田口城跡〜龍岡五稜郭
長野県
Lunasa
体力度について
- GPS
- 03:58
- 距離
- 16.2km
- 登り
- 265m
- 下り
- 270m
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| 天候 | 曇りときどき雨 |
|---|---|
| 過去天気図（気象庁） | 2025年09月の天気図 |
| アクセス |
利用交通機関：
電車
新大阪-名古屋 6:45-7:34 新幹線のぞみ290号 (指定席特急券2530円) 名古屋-篠ノ井 8:00-10:51 特急しなの3号 (自由席特急券2420円) + 乗車券7150円 篠ノ井-小諸 11:18-12:11 しなの鉄道 (980円) 小諸-北中込 13:00-13:23 JR小海線 (240円) ナガノアニエラフェスタ2025 北中込-小諸 21:03-21:26 JR小海線 臨時便 (240円) 小諸-上田 21:56-22:16 しなの鉄道 (410円) 前泊 上田-小諸 7:01-7:22 しなの鉄道 (410円) 帰り） 小諸-龍岡城 7:47-8:23 JR小海線 途中下車 龍岡城-小淵沢 12:42-14:24 JR小海線 小淵沢-塩尻 15:29-16:41 JR中央本線 塩尻-中津川 17:06-18:51 JR中央本線 中津川-名古屋 18:55-20:19 JR中央本線快速 名古屋-米原 20:30-21:38 JR東海道本線快速 米原-野洲 21:41-22:14 JR琵琶湖線快速 野洲-大阪 22:19-23:17 JR琵琶湖線新快速 (8360円) |
| コース状況／ 危険箇所等 |
危険箇所なし。 田口城跡 (城山) の北側は車が通れる砂利舗装路。ただし今は倒木で車両通行不可。展望台周辺と南側は登山道。粘土質でやや滑りやすい。熊も出るそう。 龍岡五稜郭の外周は4-10時は草叢。草の背は低いが靴が種だらけに。お濠に落ちないよう注意。 |
| その他周辺情報 | 龍岡城駅近くにコンビニ。臼田駅に自動販売機と周囲に少し商店。 やはり見どころは龍岡城跡。資料館「五稜郭 であいの館」でお土産のお菓子やタオルが買えます。近くに川村吾蔵記念館も。 |
写真
向こうに停まっているあれに乗っていきます。JR小海線の世界初のハイブリッド営業列車キハE200形。車内に誇らしげに解説板が掲げてありました。
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帰りにも乗り継ぎ待ちした小諸駅。お昼にピザを食べたE'cuveこもろ。店員さんはちょっと不慣れな感じがしましたが (新人さん?)、親切ないい店でしたよ。
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三度小諸駅。待合室で古い鉄道部品を売っていました。犬釘安いですね。テント泊する人はペグの代わりにどうですか？…重いと思いますが。
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大阪までの乗車券を買おうと思ったらみどりの券売機がありませんでした。上田駅で発券しておけばよかった。代わりにこの証明書を貰いましたが、すごいですよこれ。ポスターか何かの裏紙利用。ある意味偽造困難ですけど…
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遠景。築城主が西洋城塞への興味が昂じて建てたもので防衛施設ではなくあくまで居館だという説が。そりゃそうですね。こんな麓近くに建てたら山の上から大砲打ち込み放題。
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展示はほとんど五稜郭関係ですが他のものも。『北斗の拳』のデザインマンホール。原作者武論尊は佐久市の出身。北斗七星の形に配置されている凝りよう。佐久市は星空が売りなのでピッタリ。
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カメラロールを見直したら史料館にもマンホール蓋の展示があるのに気づいたので戻ってチェック。外にあります。私はこれのアニメ世代なので刺さります。
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岡崎市の内藤ルネのマンホール。築城主松平乗謨は三河奥殿藩の殿様だったのですが、広大な飛地を持っていたここ田野口に移転してきました。その縁で佐久市と岡崎市は「ゆかりのまち」提携をしています。
