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Yamareco

記録ID: 8522264
全員に公開
沢登り
増毛・樺戸

千代志別川〜浜益御殿

2025年08月04日(月) [日帰り]
 - 拍手
体力度
3
日帰りが可能
GPS
11:33
距離
17.9km
登り
1,075m
下り
1,075m
歩くペース
ゆっくり
1.61.7
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
10:29
休憩
1:04
合計
11:33
距離 17.9km 登り 1,075m 下り 1,075m
5:27
53
林道ゲート
6:20
6:21
87
7:48
7:50
78
9:08
9:26
131
11:37
11:43
42
12:25
12:51
115
14:46
14:53
21
15:14
15:15
68
16:23
16:26
34
17:00
林道ゲート
https://www.whochan.com/maps/track.html?2025-08-04

廃墟が目立つ千代志別の集落ーまだ住んでいる人はいるのか?−を抜けて終点に車を停める。先日から左肩から指先にかけての謎の痛みが悪化していてくそ痛いけど出発。林道終点でちょっと右往左往したけど入渓。しばらくは河原。二股手前で滝。一つ目は左岸のテラスから通過。二つ目の二段は右岸から高巻く。上がると二股。2:1で左股の方が大きい。右股に入っていくつか滝を越えていく。シャワーもあり。Co670で左岸の断崖から二条の滝が落ちてくる。奥が本流。左股の滑滝を登ってからトラバースし、ルンゼを使って尾根を越えて本流に戻る。戻ったもののすぐに登れない滝。右岸より巻き直し。その後はなんもなし。できれば早めに山道に出ようと思っていたが、山道に近いポイントは短いので冒険できず結局源頭まで。長い距離ではないが濃密な藪を20分ほど漕ぐ。御殿から山道を雄冬方面に向かい、左股の源頭とぶつかるところで沢に下る。なんもないだろうと思ってたら意外と面倒な滝が出てくる。面倒くさいので例によってロープは使わず無理やりクライムダウンや巻いて降りるが、一か所巻きの下の方でつかみ損ねてずり落ちた。Co630に滑りたくなりそうな樋状が出てくるが、その先はノンストップで落差のある滝につながっている。右岸から巻く。その後は本流合流までなんもなし。Co420ゴルジュは内部突破。可能な限りへつったが一か所だけ泳いだ。
天候 晴れのち曇り一時雨
過去天気図(気象庁) 2025年08月の天気図
アクセス 千代志別の集落をぬけて終点まで
コース状況/
危険箇所等
千代志別川右股!
千代志別の集落を抜けゲート前に車を停める。林道跡を歩き、踏み跡が消えて入渓すると下に赤い鋼製スリット堰堤が見える。標高350mで滝がふたつ出てきて二つ目を右岸から高巻くと360m二股となる。二股は幕営可能で、大きな滝の上だが魚影もある。右股に入ると滝がちらほらと出てくるがだいたいは直登可能で問題にならない。標高670m三股で本流と右股は左岸の断崖に滝となって落ちてくる。これは登れないので左股の滑滝を登ってから尾根を乗っ越して本流に戻る。本流に戻っても登れない滝がもう一つ出てくるのでさらに右岸から高巻く。その後は何もなく蛇行する沢を詰めて最後は20分ほど藪を漕ぐと増毛山道に出る。

