飯道山 / スリリングな行場巡りからの山頂クッキング!


- GPS
- 03:36
- 距離
- 3.9km
- 登り
- 357m
- 下り
- 363m
コースタイム
天候 | 快晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2025年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
登山口〜山頂は特に危険箇所なし。 飯道神社裏の行場は自己責任で。 |
写真
感想
義妹から色々と山ごはんをいただいたので、先月に釈迦ヶ岳に行った際に食べようと計画していたのだが、天気予報が下り坂だったので(実際に下山後は雷雨だったらしい)その時は食べずに急いで降りてきたため、どこかで近いうちにリベンジしようということに。
んで、去年にひるねと2人で登った滋賀の飯道山がサクッと登れて山頂には立派なベンチとテーブルがあったので山クッキングにはちょうどいいんじゃないかということに。ついでに飯道神社の裏にはなかなかスリルのある行場があるので、義妹と残念嬢を連れて行ってやろうということになり4人で行くことに。
6時に義実家へ義妹と残念嬢を迎えに行く。いつもの吉野家で朝メシを食って名阪国道を爆走し、伊賀から信楽に入って宮町へ。8時半に白髭神社下の登山口へ到着、装備を整えて登山開始。
階段の登山道を30分ほど登って行くと立派な鳥居の飯道神社に到着する。しばらく進むと左下・行場方面と右上・本殿方面に道が分かれる。行場めぐりは左からの時計回りが推奨されている。
近江大峰とも呼ばれる飯道山。戦国時代は甲賀忍者の修行の場でもあったという。江戸時代には山全体に神社仏閣が建ち並んでかなり隆盛していたようだ。
トラバースをガンガン下っていき、天狗岩をすぎると最初の難所である不動の押し分け岩と平等岩が見えてくる。まずはザックを下ろして岩の狭い隙間を潜り抜ける押し分け岩へ。実にメタボチェッカー。平等岩は縄梯子とクサリがかかってはいるが、スタンスもホールドも乏しくまず上に辿り着くのにかなり難儀する。岩の上からは眺めはいいがそれだけ高度感がものすごく、岩の周囲に張り渡されたワイヤーを足場にして頂上を掴んで一周するのが修行らしいが、4人ともそこはスルーする。
次の難所、蟻の塔渡りは実に不思議なバランスで積み重なった岩の間を抜ける高度感あるトラバース。足元は不安定だが左右に岩があるので割と安心して通過できる。
続く胎内くぐりは巨大な岩の折り重なった下へ潜り込んで隙間を通り抜ける行場。縦の移動はあるが押し分け岩よりは幾分ゆとりを持って抜けられる。義妹は岩の隙間に靴が挟まってなかなか抜けずに大騒ぎしていたが。
最後に岩壁を登攀する岩上。フィックスロープやクサリを頼りながら垂直に近い岩場をよじ登る。とはいえ足元の花崗岩はグリップがよく効き、三点支持さえ心がけて慎重に登れば技術的にはさほど難しくはない。岩上をすぎてしばらく登って行くと巨岩の聳える東の覗きに到着し、素晴らしい眺望が待っている。
行場巡りは約1時間。楽しかった。
飯道神社から30分ほどで飯道山(664m)山頂に到着。
山頂にはさわやかな風が吹き、琵琶湖やその向こうには比良山脈の眺望が素晴らしい。立派なベンチとテーブルがあるので早速本日のメインイベント、山頂クッキングに取りかかる。
いつもはカップラーメンを作るのにお湯を沸かすくらいにしか使っていなかったクッカー、ようやく本格的な料理だ。とはいえ材料を入れて煮立てて蒸すだけだが。
山頂で景色を楽しみながら食うランチは最高に美味かった。
林道へのショートカット道かと思いきや行き止まりになってる道を降りて時間をロスしたりしながらも50分くらいで下山、温泉で汗を流した後は甲賀の忍術屋敷を見学したりして帰る。
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