甲斐駒ヶ岳 〜黒戸尾根を遠く離れた山友と歩む〜


- GPS
- 12:48
- 距離
- 20.4km
- 登り
- 2,608m
- 下り
- 2,607m
コースタイム
- 山行
- 10:49
- 休憩
- 1:58
- 合計
- 12:47
天候 | 快晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2016年05月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
トイレ、自販機あり。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
・駐車場から笹の平分岐 特になし、ダラダラと登ります。 ・笹の平から七丈小屋 刃渡りは普通に歩けると思います。 はしごなどが現れるアスレチックコース。 ・七丈小屋から山頂 テン場の上部2430m辺りから残雪あり。 アイゼン、ピッケルは持って行くも使用せず。 (時間の早かったトレランの方は使用したそうです。その日、その時間で状況は違うと思いますので、持参されるほうがいいかと思います。) 七丈小屋から迎場まで夏道の出ていない個所あります。 ㊟七丈小屋の水場はまだ出ていませんので、十分な水の用意を。 |
その他周辺情報 | 前泊地 石和温泉 ホテル平成 http://breezbay-group.com/heisei/ 後泊地 パノラマの湯併設 いずみ荘 http://panoramanoyu.sakura.ne.jp/izumi.htm http://panoramanoyu.sakura.ne.jp/panorama.htm |
予約できる山小屋 |
七丈小屋
|
写真
マジでヘロヘロです。shichiさんから松岡修造ばりの励まし?が聞こえます。
「君の筋肉の限界はまだまだ先だよ」
あれ?こんなんでしたっけ?(g)
「君の躰はダメなんて言ってない」ですね(s)
チーカマだけど許してくださいね(g)
装備
備考 | 日焼け止めを塗り忘れた |
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感想
関東へと行く機会があり、所要ついでに関東近辺の山に登ってみたいと思っていたらgarnetさんがガイドしてくれる事になり、1日目に甲斐駒ケ岳、2日目に阿弥陀岳(赤岳に変更しました)の予定で計画立ててくれました。
どちらも行った事がない山域で非常に楽しみで、天気予報の変化にソワソワしながらも数日前には快晴予報となり素晴らしい山行が約束されたようでテンションMaxで当日を迎えれました。
宿を3時半に出て5時前に登山口へと到着してみると車は1台も停まってない…
ん?ここは人気のスポットじゃないの?
って思いましたが、平日やしね〜そのうちに誰かが来るでしょうって思いながら登山準備して黒戸尾根へGOです。
(結局、この日に見かけたのはトレラン2名、登山者2名、小屋番さんでした。)
黒戸尾根は日本三大急登の一つという知識しかないので、garnetさんの説明を聞きながら登っていくと富士山が見えだして感動。
そして眺望が広がる標高まであがると周りには360度のパノラマ!素晴らし過ぎ〜!
おまけに梯子や階段・鎖もあるしで、標高があがるにつれて気分は標高4000m付近まで上がって行きます。
しかし…前を歩くgarnetさんの調子がどうもおかしい?
残雪踏み抜き天国で体力削られたか?単なるシャリバテなのか?
ちょっと歩いては立ち止まるようになり、かなり雲行が怪しくなってきた。
このまま山頂まで行けるのだろうか?
山頂まで登り降りできても明日は登山できないかも?
と、非常に心配になってきてgaenetさんに魔法の言葉をかけます。
「苦しいのが楽しいですよね〜、楽しい・楽しい」
「もっともっと坂をちょうだい」
garnetさんの調子がこれで回復する訳もなく、
「もうちょっとで山頂ですよ。手を伸ばしたら山頂に手が届くところまできましたよ。」等と言葉を変えてみても、遠くにある山頂を見れば誰が元気が出ようかというもんですね。
そして、苦しかった登りもいよいよ終わりを迎え、山頂へと到着!