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旧臼田町はJAXAの当時東洋最大の64mパラボラアンテナがあり特に「星の町」をアピール。通りにも星座の名前がついていたりします。これは双子座？
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駅の近くまで来たら踏切が鳴り出したので「やばい、列車の時刻間違えたか!?」と思ったら小海線の観光列車「HIGH RAIL 1375」でした。「(志望校に) はいれ〜る」の語呂合わせで受験生にも人気。
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小海線を乗り通します。普通鉄道で日本最高所にある野辺山駅。降車するお客は多かったのですが、停車時間が長いので記念撮影してる人も。
小淵沢駅到着。山賊そばで昼食。海賊の方はサメ肉の揚げ物ニンニク風味らしく気になったのですがあいにく売切れ。山間部で海の魚と言えばサメ🦈ですね。中国山地もそう。
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装備
| 個人装備 |
長袖シャツ
ズボン
靴下
雨具
日よけ帽子
靴
ザック
昼ご飯
行動食
非常食
飲料
地図（地形図）
コンパス
笛
ヘッドランプ
予備電池
GPS
筆記用具
ファーストエイドキット
携帯
時計
タオル
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感想
この3連休は佐久市で開催される野外音楽フェスに行ってきました。フェス自体は土日の2日間なのですが、私の目当ては1日目の出演なので1泊して明くる日曜は近くの山に登る計画で。筑摩山地の東側は来るの初めてですが、関西からだと東海道新幹線、東京経由、北陸新幹線と乗り継ぐ方が速いんですね。高くつくし、聴きたいバンドはトリだったので名古屋から特急しなので行って開演から遅れて入りましたけど。
始発に乗ってすべての乗り継ぎを5分以内で済ませれば2時間も早く着ける計算で開演時刻にも間に合ったのですが、実際行ってみると改札出て切符買わないといけないので運が悪いと無理だったかなと。みどりの券売機で通しで買えるようにしてくれないですかね。どうせ改札出ない連絡乗車券売ってるんですから。窓口とかネットだと買えるのかしら…
3連休の初日は人の流れが逆なのか名古屋までののぞみは空いていました。確か2人掛けで隣には誰も来なかった。ところが名古屋からの特急しなのは一気に混雑して次の千種で自由席は満席に。指定席も売切れとアナウンスが入り、この日は12分後名古屋駅発のしなの83号という臨時便も出ていました。ここからは下りだからでしょうか。篠ノ井線、しなの鉄道は立ってる人もいるけれど歯抜けのように空いている席にも坐れるくらいの混雑。小海線はそれよりもう少し混んでいて立っていました。同じ行き先だろうなというお客もちらほら。
ライブの立ちっぱなしは疲れますね。登山で半日程度歩き続けるのはそうでもないのですが。組み立て式の椅子を持って行こうかと思ったのですが翌日以降荷物になるのでやめました。いっぽう途中1,2曲の間ですが俄かに本降りの雨になったので山用のレインウェアは活躍。20時過ぎの終演までほとんどのお客が残っているように見えたので、あのローカルな無人駅に来る列車に乗りきれるかな、これ逃すと次は終電なんだけど…と不安を覚えましたが、確かにホームいっぱいに人が並んだものの余裕で乗り切れました。列車はこのイベントに合わせた臨時でホーム目一杯ある3輌編成でしたし。あと佐久平駅とのシャトルバスや自家用車利用の人も相当いたものと思われます。列車に乗った人もその佐久平駅でどっと降りて行きました。新幹線で来られたのでしょうか。東京から長野は時間的に近くていいですねえ。
なお宿の方も探し始めるのが遅く3連休とあってか安いところは全然空いておらず、お馴染マンガ喫茶に逃げ込むことに決めていたのですがここも予約は埋まっていたので、フェス2日目にも参加する人がこの辺りで一番の都市上田に流れ込んでくるのではと心配していましたが普通に鍵付き個室が取れました。2~4人用のVIP室しかないので料金は2人分ですがそれでも安いです。ただとりあえずチェックインして近くのチェーン店で晩御飯を食べていたら隣の人はフェスのリストバンドを着けていたので全くの杞憂でもなかった模様。あと数人ですが北中込駅で小海方面行きの列車を待つ人もいて、もう清里や野辺山にはたどり着けませんし、あの人たちはどこに泊まったんでしょうね。中込駅周辺に何軒かある旅館とか？
