唐櫃越にマダニはいるか? 桂>沓掛山>みすぎ山>亀岡


- GPS
- 05:00
- 距離
- 14.7km
- 登り
- 660m
- 下り
- 598m
コースタイム
- 山行
- 4:49
- 休憩
- 0:11
- 合計
- 5:00
阪急桂駅-51-峰ヶ堂城跡-71-沓掛山 122
沓掛山-49-舗装道路出合-51-みすぎ山 100
みすぎ山-48-唐櫃越登山口-19-JR馬堀駅 67
どの区間も初めてなので頻繁にヤマレコ登山中画面を見ながら歩いた。はじめの里道は上桂駅からの方が短距離。
足の速い方なら時短可能。でも、初めてなら急がないのが無難かなと。
舗装道路出合を左折で西山団地・老ノ坂。推測だが、里まで近く、ダニの心配が少ないと思う。
天候 | 晴れ |
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過去天気図(気象庁) | 2025年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車
スタート地点:阪急桂駅 岩倉(京都市左京区)〜バス〜四条河原町 230円 四条河原町〜阪急〜桂 200円 *当初の予定ルートが唐櫃越ではなかったので桂駅で下車したが、上桂駅からの方が短距離になる。 帰り ゴール地点:JR馬堀駅 馬堀(亀岡市)〜JR〜二条 240円 二条〜市営地下鉄〜国際会館駅(岩倉) 290円 |
コース状況/ 危険箇所等 |
危険個所なし。今日は一般的なルートしか歩いていません。 間違って今日予定していたのとは違うルートを歩いたり、心変わりして調べていなかったルートを通ったりしたので、道迷いの可能性の有無については何とも言えないが、道標はいっぱいあった。 今日は軽装で歩いてもマダニの心配がないルートとして旧山陰道を桂から亀岡まで歩く予定だった。しかし里道を間違えたり心変わりしたりして、唐櫃越(からとごえ)で馬堀(亀岡市)へ抜ける事になった。(旧)山陰道よりは多少マダニの可能性が増したことと思う。結果は2〜3日しないとはっきりしないので、後日感想欄に書込む。なお、唐櫃越は桂側の初めから入らず、峰ヶ堂城跡を通って唐櫃越に入っている。 マダニの感染症である重症熱性血小板減少症候群(SFTS)は致死率27%。7月31日京都府南部(宇治田原町)で初発生。十分注意を。 ▶以下は顛末の詳細。一般的なルートなのでGPS足跡(地図)だけでも同じルートを辿れ、山行情報だけが必要な方には不要なのでスルーしてください。 近年、夏になると山行のたびに皮膚の障害が発生する。原因は色々複合している様に思うが、例えば老化と言う要因は解消が困難だ。また、汗で濡れた状態で長時間高温になるのも大きな要因だと思われてきた。 2〜3年前から夏になると皮膚の障害と言う問題が起きていたが、今年は花背峠や周山などかなり北まで行ったので時間が長くなっていた。そして、2〜3年前からマダニが良く付くのとマダニの媒介する伝染病が問題になって来たので、夏でも長袖長ズボンで歩くようになっていた。 そこで今日は軽装で歩けそうなルートを選んで、可能な限りの軽装で出かけてみた。一番短い短パン。タンクトップは肩がひどく日焼けするが、Tシャツは暑いのでアロハシャツ。アロハの中にリュックサック代わりの腹掛を付けると、腹掛は前面は覆うのでタンクトップも要らず、背中は紐だけなので背中まで風が通る。履物はいつもの地下足袋。こういう組み合わせを実行してみた。若干、目立ちそうな気がしたので地味な茶色い葉っぱ模様のアロハシャツを選んだ。 そしてそのルートだが、今日は旧山陰道(丹波路)を歩く積りだったのだが、いい加減に歩いていたら、東海自然歩道から峰ヶ堂城跡を通って唐櫃越(からとごえ)で亀岡(馬堀)に抜けるルートに入ってしまった。多分旧山陰道よりマダニの可能性が少し高いルートだと思うが、こちらも調べてあったルートなのでそのまま行ってみた。しかも、みすぎ山を通らず西山団地に下山するルートで調べていたのだが、現地で心変わりしてみすぎ山を通って馬堀に下山した。この変更でさらにマダニの可能性が高まったかも知れない。 多分多くの方はこのルートにどの程度の壁蝨の危険があるかの方が気にかかるかと思われる。わたし自身はそれと同じくらいこの装備で皮膚の障害が回避できるかが気がかりだ。いずれも結果が判るまで2〜3日はかかる。 結果はいかに? 結果は3日ほどしたら感想欄に書く予定。 ▶8月1日、感想欄に結果を書きました。 |
その他周辺情報 | 峰ヶ堂城跡 寺院から城館へと変化していったことが文献・遺構の両面から分かる城館です。 概要:小畑川の上流域、桂川右岸の丘陵上に位置し、沓掛から乙訓方面を一望できます。城跡は、大きく4つの曲輪群からなり、最高所に位置する曲輪以外は丘陵の尾根上に曲輪が展開します。北端の曲輪群は京都と亀岡を結ぶ唐櫃越に面しており、土塁を複雑に配しています。 当城跡は、当初法華山寺として文献史料に記載されており、鎌倉時代はじめの創建とされています。そして、南北朝動乱期には幕府側の拠点となり、以後たびたび軍勢が駐屯していることがわかります。天文3年(1534)の『東寺百合文書』には、細川晴元が一向一揆に備えて西岡一帯の半済米を「峰城」に留め置くとの記述があり、この段階までに寺院よりも城館として機能が高まっていたことを示しています。 当城跡は、寺院と城館の関係性が文献からも遺構からも判明する重要な城館です。 引用元: https://www.kyoto-be.ne.jp/bunkazai/cms/?p=2240 |
写真
登山開始前です。GPS起動前です。自宅の岩倉から四条河原町行のバスで出撃。勿論、岩倉もかんかん照り。少しでも涼しい間に歩きたいし、もっと早く出かけたかったけど、都合でこの時間になってしまった。
改札を入る時にタッチすると『ありがとうございます』という表示が出た。どういう意味? …これで正しく認識されてるんだろか?
