記録ID: 8364213
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ハイキング
磐梯・吾妻・安達太良
東吾妻山
2025年07月01日(火) [日帰り]


体力度
3
日帰りが可能
- GPS
- 09:35
- 距離
- 17.0km
- 登り
- 846m
- 下り
- 847m
コースタイム
日帰り
- 山行
- 9:05
- 休憩
- 0:28
- 合計
- 9:33
距離 17.0km
登り 846m
下り 847m
15:18
ゴール地点
天候 | 曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2025年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
浄土平のワタスゲが気になって… 猫魔ヶ岳から降りて、温泉で疲れを癒やした後に向かったのが浄土平。 星は見えていましたが、スッキリとはしていないので、星空の写真を撮るのは行わずに朝を待ちました。 朝日が上る頃には、雲は多いものの晴れ間はあり、先ずは吾妻小富士でウォームアップ。 アクションカメラのみを持って時計回りに周回しましたが、身軽さがこれ程楽だとは… 昨日の疲れはややありましたが、歩いているうちに身体が馴染んで来るのが分かりました。 一度車まで戻り、おにぎりを一つ食べてお茶を飲み、身支度をして散歩の再開。 天気予報では、前半は晴れ間もあるが、次第に雲が濃くなる見込み。 ならば先ずは気になっているワタスゲのシーンを取材。 まだまだ素敵なワタスゲのシーンがありました。 この後、東吾妻山と谷地平に行くつもりでいますが、重いレンズを付けたカメラを持ち歩くのは難儀となりそうなので、もう一度車まで戻って、重いカメラを置き、少しでも身軽にしてから再スタート。 登山道を歩き始めて分岐点へ。 いつもなら右に曲って一切経山方向に行くのですが、今回は左側に進み、鎌沼に出るルートを辿ります。 いつもこの道は下山で使っていましたが、泥濘んでいたり、階段が水溜りになっていたりで荒れていて、かなり嫌いな道でしたが、いつの間にか綺麗に直されていて、かなり歩きやすい道になっていてびっくり。 階段もきれいになっていて、これなら気軽なハイキングでも大丈夫になりました。 しかし、登り切った先の黒い大きな石の不安定な上を歩いて抜けなければならないのは同じでしたが。 コバイケイソウが咲き始めていて綺麗。 木道を少し歩いて分岐点。 今回は東吾妻山に登る方向へと。 チングルマの穂が風に揺れています。 十字路に出て、いよいよ東吾妻山への登山の開始。 東吾妻山は、なだらかなお椀形をしているので、一見では穏やかで易しそうに見えますが、実際には滑りやすかったり石ゴロゴロだったり、木の根っこの急な段差を乗り越えたりと、荒れ気味の割とタフな登山道。 木に囲われていて展望は無く、休める場所も無いので割とキツい感じです。 風が強く感じる様になって来たので、そろそろ山頂が近いと理解ができます。 山頂は禿げていて猛烈な強風。 かなり寒さも感じて、回りの景色も雲に咽ぶ山並みを目視。 山頂で休憩と飲食を予定していましたが、これでは長居は難しい。 早々に山頂を退散することとしました。 途中から雨がポツポツ降り始め。 分岐点の十字路まで戻り、少し思案しましたが、天気はまだ持ちそうなので、谷地平に行ってみることにします。 谷地平 名前からして平たいので、それ程高低差は無いのかな? の期待は見事に外れてしまいました。 道はどんどん下っていってしまいます。 踏み跡はたくさんあるものの、人気があまりない、何となく薄気味悪い道。 それでも、手つかずの原野の環境からか、植物は生き生きとしています。 ギンリョウソウがたくさん。 泥濘あり、緑のノロが乗った物凄く滑る石の上を無理やり乗らなければ先に進めなかったり、渡渉も4回ほどやって、かなり荒れた道をやっと歩き、ようやく避難小屋まで辿り着けました。 しかし。避難小屋の周りは藪となっていて、その先へのルートが見つからず。 川もかなり水量があり、天気もグズグズし始めてしまい、時間的にも難しくなったので、結局避難小屋までで引き返すことにしました。 と言う訳で登り返し。 しかし、このスリッピーな道は、下りよりも登りの方がよっぽど楽に感じてしまいます。 タフな道を何がなんでも登り返さないとならない孤独感。 やっとお地蔵様の所まで戻ってほっと。 十字路の分岐点まで戻って、左側の木道遊歩道を歩いた時には、「天国に来たな」。 その当たりの遊歩道もかなり良い雰囲気なので、鎌沼の畔を歩かれたなら、もう1段上まで来てみる価値はあります。 鎌沼まで降りると、コバイケイソウやワタスゲがとてもきれいに見えました。 鎌沼の縁を酸ヶ平に進み、表の山道を使って浄土平に戻りました。 谷地平、未踏になっていましましたが、ここまでして行くべき場所かはかなり疑問。 物凄い秘境感があり、川の流れも原生のままなので、そうした怖さを好むなら価値は感じるかも知れません。 ただ、田代山の方がよほど安心感が有るかな?と感じた次第です。 そして、谷地平へは、ついでで行ける場所ではなく、ここを目指して十分に準備をする必要があることも分かりました。 酸ヶ平では、魔女の瞳まで行くこともよぎりました。 体力的にはまだ余力がありましたが、天気もあまり良くなく、時間的には無理は止めようとなりました。 |
写真
感想
浄土平、観光ハイキングも問題無い、よく整備されたルートも充実していますが、一方では、かなり荒々しい山の怖さを残しているので、心して行かなければ駄目な事を再確認。
使用したシューズはサロモンのローカットトレランシューズでゴアテックスのものでしたが、帰りの渡渉で足が滑り、片足を水の中にドボン。
見事に浸水してしまいましたが、それ程苦にはなりませんでした。
前回の磐梯山ではニューバランスの非防水のトレランシューズで濡れていまい、その後嫌な気分での歩行となりましたが、今回は問題無し。
ゴアテックスは濡れると乾かないとか、非防水の方が直ぐに乾くとか聞いていましたが、実体験としてはゴアテックスの方に一票。
ニューバランスのシューズはその後洗いましたが、完全に乾くには丸2日かかりました。
今回のサロモンのゴアテックスは1日かからずに乾きました。
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