記録ID: 8369994
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ハイキング
中国
神社めぐりで四王寺山(高良大社)、鶴降山(物部神社)、天狗山(熊野大社)
2025年06月28日(土) 〜
2025年07月02日(水)
島根県
福岡県
hiroyanagi
- GPS
- 312:00
- 距離
- 4.2km
- 登り
- 654m
- 下り
- 655m
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標高グラフを拡大| 天候 | 晴れ |
|---|---|
| 過去天気図（気象庁） | 2025年06月の天気図 |
| アクセス |
6/28筥崎宮(はこざきぐう)(福岡) 6/28住吉神社(福岡) 6/28宇美八幡宮(福岡) ～四王寺山登山～ 6/28香椎宮(かしいぐう)(福岡) 6/29宗像(むなかた)大社 辺津宮(へつぐう)(福岡) 7/1物部(もののべ)神社(島根) ～鶴降山登山～ 7/1出雲大社(おおやしろ)(島根) 7/2熊野大社(島根) 7/2須我神社(島根) ～天狗山登山～ 7/2八重垣神社(島根) |
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対馬・壱岐島から戻って、唐津港の近くから唐津城(佐賀県唐津市東城内8−1)が海に浮かんでいるように見えて美しいです。
【6/28筥崎宮(はこざきぐう)/福岡県福岡市東区箱崎1丁目22−1】福岡市の街のど真ん中。宇佐神宮・岩清水八幡宮と共に日本三大八幡。
6/28 10:07
【6/28筥崎宮(はこざきぐう)/福岡県福岡市東区箱崎1丁目22−1】福岡市の街のど真ん中。宇佐神宮・岩清水八幡宮と共に日本三大八幡。
御祭神は、第15代・応神天皇、神功皇后(母君)、玉依姫命(初代・神武天皇の母君)。
元寇(蒙古襲来)に際し、「我が身を以て国難にかわらん」と敵国降伏の祈願をし、博多の街の安寧を祈願された亀山上皇。
平安時代中頃である西暦921年、醍醐天皇が神勅により「敵国降伏」の宸筆(しんぴつ)を下賜し社殿を建立。
モンゴル軍の船の碇として使用されたと伝わる石。長さ2メートル超、推定重量は250kg。昭和15年に、博多港中央埠頭の北東で発見。
6/28 10:11
モンゴル軍の船の碇として使用されたと伝わる石。長さ2メートル超、推定重量は250kg。昭和15年に、博多港中央埠頭の北東で発見。
【6/28住吉神社/福岡県福岡市博多区住吉3丁目1−51】こちらも街のど真ん中で、狭い道を通り駐車場を見つけるのに気を遣います。
6/28 11:50
【6/28住吉神社/福岡県福岡市博多区住吉3丁目1−51】こちらも街のど真ん中で、狭い道を通り駐車場を見つけるのに気を遣います。
御祭神は、底筒男(そこつつのを)神、中筒男(なかつつのを)神、表筒男(うわつつのを)神の住吉三神。
神功皇后が住吉三神のご加護により三韓征伐から無事帰還｡九州から大和へ向かう途中に住吉神社は多くあります。
【6/28宇美八幡宮/福岡県糟屋郡宇美町宇美1丁目1−1】應神天皇御降誕地となっています。
鳥居の寄進者に麻生太吉(麻生太郎元総理/麻生セメント元社長の曾祖父)の御尊名。
神功皇后が三韓征伐より帰還され、産所を蚊田(宇美の古名)の邑に定め、應神天皇を安産にてお産みになられたこの地を宇瀰(うみ)、その後宇美と称されました。
6/28 12:57
神功皇后が三韓征伐より帰還され、産所を蚊田(宇美の古名)の邑に定め、應神天皇を安産にてお産みになられたこの地を宇瀰(うみ)、その後宇美と称されました。
【四王寺山登山】高良大社の縁起によれば、異国の兵が九州に攻め込んできたのを神功皇后が追い返し、四王子嶺に登って神仏に助けを祈ったところ高良玉垂命が出現されたとあるので、それらしき山に登ります。
6/28 14:10
【四王寺山登山】高良大社の縁起によれば、異国の兵が九州に攻め込んできたのを神功皇后が追い返し、四王子嶺に登って神仏に助けを祈ったところ高良玉垂命が出現されたとあるので、それらしき山に登ります。
20分ほどで登頂。隣に毘沙門堂がありますが、特段、神功皇后にまつわるものはなかったように思います。