これで良かったらしく、タッチして改札を出ると200円という表示が出た。乗る時は『入れ』という表示の方が判り易いんだけど。
【8/2追記】期待してなかったのに、普通に2ポイント付いてたよ!!
とにかく行ってみよう。今日は軽装で来たので、真壁蝨(まだに)が心配な道になったらそこで打切って引返すよ。
【8/2追記】城跡の北端が唐櫃越に接するとあるので、ここが主曲輪(主郭)なんじゃないでしょうか。現在でも広い平坦地になっているし。
古道にしては不自然な所があるのは倒木などでルートが変わっているのかも知れない。
写真が判りにくいが、後ろの小さい道標に西山団地が書いてある。調べていたルートはここで左折して西山団地に降りるのだったが、つづけて唐櫃越を歩いてみたくなって右折した。
やる気が無くなって来たのは熱中症の初期症状かも知れないが、これ以上脱いだら裸で壁蝨の危険が増す。軽度の脱水症かも知れないので、ここで残りの飲物を全部飲んだ。
装備
個人装備 |
財布(お金/保険証/回数券)
短パン
アロハシャツ
腹掛
地下足袋12枚馳
御弁当(豚饅)
飲料(1200ml+
現地自販機で500ml)
携帯(スマホ)
カラー紐(PE)
ビニールテープ
油性ペン等
サングラス等
(紫外線防護眼鏡)
サージカルマスク
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感想
結果の報告です。
▶唐櫃越にマダニはいるのか
壁蝨は付かなかったみたい。まれに3日以上して壁蝨が血を吸って大きくなってから気付く事があるが、念入りにチェックしたけど付いていないみたい。なお、家に近くの住宅地周辺の草地に犬を散歩に連れてっても壁蝨が付く事があるそうなので、山を歩いて絶対安全とは到底言えないはず。油断されません様お願い。
帰宅後は浴室に直行して、衣服を洗濯機に放り込んで、人間はシャワーを浴びた。その後続けて裸のまま西瓜を用意して、西瓜を持って入浴。シャワーはそこそこ強力なので浴槽に浸かるだけより有効やないやろか。
重症熱性血小板減少症候群(SFTS)は今年はすでに日本で100人近い発症者があり、9人が死亡済みであることが確認されているそうなので、十分に注意されたし。
今検索したら、
『京都府南部(宇治田原町)で初めてSFTSの報告がありました!(2025年7月31日)』
2013〜2017年に実施された国内の調査では致命率は27%と言うので怖いですね。
▶軽装ならわたしの皮膚障害は起きないのか
程度の差はあるが、最近は帰宅時点でズボンの裾の履物と二重になっていた部分が赤くなっていたが、帰宅時点で問題なし。その後も問題は起きなかった。
最近は帰宅の翌日ぐらいから下半身中心に虫刺され程度の小さい腫れが発生し、一部が水膨れになることが頻繁に起きていたが、今回は全くなし。問題は完全に回避できたらしい。
今後検討すべきは、もっと時間が長くても大丈夫か? もう少し多くの服を着ても大丈夫か? 最高気温がもう少し低くなったら問題は発生しなくなるのか? と言ったところ。
【8/2追記】
阪急はクレジットカードのタッチ決済で乗れる。河原町駅東改札では駅員室側の改札、桂駅では内から見て右側の改札。いずれも1ケ所のみ対応。(近鉄全線も利用可能。京都市交通局、京都バス、京阪電車はカードで乗れない。JR西が一部駅でタッチ決済導入という記事があるが自社カードのみの可能性があるので、使いたい方は利用可能駅も含めて確認してね。)
期待してなかったが、ちゃんとポイントがついていた!
(使ったカードが「paypayアプリのカード支払いに登録しているクレジットカード」なので、「30日後に自動的に現金残高に加えられ」て、「ポイントを使用する」に設定しているので「1ポイントからすぐに支払いに充当」される。50ポイントたまってから等の条件がないので、ワタシ的にはこれが一番気楽だ。)
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