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Yamareco

記録ID: 8573418
全員に公開
沢登り
谷川・武尊

2度目の井戸小屋沢右俣は超ハードだった!(万太郎山)

2025年08月17日(日) [日帰り]
 - 拍手
体力度
3
日帰りが可能
GPS
10:09
距離
9.0km
登り
983m
下り
984m
歩くペース
ゆっくり
1.21.3
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
9:12
休憩
1:04
合計
10:16
距離 9.0km 登り 1,132m 下り 1,138m
7:15
2
スタート地点
7:57
7:58
33
8:31
8:32
41
9:13
9:39
352
17:31
ゴール地点
井戸小屋沢に入ってから6時間。長かった〜。
天候 予報どおり、終日雨は降らなかった。朝は晴れ。昼前後から山に雲がかかり、夕方には空はすっかり雲に覆われた。

ヤマテン予報
17日(日):北日本を気圧の谷が東進するが、影響は小さい。このため、日中は概ね晴れて、風も強まらない見込み。ただし、朝のうちは武尊山方面で低い雲が残る可能性があり、夕方以降は巻機山など新潟県側の山岳から雲が多くなっていく。
過去天気図(気象庁) 2025年08月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
コース状況/
危険箇所等
今シーズンの大雪の影響で、沢はかなり荒れていた。土砂が大量に流れ込んでおり、その影響で川の透明度も低く濁りが強い。さらに栄養ある土が流れ込んだ影響か、岩がとにかく滑る。特に終盤、想像以上に時間がかかった。
家を出たのが6:30。7時過ぎにはこの風景。我が町は本当に素晴らしい。
2025年08月17日 07:12撮影 by  iPhone 16 Pro, Apple
8/17 7:12
家を出たのが6:30。7時過ぎにはこの風景。我が町は本当に素晴らしい。
前回より水量は多い気がする。先週降り続いた雨の影響?
2025年08月17日 07:22撮影 by  iPhone 16 Pro, Apple
8/17 7:22
前回より水量は多い気がする。先週降り続いた雨の影響?
あれ? なんだか前回と違うような気がする。こんなに岩、滑ったっけ?
2025年08月17日 07:24撮影 by  iPhone 16 Pro, Apple
8/17 7:24
あれ? なんだか前回と違うような気がする。こんなに岩、滑ったっけ?
水も濁ってる気がする。
2025年08月17日 07:31撮影 by  iPhone 16 Pro, Apple
8/17 7:31
水も濁ってる気がする。
いや、間違いなく濁っているし、水温も高い。で、序盤から滑る。
2025年08月17日 07:59撮影 by  iPhone 16 Pro, Apple
8/17 7:59
いや、間違いなく濁っているし、水温も高い。で、序盤から滑る。
うわぁ、なるほど。水がぬるいのはこのダムのせいか。濁っているのもこのダムと倒木のせいか。
2025年08月17日 08:03撮影 by  iPhone 16 Pro, Apple
8/17 8:03
うわぁ、なるほど。水がぬるいのはこのダムのせいか。濁っているのもこのダムと倒木のせいか。
前回は滝壺の底まで見えたけれど、今日の透明度は1メートルもない。しかも岩の上に土が載っている。上流にもっと大きなプールがある?
2025年08月17日 08:09撮影 by  iPhone 16 Pro, Apple
8/17 8:09
前回は滝壺の底まで見えたけれど、今日の透明度は1メートルもない。しかも岩の上に土が載っている。上流にもっと大きなプールがある?
底が見えないので、深そうなところに入るのが怖い。恐る恐る進む。
2025年08月17日 08:12撮影 by  iPhone 16 Pro, Apple
8/17 8:12
底が見えないので、深そうなところに入るのが怖い。恐る恐る進む。
そして岩が滑る。フリクションの効く場所が少なくていきなり苦労する。「前回こんなところで紐出してもらったっけ?」
2025年08月17日 08:17撮影 by  iPhone 16 Pro, Apple
8/17 8:17
そして岩が滑る。フリクションの効く場所が少なくていきなり苦労する。「前回こんなところで紐出してもらったっけ?」
関越トンネルの排気塔。不思議な光景。
2025年08月17日 08:22撮影 by  iPhone 16 Pro, Apple
8/17 8:22
関越トンネルの排気塔。不思議な光景。
水の中をじゃばじゃば行きたいけれど、水中が見えず、怖くて歩けない。そしてこの時点で岩から滑り落ちて、水にどっぼん。あとで気づいたけれど小指を打撲していた。
