記録ID: 8334776
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ハイキング
奥武蔵
金尾山 ゴ・ドーハンの城攻め？ まさかの御嶽に遭遇！
2025年06月25日(水) [日帰り]
埼玉県
godohan
体力度
1
日帰りが可能
体力度について
- GPS
- 03:36
- 距離
- 10.0km
- 登り
- 194m
- 下り
- 193m
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標高グラフを拡大コースタイム
日帰り
- 山行
- 3:18
- 休憩
- 0:31
- 合計
- 3:49
距離 10.0km
登り 194m
下り 193m
13:42
ゴール地点
| 天候 | 曇りのち雨、ゴール後晴れ間も |
|---|---|
| 過去天気図（気象庁） | 2025年06月の天気図 |
| アクセス |
利用交通機関：
自家用車
|
| コース状況／ 危険箇所等 |
波久礼駅から長瀞方面の国道沿い、歩道のない区間が怖いです！ |
写真
何とここで全国植樹祭「第10回大会」(昭和34年,1954)が開催されていたのですね。
「金尾山」山名柱と愛宕神社、城の守護神として祀られたのが始まり、火伏の神(阿久津智命)、導きの神(猿田彦命)の二柱を祀る
「金尾山由来」これはなかなか参考になります。・金尾→和銅山に続く山の尾、229m、別名要害山、愛宕山、つつじ山・鉢形城支城、要害山城(金尾弥兵衛)跡に藤田重利が築城・山麓の伝蔵院は城主居館跡・対岸に穀倉「殿倉」、殿倉の渡し
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6/25 10:10
「金尾山由来」これはなかなか参考になります。・金尾→和銅山に続く山の尾、229m、別名要害山、愛宕山、つつじ山・鉢形城支城、要害山城(金尾弥兵衛)跡に藤田重利が築城・山麓の伝蔵院は城主居館跡・対岸に穀倉「殿倉」、殿倉の渡し
尾根の右が虎が岡城跡、左に行って少し窪んで立ち木が見えるのが大槻峠
その大槻峠から下って麓にあるコンモリした杜が八幡神社、ここで偶然、御嶽と出会うことになります。
歌碑(昭和七年)の一節の「金尾山」、順路以外は草が物凄いので、遺構探しは冬枯れの適期に再訪しましょう。下山します。
金尾弥兵衛居館跡と伝わるようです。また、明治十七年秩父事件では金尾集合地になったみたいです。
光明真言塔でしょうか。梵字でお経が彫られています。背面には「文化十五戊寅星卯月大吉日(1818) 願主 廣木山先師法印鏡範」とありました。
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6/25 10:40
光明真言塔でしょうか。梵字でお経が彫られています。背面には「文化十五戊寅星卯月大吉日(1818) 願主 廣木山先師法印鏡範」とありました。
お顔の落ちた青面金剛庚申塔「享保九辰天三月吉日(1724)」
これはなかなかカッコいい庚申文字塔ですね「＜ウーン＞奉建立庚申供養(塔) 武�斑疉齋感眸�村 元文元年丙辰六月吉祥日(1736) 施主敬白」＊＜ウーン＞は青面金剛の種子
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6/25 10:42
これはなかなかカッコいい庚申文字塔ですね「＜ウーン＞奉建立庚申供養(塔) 武�斑疉齋感眸�村 元文元年丙辰六月吉祥日(1736) 施主敬白」＊＜ウーン＞は青面金剛の種子
琵琶弾きの弁天様もいらっしゃいました！何かウクレレっぽいぞ！
寺から少し下った所に道標がありました。どうやら旧道の分岐のようです「左 ちゝぶミち」背面「文政五壬午年八月吉日(1822) ＜願主、世話人銘＞」
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6/25 10:48
寺から少し下った所に道標がありました。どうやら旧道の分岐のようです「左 ちゝぶミち」背面「文政五壬午年八月吉日(1822) ＜願主、世話人銘＞」
白髪神社、こちらもすぐ近くを行き来しながら初めての参拝です。
「＜🗻〇正＞浅間大神 弥勒霊神 小御嶽大神 得城敬書㊞/明治二十八年(1895) 発願 新井佐次郎 新井吾兵衛 田嶋士三郎」
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6/25 10:58
「＜🗻〇正＞浅間大神 弥勒霊神 小御嶽大神 得城敬書㊞/明治二十八年(1895) 発願 新井佐次郎 新井吾兵衛 田嶋士三郎」
殿蔵の渡し由来・昭和22年、吊り橋の完成までこの地の生活を支える・渡し跡は昭和39年の玉淀ダムの建設で美しい渓谷と共に湖底に沈む・昭和61年新寄居橋竣功
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6/25 11:04
殿蔵の渡し由来・昭和22年、吊り橋の完成までこの地の生活を支える・渡し跡は昭和39年の玉淀ダムの建設で美しい渓谷と共に湖底に沈む・昭和61年新寄居橋竣功
舟をかたどった花壇だったみたいです。公園整備の願いも昔日の気泡と化したようですね。
金尾山の展望櫓と陣見山方面、徐々に雲行きが怪しくなってきました。
かつては端崩(はぐれ)と呼ばれた崖崩れの多発地帯で難所だったそう。現在の歩道も宙にせせり出る感じで設けられています。交通量、大型車も多いので歩道がなければ怖くて歩けませんね。
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6/25 11:26