garnetさんとハイタッチで頑張りを讃えあいます。
山頂から見る眺望に涙が出そうになるほどに感動。
こんな雲一つないような天気の良い日に甲斐駒ケ岳へと登れて良かった。
素晴らしい景色を眺めながら昼食休憩をとって、13時過ぎに下山を開始。
garnetさんも体調復活したようで問題なく降りていけてるので一安心です。
長い降りも時折見える眺望や小屋番さんや山ガールとのすれ違い時の会話やリアクションに癒されながら順調に降り、17時30分頃には駐車場へと戻ってこれました。
長い一日でしたが、素晴らしい眺望や適度なアトラクションそしてgarnetさんのトークのおかげで日本三大急登を登ったとは思えないほどの爽快感ある充実した山行でした。
garnetさんありがとうございました。
宿へと移動して、温泉、夕食を食べると疲れもあってすぐに眠れるかと思いましたが、興奮冷めやらぬ状態でなかなか寝付けずに2時間程しか眠れぬままに2日目の赤岳登山へと続く。
四国の山友のshichiさんが東京へやって来る。
昨年、私が四国へ行った際に2日目を案内してくれたshichiさん、今回は私が甲斐駒と赤岳を楽しんでもらおうと計画しました。
甲斐駒の黒戸尾根。
私もここを登りで使うのは3年ぶりくらいかと。
最初に書いておくと、やっぱり黒戸はキツイ...
七丈小屋まではくっちゃべりながら、アスレチックコースを楽しみながら登って来ました。
ちょっとした残雪の踏み抜きから、徐々にヘロヘロモードになり始める...
心優しいshichiさんからは「もっと、もっと」「坂をちょうだい」と変○染みた励ましの言葉が聞こえる。
ホントに10歩進んでは立ち止まるようになってしまい、shichiさんだけ山頂にいってもらおうか?、下りでさらにヘロヘロにならないか?、明日は登れるのか?
ネガティブ思考全開になりかけますが、スバラな天気、景色、shichiさんの魔法の言葉?により山頂に到着しました。
トレランの方に写真を撮って頂いたり、食事をしたり、なんやかんや1時間近く過ごして下山する。
長いこと休んで、お腹も満たされ、ヘロヘロ状態からはしっかりと回復したようです。
下山していると寡黙な小屋番さん、ソロでテン泊の山ガールとの会話、リアクションを楽しめるくらい元気になって来ました。
笹の平分岐を過ぎてから、また怪しい言葉が後ろから聞こえて来た。
「走ったら気持ちええよ」
これが四国チームの中で鬼軍曹と言われる男の言葉なんでしょう(笑)
実際に小走りで下りれば、無理にブレーキかけるよりよっぽど楽ちんです。
そんなこんなで遠征登山第一日目を終えました。
shichiさん、登りでは心配かけてすみませんでした。あれ、してなかったとか。
甲斐パノラマの湯に併設されているいずみ荘に宿泊し、明日の赤岳に続く。
ガーネットさん shichi7さん こんにちわ&はじめまして
日帰り黒戸尾根、しかも雪あり、踏み抜きあり〜
ですが快晴で最高ですね〜
次の日は赤岳も楽しんでしまうなんて、超アスリート〜
いつかは行ってみたい黒戸尾根、でも日帰りはないかもしれません〜
汗かきなので、雪が降る前の行くなら晩秋かな〜
ガッツリ山旅、お疲れ様でした〜
makibitoさん
はじめまして〜
コメありがとうございます。
快晴の甲斐駒ケ岳は最高でした。
黒戸尾根を登る前はどんだけしんどいんだろう?って不安でしたが、登り一辺倒でアップ&ダウンが1回しかなかったので精神的にいいです。好みのタイプです。
上がって下がっての繰り返しが多かったら精神的に参ってしまいますが、黒戸尾根は一回しかないので潔いというのか?なんだか好感?が持てる尾根でした。(意味分からんかと…)
