鉢盛山・野麦峠


- GPS
- 03:48
- 距離
- 8.2km
- 登り
- 879m
- 下り
- 873m
コースタイム
- 山行
- 3:12
- 休憩
- 0:30
- 合計
- 3:42
天候 | 曇り時々晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2025年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
林道の鍵を借りて林道を通行(事前に予約が必要) https://www.vill.asahi.nagano.jp/official/soshikikarasagasu/sangyoshinkoka/shoko_kanko/1/431.html ゲートから登山口迄ダート(車高の高い車の方が無難) 通行止め手前の駐車場は余裕 |
コース状況/ 危険箇所等 |
・鉢盛山新登山口〜稜線分岐 木の根、笹の根の張りだす急坂 ・稜線分岐〜鉢盛山 緩やかな斜度の針葉樹林帯 |
写真
感想
聳える巨大な反射板、旧波田町役場で鍵を借り、走った長い林道、
戯れるアサギマダラ、帰りの林道で谷向いに見た熊など、
鉢盛山に関する記憶は、ほぼ登山道以外です。
また旅先で、登山口迄が難しくて登り残していると話していた方が
その後登山できたのだろうか、と今も思い出されます。
昨年、朝日村からの林道で鉢盛山に登れると知り、
ダートが心配ながら、大展望の鉢盛山にもう一度行ってみたくなり、
車のお腹を擦らないよう、慎重にゆっくり運転しましたが、
やはり車高の高い車が安心だと、つくづく思いました。
下界は晴れでも、稜線は雲に覆われ、展望はまず無理と覚悟、
雨に降られず歩けるようにと願うしかなく、
登山口からのいきなりな急坂に耐えること一時間弱。
稜線に到達後は、針葉樹の原生林の緩やかで快適な散歩道。
一昨日マラソン大会が開催され、整備されたばかりなのも安心です。
道端にツルリンドウや名前のわからないランも見られ、
オサバグサの群生地でもあり、開花期は楽しめそう。
鉢盛山避難小屋を過ぎて、僅かに登ると、17年ぶりの山頂。
鉢盛山は一等三角点百名山に数えられ、存在感のある名峰です。
若い時は体力任せで、知識もなく通り過ぎていた三角点でした。
記憶に僅かに残る反射板の辺りは、展望が全くなく
瞬時青空が覗くものの、強風で雲にかき消され、
体も冷えて来て、居たたまれず、早々に下山開始。
文字も消えそうな山頂標識に、波田町からの登山道が偲ばれます。
林道の鍵を借り、ダートを一時間近く走り、アクセスが大変ですが
穂高岳方面が見渡せる特別な景色がどうしても楽しみな山。
また来るしかないかも…
鍵を返却後、前から行きたかった野麦峠に向かいました。
いつだったか、岐阜県の山に登ろうと夕方自宅を出て、
真っ暗な道を走り、野麦峠付近で頭上に仰いだ煌々と照る月が、
余りにも美しく、また心慰められて、忘れられず…
旧野麦街道入口の左右には駐車スペースもあり、遊歩道です。
車道は急斜面を避け、左へ大きく迂回しているので、
旧道がそのまま残り、先人の旅が僅かながら辿れるのでしょう。
野麦峠には、トイレ、自販機、お助け小屋もあります。
翌朝、旧道を歩く積りでしたが、夕方から雨が降り始め、
明け方まで降り続き、濡れた道を歩くのが嫌になり、諦めました。
歩いて峠越えをしていた先人の苦労を思うと申し訳ないのですが
またいつか歩きに来ましょう。
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