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Yamareco

記録ID: 8362627
全員に公開
沢登り
白神山地・岩木山

大峰川〜小峰川

2025年06月28日(土) 〜 2025年06月29日(日)
 - 拍手
genntouki その他2人
GPS
32:00
距離
12.6km
登り
994m
下り
1,113m

コースタイム

1日目
山行
8:40
休憩
0:00
合計
8:40
9:20
520
大峰川入渓
18:00
コンタ700くらい・幕場
2日目
山行
11:50
休憩
0:00
合計
11:50
6:10
190
幕場
9:20
10
大峰岳南側直下登山道
9:30
510
大峰岳
18:00
松神発電所
天候 晴れ
過去天気図(気象庁) 2025年06月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
林道を十数分歩き入渓。数日前に降った雨で水量はやや多い
林道を十数分歩き入渓。数日前に降った雨で水量はやや多い
しばらくは林道の跡が川沿いに続き歩く
しばらくは林道の跡が川沿いに続き歩く
コンタ330二又を過ぎて水量はだいぶ減りました。濁りもなくなり透明な感じ。
ここは泳がなければ取り付けません。取り付いたとしても登れるかは微妙。右岸を斜上
コンタ330二又を過ぎて水量はだいぶ減りました。濁りもなくなり透明な感じ。
ここは泳がなければ取り付けません。取り付いたとしても登れるかは微妙。右岸を斜上
ここは、たぶん水流を嫌って左側を登った。見た目よりは悪かった。ハーケン打ったら岩が剥がれそうだし、カムもいまひとつ
ここは、たぶん水流を嫌って左側を登った。見た目よりは悪かった。ハーケン打ったら岩が剥がれそうだし、カムもいまひとつ
奥に二段の滝
一段目は簡単で、二段目は難しそうだったけど登れました
一段目は簡単で、二段目は難しそうだったけど登れました
これは苔が滑りそうだし、中間に支点が取れないかもしれないということで左側を登った
これは苔が滑りそうだし、中間に支点が取れないかもしれないということで左側を登った
ズルズル、細かいスタンス、ホールド
ズルズル、細かいスタンス、ホールド
本日の寝床
二日目出発後。雪渓から降りる
二日目出発後。雪渓から降りる
詰めは強烈な藪漕ぎ。やっと登山道に出て大峰岳。ここから西の支尾根に少し進んでから小峰川に下降
詰めは強烈な藪漕ぎ。やっと登山道に出て大峰岳。ここから西の支尾根に少し進んでから小峰川に下降
まずは軽く懸垂下降
まずは軽く懸垂下降
小峰川の下降はこんな滝の連続。何回懸垂下降したかわかんない
小峰川の下降はこんな滝の連続。何回懸垂下降したかわかんない
水流に振られそう
水流に振られそう

感想

 二、三日前の雨で水量は多め。やや濁っている。入渓後も左岸右岸に道路跡のようなものがしばらく続いてあって利用する。川岸にパイプが露出してあって、歩いてきた林道にあった水路に達していることが予想される。そして田んぼに水を引いているのではないだろうか。コンクリートの護岸もあった。護岸を左岸に見てからは道はなくなったと思う。周囲の木々は広葉樹の中にヒバの木が点在。杉ではないだけまあよい。川を進むとコンタ330二又。左又に入る。水量が半分に減って、濁りもなくなった気がする。そして滝が出始める。深い釜の滝。八メートルくらいの滝。きれいなナメ床があって、コンタ480二又のあと二段の滝。苔の大きな滝を越えて、スラブっぽい、ホールド、スタンスの細かい滝。そして時間を見て幕場。狭いが三人ばらけて寝れるだろう。薪を集めて着火するも、数日前の雨で湿った薪にはなかなか着火しない。着火しても大きくならない。ずっと扇いでいたが、時間も遅くなっていたのでガスで調理した。その間ずっと火を扇いでいたがダメだった。腹いっぱい米とおかずを食って、就寝とした。夜中、星がきれいだった。三時前に尿意で一度起きる。頭と足の向きを変えて寝たら寝心地がやや良くなった。
 夜中少し寒かった。起床後白湯を飲んで、インスタントラーメン食って出発。前日までは、現在地はコンタ700の崖マークの前後と予想していた。歩いていて崖らしいところは見えなかった。出発してからすぐ二又だった。この二又が崖マークのすぐ上の二又だった。僕たちは崖マークのところに泊まったようだ。崖ではなかったが。右又に入る。雪渓があった。雪渓に上がって右岸を歩き進むと、雪渓から降りる所が少し高かった。降りる川底は樋状の滝だった。周囲に懸垂下降の支点になりそうな木々もなく、どうやって降りようか考えた。このまま右岸を登って巻くか。登るにもきつい。左岸に倒木があった。左岸に渡って倒木を支点に懸垂下降を考えた。左岸の降りる地点の雪渓が細くなっていた。雪渓の細くなっているところまで歩かないと降りることはできない。もしその細くなった雪渓が崩れると考えると怖かった。でも検討して左岸を懸垂下降することにした。まずザイルを出して右岸から左岸に約五メートル雪渓上を渡る。倒木にザイルをまわし、エイトカンをセットして、雪渓の左岸の上流部降り口まで進む。先端にザイルを引っかけて、降りる。雪渓が崩れませんように。降りてみればそう大して危険でもないし、雪渓も分厚かった。三人無事に雪渓から降りた。その後は難所はなかった。詰め上がる最後は、濃密藪漕ぎ、なかなか進まず、もう嫌になったころに傾斜がやや緩くなり登山道に出た。大峰岳まで登ってから休憩、食う。そのあと西の支尾根に少し進んで小峰川に下降。源流部は歩きやすかったが、次第に滝が出現。なかなかの連瀑だった。巻ける所は巻いて降りた。ひとつ、着地地点の釜が深く見えて、少し着地地点を斜めにずらして下降する滝、足が滑ると振られ激浪に飲まれるような懸垂下降があった。ここは怖い。僕が最初に下降する。深い釜を避けて斜めに降りて着地。でもまだ深いと思われる。もう二メートルくらい下流に降りれば川底が見えていて安心。もう二メートル先に降りるためにはヘツらなければならなかった。そのへつりが難しかった。ザイルにプルジックして落ちないようにして、やっとヘツって二メートル先に着地。着地後、釜に入ってみると太ももまでの深さだった。次にIさんが懸垂下降。一度流水に振られそうになった。僕は下でザイルを掴んでいたので引っ張った。そして着地。深くないことを伝えて釜に入った。Kさんも無事懸垂終了。そのあとも一、二度懸垂下降して、あとは下る。小峰川は、沢登りするとしたらなかなか大変、登攀しがいのある沢と思った。て言うか、僕には登攀は無理です。コンタ230二又付近の歩道を探す。その少し上流に堰堤があった。堰堤の左岸に道があったが、二又をまだ見ていないので左岸の道を利用して堰堤を巻いて川に下降。右岸の高いところに看板が見えて、登ってみると道ではない。川を少し下って、右岸から枝沢を確認。その枝沢に入って、枝沢の右岸の上に看板を発見。上がってみると地形図の歩道と思われる跡があった。草に覆われたその道をコンパスで方角確認。間違いなさそうなので進む。道幅は広く、かつては車も通ったと思われる。草木から解放されて広くなると舗装路に出る。あとは舗装道路を国道101号手前の松神発電所まで歩く。

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