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Yamareco

記録ID: 8410544
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
朝日・出羽三山

朝日連峰大縦走(泡滝〜以東岳〜大朝日岳〜祝瓶山〜五味沢)

2025年07月12日(土) 〜 2025年07月14日(月)
 - 拍手
体力度
10
2〜3泊以上が適当
GPS
57:39
距離
73.0km
登り
4,453m
下り
4,469m
歩くペース
標準
0.91.0
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

1日目
山行
5:46
休憩
0:45
合計
6:31
距離 20.2km 登り 1,230m 下り 513m
8:42
153
11:15
11:16
9
11:25
12:00
12
(昼食休憩)
12:12
12:13
70
13:23
13:24
34
13:58
20
14:18
22
14:40
14:47
26
15:13
2日目
山行
10:34
休憩
1:57
合計
12:31
距離 22.8km 登り 2,020m 下り 1,210m
4:54
103
6:37
6:38
41
7:19
7:20
65
8:25
8:47
84
10:11
10:12
41
10:53
11:13
14
11:27
11:28
14
11:42
11:43
27
12:10
12:18
16
12:34
12:35
10
12:45
13:10
40
(靴修理作業)
13:50
14:02
21
14:23
14:24
65
15:29
62
16:31
16:32
14
16:46
17:08
17
3日目
山行
11:23
休憩
1:43
合計
13:06
距離 30.0km 登り 1,201m 下り 2,737m
5:25
5:32
85
6:57
6:58
22
7:20
7:22
18
7:40
8:00
19
(靴修理作業)
8:19
8:20
103
10:03
10:04
81
11:25
11:26
10
11:36
11:37
33
12:10
12:35
42
(軽食休憩)
13:17
7
13:24
13:30
8
13:38
13:42
19
14:01
14:02
43
14:45
15:00
16
(軽食休憩)
15:16
27
15:43
15:55
11
16:06
16:09
1
16:10
16:13
2
16:15
126
18:21
民宿さいとう
天候 1、2日目は概ね晴れ、3日目は霧模様
過去天気図(気象庁) 2025年07月の天気図
アクセス
利用交通機関:
電車 バス
[往路]青森駅〜鶴岡駅は電車、鶴岡駅〜朝日庁舎まではバス、その後は徒歩。
[復路]宿〜小国駅はバス、小国駅〜坂町駅は代行バス、坂町駅〜青森は電車。
コース状況/
危険箇所等
泡滝登山口〜大鳥小屋間の3合目に残雪迂回箇所がありますが支障はないです。
大玉山への登りルート(8合目ぐらい?)では雪崩れの影響と思われる土砂や倒木が散乱していて道が分かり難いと感じました。
祝瓶山から大石橋への下山ルートは問題なく下山しました。
なお下山地点に「角楢小屋の角楢吊橋は損傷のため渡れない」標識があり、一本丸太を通るルートの方は通行止と思われます。
その他周辺情報 大石橋に下山後は徒歩で約10km歩き「民宿さいとう」で1泊2食しました。
[1日目]ワインパーク戸沢を5時出発し9時前に朝日屋通過
2025年07月12日 08:42撮影 by  XQ-DE44, Sony
7/12 8:42
[1日目]ワインパーク戸沢を5時出発し9時前に朝日屋通過
泡滝ダムへの道路は改修整備中
2025年07月12日 11:06撮影 by  XQ-DE44, Sony
7/12 11:06
泡滝ダムへの道路は改修整備中
泡滝ダム300m手前で車通行止
2025年07月12日 11:20撮影 by  XQ-DE44, Sony
7/12 11:20
泡滝ダム300m手前で車通行止
昼食休憩後12時に登山出発
2025年07月12日 12:13撮影 by  XQ-DE44, Sony
7/12 12:13
昼食休憩後12時に登山出発
大鳥小屋まで1合目
2025年07月12日 12:29撮影 by  XQ-DE44, Sony
7/12 12:29
大鳥小屋まで1合目
土砂崩れ跡を通る
2025年07月12日 12:35撮影 by  XQ-DE44, Sony
7/12 12:35
土砂崩れ跡を通る
大鳥小屋まで2合目
2025年07月12日 12:52撮影 by  XQ-DE44, Sony
7/12 12:52
大鳥小屋まで2合目
大鳥小屋まで3合目地点の雪渓
2025年07月12日 13:03撮影 by  XQ-DE44, Sony
7/12 13:03
大鳥小屋まで3合目地点の雪渓
最初の吊り橋
2025年07月12日 13:23撮影 by  XQ-DE44, Sony
7/12 13:23
最初の吊り橋
大鳥小屋まで4合目
2025年07月12日 13:24撮影 by  XQ-DE44, Sony
7/12 13:24
大鳥小屋まで4合目
小沢で飲水して通過
2025年07月12日 13:31撮影 by  XQ-DE44, Sony
7/12 13:31
小沢で飲水して通過
二番目の吊り橋
2025年07月12日 13:57撮影 by  XQ-DE44, Sony
7/12 13:57
二番目の吊り橋
大鳥小屋まで6合目
2025年07月12日 14:04撮影 by  XQ-DE44, Sony
7/12 14:04
大鳥小屋まで6合目
大鳥小屋まで7合目。男女集団を追い越す
