峰谷より千本ツツジ・高丸山・日陰名栗山を経て峰谷へ


- GPS
- 07:40
- 距離
- 19.3km
- 登り
- 1,867m
- 下り
- 1,873m
コースタイム
- 山行
- 6:25
- 休憩
- 1:06
- 合計
- 7:31
9:42 林道ゲート
9:50 赤指尾根登山口
10:41 赤指山直登分岐
11:02 赤指山・峰谷バス停分岐
11:12 ナラノキヤスン場
11:59 峰谷分岐
12:07 千本ツツジ
13:00 高丸山
13:30 日蔭名栗山
13:54 巳ノ戸ノ大クビレ
13:57 鷹ノ巣山避難小屋
14:10 鷹ノ巣山の水場
14:27 P1474
14:41 モノレール終点
15:15 浅間神社
15:24 浅間尾根奥口
15:31 鷹ノ巣山・峰谷分岐
15:59 雨降滝〈峰谷川〉
16:11 下りのカヤ〈白髭神社〉
天候 | 曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2025年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
|
コース状況/ 危険箇所等 |
・バス停傍から車道に抜ける近道は歩かれていないようで分かりませんでした。 ・赤指尾根上の標高1400m超あたりで道の真ん中に蜂の巣がありました。 ・他は明瞭で危険箇所もありません。 |
写真
感想
毎週のように山に登っているが、登る気満々、楽しみで仕方無いという事はまずない。朝起きた時から登り始める時まで、「登らなくて良い理由」を探している。
それでも折角の九月の連休だからと赤指尾根から雲取山を巡る一泊二日の計画を立てた。朝起きると、いつものさぼりたい気持の上に正体不明の大きな不安が乗っかるのを感じた。惰性で準備をして朝食を採り、天気予報を確認して「これか」と合点した。翌日が雨予報に変わっている。幸い(これも惰性で)始発に乗る予定だったので、まだ同じ赤指尾根コースを登れる。宿泊用の食べ物と道具をザックから引っこ抜いて、出発した。
赤指尾根に登って千本ツツジに着いたとして、どう歩くか。未踏のヤケト尾根や高丸山北尾根も気になるが、何の下準備もしていない。水根沢だとマンネリが過ぎる。大差は無いが浅間尾根を降りる事にした。体調と気温が許したので石尾根は稜線を歩いた。
赤指尾根は何度か登った筈だが、まさかの登山口で迷った。峰谷バス停に近道を示す道標があるが、殆ど歩かれていないようで、沢と堰に阻まれてしまった。諦めてバス道を戻って車道を辿った。もう一箇所道標が示す近道は何なく見つけ、花入神社から峰集落へ出る。奥集落と同じく東京都最高峰で末端の集落だが、多くの家に車が停まっていた。
赤指尾根は奥多摩屈指の人気コースである鴨沢のすぐ隣だが、他に誰も歩いていない。ひたすらに尾根腹を地道に巻くので楽ではあるが、最後を除いてずっと杉の植林地だ。単調な事この上無い。これまた惰性でダラダラ歩いていたら登山道のど真ん中に蜂が営巣していた。
千本ツツジで粗末な弁当を使いつつ隣の高丸山、日陰名栗山を眺める。高そうに見えるが足は行けると言っている。稜線コースをそのまま進むが、アザミ等の下草で歩きにくいところもあった。
高丸山とのタルで熊鈴が聞こえてきた。巻き道を歩く単独男性の後ろ姿が見える。ここで「ウワッ」と叫ぶと驚いてこけるか一目散に逃げるか等と碌でもない事を考える。結局山中で会った人間は彼を含めて3名だった。
石尾根の稜線からは富士山が綺麗だ。今日は曇天だが、運良くその輪郭と手前の山々が水墨画の如く濃淡を成している。何度も見とれて足を止めた。
浅間尾根を降りてもバスには早いし暑いだけだ。尾根の途中で大規模な椎茸畑を通るが、殆どのホダ木が倒れている。麓で聞くと、猿に食われたそうだ。確かに二回ここで猿を見かけたが、今日は居ない。
峰谷バス停へ向かう近道で通る三沢集落で畑を手入れする女性に驚き(失礼な話だ)、峰谷では新しいカフェ(峰谷ショップ清流荘)が出来ているのに驚愕して山行を終えた。
今回は上りで乳酸を足に感じたが、特定の箇所が痛くなる事は無かった。やはり息が先に切れるので、そちらが一番の課題だ。
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