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Yamareco

記録ID: 8510868
全員に公開
沢登り
霊仙・伊吹・藤原

竜ヶ岳宇賀渓蛇谷

2025年08月03日(日) [日帰り]
情報量の目安: S
都道府県 三重県 滋賀県
 - 拍手
たーほー その他1人
体力度
3
日帰りが可能
GPS
08:22
距離
11.7km
登り
1,072m
下り
1,076m
歩くペース
標準
1.01.1
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
6:28
休憩
1:46
合計
8:14
距離 11.7km 登り 1,072m 下り 1,076m
7:28
2
スタート地点
7:34
13
7:47
7:48
4
8:00
8:01
7
8:08
8:53
25
9:18
10:00
22
10:22
10:29
184
13:33
13:41
8
13:49
13:50
5
13:59
15
14:14
14:15
33
14:47
2
14:50
24
15:14
15:15
2
15:17
15:19
3
15:22
15:23
4
15:27
15:28
15
15:43
4
天候 晴れのち曇り
過去天気図(気象庁) 2025年08月の天気図
アクセス
ホタガ谷出合。いずれ遡行したいと思っている。
2025年08月03日 07:51撮影 by  SOG07, Sony
8/3 7:51
ホタガ谷出合。いずれ遡行したいと思っている。
蛇谷は左の渓へ。
2025年08月03日 07:58撮影 by  SOG07, Sony
8/3 7:58
蛇谷は左の渓へ。
魚止めの滝。先行者が登るのを拝見。
(敬称略)黄色ヘルメットから取り付き、赤ヘルメットまでトラバース気味にシャワークライミング。再びトラバース気味に滝を横断して、あとは右壁を登る。
私は諦めて、黄色ヘルメットから、そのまま右壁を、半分ほど右上へ上がり、残り半分は垂直に登りました。
後続者は、もっと手前から巻いたようです。
2025年08月03日 08:10撮影 by  SOG07, Sony
8/3 8:10
魚止めの滝。先行者が登るのを拝見。
(敬称略)黄色ヘルメットから取り付き、赤ヘルメットまでトラバース気味にシャワークライミング。再びトラバース気味に滝を横断して、あとは右壁を登る。
私は諦めて、黄色ヘルメットから、そのまま右壁を、半分ほど右上へ上がり、残り半分は垂直に登りました。
後続者は、もっと手前から巻いたようです。
本流入口の燕滝。登ってる人たちがいました。パッと見、登れる気がしませんでした。私たちは蛇谷だから、右側へ。
2025年08月03日 09:15撮影 by  SOG07, Sony
8/3 9:15
本流入口の燕滝。登ってる人たちがいました。パッと見、登れる気がしませんでした。私たちは蛇谷だから、右側へ。
出合の4m滝かな。右巻き。
2025年08月03日 09:18撮影 by  SOG07, Sony
8/3 9:18
出合の4m滝かな。右巻き。
2段13m。右壁に新し目のボルトあり、それを使わせてもらいました。これが今回、一番苦戦しました。振り返ると、1時間ほどかけてますね。
後続者はサッサと左から巻いてました。そちらは残置ロープもありました。
2025年08月03日 09:23撮影 by  SOG07, Sony
8/3 9:23
2段13m。右壁に新し目のボルトあり、それを使わせてもらいました。これが今回、一番苦戦しました。振り返ると、1時間ほどかけてますね。
後続者はサッサと左から巻いてました。そちらは残置ロープもありました。
5階滝かな。
2025年08月03日 10:24撮影 by  SOG07, Sony
8/3 10:24
5階滝かな。
滑滝
2025年08月03日 10:29撮影 by  SOG07, Sony
8/3 10:29
滑滝
廊下帯
2025年08月03日 10:30撮影 by  SOG07, Sony
8/3 10:30
廊下帯
渓相が目まぐるしく変わり、しかも美しい。岩の種類も色もさまざまで、不思議。
2025年08月03日 10:32撮影 by  SOG07, Sony
8/3 10:32
渓相が目まぐるしく変わり、しかも美しい。岩の種類も色もさまざまで、不思議。
2条5mCSかな。容易に直登できる滝が連続する。
2025年08月03日 10:40撮影 by  SOG07, Sony
8/3 10:40
2条5mCSかな。容易に直登できる滝が連続する。
四連の滝かな。広めの明るいゴルジュ。
2025年08月03日 10:45撮影 by  SOG07, Sony
8/3 10:45
四連の滝かな。広めの明るいゴルジュ。
これも四連の滝かな。登るなら念の為、ロープ出すところだけど、時間が気になってたこともあり、手前右からサクッと巻きました。
2025年08月03日 10:48撮影 by  SOG07, Sony
8/3 10:48
これも四連の滝かな。登るなら念の為、ロープ出すところだけど、時間が気になってたこともあり、手前右からサクッと巻きました。
高巻き中。
2025年08月03日 10:48撮影 by  SOG07, Sony
8/3 10:48
高巻き中。
2025年08月03日 10:55撮影 by  SOG07, Sony
8/3 10:55
これもいい感じ。
2025年08月03日 11:03撮影 by  SOG07, Sony
8/3 11:03
これもいい感じ。
2条6mかな?
2025年08月03日 11:09撮影 by  SOG07, Sony
8/3 11:09
2条6mかな?
もうちょっと行ったところで、昼休憩。ようやく先行者を抜き返し、時間の心配が薄れる。
2025年08月03日 11:15撮影 by  SOG07, Sony
8/3 11:15
もうちょっと行ったところで、昼休憩。ようやく先行者を抜き返し、時間の心配が薄れる。
このあたりは、どれがどれだか、よくわかりません。
2025年08月03日 11:49撮影 by  SOG07, Sony
8/3 11:49
このあたりは、どれがどれだか、よくわかりません。
奥の二俣。左へ入り、最後の詰めへ。
2025年08月03日 12:28撮影 by  SOG07, Sony
8/3 12:28
奥の二俣。左へ入り、最後の詰めへ。
キャンプ場に戻って、かき氷😋
2025年08月03日 16:07撮影 by  SOG07, Sony
8/3 16:07
キャンプ場に戻って、かき氷😋
撮影機器:

装備

個人装備
Tシャツ 長袖インナー タイツ ズボン 靴下 グローブ 雨具 日よけ帽子 着替え ザック 昼ご飯 行動食 非常食 飲料 コンパス 計画書 ヘッドランプ 予備電池 GPS 筆記用具 ファーストエイドキット 保険証 携帯 時計 タオル ナイフ カメラ ロープ ハーネス ヘルメット 確保機 ロックカラビナ カラビナ クイックドロー スリング ロープスリング セルフビレイランヤード カム ナッツキー アッセンダー ハンマーバイル アングルハーケン 渓流シューズ トポ、ルート図

感想

ホタガ谷という名を知ったのは去年。力量を試すのに、行ってみたらどうかと、ある人から言われた。調べると、登攀系3級となってて、気軽に行くのは憚られる。
隣に、この蛇谷があることを知り、ここなら行けそうだ。楽しそうだし。ということで、前哨戦にと訪問。

まず、魚止めの滝。大所帯の先行者が登ってる。私たちは、ほぼシャワークライミング経験なし。ちょうどいいから、見学させてもらいました。
さて、私たちの番。同志がリードで、一発で成功。結果、支点取らずに、実質フリー(笑)
ここで、ビレイ解除した途端、ルベルソ落とした😭ちゃんと脱落対策してなかった。日ごろから横着してるから、こういう目に遭うと、猛省。この後、使う場面もなく、無事帰れたのが不幸中の幸いでした。
半べそかきながら、私の番。水圧が強すぎて、2回水圧で滝壺へ落とされました🤣対岸へ泳いでみたけど、淵は深く、流れに押し戻され、岸壁はホールドも足場も見当たらず、容赦なく滝が打ち付け、とても上がれそうにない。ロープが足に絡まるし、比較的小規模と思われるサラシ場でも、間近で見ると恐ろしい😱時間かけすぎたし、諦めて、無難に右壁を登りました。この間、無線が大活躍。いい加減、自分も買わないと。
それにしても、シャワークライミングの難しさを思い知りました。重心を落とさなかったのは初歩的な未熟さ。それはさておき、あんなところで支点とか、どうやって取るのだろう?足場やホールドがあるかも分からず、オンサイトで登れる気がしません。