2025年08月17日 08:22撮影 by  iPhone 16 Pro, Apple
8/17 8:22
水の中をじゃばじゃば行きたいけれど、水中が見えず、怖くて歩けない。そしてこの時点で岩から滑り落ちて、水にどっぼん。あとで気づいたけれど小指を打撲していた。
滑るし水の中が見えないし。
2025年08月17日 08:24撮影 by  iPhone 16 Pro, Apple
8/17 8:24
滑るし水の中が見えないし。
登れそうな滝も危ないので脇から巻く。
2025年08月17日 08:39撮影 by  iPhone 16 Pro, Apple
8/17 8:39
登れそうな滝も危ないので脇から巻く。
前回来た時はここは本当に美しく素晴らしい場所だったけれど、今日はちょっと厳しく、しかもヌルツルの嫌な雰囲気。ということで巻くことに。
2025年08月17日 08:42撮影 by  iPhone 16 Pro, Apple
8/17 8:42
前回来た時はここは本当に美しく素晴らしい場所だったけれど、今日はちょっと厳しく、しかもヌルツルの嫌な雰囲気。ということで巻くことに。
前回は泳いだ場所。今日は怖くて飛び込めない。足を引っ張り込まれそうな雰囲気。
2025年08月17日 08:43撮影 by  iPhone 16 Pro, Apple
8/17 8:43
前回は泳いだ場所。今日は怖くて飛び込めない。足を引っ張り込まれそうな雰囲気。
脇を巻く。上から見ると濁り具合がよくわかる。
2025年08月17日 09:02撮影 by  iPhone 16 Pro, Apple
8/17 9:02
脇を巻く。上から見ると濁り具合がよくわかる。
滑る、滑る。乾いている岩が少ない。なんでこんなところまで滑るの?
2025年08月17日 09:06撮影 by  iPhone 16 Pro, Apple
8/17 9:06
滑る、滑る。乾いている岩が少ない。なんでこんなところまで滑るの?
この滝も簡単に登れそうなのだけど、まず滝壺まで泳ぐのがちょっと嫌。そして岩も超滑りそう。ということで巻く。
2025年08月17日 09:08撮影 by  iPhone 16 Pro, Apple
8/17 9:08
この滝も簡単に登れそうなのだけど、まず滝壺まで泳ぐのがちょっと嫌。そして岩も超滑りそう。ということで巻く。
巻いたら巻いたで、滑るんだけど、岩よりまだマシ。
2025年08月17日 09:11撮影 by  iPhone 16 Pro, Apple
8/17 9:11
巻いたら巻いたで、滑るんだけど、岩よりまだマシ。
さて井戸小屋沢へ。支流に入れば水が透明になるかと思えば、まったくそんなことはなく。
2025年08月17日 09:37撮影 by  iPhone 16 Pro, Apple
8/17 9:37
さて井戸小屋沢へ。支流に入れば水が透明になるかと思えば、まったくそんなことはなく。
底が見えないのであんまり水に入る気がせず、かといって岩は全面的に濡れているので滑るし。
2025年08月17日 09:43撮影 by  iPhone 16 Pro, Apple
8/17 9:43
底が見えないのであんまり水に入る気がせず、かといって岩は全面的に濡れているので滑るし。
この滝も前回は登った気がするけれど、手前から巻く。
2025年08月17日 09:47撮影 by  iPhone 16 Pro, Apple
8/17 9:47
この滝も前回は登った気がするけれど、手前から巻く。
この先、まだ長いなぁ。どこまでこんなに滑るんだろうか。
2025年08月17日 10:00撮影 by  iPhone 16 Pro, Apple
8/17 10:00
この先、まだ長いなぁ。どこまでこんなに滑るんだろうか。
水流のあるところがいちばん滑らない。水量が少なくなってきて水線に足を置けるので、少しは歩きやすくなってきた。
2025年08月17日 10:04撮影 by  iPhone 16 Pro, Apple
8/17 10:04
水流のあるところがいちばん滑らない。水量が少なくなってきて水線に足を置けるので、少しは歩きやすくなってきた。
とはいえ、ズルッとやられるところ多数。
2025年08月17日 10:09撮影 by  iPhone 16 Pro, Apple
1
8/17 10:09
とはいえ、ズルッとやられるところ多数。
怖いよぉ〜。滑るよぉ〜。
2025年08月17日 10:16撮影 by  iPhone 16 Pro, Apple
8/17 10:16
怖いよぉ〜。滑るよぉ〜。
ぜんぜん登れそうなんだけど、これがまた意外に難しく…。
2025年08月17日 10:19撮影 by  iPhone 16 Pro, Apple
8/17 10:19
ぜんぜん登れそうなんだけど、これがまた意外に難しく…。
まぁ、でもこのあたりはまだ良かったのです。けっこういいペースだったし。
2025年08月17日 10:19撮影 by  iPhone 16 Pro, Apple
