夏山シーズン直前にえぶり差岳 今年も飯豊通いが始まる💦💦【奥胎内ヒュッテからの往復】(新潟県胎内市 関川村)


- GPS
- 07:35
- 距離
- 22.2km
- 登り
- 2,320m
- 下り
- 2,326m
コースタイム
- 山行
- 8:49
- 休憩
- 0:50
- 合計
- 9:39
天候 | 晴れ☀ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2025年06月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
駐車場は奥胎内ヒュッテの手前に50台ほど(無料)。入りきらない場合は路肩の広くなったところに路駐。トイレ靴洗い場閉鎖中(8月中旬以降、奥胎内ヒュッテの営業期間に使えるようになるかも)。携帯の電波はまったく入りません。トイレある場所での車中泊は、近隣の道の駅がよいかと思います。 公共交通機関で奥胎内ヒュッテへのアクセスはできません。中条駅からのタクシー利用となります。おそらく一万円以上はかかるのではないかと……。 奥胎内ヒュッテ〜足ノ松尾根登山口の乗り合いバスはこちら 胎内市役所 https://www.city.tainai.niigata.jp/sangyo/kanko/r6noriaijidousya.html 概要(令和7年度) 飯豊連峰の胎内口にあたる「足ノ松尾根登山口」に至る道中、奥胎内ヒュッテより先は一般車両通行止めとなりますので、奥胎内ヒュッテ脇の駐車場をご利用ください。奥胎内ヒュッテから足ノ松尾根登山口までは徒歩40〜50分程度です。 なお、期間中は以下のとおり乗合自動車を運行します。 乗合自動車の運行について ルート:足ノ松尾根登山口↔奥胎内ヒュッテ 運行期間:令和7年6月21日(土曜日)から9月28日(日曜日)のうち、土・日・祝日のみ ※ただし、8月23日(土曜日)と8月24日(日曜日)は運行しません。 奥胎内ヒュッテ発 5:30 5:50 6:10 足ノ松尾根登山口発 14:50 15:10 15:30 (所要時間は約10分) (利用料金は無料ですが、奥胎内の自然環境保全のための協力金をお願いしております) |
コース状況/ 危険箇所等 |
『山と高原地図 飯豊山』によりますと、奥胎内ヒュッテ〜大石山〜えぶり差岳のコースタイムは、上り7時間50分、下り6時間30分です。縦走の大荷物背負った登山者を意識して作られているのかかなり甘め(長め)。日帰り装備ならある程度短縮できるはずです。 奥胎内ヒュッテから足ノ松尾根登山口へは林道歩きが約3km。半分は舗装道路、もう半分はダートです。奥胎内ダムの工事車両が通ることがあるので、注意しながらの歩きとなります(特に平日)。 飯豊連峰の主稜線に上がるコースとしては、おそらく川入(御沢野営場)から三国岳へ上がる道の次くらいに歩きやすいルートです(私の独断と偏見)。なお、決して「楽」というわけではありません。それなりに大変です。朳差岳へ登るときに利用される「梶川尾根」「丸森尾根」「権内尾根」などより傾斜が緩い分上りやすいし下りやすいですが、随所に飯豊らしいえげつない急登もあります。心してかかる必要があります。 足ノ松尾根の登山道は全区間明瞭。危険箇所もほとんどありません。標高700m付近と850m付近に細尾根の岩場、標高1400m付近に登山道が崩れてザレたトラバースになっているところがありますが、ロープも設置されていますし気をつけて通行すれば問題になるほどではないと思います。 水場は奥胎内ヒュッテからの林道歩きの途中に1か所、あとはヒドノ峰から脇道に入って10分ほど下ったところ、そして朳差岳避難小屋からだいぶ下ったところの湧水の計3箇所。ですが林道歩き以外の場所は汲みにいくのも大変な箇所ばかりですので多めに持った方がいいです。朳差岳避難小屋下の水場はまだ雪の中です。雪が完全に消えてから使えるようになります(7月中旬以降?) この日はヒドノ峰付近でほんの少しだけ雪を踏む箇所がありましたが、滑り止めは不要です。大石山〜鉾立峰〜朳差岳の区間は踏み跡明瞭ですが下草が濃く、短パン生足だと難儀しそうです。ここは登山道の地面が見づらい箇所もしばしば。 |