千代志別川左股(下降)!★
増毛山道標高900mで源頭が並行して流れているところから下る。2〜3回の懸垂がある。標高630mで滑り台状の地形が出てくるが、その先は落差のある滝に続いているのでうっかり滑らないこと。本流出て標高430mに数段の釜を持ったゴルジュが出てくる。それほど困難ではないが、渦巻く釜もあるので注意すること。これを過ぎると360m二股はすぐだ。
まだ人が住んでいるのかどうかわからない千代志別の集落を抜けて林道終点へ。駐車スペースはある。ウシアブがウザい。謎の背中の痛み(のちに頚椎症によるものと判明)がヤバいことになっているのでバファリンを注入して出発。というかそんな状態で出かける自分どうかしている。すぐにゲートがあり何やら私有地だからうんぬんかんぬん。道は廃道だが迷う事はない。ただ終点付近でうわさの赤い堰堤が見えなかったのでもっと道が続いているのかと思って迷走してしまったが道は見当たらず沢に入って後ろを見たらあった。
2025年08月04日 05:30撮影 by  TG-7 , OM Digital Solutions
8/4 5:30
まだ人が住んでいるのかどうかわからない千代志別の集落を抜けて林道終点へ。駐車スペースはある。ウシアブがウザい。謎の背中の痛み(のちに頚椎症によるものと判明)がヤバいことになっているのでバファリンを注入して出発。というかそんな状態で出かける自分どうかしている。すぐにゲートがあり何やら私有地だからうんぬんかんぬん。道は廃道だが迷う事はない。ただ終点付近でうわさの赤い堰堤が見えなかったのでもっと道が続いているのかと思って迷走してしまったが道は見当たらず沢に入って後ろを見たらあった。
入渓してからはひたすらゴーロ。360m二股手前までなんもない。二股手前の大滝前衛の釜持ちの滝は左岸テラスから通過する。竿は出さなかったけどこの辺で釣りしたら入れ食いなんじゃないの。
2025年08月04日 07:28撮影 by  TG-7 , OM Digital Solutions
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8/4 7:28
入渓してからはひたすらゴーロ。360m二股手前までなんもない。二股手前の大滝前衛の釜持ちの滝は左岸テラスから通過する。竿は出さなかったけどこの辺で釣りしたら入れ食いなんじゃないの。
すぐに大滝。写真で見るよりはでかく感じる。セオリー通り右岸から高巻く。ちょっと低く巻いてしまったが上の方にはっきりした巻き道があるようだ。すぐに二股に出る。二股は広くいくらでもテントは張れそうだし滝の上なのに魚影がある。
2025年08月04日 07:30撮影 by  TG-7 , OM Digital Solutions
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8/4 7:30
すぐに大滝。写真で見るよりはでかく感じる。セオリー通り右岸から高巻く。ちょっと低く巻いてしまったが上の方にはっきりした巻き道があるようだ。すぐに二股に出る。二股は広くいくらでもテントは張れそうだし滝の上なのに魚影がある。
二股を出てほどなく程よい滝が出始める。暑いのでシャワークライムで越えていく。
2025年08月04日 07:53撮影 by  TG-7 , OM Digital Solutions
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8/4 7:53
二股を出てほどなく程よい滝が出始める。暑いのでシャワークライムで越えていく。
こちらも多分直登したかな?したんじゃないかな。したと思う。
2025年08月04日 07:59撮影 by  TG-7 , OM Digital Solutions
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8/4 7:59
こちらも多分直登したかな?したんじゃないかな。したと思う。
記憶に残らない程度の小滝がぼちぼちでてくる。
2025年08月04日 08:00撮影 by  TG-7 , OM Digital Solutions
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8/4 8:00
記憶に残らない程度の小滝がぼちぼちでてくる。
2025年08月04日 08:41撮影 by  TG-7 , OM Digital Solutions
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8/4 8:41
2025年08月04日 08:59撮影 by  TG-7 , OM Digital Solutions
8/4 8:59
そうこうしていると670mで左岸の断崖に二条の滝が落ちてくる。奥が本流。もちろん直登なんてできるわけもなく左股の滑滝を登ってからルンゼを使って尾根のヤブを漕いで本流に戻る。
2025年08月04日 09:04撮影 by  TG-7 , OM Digital Solutions
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8/4 9:04
そうこうしていると670mで左岸の断崖に二条の滝が落ちてくる。奥が本流。もちろん直登なんてできるわけもなく左股の滑滝を登ってからルンゼを使って尾根のヤブを漕いで本流に戻る。
んがしかし本流に戻ってもすぐに登れない滝が出てきた。見物してから右岸から巻きなおしにかかる。
2025年08月04日 09:19撮影 by  TG-7 , OM Digital Solutions
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8/4 9:19
んがしかし本流に戻ってもすぐに登れない滝が出てきた。見物してから右岸から巻きなおしにかかる。
この二つの滝を滝を越えたらもうなんもない。ひたすらダラダラと蛇行する沢を詰めていく。途中で道の気配があったら道に抜けようと思っていたがそんなもんはGPSでも見なければわからん鎮なので結局最後まで沢を詰める。
2025年08月04日 10:31撮影 by  TG-7 , OM Digital Solutions
8/4 10:31
この二つの滝を滝を越えたらもうなんもない。ひたすらダラダラと蛇行する沢を詰めていく。途中で道の気配があったら道に抜けようと思っていたがそんなもんはGPSでも見なければわからん鎮なので結局最後まで沢を詰める。
で藪漕ぎに突入する。多分道はすぐそばだろうが笹がアホ太すぎる。さすが増毛のヤブ。一筋縄では行かん。
2025年08月04日 10:54撮影 by  TG-7 , OM Digital Solutions
8/4 10:54
で藪漕ぎに突入する。多分道はすぐそばだろうが笹がアホ太すぎる。さすが増毛のヤブ。一筋縄では行かん。
20分ほど漕いで増毛山道に出て浜益御殿に登頂登頂する。道にはそこそこ東側に出たので増毛山道なかったら何時間漕がされるんだろう?沢のイベントも大滝3回巻くくらいしかないので増毛山道が廃道になったらつらいルート。痛みが強くなってきたので本日2度目のバファリンを注入する。