8/17 10:19
まぁ、でもこのあたりはまだ良かったのです。けっこういいペースだったし。
明るく開けた場所の岩は乾いていて登りやすい。あぁ、幸せ。
2025年08月17日 10:22撮影 by  iPhone 16 Pro, Apple
8/17 10:22
明るく開けた場所の岩は乾いていて登りやすい。あぁ、幸せ。
右側の乾いたところを「よいしょ」っと。
2025年08月17日 10:32撮影 by  iPhone 16 Pro, Apple
8/17 10:32
右側の乾いたところを「よいしょ」っと。
うわぁ!すごい雪渓!!!今日は8月17日ですよ。完全に万年雪決定という残り方。こりゃあ水も濁るわけだ。このあたりはまだ春。というより万太郎谷ぜんぶが春。
2025年08月17日 10:45撮影 by  iPhone 16 Pro, Apple
8/17 10:45
うわぁ!すごい雪渓!!!今日は8月17日ですよ。完全に万年雪決定という残り方。こりゃあ水も濁るわけだ。このあたりはまだ春。というより万太郎谷ぜんぶが春。
右手に進む。この時点で10:50。入渓から3時間40分。「ここから1時間30分くらいで稜線まで抜けられるんじゃない? 時間的には順調だね」と話していたんだけど…。
2025年08月17日 10:50撮影 by  iPhone 16 Pro, Apple
8/17 10:50
右手に進む。この時点で10:50。入渓から3時間40分。「ここから1時間30分くらいで稜線まで抜けられるんじゃない? 時間的には順調だね」と話していたんだけど…。
滑るし、落ちたくない場所が連続。まだでもこのあたりは順調。
2025年08月17日 11:08撮影 by  iPhone 16 Pro, Apple
8/17 11:08
滑るし、落ちたくない場所が連続。まだでもこのあたりは順調。
さぁどうする? 巻く? と言っても左岸(右手)はけっこうな斜面で草。ズルッといったらやだし。かと言って左手も厳しそう。で結局、手前から右岸に回り込んで巻く。
2025年08月17日 11:21撮影 by  iPhone 16 Pro, Apple
8/17 11:21
さぁどうする? 巻く? と言っても左岸(右手)はけっこうな斜面で草。ズルッといったらやだし。かと言って左手も厳しそう。で結局、手前から右岸に回り込んで巻く。
花崗岩の表面が洗われているところは登りやすい。
2025年08月17日 11:25撮影 by  iPhone 16 Pro, Apple
8/17 11:25
花崗岩の表面が洗われているところは登りやすい。
とはいえ慎重に。
2025年08月17日 11:35撮影 by  iPhone 16 Pro, Apple
8/17 11:35
とはいえ慎重に。
お助け紐の登場回数が増えてくる。斎藤くん、今日もありがとう!!!!
2025年08月17日 11:43撮影 by  iPhone 16 Pro, Apple
8/17 11:43
お助け紐の登場回数が増えてくる。斎藤くん、今日もありがとう!!!!
二股分岐は右へ、右へ。右俣に入ってからあっという間に1時間経過。
2025年08月17日 11:49撮影 by  iPhone 16 Pro, Apple
8/17 11:49
二股分岐は右へ、右へ。右俣に入ってからあっという間に1時間経過。
ここでランチタイム。おにぎりを持ってきてくれた斎藤くん、ありがとう!!!コンビニのおにぎりとは幸せ度合いがまったく違う。具はもろみの入った味噌。
2025年08月17日 11:53撮影 by  iPhone 16 Pro, Apple
8/17 11:53
ここでランチタイム。おにぎりを持ってきてくれた斎藤くん、ありがとう!!!コンビニのおにぎりとは幸せ度合いがまったく違う。具はもろみの入った味噌。
さぁ出発。「さすがに13:30には稜線出るよね」と思っていたけれど、甘かった。
2025年08月17日 12:00撮影 by  iPhone 16 Pro, Apple
8/17 12:00
さぁ出発。「さすがに13:30には稜線出るよね」と思っていたけれど、甘かった。
20メートル滝の先の小さな滝がいちばんの難所。「そこまでは順調に行けるかな」。
2025年08月17日 12:09撮影 by  iPhone 16 Pro, Apple
8/17 12:09
20メートル滝の先の小さな滝がいちばんの難所。「そこまでは順調に行けるかな」。
滑るよぉ〜。でも順調。
2025年08月17日 12:11撮影 by  iPhone 16 Pro, Apple
8/17 12:11
滑るよぉ〜。でも順調。
井戸小屋沢いちばんの落差20メートル滝。でもここはロープなし。前回より水量多いし滑るけれど、気合いで突破。
2025年08月17日 12:11撮影 by  iPhone 16 Pro, Apple
8/17 12:11