かつては端崩(はぐれ)と呼ばれた崖崩れの多発地帯で難所だったそう。現在の歩道も宙にせせり出る感じで設けられています。交通量、大型車も多いので歩道がなければ怖くて歩けませんね。
矢那瀬八幡神社、修復作業中みたいです。石燈籠は「文政十二年己丑八月吉日(1829)」
八幡神社御由緒・矢那瀬は上郷、下郷に分かれ当社は下郷鎮守・荒川の川幅が狭く“矢が飛ぶような瀬”、簗を構える適地・猪俣氏が虎ヶ岡城を築き、鎮守として武運長久を祈る
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6/25 11:45
八幡神社御由緒・矢那瀬は上郷、下郷に分かれ当社は下郷鎮守・荒川の川幅が狭く“矢が飛ぶような瀬”、簗を構える適地・猪俣氏が虎ヶ岡城を築き、鎮守として武運長久を祈る
何と「武尊山大神」でした！此処でテンション⤴、御嶽の神です、ということは、
ありました！「御嶽皇大神」です！サプライズの遭遇です。長瀞周辺の御嶽大神には「皇」が入る例が多いようです。
背面「明治二巳年八月十日(1869)」、周辺を見ましたがその他の御嶽系の石塔はないようでした。
御嶽山(左)と武尊山、とりあえず“矢那瀬御嶽(山)”と呼んでおきましょう。
社殿前西方に市杵島姫命の石塔でしょうか。側面に紀年銘らしきものがありましたが、よく確認できませんでした。
その隣の猿田彦命の石塔の背面には「明治十七年二月再建 大月 丹澤講中」とありました。
雨が降って来たので陣見山は取り止めて国道に出ると、その道向こうに「二十二夜塔 當所講中/文久四子正月吉日(1864)」
大きめの神社の隣に「牛頭天王/氏子中」(八坂社)の石宮、その近くには、
大乗妙典供養塔や石燈籠「御宝前 享保五庚子…」がありました。
そして簗瀬神社、御祭神は日本武尊、関東では珍しいという割拝殿、群馬片品の武尊神社に同形式の拝殿があるそうです。
御由緒・矢那瀬上郷鎮守・北の大月山、南の金尾山が荒川岸までせまり複雑な地形で濃霧が発生し交通の難所・「天之狭霧神」を併せ祀り「霧明神」「霧の宮」とも称す
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6/25 12:16
御由緒・矢那瀬上郷鎮守・北の大月山、南の金尾山が荒川岸までせまり複雑な地形で濃霧が発生し交通の難所・「天之狭霧神」を併せ祀り「霧明神」「霧の宮」とも称す
右手の山際に立派な石燈籠「常夜燈 総氏子中/嘉永元戊申三月(1848)」、その上方に
「天手長男神」が祀られていました。こちらの神様はNimaさん「里山探訪シリーズ」以来気になる存在になっていました。
背面「明治十三年十一月創立 昭和丗四年十一月再建 簗瀬神社氏子中 宮司 横田茂 総代・・・石工 中川仙三郎」、宝登山神社の宮司さんが兼任しているようですね。
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6/25 12:20
背面「明治十三年十一月創立 昭和丗四年十一月再建 簗瀬神社氏子中 宮司 横田茂 総代・・・石工 中川仙三郎」、宝登山神社の宮司さんが兼任しているようですね。
狭地に秩鉄線路、国道が通っていますがその一段上に旧道(歩道)がありました。その道沿いの石造物群、こんな道があったのですね。適期にまた来ます！
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6/25 12:55
狭地に秩鉄線路、国道が通っていますがその一段上に旧道(歩道)がありました。その道沿いの石造物群、こんな道があったのですね。適期にまた来ます！
水ハネを気にしながら国道沿いを歩いていると青標がありました。「榎峠ヲ経テ児玉方面二至ル/寄居町約二里 秩父町約五里」
「樋口村 軍人分会第四班 青年団小坂支部/大正十一年一月(1922)」
感想
・今回は石分は極力控えて、歩くことをメインに(カロリー消費)金尾山と陣見山を繋げようとスタートしましたが、興味ある石造物が次々にあらわれ結局は石分補給がメインになってしまいました(笑)
・なかでもビックリしたのが新規の御嶽との遭遇、初めは地図に⛩マークがあったので「何神社かな？」と確認するためにふらっと立ち寄っただけでしたが、武尊山、続いて御嶽山を見つけて本当にヤッター！という感じでした。先日長瀞荒川右岸周辺の御嶽を巡りましたが、左岸では坊山に次いで2カ所目です。まさに犬も歩けば…ってな感じで、この辺りもまだまだ隠れていそうですね！雨には降られましたが大収穫でした。
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また新たな里山御嶽の発見おめでとうございます😄！本当に気になったら行ってみるもんですね！
こういう時は大抵ハズレが多いのでしょうが、こうしてたまに当たりが出るとついつい次も当たるかな？と行ってしまいますよね😄！
でも、宝くじやパチンコなどと違って山歩きは熱中し甲斐があると思いますので、これからも飽くなき探索を続けて下さい〜😄！
雨の中大変お疲れ様でした〜！
ではでは〜😊
有難いお言葉ありがとうございます。
このあたり車では車では常時行き来しつつもホント歩いてみないとわからないものですね。
「手長神」一度縁ができるとけっこうあちこちで出会うようになりました。宝くじやパチンコのように現世利益はございませんが、お互い地道に歩きましょう！もうすぐ梅雨が明けるみたいですが、そうなると、しばらくは里山、低山には厳しい時季になりますねぇ。それでは。 godohan
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