記録ID: 8601990
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沢登り
甲斐駒・北岳
16)北岳【荒川北沢/クラシックルート】北岳の歴史と初沢泊♪
2025年08月23日(土) 〜
2025年08月24日(日)


- GPS
- 15:27
- 距離
- 17.6km
- 登り
- 2,426m
- 下り
- 2,039m
コースタイム
1日目
- 山行
- 6:00
- 休憩
- 0:51
- 合計
- 6:51
距離 8.7km
登り 1,495m
下り 443m
2日目
- 山行
- 7:25
- 休憩
- 1:09
- 合計
- 8:34
距離 9.0km
登り 1,141m
下り 1,800m
4:43
43分
宿泊地
13:17
ゴール地点
天候 | 1日目 晴れ、曇り 2日目 晴れ、8時半頃からガス |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2025年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
バス 自家用車
4時少し前で空きは残り数台、ほぼ満車に近い。 仮設トイレあり。 バス 始発5:30 4:30で既にザックを置いて数名並んでました。 5時頃からバスが来て係員へ支払い、乗車券貰えます。 行き 奈良田→野呂川発電所 1160円 帰り 広河原→奈良田1600円 |
コース状況/ 危険箇所等 |
荒川北沢 野呂川発電所のバス停から林道歩きを経て、工事現場の林道終了点に堰堤あり。 左側の横に張ってあるロープを使い、足場として数センチあるコンクリートの出っ張りを利用し、へつって水流のある中央から上流へ抜けられる。 この日は水量少なく問題なかったが、増水時は危険なので高巻きするしかない。 そのまま北沢を遡行しても良さそうだが、過去の記録を見ると皆さん弘法小屋尾根の作業道を使い高巻いてから沢へ入っている。 鉄パイプの手すりに踏み跡が明瞭なので、沢よりこちらのが速いからだと思われる 北沢は2200m位まで水流がかなり強い。そのため殆ど両岸のガレや草付き、樹林帯歩きとなる。水に入るのは渡渉のみ数回だけ。 巻き道はかつての登山道と思われる道形が僅かに残っている所や踏み跡が見られる。危険と思われる箇所も迂回する選択肢はあるので、特に難しいところはない。 旧北岳小屋跡へは、沢が涸れかかりそうな最後の分岐、2560mを右に登ると、(私は左の沢へ行ってしまい、ハイマツ手前で右に曲がった)茶色いポンプ小屋があり、給水ホースと踏み跡を辿ると少し開けた場所に出て石垣だけ残った小屋跡がある。 小屋跡から稜線の北岳山荘へは殆ど明瞭な道があるのでわかりやすい。 装備はモンベルのフェルト靴+ラバーサンダル。 ヌメリは水際だけであり、草付きを歩くのが殆どなので、フェルト不要、最初からラバー靴でくれば良かった。 ここはロープ、チェンスパも不要。 |
写真
近づいて。この左にあるロープを掴み、コンクリートの少しの出っ張りを足場にしてへつると水の流れてる中央に乗り上げられる。
この日は全然水量少なくて拍子抜け。過去の記録ではこの3〜4倍で水流きつそうだったので、ここが核心と思ってた。
この日は全然水量少なくて拍子抜け。過去の記録ではこの3〜4倍で水流きつそうだったので、ここが核心と思ってた。
で、テント張ったらお腹空いてきたので早速夕飯(まだ昼だけど)作り。
焚火グッズが百均の網しか持って無いのでいつものコッヘルで雑炊。これフタしないと灰が入るのね、、あと火加減ムズい。。
焚火グッズが百均の網しか持って無いのでいつものコッヘルで雑炊。これフタしないと灰が入るのね、、あと火加減ムズい。。
すぐ右下が沢。テント内に煙入らないよう焚火はテントの横にした。向こう側にあるテント入口の正面にはちょうど物置きと椅子になる平たい大岩がある。まるで焚火初心者の自分を手助けしてくれてるかのような素晴らしい立地。うん、神様っていると思う。
2日目の朝。
テントから富士山見えてたことにビックリ😳 昨日午後は曇ってたんでね。
前日は結局15時に昼寝と思ったらそのまま夜まで12時間も寝ちゃった😅沢音うるさくて眠りは浅くて夢ばっかりやたら見た。あと熊に怯えてた😣
テントから富士山見えてたことにビックリ😳 昨日午後は曇ってたんでね。
前日は結局15時に昼寝と思ったらそのまま夜まで12時間も寝ちゃった😅沢音うるさくて眠りは浅くて夢ばっかりやたら見た。あと熊に怯えてた😣
もう水量少なくなったので、ここだけ唯一のシャワーで直登。水流の岩にヌメリ無いことを確認して慎重にと思うけど、、、冷たーーーい!
直登しなくても横の草付き登れるんだけどね。。。🙄
直登しなくても横の草付き登れるんだけどね。。。🙄
踏み跡辿って右岸をスタスタ降りてたらあれ?マーキングがなくなった。対岸に人が歩いてる。。で間違ってると気づき、沢横断して正規ルートに復帰。恥ずかしい(汗)ここ10年前も最初右岸を登っちゃって対岸に人いるの見て間違いに気づいたという。。全然成長してないじゃん!というオチ😂
感想
この北沢から北岳へ登るルートは南アルプス林道が開通する1970年代まで使われていた沢沿いの登山道だとか。
当時もおそらく渡渉を繰り返しながら右岸・左岸を登っていたのであろうと想像しながら。
沢登りとしては特に危険箇所もなく、ゆったりと昔に思いを馳せながら歩ける感慨深いルート。と言ってもその頃にやっと生まれた自分ですけど😅
旧北岳小屋の存在も今回初めて知った。これを機にもっと北岳の歴史を知りたくなり、久々に学習意欲がムクムクと。ガラにもなく今度図書館行こうかなとか笑
昨年から始めた沢登りも今回で16回目。そろそろと思っていた沢泊をこの北岳で実行することになるとは。
一人現地のものだけで行う全く初めての焚火。
ネットで下調べはしてきたけど、なんせ初めの一歩は心配性の小心者。
とりあえずぶっつけ本番で転がっている石でカマドを作ってみる。
いよいよ着火。ダケカンバの皮がよく燃えることに感動。一気に火がついた。
でも最初は火が大きくなりすぎるのが怖い。
なのに目を離すとすぐ小さくなって消えてしまいそうになる。
とりあえずお湯が温まる位の小さい炎でじーっと様子を見る。
雨さえ降らなきゃ意外と簡単。
ちなみに来年はイワナを釣って焼いて食べたい。もちろん釣りなんて生まれてこのかたやったことはない。
右も左もわからない、一人でやるには何事も敷居が高い。
でもやってみると奥が深くて面白い。
ただ私の場合、現地に着くまでヘトヘトになったら焚火起こす余力も無くなりそうなんだけど、、、😅
北岳クラシックルート、次は紅葉の時期にまた訪れたい。
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