2025年08月04日 11:19撮影 by  TG-7 , OM Digital Solutions
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8/4 11:19
20分ほど漕いで増毛山道に出て浜益御殿に登頂登頂する。道にはそこそこ東側に出たので増毛山道なかったら何時間漕がされるんだろう?沢のイベントも大滝3回巻くくらいしかないので増毛山道が廃道になったらつらいルート。痛みが強くなってきたので本日2度目のバファリンを注入する。
増毛山道をたどり雄冬方面へ向かい左股源頭が交差するところから沢に下る。笹の丈が高くて周囲が見渡せないので現在地の特定がムズイがまあ水がちょろちょろと流れるところに出たらだいたいソレ。
2025年08月04日 12:42撮影 by  TG-7 , OM Digital Solutions
8/4 12:42
増毛山道をたどり雄冬方面へ向かい左股源頭が交差するところから沢に下る。笹の丈が高くて周囲が見渡せないので現在地の特定がムズイがまあ水がちょろちょろと流れるところに出たらだいたいソレ。
しばらくゆるゆると蛇行する沢を下っていきこのまま何もないだろうと持ってたらそこそこ面倒な滝が出てくる。クライムダウンと巻きで通過していく。
2025年08月04日 13:14撮影 by  TG-7 , OM Digital Solutions
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8/4 13:14
しばらくゆるゆると蛇行する沢を下っていきこのまま何もないだろうと持ってたらそこそこ面倒な滝が出てくる。クライムダウンと巻きで通過していく。
2025年08月04日 13:17撮影 by  TG-7 , OM Digital Solutions
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8/4 13:17
巻いて下っていたらつかむものがなくなってずり落ちた気がする。油断大敵。
2025年08月04日 13:24撮影 by  TG-7 , OM Digital Solutions
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8/4 13:24
巻いて下っていたらつかむものがなくなってずり落ちた気がする。油断大敵。
2025年08月04日 13:31撮影 by  TG-7 , OM Digital Solutions
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8/4 13:31
2025年08月04日 13:57撮影 by  TG-7 , OM Digital Solutions
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8/4 13:57
ウォータースライダー状の滑が出てきたが先の方がなんか怪しげだったので慎重に下っていくとすとんと落ちていた。うっかり調子に乗って滑ったらえらいことになっていた。右岸から巻く。
2025年08月04日 13:58撮影 by  TG-7 , OM Digital Solutions
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8/4 13:58
ウォータースライダー状の滑が出てきたが先の方がなんか怪しげだったので慎重に下っていくとすとんと落ちていた。うっかり調子に乗って滑ったらえらいことになっていた。右岸から巻く。
その滝の下。おっかない。
2025年08月04日 14:01撮影 by  TG-7 , OM Digital Solutions
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8/4 14:01
その滝の下。おっかない。
本流と合流して少しすると釜が連続するゴルジュ。ここがこの沢の本番。
2025年08月04日 14:42撮影 by  TG-7 , OM Digital Solutions
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8/4 14:42
本流と合流して少しすると釜が連続するゴルジュ。ここがこの沢の本番。
洗濯釜もある。足は届きそうだけど一人の時は要注意。へつって通過。
2025年08月04日 14:43撮影 by  TG-7 , OM Digital Solutions
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8/4 14:43
洗濯釜もある。足は届きそうだけど一人の時は要注意。へつって通過。
飛び込んで行った方が速いけど色々アレなので出来るだけ水に入らないように通過していく。
2025年08月04日 14:45撮影 by  TG-7 , OM Digital Solutions
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8/4 14:45
飛び込んで行った方が速いけど色々アレなので出来るだけ水に入らないように通過していく。
これだけ泳いだ。
2025年08月04日 14:46撮影 by  TG-7 , OM Digital Solutions
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8/4 14:46
これだけ泳いだ。
2025年08月04日 14:48撮影 by  TG-7 , OM Digital Solutions
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8/4 14:48
ゴルジュ下。アプローチに2時間もかからなければこのゴルジュだけ遊びに来ても良いけどねえ。。。惜しい。この先はすぐに360m二股。
2025年08月04日 14:49撮影 by  TG-7 , OM Digital Solutions
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8/4 14:49
ゴルジュ下。アプローチに2時間もかからなければこのゴルジュだけ遊びに来ても良いけどねえ。。。惜しい。この先はすぐに360m二股。
撮影機器:

感想

左肩から指先の痛みをこらえながらの山行。バカだね。途中バファリンを2回飲んだが、1時間くらいは楽になったがすぐに効果はなくなった。帰ってから翌日更に悪化し、這う様にして病院に行ったら頚椎症と言われた。登山は当面禁止。強制引退です。
千代志別f川は右股は本流と併せて大滝3回の高巻きだけでなんもない沢。左股は下部ゴルジュ以外上部のツルツル滝は登れないだろうし、藪漕ぎなしルートとしては良いけどピークまではどっちもそこそこ遠い。下部ゴルジュだけ遊びに行くのはありだけどアプローチ2時間は長すぎる。

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