四国の山仲間がさっそく黒戸尾根に喰いついてきたので今年中に再訪することになるでしょう。その時も快晴だったら黒戸尾根が病み付きになるかと…
ワラーチで登ってみたいと思います。
makibitoさんも是非、黒戸尾根を楽しんで下さい。
makiさん、こんばんは。
四国のDHTなshichiさんをお・も・て・な・しするには、普通の山歩きでは絶対に物足りないと思ったので、私の大好きな山ツアーを無理矢理組みました
何度か歩いた黒戸ですが、ちょっとした残雪でも雪山の経験値の低さからかヘロヘロの案内人となってしまいました
私も汗っかき
七丈小屋以外は水場がないので、水の担ぎ上げは必須かもです。
晩秋の黒戸は、黄葉が見事ですよ
ぜひ黒戸登ってHTの称号を(笑)
shichi7さん、がーねっちん、こんばんは&お疲れ様でした〜
残雪期の黒戸はやっぱり手強かったですかね( ̄▽ ̄;)
でも鳳凰山とかの絶景はがーねっちんの大好物だもんね〜(^q^)
プラス魔法の言葉で無事登頂できましたかね
あ、そうそう、HTclubのルーツが黒戸でしたね〜
shichi7さん、勝手に四国支部長お願いしてもいいですか〜?
nightbirdさん
おはようございます。
標高が上がるにつれて色んな景色がド〜ンと見えてくるので、頑張ったご褒美を沢山もらえた気分になって登るのが苦にならなかったです。
たぶん、近くに住んでたら月一で登るかな〜
それ程に良いところでした。
『絶景を完全燃焼で味わいたいなら黒戸を登れっ!』って、感じですね。
HTclub四国支部長ですか!?
私自身はノーマルな方だと思っておりますが…
まだまだ四国には超ド級のHTが山中に潜んでいます。
(60時間トレランしようか!とか…さすがにこれにはワクワクしないですけどね)
では、黒戸尾根コンプリートしたのでHTclub四国支部長を名乗らせてもらいま〜す。
ありがとうございます。
nbさん、わんばんこ。
ヤバイですよ。支部長計画は。
かなりのロング好きですから(笑)
こうやって広がって行くのもいいですね!
後ろから聞こえる魔法の言葉でなんとか残雪期の黒戸越えられました。
一人だったら撤退してたと思うくらいのへろへろでした。
でも山頂は最高でした♪
LINEでgarnetさんややグロッキー気味、大丈夫かな〜のメッセージを見て、背後からの悪魔のささやきを聞いて登るgarnetさんを想像してニコニコしながら仕事してました。鬼軍曹に追い立てられ登る我々の気持ちわかっていただけたでしょうか?
shichi7さんHTclub四国支部長任命とは・・・・・おめでとうございます
どうやらHTclubに加入したい仲間(ヘロヘロになりつつ早月尾根日帰りした)が黒戸尾根日帰りに喰いつき7月に計画中です。
制覇したらHTclub四国支部加入ですかね。
nanchiさん
ありがとうございます。
HTclub四国支部長に任命されて光栄です!
四国の山々で鍛えられた皆さんなら黒戸尾根は問題無く日帰りできるかと思います。
HTclubへ入会できるよう頑張って下さい。
また、その先には八ヶ岳全従が待ってますよ〜。
これは正直キツイかと思いますので、もうワンランクの脚力UPが必要ですね。
お互い頑張りましょう。
nanchiさん、こんばんは。
nanchiさんやミッコさんの気持ちがよーくわかりました(笑)
でも魔法の言葉の数々がなければ、マジでヤバかったかも..
四国チームの黒戸遠征、連絡もらった日程休めるように段取りますね♪
楽しい黒戸祭りだ!
