焼岳



- GPS
- 07:13
- 距離
- 8.8km
- 登り
- 949m
- 下り
- 951m
コースタイム
天候 | 快晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2025年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
概ね良好 笹薮の刈り払いが行われており歩き易い 刈った笹で足元がわかりにくくなっている部分があるので、注意は必要 |
その他周辺情報 | 前泊は新島々近くの「みみずの寝床」 個室と相部屋の仮眠所があります |
写真
装備
個人装備 |
フリース
Tシャツ
ズボン
靴下
グローブ
レインジャケット
レインパンツ
靴
ザック
昼ご飯
行動食
飲料
レジャーシート
地図(地形図)
コンパス
笛
ヘッドランプ
予備電池
GPS
筆記用具
ファーストエイドキット
常備薬
日焼け止め
保険証
携帯
時計
サングラス
タオル
ツェルト
ヘルメット
カメラ
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感想
夏の焼岳へ!
焼岳は過去2回、どちらも雪山だった。やっと念願叶って夏の焼岳ツアー決行!!
一週間前の天気予報では雨の予報だったが、火曜辺りから晴れマークが出始める。まだ変わる可能性はあるので、油断せず、万が一の時は…ドキドキしながら過ごしたが、今回は見事に晴れを引き当てた!
前日、仕事の後自宅を出発、予約していた新島々の仮眠所の個室を目指す。金曜の夜の首都高は渋滞が酷かった。めげずに粘って渋滞を抜けたら、談合坂で夕食。
このまま新島々まで行けるかと思ったが、途中で眠気が…。運転を夫に代わってもらい、24時ちょっと前に到着。囁きトーンでチェックインを済ませ、少しでも睡眠時間を稼ぐべく就寝。
朝5時の目覚ましが辛かった。
モソモソと準備をして中の湯を目指す。車を停めて、フロントで受付。中の湯から登山口を目指す。
途中の路肩にはたくさんの車が停まっていた。もちろん、登山口前の駐車場は満車。歩く距離は延びたが、中の湯泊で駐車場が使えて良かった。
さぁ、スタートですよぅ。
下は樹林帯、ザックを背負って歩くには蒸し暑い。夏の定番、首に濡れタオルも何度もひっくり返して冷たい面を首に当てる。クネクネと九十九折りの道を辿る。広場迄の道がとにかく長く感じた。こんなんで山頂に着けるのか?そんな不安を感じながらも黙々と歩く。
広場に出ると、明確に今日の目的地が見える。よし、頑張ろ。
この辺りからは冬ルートと異なり、カールの中を歩いていく。樹林帯を抜けるとテンションは上がるが、日が照りつけるためジリジリと焼かれるようだ。
噴煙の噴き出す音も聞こえ始める。少しずつ近づいているはずだが、なかなか到着しない。笹が刈り払われて歩き易いが、すれ違いで刈られた笹の根元、切り株?の上を歩くとバランスを崩しかけた。踏んでも茎に跳ね返されるようだ。
一ヶ所だけ、岩の足場の切れ目に刈られた後の笹が被っていて危ない場所があった。登りよりも下りが注意かな。
樹林帯を抜けてからは上高地側から吹く風に助けられた。
まだまだ鞍部は遠い。なんとかあそこまで行けば…。そう思いながらひたすら脚を動かすが、ちょうど下りの方が来ると、ここぞとばかりに道を譲る笑笑。
我々が鞍部に到着したタイミングは、少し混み合っていた。外国人が恐らく無許可であろうドローンを飛ばしていてムッとした。それどころかグリーンロープから噴気孔側に入り込んでドローンに撮影させている。ルールは守って欲しいものだ。
なんか嫌なので、先に山頂へ向かう。初めての北峰だ。下から見上げた時は鞍部から相当な登りかと思ったが、岩場のルートを辿って歩くとそこまでの登りではなかった。ただ、ルートを外して落石を起こしている人もいたので、マーキングには忠実に…。
山頂ではたくさんの人が景色を楽しんでいた。
長めの休憩で全方位を堪能して下山開始。テクテクと下っていくと、上高地側へ向かいそうになった。ん?方向がおかしいな?と思い振り向くと、中の湯への分岐があった。登りの時は夢中になっていて気が付かなかった〜危ない。
鞍部に戻ると学生らしき若者達と、解説をしている講師のような方がいる集団がいた。ゼミかな?と思いながら下りていくと、はぐれメタルのようにちょこちょこと同じ集団なんだろうな〜というメンバーとすれ違う。ちょうど1人で来る方がいたので「学生さんですか?」と声をかけてしまった。信大の地学系の実習だそうだ。後ろに離れて登っているくらいなので、疲れ切っていただろうに、笑顔で答えてくれてありがたい。
登りで気になった踏み外しポイントに気をつけながら広場までおりた。もう、上で見た景色は見えない。登りの時はここからの景色でも気持ちが盛り上がっていたのに、贅沢になっている。
後は慎重に下る。下に行くにつれて暑くなる。
暑さに耐えかねて何度も位置情報をチェックしてしまう。
登山口に到着、ちょうど帰る車の方に中の湯まで乗せて欲しいと思うくらいに疲れていた。早く…お風呂…コーヒー飲みたい…。そんな想いを抱えながら中の湯を目指した。
駐車場でヘルメットと登山靴を脱いでスッキリ!さあ、チェックインしてお風呂だ。
チェックインに時間がかかることを想定していたが、朝の駐車の受付がチェックインも兼ねていたようですぐに鍵を受け取り館内の説明、そのままお部屋に入ることができた。
あああ、疲れた〜、もう一歩も歩きたくない。でも、お風呂とコーヒーは外せない。最後の力を振り絞ってお風呂〜。
中の湯のお湯は、疲れを癒してくれた。食事もとても美味しく、サービスも文句無し。心身ともに癒されて帰路についた。
翌日は帰りにスイートのパン屋さんで朝ごはん。帰りの高速で談合坂のサービスエリアを通過した事以外は悔いが無い楽しい山行だった。
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