する見込みと。
キャンプ場に戻って、30分ごとに更新されるHPをチェックしつつ、
時間をつぶす。
これは何かの知らせなんじゃないかって、
小屋のキャンセル料が発生するので、避難小屋1泊して、空木岳を単品にするか
色々悩んでしたら、9時にバスが再開した!と、
9時半にオフィシャルHPで情報があった。(ぉぃ、何か違くないか?)
慌ててバス停に向かうと、10時バスに乗れて、
ロープウェイもそんなに待たずに乗車できるとなった時、
小屋にキャンセルを決断した。もう心は折れていた。
もう木曽駒ケ岳単品で、楽しもう♪
観光客に紛れながらデカザックで写真をパチパチ。
テン場には13時に到着、まだ数張しかないので、
選び放題なのだが、広くて平らな場所が、どこにもない。
小屋から離れればいい場所があったかもしれないが、
小屋の目の前だと風が強い。少し下がった場所に良さげなポイント発見。
だが、テント本体のペグが打ちにくい。。。
今年のGW in上高地に、茨城の山岳会の方から教わって、
おまけロープを備えていたことが、役に立った。
基本装備のプチロープに併用して、20cmくらいの輪を付けてました。
岩は選び放題なので、手ごろな岩をアンカーにしました。
意外と簡単にできて、もう感動でした。
木曽駒ケ岳の山頂を踏みに行こうとすると、雷鳥にあえました。
立山で見たものよりも大型に見えるメスでした。
もう冬毛に生え変わっていました。
テントに戻ると、前夜寝れていなかったので、
昼寝のつもりが2時間弱も寝ていて、
でも夕焼けとか、風が冷たく、寒くてすぐにテントに避難。
夕飯はモンベルリゾッタ。今朝4時と、8時に食べて、3食目。
夜寝られないと、腹が減るのです。これ山だと顕著に現れる。
夜になると、ガスガスの風になっていた。テント濡れているよ。
明け方もガスガスっぽかったけど、ヘリの荷揚げがあるから、
日の出時刻の5時半にテントを撤収するよう事前連絡があった。
4時には小屋の発電機が動き出したので、
とっととテントを撤収して、伊那前岳方面で日の出を見ようと企んだ。
軍手で濡れたテントを撤収したから、濡れて指が冷えまくる。
そんな状態で展望地に辿り着きスタンバイ!いい日の出でした♪
宝剣山荘で一旦お手洗いを借りて、宝剣岳にアタック。
折角なので、重荷を担いだ状態で岩場の通過を訓練することにした。
結果、意外といけた。
休みながら歩いたのに、コースタイムは巻いていた。
だが、薄暗い中を通過できる易しさは全くなかった。
宝剣山頂で、私と同じくガッツリ装備の人がいて、
駒峰ヒュッテまで歩くと言っていて、
思わず「一緒に行かん?」と言いそうになった。
あかん、足を引っ張るだけや、栄養も水も足りていない状態で
今から行こうなんて容易なルートではない。
「這ってでも辿り着く」という言葉を彼は置いて行ったが、
今の私にはその燃えるものは全くない。
しかも、時間を気にしながら、この難所を通過する余裕は全くなかった。
まだまだ技量も経験も足りない、小屋はキャンセルして正解だった。
三沢岳方面に、面白そうな岩があったので遊びに行った。
日大生の遭難碑がありましたさ。
あとは9時のロープウェイで降りて、2日ぶりの風呂に入って、
ソースカツ丼を食べて、駒ヶ根ICまで歩いて、高速バスで帰還。
通勤時間帯になる前に、武蔵野線で帰ってこれました。
まぁ、私は重荷を担いで稜線歩きは無理だってことが分かりました。
ベースキャンプ方式で楽しみます。
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する