三峰山・学能堂山・古光山《日本三百名山》


- GPS
- --:--
- 距離
- 22.3km
- 登り
- 1,503m
- 下り
- 1,500m
コースタイム
- 山行
- 6:23
- 休憩
- 1:32
- 合計
- 7:55
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2004年04月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
古光山:大峠に駐車 |
写真
感想
みつえ青少年旅行村に5:00に到着し、薄明るくなりかけた5:18に登山を開始した。通常下山ルートに案内される新道峠ルートを登り標高差300m程の車道歩きの後登山道が始まった。良く手入れされた杉の植林帯を歩き高見山への縦走コースを分ける新道峠で稜線に達した。奈良県と三重県の県境尾根で此の先学能堂山まで県境尾根が続く。方向を東に転じるとP1102はもうすぐだ。ガイドブックには高見山方面の展望があるような記述があったが木が伸び過ぎたのか展望は得られずそのまま通過した。樹林帯を進むと旅行村から直登してくるルートと合する三畝峠に到った。ここで山頂へのルートと八丁平へのルートが分岐しており草原で展望の良い八丁平を経由するルートを選択した。初めて展望が得られたが大陸からの黄砂で霞み高見山も判別しがたい状況で台高山脈の山々が見えているのにこれも釈然としなかった。
山頂へは100m余りの登りで6:55三峰山(1,235m)に登頂。1等三角点「三嶺山」(1,235m)があり北面だけが切り開かれ倶留尊山をはじめ古光山、大洞山など室生火山群の特異な山並みを望むことが出来た。三峰山は「みうねやま」と読み東西に横たわる山で北側に続く尾根は登山地図や地形図にも登山道の記載がなく、学能堂山に向けて藪漕ぎで進むことを覚悟していたが比較的しっかりした踏跡があり赤テープに助けられながら進むことが出来た。
地図には途中のピークに山名はなかったが三峰北尾根一峰(990m’)、二峰(959m)、三峰(847m)と続き、仏来山(848m)、コスマ山(850m)、白土山(980m)の三山には山頂標識が設置されていた。神末上村に通じる小須磨峠から先は地図にも記載された道があるものの急斜面の直登でかなりハードだ。白土山山頂域の奈良県側はフェンスで私有地への立入が制限され折角の展望が台無しだ。学能堂山への最後の登りもキツイ、山頂に達すると草原で360°の展望があり、倶留尊山、大洞山等が更に近づき最高の眺めが得られた。2等三角点「石名原岳」が設置された山頂は標高1,021m、ガイドブックによっては“岳の洞”と記されたものもあるがやはり“学能堂山”が正しそうだ。どちらも音読みすると同じだということで納得した。9:03に到着、かなり早めだが昼食にした。下りは小須磨峠まで戻り神末上村から車道を旅行村まで戻り10:49着。
まだ帰るには早すぎあと一山と思うが地図もなく、頭の中の地図を思い起こし、カーナビを頼りに古光山に行くことにした。登山口が分らずかなり遠回りして南側の登山口、大峠に辿りつき11:25斎場の横から登り始めまた。道というより草を刈っただけの急斜面の悪路を登り山頂に近づくと岩場となり結構変化に富んだ面白い山だ。南北二峰からなり北峰に3等三角点「古光山」(952m)があるが展望は南峰の方が良く360度見通せる。目の前には倶留尊山、鎧岩・兜岩も間近で室生火山群の山を堪能できた。三峰では一人も出会わなかったがここでは2パーティーと出会った。北峰で会った小父さんに地図を見せてもらい後古光山から反対側に下り山麓を林道で巻き大峠へ戻るルートが見つかり、周回コースを取ることができた。
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