40分少々で山行終了。海外からの防衛においては要衝の地だったようです。
英雄ヤマトタケルの子、仲哀天皇は、強く美しい神功皇后と夫婦になり、香椎でひとときを過ごすことになりました。
【仲哀天皇大本営御旧蹟碑(訶志比宮址・崩御の地）】ある日、仲哀天皇は神の怒りに触れ亡くなってしまいます。神功皇后は悲しみをこらえ、天皇のかわりに男装をして海を行き交い、そして愛する夫のために香椎にほこらを建てました。
6/28 16:55
【仲哀天皇大本営御旧蹟碑(訶志比宮址・崩御の地）】ある日、仲哀天皇は神の怒りに触れ亡くなってしまいます。神功皇后は悲しみをこらえ、天皇のかわりに男装をして海を行き交い、そして愛する夫のために香椎にほこらを建てました。
ご夫婦に男の子が生まれます。生まれつき弓の名手であったこの男の子は、祖父と母の血を受け継いでたくさんの勝負に勝ち、お父さんの遺志を引き継いで応神天皇(八幡神)となりました。
6/28 16:56
ご夫婦に男の子が生まれます。生まれつき弓の名手であったこの男の子は、祖父と母の血を受け継いでたくさんの勝負に勝ち、お父さんの遺志を引き継いで応神天皇(八幡神)となりました。
【宗像(むなかた)大社 辺津宮(へつぐう)】九州最後。あちこちに祀られている海の神様・宗像三女神の宗像大社にお参りします。
御祭神は、天照大神の三女神で、沖津宮、中津宮、辺津宮にそれぞれ祀られ、総称して宗像大社といいます。天照(あまてらす)大神と素戔嗚(すさのお)尊が誓約をし、天照大神が素盞鳴尊の剣を噛み砕き、息を吹きかけると三柱の女神が生まれます。
6/29 11:19
御祭神は、天照大神の三女神で、沖津宮、中津宮、辺津宮にそれぞれ祀られ、総称して宗像大社といいます。天照(あまてらす)大神と素戔嗚(すさのお)尊が誓約をし、天照大神が素盞鳴尊の剣を噛み砕き、息を吹きかけると三柱の女神が生まれます。
市杵島姫神の降臨の地とされ、社殿がない古代祭場です。ちなみに大分の宇佐神宮・奧宮のある御許山にも三女神が天降られたという言い伝えがあります。
6/29 11:45
市杵島姫神の降臨の地とされ、社殿がない古代祭場です。ちなみに大分の宇佐神宮・奧宮のある御許山にも三女神が天降られたという言い伝えがあります。
立派な施設の神宝館にも立ち寄ります。鏡や剣などが展示してありました。
なぜかスーパーに行くと半額になっています。神のご加護かもしれません（笑）。
道の駅の吉田松陰・高杉晋作・久坂玄瑞像。無料の松陰記念館を見学し手拭いを購入しました。
道の駅発祥の地、道の駅阿武町の素晴らしい施設を見た後次の道の駅でカレー昼食。うまし。
須佐湾。「須佐之男(すさのお)命が出雲の国から朝鮮半島に渡る際、神山(高山)の峰に立って航路を定めた」という神話に因んで須佐と名づけられたのだそうです。
6/30 16:16
須佐湾。「須佐之男(すさのお)命が出雲の国から朝鮮半島に渡る際、神山(高山)の峰に立って航路を定めた」という神話に因んで須佐と名づけられたのだそうです。
素戔嗚尊が登ったという高山展望台からの眺めが素晴らしい。頂上の岩が強力な磁気を帯びているという。
鳴り砂なのだそうです。通りすがりの地元の釣り仙人に、近くに1年砂時計が見られる仁摩サンドミュージアムがあるとか、八重垣神社のことを教わりました。事代主神(恵比寿様)の化身かも。
7/1 9:13
鳴り砂なのだそうです。通りすがりの地元の釣り仙人に、近くに1年砂時計が見られる仁摩サンドミュージアムがあるとか、八重垣神社のことを教わりました。事代主神(恵比寿様)の化身かも。
【7/1物部(もののべ)神社/島根県大田市川合町川合1545】御祭神は宇摩志麻遅命(うましまじのみこと)。
天孫・饒速日(にぎはやひ)命の御子神で、物部氏の祖神。鶴府(降)山に降臨されたということで後ほど登ります。
御祭神・宇摩志麻遅命がお鎮まりになられていると伝わる八百山の円墳にある御神陵。
熊と鉢合わせしそうな背の高い笹藪を掻き分け、蜘蛛の巣に襲われ、苦難の末頂上祠着。
【7/1出雲大社・稲佐の浜・弁天島】旧暦10月10日に、全国の八百万の神々をお迎えする浜。浜の砂を箱に詰めて大社の素鵞社(そがのやしろ)の砂と交換します。
7/1 14:12
【7/1出雲大社・稲佐の浜・弁天島】旧暦10月10日に、全国の八百万の神々をお迎えする浜。浜の砂を箱に詰めて大社の素鵞社(そがのやしろ)の砂と交換します。
