【三百名山 オプタテシケ山】ガスと強風で途中撤退


- GPS
- 07:17
- 距離
- 14.6km
- 登り
- 943m
- 下り
- 945m
コースタイム
天候 | 避難小屋までは穏やかな感じでしたが、稜線縦走路に入ると、ガスと強風で苦行の登山となり、楽しく無いことから、途中撤退しました。下山後は、近くにある吹上温泉で2時間も源泉に浸かって、心身の疲れを癒やし、翌日の芦別岳登山に備えました。 |
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過去天気図(気象庁) | 2025年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
登山口から2km地点の標識の先までは樹林帯の中の一般的な登山道なので歩きやすいですが、その先、天然庭園の前後は、巨岩の上を飛び移るような感じで歩くので、転倒転落に注意。避難小屋の手前は、登山道が洗掘されていて歩きづらいです。 |
その他周辺情報 | 登山の前泊は、上富良野町にある国道237号沿いの見晴台公園にて車中泊しました。24時間利用できるトイレがあり、国道沿いにもかかわらず、夜は静かで熟睡できました。近所にコンビニがいくつかあり、食料調達などに便利。晴れていれば、十勝連峰の展望が楽しめます。 登山口に近い道の駅びえい「白金ビルケ」も候補になるかと思いますが、車中泊組が多く、かなり混雑していました。コンビニも近くには無いです。 |
写真
感想
ニセイカウシュッペ山に登った翌日は、十勝連峰縦走路の奥に聳える日本三百名山のオプタテシケ山を目指しました。
この山は標高2,013mと今回の遠征登山では唯一2,000mを超えており、北海道の名峰の中で9番目に標高の高い山です。そのうえ、美瑛富士登山口から往復するコースタイムは約11時間。特に、避難小屋から先の稜線歩きは5時間前後を要しますが、天候悪化の際は逃げ場がありません。そのため、早出するのはもちろんのこと、風が弱く見通しの良い気象条件で登山に望みたいところです。
しかしながら、この日は曇り空。美瑛富士避難小屋へと向かう登りの途中から稜線は見えていたものの、登るに連れてガスがかかり始め、避難小屋に到着した頃には、すぐ近くの美瑛富士さえもまったく見えなくなりました。
避難小屋で食事休憩をして一息つき、稜線の登りに取り付くとガスで視界は30〜40mほど。しかも強風も吹き付けるようになって、この稜線を5時間前後歩き続け、山頂往復することができるのか不安になりました。昨日のニセイカウシュッペ山もガスと強風の中の苦行登山でしたが、これでは2日連続での苦行登山になってしまいます。常日頃から展望の期待できる良い気象条件でのみ登山をしている私としては、このような楽しくない登山は願い下げです。ということで、途中撤退を決意。
避難小屋まで下ってくると、静岡から来たという登山者と出会い、立ち話。私が「稜線はガスと強風なので撤退し、別の機会に再訪する」と話すと、「なかなか北海道には来られないので、行けるところまで行ってみる」とのことでした。無理しないようアドバイスをして下山を続けると、なんと途中からガスが取れ始め、山頂への稜線が見えるようになりました。また登り返そうか少し迷いましたが、午後には一時雨の予報も出ており、すでに登頂意欲は萎えてしまったので諦めました。実際、登山口に戻る直前には雨も降り出したので、この判断は正解だったと思います。
下山後は、近くの吹上温泉白銀荘で露天風呂やサウナに浸かりまったりして、翌日の芦別岳登山に備えました。この山には、来年の秋にでも再訪したいと思います。
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