ガーネッチン shichi7さん こんばんは〜
同じ日に尾白川駐車場にいましたよ〜
分かってたら、車にメッセージを花粉で書いたのに
なっちって〜
shichi7さんはじめまして
ガーネットさんより、健脚なのでしょうか
かなり体力もありそうですね
この日はホント終日天気も良くて最高の一日でしたよね
翌日も天気に恵まれたし、遥々四国からいらっしゃったので、晴れてくれてよかったですよ
お疲れ様でした
ponさん、おはようございます。
車に付いていたのはやっぱり花粉だったんですね
黒戸追いかけて来て、shichiさんとのスタスタ歩き対決なんて見たかったです
10日くらい前から天気予報にはヤキモキしてました。
雨予報から晴れ、雨予報と...
最終的にこんなスバラな天気で良かったです
雨だったら、シャトレーゼとかウヰスキー工場とかの観光レコなるとこでしたから
やっぱし、黒戸はスバラな道だと改めて思える楽しいコラボ登山でした
takaneponさん
おはようございます。
天候に恵まれて最高の遠征となりました。
360度のパノラマを見たらまた来たくなる気になりました。。
八ヶ岳や南アルプスの縦走チャレンジできるよう体力つけて再び遠征に来ま〜す。
親戚ネームのgarnet0823さん こんばんは。
初めまして shichi7さん 四国からようこそです
甲斐駒、赤岳と両日とも快晴で最高〜
辛さも景色見ると吹っ飛ぶ って感じではありますが。。。
連続の山歩き
次回はのんびりと七丈小屋でテン泊
親戚ネームで、黒戸尾根でグルメ登山を楽しむ会会長の823さん、おはようございます
途中で823さんのグルメ登山の話もしましたよ
ザックのサイドは、ストックじゃなくて長ネギの場所だとか(笑)
黒戸をあれだけ担ぎ上げるのは、大変だろうけど、あのテン場から見る景色でビールは最高かと思います
シャリバテ気味で途中からヘロヘロになり、翌日はshichiさんの登山口までの案内しかできないかも...なんて思うほど
ただ快晴の甲斐駒からの展望はスバラ過ぎて、下りは元気回復でした
テン泊での黒戸、かなりの魅力的な山行です
823さん
おはようございます。
七丈小屋でテント設営して
満天の星空
近ければすぐにでもそうしてみたいのですが、如何せん四国からは遠いです〜。
ですが、今年はアルプス遠征が増えそうな気がします。
ガーネッチン、遅くなりました〜
shichi7さん、はじめまして。
garnetさん冬山担当mgペアのmaruiですが、あのガーネッチンがヘロヘロになる位のshichi7さん、「走って下ると気持ちええよ」の囁きといい、HT四国支部長に相応しいDHTぶりですね
DHTペアの誕生に乾杯です
ガーネッチンも黒戸を歩いて吹っ切れたようで良かった。
そういえば昨年の黒戸からそろそろ1年、また行きたくなる魅力がありますね。また行ってみるかな〜
冬山担当mgペアのmaruiさん、こんばんは
黒戸、あれからもうすぐ一年ですか、早いですよね、月日が経つのは。
赤岳の文三郎の分岐から北稜を見て、やっぱりあそこは「あかん」と思いました。
四国支部長とよく登るnanchiさんの日々の楽しさ?苦しさ?を感じ取れました
残雪で体力削られ、ヘロヘロになって初めて黒戸歩いた時を思い出しました。
シャリバテ、七丈小屋撤退...
体力任せで山を甘く見ていた頃です
DHTな支部長との計画、足手まといにならないように、肉離れ再発しないようにトレーニングします
maruiさん
初めまして!
DHTペアですか!?(笑)
なんだか化粧品メーカーのようですが(笑)
そんなDHTペアで登った黒戸尾根は苦しんだ後の素晴らしい絶景のご褒美もあって大のお気に入りになってしまいました。
なかなか四国からは遠くて訪れる事ができないですが、機会を見つけて再訪したいと思います。
って、もうすでに四国支部内で黒戸尾根計画中のようですが…
HTな方が大勢いてますのでどうなる事やら
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