樽ヶ沢

- GPS
- 10:19
- 距離
- 8.4km
- 登り
- 773m
- 下り
- 771m
コースタイム
- 山行
- 9:57
- 休憩
- 0:23
- 合計
- 10:20
天候 | 晴れ(軽い夕立) |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2025年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
岩倉林道ゲート前 駐車スペース (最大5-6台程度/無料) →朝は最初の1台目、帰りも最後の1台が我々でした |
コース状況/ 危険箇所等 |
・コンディション: 水量普通 ・ぬめり: 水流は問題ないが水流際は強い(モンベルアクアグリッパー) ・携帯電波: 電波アリ=駐車スペース/林道、沢内はほとんど入らない ・体感グレード: 2級/Ⅲ ・沢内他パーティ: 2PT(3人,2人) ・登山届: Compass, 家族, 山岳仲間共有 ・虫: アブが大量 ・参考遡行図: 「新版 東京起点 沢登りルート100」P.234-235 (2級上/Ⅲ+) ・計画: https://yamare.co/p5750517 有名な柿其渓谷の支流・岩倉川のさらに支流、と若干ややこしいが、地理的にもアクセスもほぼ柿其渓谷なこちら。 参考遡行図の書籍「新版 東京起点 沢登りルート100」の表紙を飾る沢。 ただ、この「東京起点」の中でも一番東京から遠いのがここでもあり、都内から日帰りはなかなか強行スケジュール。 今回はやっくん以外の3人が東京から。前日夜に出発して、深夜に道の駅大桑に到着して、前泊(第2駐車場にて)。 入渓してすぐから大岩や小滝が多く、ずっと楽しめる登攀系の沢。 巻道も明瞭+フィックスロープなども豊富で、さらに大きな滝の落口にはボルトもあり、人気沢としてとても整備されている。 ただ、中間の残置支点(ハーケンなど)は全く見かけなかったので、プロテクションは持っていく必要アリ。登攀だけならロープは40mあれば安心(30m滝)。懸垂下降の予定があるなら足りないのでもう1本ロープ持っていくと万全。 今回は初級者2名連れ+簡単に巻ける小滝でも水流から行ったりロープを出したり+滝の写真をゆっくり撮ったり、とかなり満喫しながらのんびり遡行した。 登攀は中間2人を初級者にしてアッセンダーで。リードはフリー(登ったあと上からロープ投げる)場合や、アンザイレンしてから登るパターンなども交えて。 計画では本流をずっと下降していく予定だったが、流石に遊びすぎて時間が遅くなったので、途中で林道までへの斜度が緩くなるところまで泳ぎながら下降した後、林道に詰めて下山とした。 みんなの山行記録 ・yukipeke: https://noborumogumogu.hatenadiary.jp/entry/2025/08/19/215716 ・江戸切子: https://splasher.jp/waterfalls/iwakura_taruga.html ・葉っぱ: https://yamap.com/activities/41912500 |
その他周辺情報 | 山行後 ・片付け・着替えなど: 道の駅 大桑 ・晩飯: 元祖山賊焼 村井店 ・風呂: 林檎の湯屋おぶ~ |
写真
装備
個人装備 |
ココヘリ
参考遡行図
地形図+コンパス
食/行動食/水
笛
ヘッドランプ
モバイルバッテリー
ファーストエイドキット/常備薬
財布
スマホ
時計
雨具
グローブ
タオル
ハーネス
ヘルメット
確保機
ロックカラビナ数枚
スリング数本
セルフビレイコード
ハンマー
サングラス
ナイフ
|
---|---|
共同装備 |
ロープ(8mm30m/7.9mm40m)
アッセンダーx3
ツェルト
カム(Z4#.5/#.75/#1)
ボールナッツx4
クイックドロー数本
ハーケンx8(未使用)
|
感想
今年に入ってから、せっせと沢に行きはじめて、
沢に関する書籍も同時に読むように。
その中で『新版 東京起点沢登りルート100』の表紙の沢の写真を見て「綺麗だな〜。こんないいところあるんだ」とぼんやりと思っていた。
そんな密かな憧れの地、樽ヶ沢。
行ってみた感想は最高でしかなかった!!!
とってもよいところ!!!
透明度高く、景色も最高!
適度に渓相に変化もあり、飽きもなく、水と戯れることもできる(更にこの日は水温も適度にあって、浸かってても寒くなりすぎることもなかった)
最初から最後まで存分に遊び、溯行スピードではご迷惑かけたけど、丸1日沢で遊び尽くした充実感。
メンバーにも恵まれ、相乗効果で楽しくて楽しくて、楽しく過ごせた。
まだまだ自力での溯行は難しく、フォローありきだったけど、知識を共有してもらえたのもいい経験、学びになった。
成長スピードは正直とても遅いけど、その事実は認めつつ、だけどかまけず進んでいきたい。
あー!本当にいい日だった。
また皆で沢に行きたいねー!
ありがとうございました!
ようやく来れた、木曽の名渓!
関東周辺で沢をやる初級者は必ずお世話になる本、通称「100ルート」( https://amzn.to/3HcOhwL )
の表紙になっている沢ー!
正直、都内に住んでるころは遠すぎて足が全然向かなかったけれど、松本に引っ越して近くなったこともあり、今夏そろそろいかなきゃと思っていたところで、東京のホームジムメンバーが来るとのことで同行させてもらいました。松本の自宅からは1.5hぐらいで気楽な距離でした。
100ルートにも「東京近郊にあれば超人気ルート」とある通り、アプローチも簡単で、本当に最初から最後までいろんなバリエーションの滝が続き、さらにその上、最高の渓相!と、表紙になる理由を完全にわからされてしまいました。日帰りの沢で「ここは何度でも来たい!」って思った沢初めてかもしれない。そのぐらいの魅力に溢れたすごい沢です。
中級者以上の経験者にとっては特にロープを出すような滝もなく、身軽に来れそうだし、初級者を連れてきても大体の落口にはボルトがあるので確保も楽々で良いですね。でも仮にこの沢で沢デビューしちゃったら、奥多摩とか丹沢とか一生行けない気がするw
ジムでよく一緒に登るメンバーと初めて一緒に沢登りできたのもすごい良かった!
メンバーの誰かが危険に感じるところではしっかりロープやお助け出したり、技術習得で楽になる場所では自分でなんとかできることを覚えてもらったり、良い沢登りになったんじゃないかなと思います!僕も人に教えることでより理解が深まるので嬉しい。
計画よりも時間は押したけれど、この人数であんだけ遊んでロープ出してワイワイやってこのぐらいのオーバーなら全然問題ない範囲だと思う!最後まで本流下降できなかったのは心残りだけど、また行くのもいいね!このメンツでまた沢行きたい!
いやぁ、本当に楽しかった。
今夏は雪渓が多くて上越方面の沢はなかなか絶望的なので、木曽方面にお世話になろうと思います!おつかれさまでした!
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する