富良野岳+上富良野岳ぐるりんぱ 2日続きの花まみれ


- GPS
- 08:34
- 距離
- 12.2km
- 登り
- 1,103m
- 下り
- 1,101m
コースタイム
- 山行
- 7:21
- 休憩
- 1:13
- 合計
- 8:34
天候 | 晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2025年06月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
上ホロ分岐から先で雪渓3箇所いずれもツボ足で問題なし。 |
その他周辺情報 | 吹上温泉白銀荘の日帰り温泉700円。露天風呂が最高。 |
写真
感想
今日は怪しい中年登山隊のS隊員と2人で富良野岳へ。昨日は暑寒別岳から下山して美瑛まで移動し、宿でS隊員と合流しました。富良野岳も暑寒別岳に負けず劣らず花々がピークを迎え咲き乱れている様子。期待に胸を膨らませて朝6時頃十勝岳温泉に着くと、既に駐車場は一杯で溢れた車が途中の道路の路肩に並んでいます。我々も路肩の車列の人になりました。皆さん考えることは一緒ですね。花のピークの好天の日曜日、実に大勢の皆さんが花の百名山富良野岳を目指して集まっていました。今日は朝から晴れて麓は真夏日の予報。6時38分登山口を出発して朝のうちはまだ涼しくて助かります。安政火口を見ながら沢を渡り斜面を登って7時45分上ホロ分岐着。5年前はここから上ホロカメットク山経由で十勝岳に登りましたが、富良野岳への道はお初です。少しずつ高度を上げて雪渓を3箇所渡りました。3箇所目の雪渓は展望もよく、携帯トイレブースもあって数組の皆さんが休憩されてました。登ってきた道の向こうに十勝岳や残雪の旭岳まで展望したりしながら9時15分縦走路分岐に着いてエネチャージ休憩。そしてここから富良野岳ピストンです。リュックをデポすることも考えましたが、賢そうなカラス君が獲物を狙ってウロウロしていたので止めました。この分岐と山頂までの間のお花畑の凄いこと。コマクサから始まってエゾノハクサンイチゲ、チングルマ、エゾツガザクラ、エゾコザクラ、キバナシャクナゲ、ミヤマキンバイにメアカンキンバイなどなど登山道の両側の斜面に凄い密度で咲き広がっています。昨日の暑寒別岳も見事だったけど、さすが富良野岳は花の百名山だけありますね。10時13分着いた山頂からは360°の大展望。日差しは強いが風が気持ち良くて、十勝岳に続く山並みや富良野盆地などの景色を楽しみながら30分程まったり過ごしました。下る道の両側も当然花だらけ。何と贅沢なことでしょう。ふと気付くと前から三角屋根の可愛い家型の木箱を背負った女性が登ってきたので、何気に声をかけると山でお菓子の行商をしている「お菓子売りのてくてく」さんでした。どなたかのレコで読んだことはありましたが実際お会いしたのは初めて。昨日は十勝岳に行ってたんだとか。何だか嬉しくなってトロピカルグラノーラを1つ購入しました。縦走路分岐に戻ると11時20分。昨日の暑寒別岳の疲れからか、もう戻ってもいいかなという弱気が頭をよぎりましたが、こんな好条件の日に縦走できる機会は二度とないかもしれないので、冥途の土産に上ホロカメットクまではともかくまずは上富良野岳まで歩こうとの意見でS隊員と一致しました。すると先ほどよりは少ないものの縦走路も結構な花の道。行き交う人は減りますが、大きなリュックを背負って層雲峡から5日かけて富良野岳まで縦走中の猛者や、吹上温泉スタートで美瑛富士から走ってきたトレランさんまで、世の中色んな変態さんがいるものだと社会勉強させていただきました。絶景の縦走を楽しんで13時15分上富良野岳に到着。十勝岳から歩いてきた団体さんなどもいて賑やかになりました。上ホロはすぐそこですが眺めるだけにしてここから十勝岳温泉に下山しました。上ホロ分岐まで下りる区間は一部階段もあり急傾斜なので特に転倒に注意して歩きました。十勝岳温泉凌雲閣の三角屋根が見えてからが結構長かったですが、15時12分無事登山口に帰還して、昨日の暑寒別岳に続いて2日連続の花まみれの贅沢な山行を終了しました。今日はS隊員と二人で馬鹿話しながら歩いたので楽しい一日になり、良い冥途の土産になりました(笑)。おしまい。
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