本流から分かれ、序盤の2段13m。今度は私が右壁をリード。少し滑る岩。基本、簡単だけど、3ピン目からの1ムーブが核心部。右手はカチ、右の足場は悪く、左足は決まりにくいジャミング、次の左手が遠い。リード慣れしていない私は苦戦。久しぶりに足が震えるのを抑える。左手が決まらない、と思った瞬間に体勢を保てないのを感じ、「落ちる❗」と同志に叫んで、フォール😥一瞬、ボルトが外れるかも、と覚悟しました。先輩から、口を酸っぱくして、リードは絶対安全にと、教えられたのに。ボルトがしっかりしてそうだから、甘えも出たかもしれません。何がダメだったか、詳細には思い出せないけど、落ちるときの、あの恐ろしく嫌な感覚は忘れられません😰ザックの重みで頭からひっくり返る、というのもプチ体験しました。
ともあれ、怪我が無かったのは幸い。かえって吹っ切れ、次は絶対失敗できないと集中し、何とか登攀成功❗

この時点で、10時半。まだ全然進んでない。と、焦り、ここからはペースアップ。こだわるほどでもない滝は、巻く方針で。でも、早々と脚にきてる私🤣そして暑い。水をかぶっても、すぐにまた暑くなる。水をケチって500mlしか持ってこなかった私は、軽い脱水症状で、少々しんどかった🥵
上述の2つの滝みたいなのが、まだあると大変だと思ったけど、大半は直登できたし、巻きも易しめでした。美しい渓相も次々と変わり、息もつかせぬ連爆で、飽きさせない。ただ、終盤は暗色のナメ中心で、やや単調。

詰めは藪漕ぎもなく草原の稜線へ。暑い日でしたが、開けたなだらかな丘陵は、そよ風が心地良かったです。こんなのどかな山が、廊下と連爆の谷を秘めてるとは、行ってみないと思いもよりません。
2人とも竜ヶ岳は初めてだから、山頂へ。鹿の放牧場みたいになってました。下山は2時間ほど。軽い熱中症と重装備で、ちょっとしんどかったけど、ワラーチで今回も頑張りました💪
下山後は、トイレもある、快適なキャンプ場。

全体に、岩は比較的しっかりしてたかと思います。水は見た目綺麗で、水温高め。釜も多く、この日は水に浸かって気持ちいいくらい。ただ、上部ほど少し臭いはありました。今年は降雨少ない影響もあるのかも。ヒルには会わなかったけど、しつこいアブはいました。
登山道が近く、高巻きもしやすい。親切にも、ボルトや残置ロープなどもたくさんあり、人気の谷という印象。初心者も連れていけそうです。

その他、反省点。
虫が知らせたか、示し合わせた訳でもないのに、ヌンチャクを2本ずつ持参してた。序盤の2段13m滝は、これがなければ、諦めて巻くなりしてただろう。
泳ぎを伴う沢では、フローティングロープが必要。
沢では、一般に、単ガラスの水中メガネじゃなくて、ゴーグルの方が使い勝手良さそう。
予備の確保器やエイト環も持つべきか?
そこそこ大きな岩に、不用意にぶつかったら、足を挟まれそうになった。細心の注意を怠らないこと。
エイトノット、沢で濡れると解きにくい。フォールした後、苦労した。ブーリンの方がいいか。

いろいろ勉強になったし、達成感もあったけど、危ない場面が何回もあり、まだ、自分にはホタガ谷は早いなと、身のほどを知らされました。
ともあれ、最高に楽しめて、リードも、何とか通過できて、帰宅後、いい酒が飲めました😆

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