鵜原理想郷ハイク:明神岬~白鳳岬~毛戸岬~毛戸浦~手弱女平~メガネ岩~砂子ノ浦観音堂~海中展望塔~海の博物館



- GPS
- 06:06
- 距離
- 10.3km
- 登り
- 224m
- 下り
- 216m
コースタイム
天候 | 曇りのち晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2025年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
写真
感想
「鵜原理想郷」は、大正時代、別荘地とする計画があり、理想郷の名前で脚光を浴びたそうです。
しかし、1923(大正12)年に起きた関東大震災とその後の昭和大恐慌のため、ユートピアの計画は頓挫してしまいます。
もし関東大震災や金融恐慌が起きなかったら、計画どおり、ここは別荘地となっていたのでしょうか❓
手彫りのトンネルがあちこちにあり、アクセスはとても良いとは言えませんが、2 km に渡って続くリアス式の複雑な海岸地形は大変美しく、どこかの異国にでも来たような気分になれます。
実際、鵜原は、与謝野晶子や三島由紀夫などの文人にも愛され、景観美が絶賛されました。
▶︎キョンと遭遇
明神岬に向かって歩いている時、カサカサと音がするので茂みの中を覗くと、小型のシカらしき動物を発見。
キョンでした。
毛戸岬付近でも複数のキョンを目撃。
近寄っても全く逃げません。
外来種で繁殖力が強く、房総半島でかなり増えているそうです。
▶︎海中展望塔
鵜原の沖合60 mにある「海中展望塔」では、螺旋の階段を降りると、水深8mの海の中を見ることができます。
さかなくんの描いたイラストが飾ってありましたが、かなり絵が上手いですね。
▶︎海の博物館
房総半島は、暖かい黒潮と冷たい親潮がぶつかり合う場所にあります。
そのため、生き物や生態系の種類が多く、生物多様性のホットスポットなのです。
面白かったのは、海の生き物だけでなく、カブトムシのサナギや、絶滅危惧2類のオオケマイマイが展示されていたこと。
カブトムシのサナギが土の中で蠢いているのは初めて見ました。
オオケマイマイは、毛の生えた珍しいカタツムリです。
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