2025年07月12日 14:21撮影 by  XQ-DE44, Sony
7/12 14:21
大鳥小屋まで7合目。男女集団を追い越す
大鳥小屋まで8合目
2025年07月12日 14:43撮影 by  XQ-DE44, Sony
7/12 14:43
大鳥小屋まで8合目
大鳥小屋まで9合目
2025年07月12日 15:00撮影 by  XQ-DE44, Sony
7/12 15:00
大鳥小屋まで9合目
大鳥小屋まで10合目
2025年07月12日 15:12撮影 by  XQ-DE44, Sony
7/12 15:12
大鳥小屋まで10合目
大鳥小屋の水場
2025年07月12日 15:20撮影 by  XQ-DE44, Sony
7/12 15:20
大鳥小屋の水場
大鳥小屋(タキタロウ山荘)
2025年07月12日 17:26撮影 by  XQ-DE44, Sony
7/12 17:26
大鳥小屋(タキタロウ山荘)
[2日目]大鳥池沿いを進む
2025年07月13日 04:54撮影 by  XQ-DE44, Sony
7/13 4:54
[2日目]大鳥池沿いを進む
オツボルートへ左折
2025年07月13日 04:55撮影 by  XQ-DE44, Sony
7/13 4:55
オツボルートへ左折
朝日が差す以東岳を眺望
2025年07月13日 05:54撮影 by  XQ-DE44, Sony
7/13 5:54
朝日が差す以東岳を眺望
ガクウラジロヨウラク
2025年07月13日 06:21撮影 by  XQ-DE44, Sony
7/13 6:21
ガクウラジロヨウラク
ヒメサユリ
2025年07月13日 06:21撮影 by  XQ-DE44, Sony
7/13 6:21
ヒメサユリ
キンコウカ
2025年07月13日 06:25撮影 by  XQ-DE44, Sony
7/13 6:25
キンコウカ
以東岳バックに咲くニッコウキスゲ
2025年07月13日 06:34撮影 by  XQ-DE44, Sony
7/13 6:34
以東岳バックに咲くニッコウキスゲ
水場
2025年07月13日 06:40撮影 by  XQ-DE44, Sony
7/13 6:40
水場
オオバギボウシ、ニッコウキスゲ
2025年07月13日 06:45撮影 by  XQ-DE44, Sony
7/13 6:45
オオバギボウシ、ニッコウキスゲ
オツボ峰
2025年07月13日 07:20撮影 by  XQ-DE44, Sony
7/13 7:20
オツボ峰
シロバナニガナ
2025年07月13日 07:30撮影 by  XQ-DE44, Sony
7/13 7:30
シロバナニガナ
ヒメサユリ
2025年07月13日 07:51撮影 by  XQ-DE44, Sony
7/13 7:51
ヒメサユリ
ハクサンシャクナゲ
2025年07月13日 08:12撮影 by  XQ-DE44, Sony
7/13 8:12
ハクサンシャクナゲ
登山開始3時間半で以東山頂着。眼下に大鳥池
2025年07月13日 08:26撮影 by  XQ-DE44, Sony
7/13 8:26
登山開始3時間半で以東山頂着。眼下に大鳥池
以東岳からの縦走ルート眺望
2025年07月13日 08:49撮影 by  XQ-DE44, Sony
7/13 8:49
以東岳からの縦走ルート眺望
ハクサンイチゲ
2025年07月13日 09:18撮影 by  XQ-DE44, Sony
7/13 9:18
ハクサンイチゲ
中央の最奥に大朝日を眺望
2025年07月13日 09:24撮影 by  XQ-DE44, Sony
7/13 9:24
中央の最奥に大朝日を眺望
エンゴサク?
2025年07月13日 09:36撮影 by  XQ-DE44, Sony
7/13 9:36
エンゴサク?
小花群生
2025年07月13日 09:43撮影 by  XQ-DE44, Sony
7/13 9:43
小花群生
ハクサンイチゲ
2025年07月13日 09:58撮影 by  XQ-DE44, Sony
7/13 9:58
ハクサンイチゲ
ヒメサユリ
2025年07月13日 10:03撮影 by  XQ-DE44, Sony
7/13 10:03
ヒメサユリ
中先鋒
2025年07月13日 10:12撮影 by  XQ-DE44, Sony
7/13 10:12
中先鋒
ヒナウスユキソウ
2025年07月13日 10:36撮影 by  XQ-DE44, Sony
7/13 10:36
ヒナウスユキソウ
ハクサンシャクナゲ
2025年07月13日 10:42撮影 by  XQ-DE44, Sony
7/13 10:42
ハクサンシャクナゲ
狐穴小屋で休憩中にトレラン男性到着
2025年07月13日 10:53撮影 by  XQ-DE44, Sony
7/13 10:53
狐穴小屋で休憩中にトレラン男性到着
休憩中に靴の破損に気付く
2025年07月13日 11:09撮影 by  XQ-DE44, Sony
7/13 11:09
休憩中に靴の破損に気付く
ハクサンフウロ
2025年07月13日 11:34撮影 by  XQ-DE44, Sony
7/13 11:34
ハクサンフウロ
寒江山〜朝日岳〜祝瓶山縦走路眺望
2025年07月13日 11:43撮影 by  XQ-DE44, Sony
7/13 11:43
寒江山〜朝日岳〜祝瓶山縦走路眺望
寒江山から今後の朝日岳〜祝瓶山ルート眺望
2025年07月13日 12:11撮影 by  XQ-DE44, Sony
7/13 12:11
寒江山から今後の朝日岳〜祝瓶山ルート眺望
以東岳から寒江山まで歩いて来た道を眺望
2025年07月13日 12:11撮影 by  XQ-DE44, Sony
7/13 12:11