その他周辺情報 | 奥胎内ヒュッテ http://okutainai.com/ 2025年の奥胎内ヒュッテは、8月中旬頃に営業開始予定です。 ヒュッテという名前ながら、中身は完全にリゾートホテルです。レストランでの食事、宿泊、日帰り入浴(温泉ではない)ができます。またガイドさんによる周辺の散策や野鳥観察などのイベントも随時おこなわれています。「飯豊連峰登山者限定宿泊プラン」というものもありますので、登山の前泊後泊にもおすすめ。 下山後の温泉は ロイヤル胎内パークホテル https://royal-tainai.jp/spa/ 日帰り温泉11:00〜14:30(最終受付13:30) 一 般/大人900円 小学生400円 胎内市民/大人600円 小学生300円 毎週月曜日は清掃日の為、休業となります ※祝日の場合は翌日 ※ハイシーズンは変更あり 新樽ヶ橋温泉 クアハウスたいない https://niigata-kankou.or.jp/spot/11587 ●営業時間 ・平日:11:00〜21:00 ・土休祝:10:00〜21:00 【日帰り入浴料金】 ●大人:520円 ●小学生:310円 ●定休日:第3水曜日(8月無休) |
写真
昨年からあった事象なのですが、GPSがおかしいのか、ヤマレコのログ「朳差小屋→朳差岳」が111分になってるんですよねえ(通常は1〜2分)。そして山頂滞在時間はなんと2分(!!)。「歩くペース」も乱れるのでどうにかならないかしら
今回はスズメバチが出てこなくてよかった。もう一回刺されたらアナフィラキシーショックでやばいかもしれん
感想
いよいよ本格的な夏山シーズン到来!!ってことで奥胎内ヒュッテまでの道路も開通しましたし、飯豊連峰北端の二百名山朳差岳(えぶりさしだけ1636m)まで登りに行ってみました。今季初のそこそこロングコースなので、体力測定を兼ねて歩きます。
この日は天候回復する予報が出ていたものの、スタート時はどんより。「雲の上に出られないかな〜」と期待して足ノ松尾根を上っていきます。しかし蒸し暑いのと風が通らないので早々にバテます。昨年9月にここを歩いたときはスズメバチに刺されてしまったのですが、今回は遭遇せずに大丈夫でした。
自分としてはだいぶゆっくりペースで主稜線の大石山手前まで上ると、うまいこと雲の上に出ることができました。きれいに鉾立峰が見えてます。と同時にヒメサユリも登場。この付近まで上がってくるとひんやりとした良い風が吹いてて、だいぶ登りやすくなりました。
大石山からはいったん下って、鉾立峰への上り。通常だとここの急登がいちばんの難所ですが、風が涼しかったので一気に突破。つづいてその勢いで朳差岳まで一気に進行。1年ぶりに朳差岳の山頂に立つことができました。よく考えたら昨年は1回しか朳差岳に登ってないんです。奥胎内ヒュッテまでの道路が通行止めになってた期間が長かったからなあ。
いつ来ても朳差岳山頂からの風景は格別です。気候さえよければ何時間でも居られます。いつか泊まりで来たいねえ。でも日帰りできちゃうからなかなか実現しないんです……。山頂では関東から遠征されてきた相互フォローしているフォロワーさんに遭遇。いろいろお話させていただきました。このような新潟の奥地まで足を運んでくださってありがたいことです。
山頂で2時間を過ごし、12時を過ぎたところで下山開始。話は脱線しますが、ヤマレコのログがおかしなことになってまして、どうにかならないかな。朳差岳避難小屋→朳差岳の移動が111分で(通常は1〜2分)、山頂滞在時間が2分になっちゃってるんですもん。時刻はブラウザ版で修正できますが、なんだか心地悪いです。話を戻し、鉾立峰を越えて大石山へ。ここから足ノ松尾根に備えて涼しい風をたっぷり浴びいざ急下降。ただくたびれて足が軽快に動きません。途中から確実な足運びに切り替えてヘロヘロでどうにか下山。あとは林道歩いて奥胎内ヒュッテへと帰りました。下山も上りと同様いつもよりだいぶ時間かかっちゃった。まあペース速いときは涼しい時期なのでこれはやむなし。
だいぶ体内の水分が抜けたので奥胎内ヒュッテの自販機で飲料買おうとしたら電気が来てないようで購入できず(泣)仕方ないので中条のイオンスタイルで飲料とアイスを買いまくって豪遊したことは言うまでもありません(といっても600円くらいですが)。ゼロコーラ飲んだら水分が不足した身体に染み渡り旨すぎて『VTuberなんだが配信切り忘れたら伝説になってた』の心音淡雪がガチゼロ飲んだときみたいになりましたwww(アニメ好きな人にしか分からない例え)もしくは『ゆるキャン』のグビ姉。いや、運転あるのてお酒は飲みませんでしたよ。
今回の朳差岳、楽しかったのものの一方で苦しく課題が浮き彫りになった登山となりました。さしあたっては暑さ対策。私はわりと暑さには強い方なのですが、夜明け前から登って標高稼ぐとか、ひんやりグッズを持ってくるとか何かしらやる必要があると感じました。あとは若干体力落ちてますが、こちらはあと2回くらいロングコース登れば戻るんじゃないかと考えております。
さて、次は朝日連峰のどこかか飯豊本山のどちらかをめざしましょうかね。いまの体力だと飯豊の大日岳日帰りは自信ないなあ〜。
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