井戸小屋沢いちばんの落差20メートル滝。でもここはロープなし。前回より水量多いし滑るけれど、気合いで突破。
よしよし。振り返ると高度感がけっこう出てきた。
2025年08月17日 12:26撮影 by  iPhone 16 Pro, Apple
8/17 12:26
よしよし。振り返ると高度感がけっこう出てきた。
ひたすら登る。
2025年08月17日 12:38撮影 by  iPhone 16 Pro, Apple
8/17 12:38
ひたすら登る。
黒い岩が多くなってきて、これがまた今まで以上に滑る。小さな滝だけど難しい。
2025年08月17日 12:45撮影 by  iPhone 16 Pro, Apple
8/17 12:45
黒い岩が多くなってきて、これがまた今まで以上に滑る。小さな滝だけど難しい。
今まで以上に油断大敵。ツルツルやん。
2025年08月17日 12:54撮影 by  iPhone 16 Pro, Apple
8/17 12:54
今まで以上に油断大敵。ツルツルやん。
井戸小屋沢右俣核心部。10メートル滝。足場も手がかりも豊富に見えて、とにかく滑る。前方を歩いていたパーティーもロープを出していた。
2025年08月17日 13:07撮影 by  iPhone 16 Pro, Apple
8/17 13:07
井戸小屋沢右俣核心部。10メートル滝。足場も手がかりも豊富に見えて、とにかく滑る。前方を歩いていたパーティーもロープを出していた。
当然、僕らもロープ必須。斎藤くんがまずロープなしで登る。で、そのあとの写真は必死だったのでナシ。
2025年08月17日 13:29撮影 by  iPhone 16 Pro, Apple
8/17 13:29
当然、僕らもロープ必須。斎藤くんがまずロープなしで登る。で、そのあとの写真は必死だったのでナシ。
あとは稜線まで楽勝、と思ったら、またツルツル滝。「こんな滝あったっけ?」「あったとは思うけれど、前回は左右が乾いていて登れた気がする」。
2025年08月17日 14:08撮影 by  iPhone 16 Pro, Apple
8/17 14:08
あとは稜線まで楽勝、と思ったら、またツルツル滝。「こんな滝あったっけ?」「あったとは思うけれど、前回は左右が乾いていて登れた気がする」。
危険すぎるので、またロープの出番。斎藤くん、ありがとう!!!
2025年08月17日 14:32撮影 by  iPhone 16 Pro, Apple
8/17 14:32
危険すぎるので、またロープの出番。斎藤くん、ありがとう!!!
「ええええ! これも登れないよ。ツルツルで」。落差はなくてもツルツルで登れない。左側の草を掴みながら、慎重に。
2025年08月17日 14:51撮影 by  iPhone 16 Pro, Apple
8/17 14:51
「ええええ! これも登れないよ。ツルツルで」。落差はなくてもツルツルで登れない。左側の草を掴みながら、慎重に。
その先もツルツルで嫌な感じのところが連続。小さく巻く場所多数。そして笹がほとんどなくて、つかまる草が弱々しく。力を入れると草がズボッと抜ける。ひぇ〜。
2025年08月17日 15:08撮影 by  iPhone 16 Pro, Apple
8/17 15:08
その先もツルツルで嫌な感じのところが連続。小さく巻く場所多数。そして笹がほとんどなくて、つかまる草が弱々しく。力を入れると草がズボッと抜ける。ひぇ〜。
どんどん時間が過ぎていく。
2025年08月17日 15:23撮影 by  iPhone 16 Pro, Apple
8/17 15:23
どんどん時間が過ぎていく。
15:40、やっと稜線に出た! めちゃくちゃ疲れた。前回より20分早く出発して、前回より1時間30分近く遅く稜線に到着。
2025年08月17日 15:40撮影 by  iPhone 16 Pro, Apple
8/17 15:40
15:40、やっと稜線に出た! めちゃくちゃ疲れた。前回より20分早く出発して、前回より1時間30分近く遅く稜線に到着。
全身の服をすべて着替えて、靴を履き替えて、カロリー補給して。「もう4時だよ。大変だったねぇ」。身体のあちこち傷だらけ。まさに満身創痍。
2025年08月17日 16:02撮影 by  iPhone 16 Pro, Apple
8/17 16:02
全身の服をすべて着替えて、靴を履き替えて、カロリー補給して。「もう4時だよ。大変だったねぇ」。身体のあちこち傷だらけ。まさに満身創痍。
靴を履き替えているので、帰りは楽勝。と言いたいところだけど、これがまたなかなか着かないのだ。。ひたすら歩いて1時間30分、やっと駐車場に到着。
2025年08月17日 16:42撮影 by  iPhone 16 Pro, Apple
8/17 16:42
靴を履き替えているので、帰りは楽勝。と言いたいところだけど、これがまたなかなか着かないのだ。。ひたすら歩いて1時間30分、やっと駐車場に到着。
撮影機器:

感想

とにかく岩が滑る。渓相が悪い。「悪い夢を見た寝起きの青年」という感じだろうか。前回の「爽やかさ」はほとんどなく、機嫌が悪くて怒りっぽい青年という感じ。肌にもニキビ(コケ)が多く、思春期に入った感じの沢だった。

同じ川でもこんなに顔が違うんだ、としみじみ。一昨年とはまったく違う印象で「井戸小屋沢ってこんなに難易度高かったっけ?」と何度も思うほど。乾いていれば余裕の滝も濡れているととにかく滑る。さらに今年は大雪の影響が強く、沢のあちこちに雪崩で流された倒木が。土も大量に流れ込んでいて、沢の水はかなり濁っていた。途中には倒木によるダム(プール)が何箇所もあり、そこで水が温められているので「まだ雪が残っているのに、水は温かい」という不思議な状況。水の富栄養化と水温上昇の両面から岩場の苔も発達しているようで、あちこちツルツル。登れそうで登れない、ロープを出さなければ登れない滝も多かった。

特に井戸小屋沢に入ってから、さらに右俣に入ってから難易度が上がり、「あと1時間で稜線に出られるのでは?」という地点から実際にかかったのは3時間半。稜線に出たのは15時30分だった。下山してから温泉に入ると身体のあちこちを負傷していることに気がつくほど、登山中は緊張感があった。気持ち良かったけれど、めちゃくちゃ疲れた。

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