以東岳から寒江山まで歩いて来た道を眺望
イブキトラノオ群落
2025年07月13日 12:43撮影 by  XQ-DE44, Sony
7/13 12:43
イブキトラノオ群落
靴底が剥離し応急処置し歩行続行
2025年07月13日 13:09撮影 by  XQ-DE44, Sony
7/13 13:09
靴底が剥離し応急処置し歩行続行
竜門小屋までもう少し
2025年07月13日 13:43撮影 by  XQ-DE44, Sony
7/13 13:43
竜門小屋までもう少し
竜門小屋前の水場で水調達
2025年07月13日 13:49撮影 by  XQ-DE44, Sony
7/13 13:49
竜門小屋前の水場で水調達
ハクサンシャクナゲ
2025年07月13日 14:55撮影 by  XQ-DE44, Sony
7/13 14:55
ハクサンシャクナゲ
ニッコウキスゲ
2025年07月13日 15:26撮影 by  XQ-DE44, Sony
7/13 15:26
ニッコウキスゲ
西朝日岳から大朝日眺望
2025年07月13日 15:28撮影 by  XQ-DE44, Sony
7/13 15:28
西朝日岳から大朝日眺望
この日唯一のコバイケイソウの花
2025年07月13日 15:31撮影 by  XQ-DE44, Sony
7/13 15:31
この日唯一のコバイケイソウの花
ヒメサユリの群生
2025年07月13日 15:49撮影 by  XQ-DE44, Sony
7/13 15:49
ヒメサユリの群生
朝日小屋と背後の大朝日。手前に雪渓水場
2025年07月13日 16:32撮影 by  XQ-DE44, Sony
7/13 16:32
朝日小屋と背後の大朝日。手前に雪渓水場
水場で飲用水を約5L調達
2025年07月13日 17:07撮影 by  XQ-DE44, Sony
7/13 17:07
水場で飲用水を約5L調達
朝日小屋に到着
2025年07月13日 17:26撮影 by  XQ-DE44, Sony
7/13 17:26
朝日小屋に到着
[3日目]早朝に霧の中を登山出発
2025年07月14日 05:09撮影 by  XQ-DE44, Sony
7/14 5:09
[3日目]早朝に霧の中を登山出発
霧の中の大朝日岳山頂
2025年07月14日 05:28撮影 by  XQ-DE44, Sony
7/14 5:28
霧の中の大朝日岳山頂
ヒナウスユキソウ
2025年07月14日 06:10撮影 by  XQ-DE44, Sony
7/14 6:10
ヒナウスユキソウ
ハクサンイチゲ
2025年07月14日 06:41撮影 by  XQ-DE44, Sony
7/14 6:41
ハクサンイチゲ
数十メートル先が霞む
2025年07月14日 07:01撮影 by  XQ-DE44, Sony
7/14 7:01
数十メートル先が霞む
水場を通過
2025年07月14日 07:21撮影 by  XQ-DE44, Sony
7/14 7:21
水場を通過
両方の靴底が剥離し応急措置
2025年07月14日 07:58撮影 by  XQ-DE44, Sony
7/14 7:58
両方の靴底が剥離し応急措置
靴底溝に紐を沿わせたが効果薄
2025年07月14日 07:58撮影 by  XQ-DE44, Sony
7/14 7:58
靴底溝に紐を沿わせたが効果薄
北大玉山から大玉山へ
2025年07月14日 08:35撮影 by  XQ-DE44, Sony
7/14 8:35
北大玉山から大玉山へ
大玉山への道
2025年07月14日 09:47撮影 by  XQ-DE44, Sony
7/14 9:47
大玉山への道
祝瓶山まで長い道のり
2025年07月14日 10:05撮影 by  XQ-DE44, Sony
7/14 10:05
祝瓶山まで長い道のり
大玉山から祝瓶山への道
2025年07月14日 11:03撮影 by  XQ-DE44, Sony
7/14 11:03
大玉山から祝瓶山への道
祝瓶山への辛い登坂道
2025年07月14日 11:36撮影 by  XQ-DE44, Sony
7/14 11:36
祝瓶山への辛い登坂道
祝瓶山眺望最終写真〜この後ガス視界不良
2025年07月14日 11:39撮影 by  XQ-DE44, Sony
7/14 11:39
祝瓶山眺望最終写真〜この後ガス視界不良
祝瓶山への最後の稜線歩き
2025年07月14日 13:19撮影 by  XQ-DE44, Sony
7/14 13:19
祝瓶山への最後の稜線歩き
祝瓶山山頂到着
2025年07月14日 13:27撮影 by  XQ-DE44, Sony
7/14 13:27
祝瓶山山頂到着
一の塔から見下ろす下界景色
2025年07月14日 14:02撮影 by  XQ-DE44, Sony
7/14 14:02
一の塔から見下ろす下界景色
長い下り終着地の沢水場で飲水休憩
2025年07月14日 15:51撮影 by  XQ-DE44, Sony
7/14 15:51
長い下り終着地の沢水場で飲水休憩
大石橋を渡る
2025年07月14日 16:10撮影 by  XQ-DE44, Sony
7/14 16:10
大石橋を渡る
大石橋から約10km歩き民宿さいとう到着
2025年07月14日 18:21撮影 by  XQ-DE44, Sony
7/14 18:21
大石橋から約10km歩き民宿さいとう到着
民宿の夕食(写真+白米と蕎麦)
2025年07月14日 19:17撮影 by  XQ-DE44, Sony
7/14 19:17
民宿の夕食(写真+白米と蕎麦)
民宿の朝食
2025年07月15日 07:26撮影 by  XQ-DE44, Sony
7/15 7:26
民宿の朝食
撮影機器:

装備

個人装備
半袖シャツ 腕カバー 速乾シャツ ズボン 靴下 手袋 雨具 ゲイター 帽子 着替え 予備靴ひも ザック 3泊4日分食料 行動食 非常食 計画書 ヘッドランプ 予備電池 筆記用具 救急キット 常備薬 保険証 スマホ タオル ストック ナイフ ポール テント テントマット シェラフ 携帯トイレ

感想

今回の朝日連峰縦走ルートは8年前の縦走時と同じルートを歩きました。
8年前は八甲田〜八幡平・乳頭・秋田駒〜鳥海〜朝日連峰〜飯豊連峰〜吾妻連峰と歩いて縦走しました。
ただ朝日連峰では途中脱水症状に陥り苦い記憶が残りました。
また朝日と飯豊では予定時間を超過して下山後に一部区間車を利用しました。
今回は前回の反省を含めて計画を再検討して登山に挑みました。

8年前の59歳時と今回の67歳では体力が相当衰えています。
そのため前回より負担が少なくなる様に計画しました。
具体的には8年前は泡滝口〜大石橋を1泊2日で計画しました。
・泡滝(早朝出発)〜以東〜竜門小屋(泊)〜大朝日〜祝瓶〜大石橋(夕方着)
今回は泡滝口〜大石橋を2泊3日で計画しました。
・泡滝(昼出発)〜大鳥(泊)〜以東〜朝日小屋(泊)〜大朝日〜祝瓶〜大石橋(夕方着)