で翌日は上田駅からバスで菅平に向かって四阿山に登るつもりだったのですが朝からあいにくの雨。次第に回復する予報だったのですが、この時点で雨雲レーダーでは上越地方に大雨が降っていてもしかするとこの後こちらに流れ込んでくるかもという風向き。予報では風も強いですし、2000mを超える高山で暴風雨に遭遇するのは怖いので今回は見送ることにしました。南の方は雨が弱いようだったので、代わりにもし気が向いたらもう1泊して3日目帰り途に立ち寄ろうかなと思っていた龍岡城に行くことにしました。ここには日本に2つしかない五稜郭のうち、有名じゃない方があるのです。
北中込駅で降りたのは私の他は何かの運動部かなという感じの学生さんグループだけ。まずは五稜郭を見下ろせる展望台のある城山へ向かったのですが他の人はみんな逆方向でした。山の中では誰にも会わず。北側からは車で登るコースなのに倒木で入口が塞がれているから無理もありません。私は南北に山を縦断して登山道を下って五稜郭へたどり着きました。
隣にある史料館が小ぢんまりとしている割に展示が充実していてじっくり見てしまいました。入った時はお客は私1人でしたが、ちょうど出てくる人とすれ違いましたし、長居している間に10人以上は新しい人が入ってきてなかなか人気のようです。なんでも龍岡五稜郭は続日本100名城に指定されてから訪れる人が増えたとか。そういえばみんなスタンプを押したり御城印を貰ったりしていました。私は玉子せんべいと五稜郭の星印が入ったタオルを購入。タオルはシンプルなデザインと、片方にスリットが空いていて首にかけた時に反対の端を穴に通すことで落ちにくくなるという機能性が気に入ったので。今度山で使ってみようと思います。
史料館はシニアのご婦人2人が店番をされていたのですが、ちょっとお話をした時に倒木の話になり今車が入れなくなっていることをお伝えしました。最近他の倒木を処理して通れるようにしたばかりという話だったので本当にごく最近倒れたようです。私が見せたスマホの画面を撮って誰かに送ったり電話をかけたりしていたので、当局は覚知していると思われますがいつ復旧するかは判りませんね。お金もかかるでしょうし。まあレコのために写真を撮っていましたし、登山計画も立てていたおかげで場所も正確に伝えられたと思います。ヤマレコの効用です。その後やって来た人たちのうち半分くらいは車で展望台に登るルートを尋ねて倒木のことを聞かされていましたしお役に立って何より。車で行けないなら徒歩では、と訊いていた人もいましたが南側登山道はあまりおすすめされていませんでした。確か案内図にもそのまま「おすすめはしません」て書かれていましたし。ちょっと滑りやすくて登山するつもりで来ていない人にはどうかなと思ったので私も黙っていました。ハイカーならなんてことない道でしたが。
思わず長居をしてしまいましたが、それでもまだ列車までには時間があるので隣の臼田駅まで歩いて、近くにある「北斗の拳」マンホールをもう1つ見に行くことに。結局見つけられなかったのですが。地図上で示されているマンホールがあるはずの道は歩いたのであんなカラフルな蓋があれば気づいていると思うんですが。何かの事情で移動しているとかでしょうか。その代わりに稲荷山に登りました。こちらは登りと下りで1グループづつとお会いしました。あと頂上のコスモタワーのある公園では遊具で遊んでいる子供連れが何組か。意外な人気でした。
さて稲荷山からは臼田駅が近いのですが、今日は日本一の高所にある普通鉄道駅、野辺山駅を見て帰ろうと決めていたので、それならついでに小海線も乗り通そうということで龍岡城駅まで戻りました。このまま臼田駅から乗っちゃうと1駅間が空白で残りますし、乗車券は買っているので気分的にもったいないです。昼過ぎにやって来た列車は朝と違ってなかなかの乗車率ですがまだどうにか空いている席に坐れるくらい。でもそこからは降りる人より乗ってくる人が多く徐々に混雑が高まります。ハイカー風の人が目につきましたね。どこの山でしょう。しかし野辺山駅でどっと降りて次の清里でまたどっと乗ってくる感じ。清里は解りますが、野辺山がこんなに人気だとは知りませんでした。国内普通鉄道最高所というから辺鄙なところかと。まあ私は今回は野辺山駅の標高を示す標柱が見られただけで満足です。あと清里との間で鉄道の最高地点の石碑も見られました。一瞬で写真には撮れませんでしたが。
