富良野岳


- GPS
- 06:37
- 距離
- 13.9km
- 登り
- 1,126m
- 下り
- 1,129m
コースタイム
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2025年07月の天気図 |
アクセス |
写真
感想
去年は8月に黒岳でキャンプ泊し9月に紅葉の大雪山を2人で楽しんだ。次は花盛りの7月に行こうと話していた。前日白銀荘にてキャンプをしていたので5時半スタートし涼しいうちに標高を上げてMAX暑くなる前に下山する計画だった。が、朝食中にアーがまさかのカップ麺をひっくり返して右膝を火傷してしまった・・不幸中の幸い1度の軽度熱傷なので行けなくはないが痛むようなので無理せずにDNS。
ダラダラ過ごしていたが7時前に痛みが引いてきて、やっぱ山に行きてぇと申告があったので突貫で準備して予定より1時間半遅れでレイトスタート。
アーは結構なペースでトラバースを歩いていくが、やはり遅く出たのが裏目になり暑くてかなりキツそう。ゆっくりでいいから無理せずに行ける所まで行きましょうを伝える。
上富良野分岐まで登れば風も出てきて涼しいが無風になると日射が刺さってくる。
最後の登りはかなり辛そうなので、行くも止めるも貴方次第なので自分で決めなさいと言う。頑張りますと富良野岳まで登り切った。
山頂は心地良い風と気温なのでゆっくり休んで絶景を楽しんでいた。
帰りのプランは2つ
1.ピストンで戻る。
標高を下げると暑くなるがハイマツの日陰で日射は避けれる。でもきっと蒸し暑くて景色は皆無。
2.上富良野岳への縦走
標高が高いので涼しいが、風が無いと日陰が無いので日射に焼かれる。景色は良いが三峰山まで150登って上富良野岳までも緩く長い登りがある。
どちらを選んでもアップダウンは不可避。
縦走路は見えるのでアーに選択させると2を選んだ。三峰山までの登りは本人も納得のしんどい登りで、もう足が上がらないと何度も呟いていたが怒りを原動力で到着。トラウマ級にキツかったのでもう来る事はないと言ってた。
それでも山頂から景色を見て、日常を忘れる非現実的な山って良いなぁーって言っていた。
上富良野岳へのユル〜い登りが残っているが、アーは後半に強いので最後の力を振り絞って到着。今日はもう登らなくて良いです。
下山を開始してすぐに本日自分が歩いたルートが全て見た時、こんなに長い距離を自分の足で歩いた事に感動していた。
これからの人生で楽しい事も辛い事や悲しい事は、何度も訪れると思うが今日を思い出して乗り越えて欲しいと思った。
予期せぬ怪我からのマイナススタートで、暑くてしんどい登りと絶景のミンタラハイクが交互に訪れるタフな山行だったが、自分で行きたいと言ったので僕は選択肢を提示して選択は全て彼女に任せた。
結果、泣き言も弱音も言わずに歩き続けるアーは強い人だと思った。
今回も2人で一緒に歩く大雪山は僕達にとってかけがえのない幸せな時間になりました。
コメント
この記録に関連する登山ルート
この場所を通る登山ルートは、まだ登録されていません。
ルートを登録する
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する