中津川「ワフー」調査2nd



- GPS
- 03:20
- 距離
- 10.2km
- 登り
- 1,634m
- 下り
- 1,656m
コースタイム
- 山行
- 2:36
- 休憩
- 0:44
- 合計
- 3:20
2日目は再び「ワフー」岩壁へ向かいルート開拓を行った。
天候 | 8/2 晴れ, 8/3 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2025年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
写真
感想
第一回「ワフー」開拓ですっかりこの岩のことが気になってしまい、それからの1週間は色々と文献調査を行っていた。あるWEBサイトをきっかけに、「重石」という名前がついている可能性が浮上し、またそのサイトに記載されていた参考文献である原全教の「奥秩父研究」から、この読みが「かさねいし」であることを突きとめたものの、本当にこの岩のことを差しているのか確証は持てずにいた。ただ、「かさねいし」の命名と前回登ったことで明らかになった主稜と側稜に分かれている「ワフー」の構造はとても一致しているように思える。このことをはっきりとさせるため、現地での文献調査を行いつつ、第一回のときに見つけた幾つかのラインを試登しようというのが第二回の今回計画である。
1日目の午前は南天山から「ワフー」を観察した。南天山から見ると岩が重なっている様子が良く分かる。その後、地域調査のため中津川にある森林科学館、秩父市まで降りて秩父市立図書館へ赴いた。森林科学館ではとても丁寧に対応していただけたものの有力な情報は得られず。また集落も衰退していて、直接の情報収集は厳しいのではないかと教えていただいた。秩父市立図書館では郷土史料室にお邪魔して検索作業。村史を中心に、日窒鉱山の資料など確認すること1時間、司書さんが持ってきてくれた「奥秩父山岳図」という地図に重石の文字を発見。地図上の位置関係から「ワフー」と同一であることが確認できた。この地図の著作者の欄に原全教の名前があり、後で調べたところこの地図は原全教「奥秩父」の付録として発行されたものであることが判明した。当初閲覧した国会図書館デジタルアーカイブでは付録までは確認できず、今回現地に赴くことで初めて確認できた情報である。
2日目はもう一人合流して、第一回開拓で見つけていたラインを中心にクライミング。この日はとても暑く、軽く夏バテ気味になってしまいあまり積極的になれなかったのが残念であった。
https://yama-to-damashii.outdoor.cc/20250803wahuu/20250803wahuu.htm
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