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Yamareco

記録ID: 8687566
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
奥秩父

笠取山

2025年09月14日(日) [日帰り]
情報量の目安: A
都道府県 埼玉県 山梨県
 - 拍手
ma-sama その他2人
GPS
06:20
距離
10.5km
登り
770m
下り
772m

コースタイム

日帰り
山行
5:25
休憩
0:56
合計
6:21
距離 10.5km 登り 770m 下り 772m
5:24
2
スタート地点
5:26
5:27
34
6:01
6:02
53
6:55
7:06
18
7:24
7:38
14
7:52
7:53
4
7:57
7:59
7
8:06
30
8:36
8:44
7
8:51
8:53
21
9:14
9:15
7
9:22
9:34
9
9:43
9:44
5
9:49
25
10:14
10:16
62
11:18
27
11:45
ゴール地点
天候 曇り
過去天気図(気象庁) 2025年09月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
国道114から駐車場までむちゃくちゃ狭い道なので気を付けてください。
駐車場は無料。トレイ有
コース状況/
危険箇所等
とてもゆるい山道です。
その他周辺情報 下山後は「大菩薩の湯」で決まりでしょう。
駐車場はこんな感じ。この駐車場から数メール先に5台ほど駐めれる駐車場あります。でも、ここが一番大きいでしょう。十数台しか駐められませんけど。
2025年09月14日 05:27撮影 by  Pixel 8 Pro, Google
9/14 5:27
駐車場はこんな感じ。この駐車場から数メール先に5台ほど駐めれる駐車場あります。でも、ここが一番大きいでしょう。十数台しか駐められませんけど。
駐車場からすぐに登山口があります
2025年09月14日 05:29撮影 by  Pixel 8 Pro, Google
9/14 5:29
駐車場からすぐに登山口があります
川の音に癒やされながらが良い!
2025年09月14日 05:48撮影 by  Pixel 8 Pro, Google
9/14 5:48
川の音に癒やされながらが良い!
笠取小屋
2025年09月14日 07:23撮影 by  Pixel 8 Pro, Google
9/14 7:23
笠取小屋
笠取小屋のすぐ近くのトイレ。作りは駐車場にあったものと同じ感じ。比較的キレイ。
2025年09月14日 07:41撮影 by  Pixel 8 Pro, Google
9/14 7:41
笠取小屋のすぐ近くのトイレ。作りは駐車場にあったものと同じ感じ。比較的キレイ。
ここが一番のメイン。ここを登ると山頂です。
2025年09月14日 08:09撮影 by  Pixel 8 Pro, Google
9/14 8:09
ここが一番のメイン。ここを登ると山頂です。
笠取山の山頂。
2025年09月14日 08:27撮影 by  Pixel 8 Pro, Google
9/14 8:27
笠取山の山頂。
山頂から遠目に富士山や雲海が見えました。
2025年09月14日 08:29撮影 by  Pixel 8 Pro, Google
9/14 8:29
山頂から遠目に富士山や雲海が見えました。
ここも山頂かな?!
2025年09月14日 08:50撮影 by  Pixel 8 Pro, Google
9/14 8:50
ここも山頂かな?!
水干。ここからの1滴が多摩川や荒川になるんです。
2025年09月14日 09:23撮影 by  Pixel 8 Pro, Google
9/14 9:23
水干。ここからの1滴が多摩川や荒川になるんです。
下山まであと少しのところ。
2025年09月14日 11:00撮影 by  Pixel 8 Pro, Google
9/14 11:00
下山まであと少しのところ。
下山後の大菩薩の湯。サウナもあります。脱衣所はカゴ。ロッカーはありません。貴重品は脱衣所前の貴重品ロッカーへ。
2025年09月14日 13:54撮影 by  Pixel 8 Pro, Google
9/14 13:54
下山後の大菩薩の湯。サウナもあります。脱衣所はカゴ。ロッカーはありません。貴重品は脱衣所前の貴重品ロッカーへ。
県外からの人は\700になります。
2025年09月14日 13:56撮影 by  Pixel 8 Pro, Google
9/14 13:56
県外からの人は\700になります。
大菩薩の湯の入口
2025年09月14日 13:56撮影 by  Pixel 8 Pro, Google
9/14 13:56
大菩薩の湯の入口
大菩薩の湯の駐車場からここを乗っていくのですよ。
2025年09月14日 13:57撮影 by  Pixel 8 Pro, Google
9/14 13:57
大菩薩の湯の駐車場からここを乗っていくのですよ。
シャインマスカットっておいしいですよね。
基本面倒なフルーツは苦手ですが、これはそのまま食べられるのが良いです。
2025年09月14日 14:37撮影 by  Pixel 8 Pro, Google
9/14 14:37
シャインマスカットっておいしいですよね。
基本面倒なフルーツは苦手ですが、これはそのまま食べられるのが良いです。
お店内が混んでいたので、バルコニー的なところを案内してもらいました。待ち時間ゼロでいけました。
2025年09月14日 14:39撮影 by  Pixel 8 Pro, Google
9/14 14:39
お店内が混んでいたので、バルコニー的なところを案内してもらいました。待ち時間ゼロでいけました。
ほうとう旨し!別の美味しいお店と比較してしまうと劣る感想ですが、これはこれとして、満たされました。
2025年09月14日 14:51撮影 by  Pixel 8 Pro, Google
9/14 14:51
ほうとう旨し!別の美味しいお店と比較してしまうと劣る感想ですが、これはこれとして、満たされました。
談合坂SAで食べられるシャインマスカット+みるくソフトクリームです。美味いんだなこれが!!
2025年09月14日 16:45撮影 by  Pixel 8 Pro, Google
9/14 16:45
談合坂SAで食べられるシャインマスカット+みるくソフトクリームです。美味いんだなこれが!!
撮影機器:

装備

個人装備
ザック 登山ブーツ レインウェア上 レインウェア下 トレッキングパンツ アンダーウェア ファーストエイド ガスカートリッジ バーナー 行動食 スマホ(GPS) アクションカメラ ポール 帽子 サコッシュ モバイルバッテリー 電子タバコ ハイドレーション

感想

三連休の空模様は「気持ちは晴れ、天気は微妙」。でも我々は行く。どこへ?“未踏・二千メートル前後・抜群の眺望”で検索した結果――笠取山、君に決めた。14日、午前1時。眠気ゼロのいつもの三人で中央道をスイスイ。談合坂SAでお腹の深夜補給して勝沼ICを降りた瞬間に事件発生。「コンビニ…ない?」 まさかの無人地帯。文明を求めて市街地へ逆走ダッシュ、無事に行動食を確保。ありがとうコンビニ、君は現代の山小屋だ。

駐車場へ向かう細道は、もうヒヤヒヤ。対向車が来たら人生の振り返りを始めるレベル。ヘッドライトの白い光だけが心の支え、肝を冷やしながら5時に駐車場着。すでに10台以上。みんな、あの細道を突破してきたの?運転スキルまで山級。トイレは紙アリで比較的キレイ、でも手洗いは雨水式らしくこの日は無反応。きのう雨、降ったよね…?という蛇口への問いかけは空へ消えた。

歩き出して二分で気付く。「この山、やさしい」。傾斜がふわふわ、空気はさらさら。どこかに急登が隠れてるはず…と警戒したまま笠取小屋へ。テント場まであるのか!と驚いて、到着五秒で休憩開始。いや、休むの早い。気合い入れ直して再スタートしても、道は相変わらず“やさしいの極み”。ネットでみた急斜面に到着しても「え、これが急?」とサラッとクリアして、気付けば山頂イン。
そこからの景色で、言葉がいったん終了。富士山が遠くにドン、雲海がふわり、緑が視界を独占。標高の風は心地よく、体感20℃切り。湿気も控えめ。民家も道路も視界に入らない純度100%の自然に、胸の中でスタンディングオベーション。海も好きだけど、いまは完全に“山派”。分かりやすい浮気。(誰に)

下りも“やさしい”が続く。いつもはひざが「はい休憩!」とストライキするのに、今日は沈黙。え、ひざ、元気じゃん?痛くないだけで楽しさは二倍。癒やしの下山。途中、仲間の博識が炸裂。「ここ、多摩川と荒川の“最初の一滴”が生まれる場所だよ。水干(みずひ)」。は?? さっき落ちた雨が地面に染み、ろ過され、小川になって、多摩川を下って東京湾まで約138km――その起点が、いまここ。急に背筋が伸びる。笑いながら歩いてたのに、気付いたら目頭がじんわり。自然ってスケールの出し方が反則。

笠取小屋に戻ると説明看板。昔は焼畑の火事で“ハゲ山”になり、そこから人の手で植え戻していった歴史。作業員の宿泊のために建てられたのが小屋のはじまり。木が無い時代は土砂崩れや水害も多かった――いま風に揺れる若木たちは、誰かがコツコツ積み上げた時間の結晶。さっきまで「ゆるいね〜」と笑ってた足取りに、物語の重みがそっと乗った。帰り道は小川の音がBGM。心まで浄化コース、完了。

※駐車場では携帯の電波はどのキャリアも入りませんでした。StarLinkはOK。
 山頂では電波入りました。Yamapの地図は予めダウンロード必須です。

下山後は「大菩薩の湯」で汗と一緒に疲れを流して、サウナまでサクッと満喫。ご飯はもちろん“ほうとう”…のはずが、行った先は行列ギッシリ+本日終了のダブルパンチ。ほうとう難民と化して彷徨い、奇跡的に一台分空いた店へスライディングイン。メニューは潔く一択しかなかった(1,600円)。味は“チェーン店の小作と比べたらイマイチ。でも空腹は最強のスパイス、秒で完食、心は満腹。

さあ帰ろう、勝沼ICから――え、渋滞フルコース?都内まで真っ赤、事故祭り。Googleマップでみるとレッドカーペット状態。泣きながら談合坂SAに避難して、シャインマスカット+みるくのソフトで魂を回復、そしてスタバのコーヒーフラペチーノで脳みそに電源オン。ついでにちょびっと自宅にお土産購入。そこからも渋滞→渋滞→渋滞。到着は20時すぎ、往路3時間・復路5時間。今日のMVPはハンドルを握りしめた私に決定。

結論。笠取山は“ゆるいのに、深く沁みる”。ひざは無傷、心は満タン。「達成感」より「幸福感」。初心者も子どももご年配も、笑って歩いて、気付けばちょっと泣ける。誰かに「絶景で優しい山ある?」と聞かれたら、私は迷わずこう言う。「笠取山、行っとけ。笑って登って、感動して降りてこられるから」。
渋滞なけりゃもっと良かったんだけど。。しかし、ホントにとても良い山でした。

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