羅臼岳


- GPS
- 08:16
- 距離
- 13.8km
- 登り
- 1,498m
- 下り
- 1,533m
コースタイム
- 山行
- 7:02
- 休憩
- 1:14
- 合計
- 8:16
天候 | 快晴 |
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過去天気図(気象庁) | 2025年06月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
2,3 箇所雪渓あり。しっかりステップ作って通過 |
写真
装備
個人装備 |
Tシャツ
ズボン
靴下
グローブ
雨具
日よけ帽子
靴
ザック
行動食
飲料
地図(地形図)
コンパス
笛
計画書
ヘッドランプ
日焼け止め
保険証
携帯
サングラス
医療セット
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感想
- ホテル地の涯の駐車場でC0。4時起床で朝ごはんを食べようとしたが火器不調のためサバ缶と行動食を食べて木下小屋からスタート。こないだ秀岳荘で購入した熊鈴デビュー。
- 弥三吉水あたりまでペース良く進んでゆく。ペースは良いが、前日の雌阿寒・阿寒富士アタックの筋肉痛で脚はヘロヘロ。スタスタ進んでゆくトップにおいていかれながらも足を前に振り出す。回復力を高める工夫をしたい。
- 極楽平あたりで鹿に遭遇。道を譲ってくれた。special thanks!
- 弥三吉水で小休憩。水が冷えてて◎
- 銀冷水を通過し、雪渓が残る大沢へ。アプローチシューズとストックで滑らないように注意しながら通過。大沢登ったところで後ろを振り返ると、雪渓、海、花というなかなかの絶景が広がっていた
- 羅臼平から岩清水は地図で見るとたらく見えるが、疲労もあり今まで以上にペースが落ちてしまう。
- 岩清水から羅臼岳Peakまではちょい長めの雪渓と岩石地帯がある。雪渓は大沢よりも足元に注意して滑らないように通過。
- 快晴の羅臼岳Peak。やはりPeakで飲むコーラは格別。北はオホーツク海、南は根室海峡と国後島、東は知床半島の山々、西は知床半島の付け根や斜里岳と、360度の絶景を堪能。知床半島の付け根から半島の輪郭を見渡せたのはなかなかの規模感があり、普段は標高5mぐらいをうろついているだけの身にとっては最高に感動的な景観でした。
- Peakを存分に楽しみ、怪我なく無事下山。お疲れ様でした。
道東二日目
前日は悪天候で連山縦走を諦め、快晴の雌阿寒アタックで英気を養った、、、はずがなぜか目を覚ますと全身筋肉痛。肉体の劣化を感じる。さらに帰りのバスリミット的にかなり急がないと厳しそう。温泉とピークを天秤にかけた結果、行けるところまで行く作戦で進めることに。まあ羅臼平まで行ければいいかなという感じ。
登りだしてみると苦しいけれども身体は動く。先行者に抜かさせてもらいながら足を進める。木々の隙間からオホーツク海と太陽を見つつ気持ちの良い夏道歩き。
弥三吉水にはおしゃれな広場付き。木漏れ日の当たる円形の土の地面の真ん中に1本だけちっちゃい木が生えている。妖精とか住んでそう〜とか思ってたら、e-kaiは熊が出そうとか言ってる。夢のない奴。
極楽平は勝手に高山植物のお花畑を想像していたが、笹の間を通るただの夏道。ちょっとガッカリ。急登が終わって筋肉が極楽になるってことなのかな。すると目の前の茂みから謎の物音。死ぬほどビビってたら鹿だった。笛吹いてもすぐには逃げない。人慣れしてますね。
大沢は雪ばっちり。柔らかくてツボ足で余裕。上の方だけ若干急だが、コケてもずり落ちるだけなのでなんも。登りきって源頭部の岩場から振り返ると雪渓がオホーツク海まで続いてるように見える。足元には高山植物が咲き乱れている。美しい。
羅臼平はハイマツの間の細道。もさもさ。頂上がバッキリ見えるがまだまだ遠い。途中の広場に木下弥三吉さんの碑が建っていた。下山してから調べたら羅臼ルートを開拓した人で、木下小屋とか弥三吉水もこの人由来らしい。偉人だ。
時間に余裕があったのでピークアタック決行。最初はダラダラした登りだが、すぐに斜度のある岩場に。すれ違うのも一苦労。道中デカ目の雪渓が一カ所。大沢よりも斜度急だし、下に岩もあってちょっと怖い。ただこの気温ならザクザクで、簡単にステップ切れるのでツボ足で大丈夫。
岩清水は湧き水と言うより雨漏り。ほぼ枯れかけだが頑張って溜めて飲んでみたら美味しかった。
ピークは広い岩場。風はあるがスカッ晴れ。半島先端部を見ると硫黄山。根元を見ると海別岳。ウトロ側にはどこまでも晴れて輝くオホーツク海。羅臼方面は雲海の中に国後島が突き出してさらに奥には根室半島までうっすらと見える。うーん、良い。
下りは重力に任せて駆け下る。膝へのダメージは無視無視。羅臼平ではうっかり硫黄方面へ縦走したくなってしまう。次は岬まで行きたいな。
銀冷水のトイレスペースでは携帯トイレの使い方がわからなくて大騒ぎ。うるさくしてしまって申し訳ない。
下山後は小清水温泉へ。ぬるい水風呂に10分くらい浸かって全身をアイシング。炎症が引いたのか、膝の痛みもほぼ消えた。併設のお食事処でご飯食べて、有給取れなくて途中離脱のe-kaiを網走の夜行バスのりばまで送ってこの日は終了。
最高の1日だった。
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