ちょうどこれが特急料金なしで帰れる終電だったので小淵沢からも塩尻、中津川、名古屋と普通電車で移動することに。明日はまだ休みですし疲れたらその時から特急なり新幹線なりに乗るつもりで。龍岡城にいる時にいっそ上田にもう1泊して3日目に四阿山に登ろうという考えも浮かんだのですがまあ2日間で結構満喫したしいいかなと。中央西線は最初空いていましたが多治見と大曽根で大勢乗ってきて通勤電車のような混雑に。どうも多治見ではコスプレイベント、大曽根ではナゴヤドームでアイドルか何かのコンサートがあったみたいで、みんな思い思いに3連休を楽しんでいるなあと。
名古屋に着いた頃にはもういい加減普通電車は飽きていたのですが、ようやくここから快速が使えるのにここで諦めるのはもったいないということで、米原行きの快速に乗車。これは名古屋始発じゃないので混んでいましたが岐阜から坐れるように。米原発の快速と野洲発の新快速はガラガラでした。大阪駅でふと気づくとザックのサイドポケットに入れていたペットボトルがありません。新快速の車内では飲んでいたので、窓枠に乗せたまま忘れたか、落として音で気づかなかったかのどちらか。まあ車内か駅構内のことなので駅員さんが拾って捨ててくれるでしょうし山で落としてずっと残るかもしれないのより気は楽なのですが、今までそんな大きなものを落としたり忘れたりしたことがないので老化を感じてちょっとショック。まあ疲れていたんでしょうがそれもやはり老化ということに。心身の衰えは技術とか経験とか習慣でカバーしていきましょう。「あとみよそわか」です。
しかし1日これだけ乗って乗車券は8000円あまり。新仕様の18きっぷ3日券1万円で登山のための交通費を安く上げようというのは難しいなと感じますね。1泊2日で2日間5000円づつ使おうとすると移動だけで終わってしまい山に登る時間が無さそうですし、2泊3日で1日目と3日目に使おうとすると1泊減らして特急使った方が安いんじゃ？と。「秋の乗り放題パス」なら今年はお値段据え置き7850円なのでまだ少しは可能性があるでしょうか。
さて今回は雨で本来の目的の山には行けませんでしたが、五稜郭と小海線という代わりのイベントを組み込めたので案外満足です。五稜郭は一応山登りも含まれますし。日時固定のイベントと組み合わせると (私にしては) 早めに予定が立てられていいけどまあ天気は祈るしかないよね、と。小海線のお蔭で長野県の東側の位置関係も少し頭に入りましたし今後に活かせそうです。四阿山や浅間山などこの辺の山に来ることもあるでしょうし、日本で一番海から遠い地点も行ってみたいですね。
こっそり拍手
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佐久市、臼田町界隈お疲れ様でした
コロナ以降はほぼ訪れていませんが、それ以前は新幹線が佐久平駅を通るよりも前から、Lunasaさんが歩かれたり、宿泊した上田やご飯を食べた小諸やら小淵沢近辺を、毎年の様に行ってました
五稜郭は未だ学校があった頃に行きました
子供達が校庭で、休みの日にサッカーか野球をしていた様な記憶があります
稲荷山公園は、我が家のみの呼び方ですが「ロケット公園」として子供が小さい頃はしょっちゅう遊びに行きました
一番上からの眺めは素晴らしいのですが、ゴールデンウィークだとクーラーの効いていない展望台はサウナ状態で直ぐ降りてしまいました
公園内の長い滑り台を滑った事も思い出されます
レコを拝見して色々思い出しました
ありがとうございます
こちらでは初めまして。お名前は☆Parsleycandyさんの日記でかねがね拝見しておりました。
函館のに較べると圧倒的に知名度のない龍岡五稜郭のレコ、行ったことのある方のお目に留まって嬉しいかぎりです。貴重な思い出話をありがとうございます。この辺りは新幹線が通って東京からは近くなったのでしょうが路線は複雑になりましたね。特に西側から行くと。並行在来線が3セク化したかと思えば篠ノ井ー長野間はそのままだったり。
コスモタワーの展望台は私が登った時も暑かったです…雨雲で遠望は利きませんでしたが宇宙船？をモチーフにしたらしいその滑り台は足元によく見えました。
五稜郭で遊ぶ小学生も見てみたかったですね。校庭の端に1年から6年まで書かれた札が間隔を開けずに立っていまして多分全校集会の時の整列位置を示していたのでしょう、児童の少ない学校の名残を感じました。
コメントありがとうございました。今週末は上高地ですね。お気をつけていってらっしゃいませ〜
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