記録ID: 8702998
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アルパインクライミング
甲信越
烏帽子岩左稜線 四ノ楯手前のコルで敗退（山岳会山行）
2025年09月13日(土) [日帰り]
長野県
yama_pound
その他4人
体力度
2
日帰りが可能
体力度について
- GPS
- 06:51
- 距離
- 3.3km
- 登り
- 459m
- 下り
- 467m
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標高グラフを拡大コースタイム
日帰り
- 山行
- 6:52
- 休憩
- 0:00
- 合計
- 6:52
距離 3.3km
登り 459m
下り 467m
8:25
28分
金峰山荘駐車場
8:53
53分
左稜線取付到着
9:46
276分
左稜線登攀開始
14:22
55分
懸垂下降後に装備を片付け下山開始
15:17
金峰山荘駐車場
・コースタイムはヤマパン基準です。
| 天候 | 曇り→四ノ楯手前からの懸垂下降準備中に小雨 |
|---|---|
| 過去天気図（気象庁） | 2025年09月の天気図 |
| アクセス |
利用交通機関：
自家用車
|
| コース状況／ 危険箇所等 |
▶ルート状況（2025年9/13現在のものです。） ◆駐車場〜左稜線取付 ・アプローチはKさんTさんが今年のGWに来ていたので取付まで迷わず行けました。 ・渡渉は飛び石でクリア。 ◆烏帽子岩左稜線（5.8）（ルートグレードはトポ図からで、あとは個人的な感想です。） 【全体を通して】 ・伸ばせる限りロープを伸ばして終了点を構築したのでトポ通りにピッチは切ってません。ただ屈曲が多いとロープは重くなります。 ・終了点は木・ピナクル・角岩にスリング、クラックにカム、等で構築しました。 ・KさんTさんパーティーはつるべ登攀、ヤマパンMさんパーティーはヤマパンがオールリードで登攀。 ・KさんTさんパーティーとヤマパンMさんパーティーではピッチの切り方が若干違いがあります。 【1P（トポ2P目の途中まで）5.4、5.5、5.7】 ・木の生えた凹角は岩がガバなので岩がもげないかどうか確認して慎重に登りました。また濡れた木は滑るので注意。 ・クラックのあるフェースは上部の岩が少し濡れてて悪かったです。 ・テラスから上のクラックのあるフェースは問題なく登れました。 【2P（トポ4P目まで）5.6、5.7】 ・垂壁ですがホールドスタンス豊富。 ・最後のルンゼ状は直登するよりも少し右に出てフェースを登ると簡単でした。 【3P（トポ6P目まで）歩き、5.5】 ・リッジを歩いて階段を登って終了。 ・コンテで通過。 【4P（トポ8P目の途中まで）5.6、5.6】 ・カンテ状の岩場を登って凹角を登り終了。（先行KさんTさんパーティーはさらにカンテを登ったところでピッチを切ってました。） 【5P（トポ9P目の途中まで）5.6、歩き】 ・クラック左のカンテを登り、左のバンドをトラバース。トラバースは1段下りるとガバが使えて簡単でした。（スタンスもスメアが効いて良かったです。） ・トラバース後、左に屈曲するところでピッチを切るかどうか迷いましたが伸ばせるだけ伸ばしました。結局右に屈曲するところでロープいっぱいになりピッチを切りました。（先行KさんTさんパーティーは右に屈曲した先のピナクル（二ノ楯？）でピッチを切ってました。） 【6P（トポ9P目まで）歩き】 ・ただの歩き ・ロープいっぱいになったので三ノ楯稜線の側壁にあるクラックの基部の1段下でピッチを切りました。（フォローのMさんが登ってきてから基部のところに終了点を移動。） 【7P（トポ10P目途中まで）5.7】 ・三ノ楯稜線の側壁にあるクラック（5.7）を登りました。 【8P（トポ10P目〜四ノ楯手前のコルまで）歩き、懸垂下降】 ・コンテで懸垂下降支点まで行き、懸垂下降支点から50mダブルロープ2本で懸垂下降1回でコルまで下りました。 【下降】 ・コルから右へ50mダブルロープ2本で懸垂下降1回で下りました。 ・下山は明瞭な踏み跡をたどる。 |
写真
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落石等を考慮してKさん・Tさんペアのフォローが登り終えてから登攀開始。まずは木の生えた凹角
クラックのあるフェースは写真中央に見える木まで登りそこから少し右へ移動して上部のテラスまで登る。木から上は岩が少し濡れてて悪かった。
先行パーティーのKさん・Tさんはこの上でピッチを切っていたが、状況を聞くと場所が無いようなのでここでピッチを切る。
トラバースを終え左へ屈曲するところでロープを伸ばすかピッチを切るか思案中
6P目、先行パーティーのKさん・Mさんは三ノ楯稜線の側壁にあるクラックの基部でピッチを切っていた
6P目終了点。ロープが足りなかったのでここでピッチを切った。（フォローのMさんが登ってきてから基部のところに終了点を移動。）
協議の結果、四ノ楯手前のコルで敗退決定。コルから右へ懸垂下降で下りきた。
装備
| 個人装備 |
登攀装備1式
|
|---|---|
| 共同装備 |
【ヤマパン・Mさんの共装】50ｍﾀﾞﾌﾞﾙﾛｰﾌﾟ×2
ｱﾙﾊﾟｲﾝ用ｸｲｯｸﾄﾞﾛｰ×10
ｶﾑ（#0.3〜4）×1ｾｯﾄ
ﾏｲｸﾛｶﾑ×1ｾｯﾄ
|
感想
予定していた錫杖岳アルパイン合宿は天気予報が微妙だったので中止にして代わりに小川山クライミング合宿へ行ってきました。
Climbing
�ヾ響�
・初日の天気予報は微妙だったので計画していた烏帽子岩左稜線を止めて雨が降ってきても直ぐに退散できるどこか適当なショートルートの岩場に行こうかと駐車場で準備しているとSさんから『天気持ちそうですよ。折角だからアルパインルートに行けばいいんじゃないですか？』と言われ、何とかなるか？と気楽に考え烏帽子岩左稜線へ行きました。
・烏帽子岩左稜線の岩ですがトポ1〜2Pでは少し濡れているところもありましたが、他はしっかりと乾いていて快適でした。
・四ノ楯手前のコルで最終ピッチを登れるかどうかを時間も含めて協議した結果、今回はパスしましょうということになり、そこで敗退となりました。
・ノーテンで登れて特に印象に残っているところがなく核心の最終ピッチも登ってないので大言は言えませんが歩きメインの稜線という感じでした。
��反省
・特にありません
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