大国主大神と建御雷之男神(たけみかづちのおのかみ)が国譲りの交渉をした屏風岩
【7/1出雲大社(おおやしろ)/島根県出雲市大社町杵築東195】御祭神は大国主大神。
【7/2熊野大社/島根県松江市八雲町熊野2451】かまいたちの山内さんが毎年初詣に訪れるという熊野大社。
あちこちの神社にある君が代に歌われるさざれ石。原産は大抵岐阜位(くらい)山のあたり。
古代、社があったのは熊野山(天狗山)ということで後ほど登ります。
素戔嗚尊が八岐大蛇を退治して命を救いお妃となった櫛名田比売(くしなだひめ)命、足名椎(あしなづち)命(父)、手名椎(てなづち)命(母)を祀る稲田神社。
7/2 8:24
素戔嗚尊が八岐大蛇を退治して命を救いお妃となった櫛名田比売(くしなだひめ)命、足名椎(あしなづち)命(父)、手名椎(てなづち)命(母)を祀る稲田神社。
八雲立つ 出雲八重垣 妻ごみに 八重垣つくる その八重垣を(雲が幾重にも湧く出雲の地で、妻との新居によい場所を見つけた。妻のために垣根を幾重にも造ろう)日本最古の和歌(素戔嗚尊作)
7/2 8:22
八雲立つ 出雲八重垣 妻ごみに 八重垣つくる その八重垣を(雲が幾重にも湧く出雲の地で、妻との新居によい場所を見つけた。妻のために垣根を幾重にも造ろう)日本最古の和歌(素戔嗚尊作)
【須我神社/島根県雲南市大東町須賀260】日本初の宮とあったので立ち寄ります。記紀に記載されている「須賀宮」、日本初之宮(にほんはつのみや)。
7/2 9:36
【須我神社/島根県雲南市大東町須賀260】日本初の宮とあったので立ち寄ります。記紀に記載されている「須賀宮」、日本初之宮(にほんはつのみや)。
そのとき美しい雲の立ち昇るのを見て、「八雲立つ 出雲八重垣 つまごみに 八重垣つくる その八重垣を」と歌い、日本で始めての宮殿を作り、鎮まりました。
7/2 9:42
そのとき美しい雲の立ち昇るのを見て、「八雲立つ 出雲八重垣 つまごみに 八重垣つくる その八重垣を」と歌い、日本で始めての宮殿を作り、鎮まりました。
八岐遠呂智(やまたのおろち)を退治した須佐之男(すさのお)命は、稲田姫と共にこの須賀の地に至り「吾が御心清々し」とおっしやつて宮造りをなさった。
7/2 9:42
八岐遠呂智(やまたのおろち)を退治した須佐之男(すさのお)命は、稲田姫と共にこの須賀の地に至り「吾が御心清々し」とおっしやつて宮造りをなさった。
三十一文字の歌も日本で一番古い歌であり、この地「和歌発祥の社」と呼ばれる。
ということで、天狗山への道を間違えて先に八雲山にある奧宮に行ってみます。
天狗山(天宮山)へは、熊野大社の鳥居前の道路を右折してすぐ左手に標識がありました(下山後撮影)。
【八重垣神社/島根県松江市佐草町227】釣り仙人から教えてもらった神社にお参りします。御祭神・素盞嗚尊・稲田姫命・大己貴命(大国主命)・青幡佐久佐日古命(佐草宮司先祖神)
7/2 15:35
【八重垣神社/島根県松江市佐草町227】釣り仙人から教えてもらった神社にお参りします。御祭神・素盞嗚尊・稲田姫命・大己貴命(大国主命)・青幡佐久佐日古命(佐草宮司先祖神)
手水舎の石の上にカエルがいたので水で浸してあげました。鏡の池などがある佐久佐女の森は、素盞嗚尊が八岐大蛇を御退治になる際、稲田姫を難からお救いになった場所。森の大杉の周囲に「八重垣」を造り、稲田姫をお隠しになりました。
7/2 15:36
手水舎の石の上にカエルがいたので水で浸してあげました。鏡の池などがある佐久佐女の森は、素盞嗚尊が八岐大蛇を御退治になる際、稲田姫を難からお救いになった場所。森の大杉の周囲に「八重垣」を造り、稲田姫をお隠しになりました。
感想
福岡、島根の一宮や八幡信仰の御祭神、神功皇后・応神天皇にまつわる神社、大国主命の祖神でもある素戔嗚尊にまつわる場所などをめぐりました。併せて、訪問した神社にまつわる山や奧宮などもめぐりました。山の方は、藪漕ぎで苦労したり、神様が訪れたところは清々しかったり、いろいろでした。思いつきで行ったところもありますが、それぞれ新たな発見があったりと楽しめました。
暑くなってきたのでしばらく神社めぐりは休みます。
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