1日目の大鳥小屋では約10人ほど宿泊者がいました。
うち8人は2階で就寝して、1階には私と釣り人男性の2人が就寝しました。
2日目の大朝日小屋では約10人ほどが全員2階に宿泊しました。
2日目の就寝ではイビキ人が2人いて熟睡時間は少なめに感じました。
大鳥小屋と大朝日小屋ともに宿泊料金は2千円でした。

8年前の脱水や極度疲労は今回感じず一応登山計画は達成できました。
ただ今回は別の問題が発生し登山靴の靴底カバー剥離に遭遇しました。
実は出発前に靴を事前点検した際に多少不安を感じていました。
今回使用した靴は6年前に長期徒歩旅を計画した際に購入した中古品です。
ところがコロナ発生で靴の利用出番がないまま6年間放置していました。
今回出発にあたり靴底に変色がありましたが外観上は問題なく大丈夫だろうと高を括りそのまま履いて出かけました。

旅初日〜2日目は全く問題なく3日目に大鳥小屋を出発しました。
大鳥出発後の昼に靴側面に一部剥離発生し、2時間後に靴底剥離が起こり自前の装備で応急処置しました。
応急処置は一応機能し大朝日小屋まで極端な支障はなく到着できました。
ただ翌日に10時間の長時間縦走が未だ残っているため今のままでは不安です。
小屋の主人に布テープを分けてもらい靴底を補助的に固定しました。
靴底修理作業中に同宿の女性登山者から結束バンド提供の申し出を受けました。
ただ私の個人的感覚で現状応急処置で大丈夫と判断し申し出は辞退しました。
結束バンドは靴との密着性が低くバンドと靴の隙間に枝等が挟まり歩行転倒に繋がり易いと考えました。
結果的には翌日の登山途中にも2度ほど靴底補修作業しましたが大支障は無く縦走を終えました。ただ一度だけ紐と靴の隙間に枝が挟まり転倒しました。

今回の朝日縦走は8年前とほぼ同時期に歩きました。
8年前は脱水の失敗はありましたが天気に恵まれ花も咲き誇り時期は最適でした。
今回も大朝日までは最高の天気で花も前回同様に良く咲いていました。
今冬の豪雪の影響を心配しましたが登山道の積雪は前回とほぼ同じに感じました。
豪雪の影響を感じるのは谷間などの雪が滞留し易い極一部と推測しました。

大鳥〜以東〜朝日区間では主に単独登山者6人ぐらいとすれ違いました。
狐穴小屋で休憩中に軽装のトレラン登山者と出会い数分ほど会話しました。
日暮沢から出発し竜門を経由して以東登頂後に引き返して来たとの事です。
実は私は以東岳を下山している途中でトレラン男性とすれ違いました。
とてもハイペースで登る男性だと感心して挨拶して見送りました。
まさかその男性と狐穴小屋で再び再会するとは思ってもみませんでした。
私は以東〜狐穴まで2時間半ほどかかっており男性は約半分で往復したのでしょう。

最終日の朝日〜祝瓶〜大石〜五味沢では出会った人はいませんでした。
こちらのコースの利用者は前日までのコースより大幅に少ないと思います。
基本的に下りが多いのですが前日よりアップダウンはキツく感じます。
刈り払いについても前日までより手薄と感じられました。
それでも長距離縦走路としては比較的手入れはされていると感じました。
ただ大玉山への最後の登り坂では土砂や枝が散乱する場所がありました。
想像ですが今冬の豪雪で雪崩れ等の起こり登山道が荒れたと推測しました。
枝等が散乱していると進む方向が迷い易いため要注意と思いました。

今回の登山は8年前の登山での反省を生かすため計画しました。
特に8年前は大朝日〜祝瓶間で脱水症状になったため今回は水を十分持ちました。
この区間にも水場はありますが前回は補給できずに危険状態になりました。
今回は大朝日出発時に十分水があったため最後まで水補給は不要でした。
ただ水の保有量が多いと荷物重量が増えて身体への負担が増します。
最終的に今回は水を持ち過ぎたと感じて下山地点で水を一部捨てました。
水の適正保有量はその日の天候によっても大きく変わってきます。
水については毎回登山で悩まされる問題と改めて感じました。

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