泉山 〜滝に癒される夏登山〜

- GPS
- 05:46
- 距離
- 7.0km
- 登り
- 860m
- 下り
- 866m
コースタイム
| 天候 | 晴/曇 |
|---|---|
| 過去天気図(気象庁) | 2025年07月の天気図 |
| アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
| コース状況/ 危険箇所等 |
所々に標識がありますが、登山道が雨に流されたりしてわからなくなっている場所もありました。 |
写真
装備
| 個人装備 |
長袖シャツ
ズボン
靴下
グローブ
日よけ帽子(キャップ)
登山靴
サブザック(19L)
昼食(棒ラーメン+カット野菜)
行動食(飴)
予備食(シリアルバー他)
飲料(お茶600mL+烏龍茶500mL)
地図(行程図・地形図)
スマートホン(GPS+ナビ)
iPad mini(GPS+ログ)
サブバッテリー
カメラ
腕時計
ラジオ
ヘッドライト
手拭い
ティシューペーパー
日焼け止め
防虫スプレー
|
|---|---|
| 備考 | 360度カメラも持って行きましたが、使いませんでした。 |
感想
近年の猛暑の夏は「危険な暑さ」を少しでも和らげるため、標高1,000mを超える山へ行くか、滝のある山へ行くのが恒例になっている。この日は、レコで知った、滝巡りもできる岡山県の泉山(いずみやま、いずみがせん)へ行ってみた。この山には何度か来たことがあり、北側、西側からのルートは歩いたことがある。滝のあるのは山の南東側で、山陰側からはややアクセスが悪いのだが、ナビの指示通り山の中をくねくねと上り下りする峠道を通って登山口へやって来た。登山口の駐車スペースに車がすでに5台ほど停まっていて、さすが、岡山県民に愛されている山だなぁと感じた。
滝が目当てなので、中央稜線までは谷筋や山腹の斜面を歩くことになる。地上に露出した岩塊や道を覆うガレも多く目にしたが、白い筋や縞模様の入ったいい感じの石を多く目にした。後で地質を調べると、中腹までは海成の泥岩層、中腹から稜線辺りは斑れい岩や安山岩なので、縞模様の石は熱変性を受けた堆積岩、ホルンフェルスなのだろうと考えられる。正確には拡大して見て結晶の粒状を調べなければならないのだが。その石を造り出した造山活動でこの山や滝が形成されたと考えると、大地の力を感じる。
中央稜線へ上がるまでは展望がほとんど無いので、滝や岩の模様を楽しみにするぐらいしかないが、稜線へ上がると周囲の見晴らしが良くなる。若干雲がかかっているが、山頂を覆うほどではないので、周囲の山を眺めることができる。ただ、大山は霞んでいて山頂展望所で辛うじてその輪郭を確認できたのみだった。
今回4つの滝を巡ったが、上りルートで立ち寄った天の滝、火の滝は、黒い岩の上を水が流れ落ちている沢という印象で、わざわざこれを見に来るほどのものではないという印象だった。ただ、登山中の休憩地としては適当な場所だ。下りに立ち寄った中林の滝二の滝と一の滝は高さも水量もそれなりにあって、「滝を見た」という満足感が得られるものだった。けれども、道が不明瞭なうえに傾斜が急な山腹で、下手に突き進むと崖を滑り落ちそうな所もあって、要注意な場所だった。私が単に道を間違えてしまっただけかなのもしれないが。
10時過ぎに歩き始めて、下山は16時、暑い時期なのに野外活動の時間が少し長すぎたかもしれない。歳は増えていくばかりなので、あまり無茶しないように健康に気を付けながら夏を乗り切って行こう。
Katsuhara












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