金剛山


- GPS
- 02:21
- 距離
- 3.9km
- 登り
- 729m
- 下り
- 227m
コースタイム
- 山行
- 3:11
- 休憩
- 0:02
- 合計
- 3:13
過去天気図(気象庁) | 2025年09月の天気図 |
---|---|
アクセス |
写真
装備
個人装備 |
ココヘリ
会員
004780-069
|
---|
感想
本日の山行ですが、
金剛山に行きました。
この記録は自分自身の戒めとして記録します。
1人の方がお亡くなりになっておられます。
山頂手前で体調不良のおじいさんに出会い、
(自分のスマホは圏外のため、電波の入る方にスマホお借りしてなんとか119緊急通報、
救急隊へ救助要請。(位置情報共有)。すぐに救助に向かうとのことでした。
その時点では
おじいさんの意識はあり、会話もできておりました。胸や背中に痛みがあるとはおっしゃっておられましたが。。すぐに看護師をされておられるハイカーの方2名がケアしてくれて、適切な対応が開始。
ザックを枕がわりに、呼吸しやすい体勢で
横になってもらい、声掛けしつつ、脈拍を計測されてたり、プロのお仕事だなぁ。と肩の力が抜けてきました。そうすると救急車両などの音が聞こえてきたため、しばらく待機していましたが、中々に救急隊が来られないため、自分は救急隊を迎えにいくため、来た道を引き返しました。
ほぼスタート地点に下山したところで警察の方にお会いし、状況説明。すると救急隊も含め、複数チームで救助に向かっているとのこと。また救助すべきおじいさんの場所もスマホの位置情報共有もしっかりできていることでした。
おじいさんとの出会った場所へ戻る途中に
下山しているハイカーからおじいさんが心肺停止したらしいとの情報があり、また看護師さん達が
心臓マッサージなどを試みているとのことでした。
え?どういうこと?状況の理解が追いつかないが
とりあえず、警察の方と一緒に現場へ急ピッチで
登りました。
現場についたら、看護師の方を中心に
心臓マッサージを交代で対応されており、おじいさんも完全に意識を失っている状況でした。
一緒に登ってきた警察の方は無線機で、ヘリコプターの手配や消防などとの連携を行うため無線機で対応中。
この時点で自分はもはや何もできることはなく無力でした。ただその場で立ち尽くし、様子をみることしかできず。心肺停止してから40分ぐらいが経過したころに、救急隊チーム10数名が到着。AEDなども試みておられました。
おじいさんの体の色は生気はありませんでした。
後の状況は端折ります。おじいさんはお亡くなりになられました。自分は第一発見者ということで
警察本部の事情聴取に協力してほしいとのことでしたので、山頂まで行ったのち、すぐに
警察の方と消防車両に乗り下山し、お話をしてきました。本当に悲しく、残念な気持ちでいっぱいです。何かもっとできることはなかったのか、自問自答。
さっきまで話せていた人が、こうも短時間で死に至る。山の中で体調不良がおきると
こんなにも救助されるまでに時間がかかる。
あと、警察、消防など本当に沢山の人が、1人の方の命を守るため必死で、動いて、それでもなお、救えなかったこと。
大変ショックな出来事でしたが、
遭難しないことの大切さを心の底から、感じました。
自身の山行に無理、無茶がないか、ルート計画、装備、体調管理などしっかり見直ししなきゃいけないと感じております。これは高齢者だからってことに限られるわけではなく、自身も含め全てのハイカーにとって、リスクはあることを再認識しました。
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する