記録ID: 8328377
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無雪期ピークハント/縦走
東海
_7. 高ドッキョウ(南又川地獄)
2025年06月22日(日) [日帰り]


体力度
5
1泊以上が適当
- GPS
- 15:01
- 距離
- 21.6km
- 登り
- 1,894m
- 下り
- 1,761m
コースタイム
日帰り
- 山行
- 14:29
- 休憩
- 0:32
- 合計
- 15:01
距離 21.6km
登り 1,894m
下り 1,761m
今回はお世辞にも良い山行とは言えず遭難予備軍そのものでした。
全てはコースの調査不足によるものです。
登る県境尾根は調べたものの、下山を甘く見ていました。
救ってくれたのは登山のセオリー。早立ち・予備装備・進路確認などです。
一方で徳間集落に自転車をデポしていなければ高ドッキョウから樽峠へ戻っていたかもしれません。
地方の特にメジャーでないコースを通る計画では注意しようと思います。
全てはコースの調査不足によるものです。
登る県境尾根は調べたものの、下山を甘く見ていました。
救ってくれたのは登山のセオリー。早立ち・予備装備・進路確認などです。
一方で徳間集落に自転車をデポしていなければ高ドッキョウから樽峠へ戻っていたかもしれません。
地方の特にメジャーでないコースを通る計画では注意しようと思います。
天候 | 曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2025年06月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
タクシー 自家用車
自転車
南部町徳間のバス停にトイレがあります。 南部町営バスは日曜日運休です。 南部タクシー:道の駅とみざわ(筍のところ)〜芝川町塩出 小型_4,200円/迎車200円 当初は自転車で戻る予定でしたが夜になってしまい、夜間の国道52号を自転車で走るのは危険と判断しました(歩道の無い区間があります)。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
歩いた場所によりコースの状況が大きく変わります。 通して言えることは蛭の巣窟であること。忌避剤の使用が欠かせません。 水分3Lを持ちましたが、下山時にほぼ枯渇しました。 〇日向集落-平治の段(県境尾根) バリエーションルートです。踏跡があったり無かったり。障害になるような藪はありません。ピンクテープはたまにありますが林業用だと思われます。 標高600mから一旦下りながら主脈が数度向きを変えます。主稜線と支尾根の区別が付きにくいので地図またはGPSが必須です。 中沢峠からは踏跡がやや明瞭になり歩き易くなります。 〇平治の段=高ドッキョウ 一般路です。ごく一部にヤセ尾根がありますが特に心配要らないと思います。 樽峠の東側で送電塔工事が行われており、山梨側の車道を迂回するように案内されています。 〇高ドッキョウ-徳間峠 高ドッキョウ山頂から西進出来ないようにロープが張られていました。 標高950mを下回る辺りから顕著なヤセ尾根になり、山梨側が大きくガレて下が空洞になり主稜線がオーバーハングしているところがあります。 そこを通過してからも石の三角木馬?風の激狭尾根やロープを掴まないと下れないような激坂が続きます。 ハイキングを想定すれば通行止めが無難ですが、破線ルートを歩ける人であれば通過出来ると思います。 ●徳間峠=徳間峠登山口(南又川) 予想だにしなかった道の無い?ルート。完全にノーマークでした。 徳間峠から下へ50m程と林道末端から上流へ100m程は登山道がありますが、その他大半は道が崩壊してありません(水害の酷さが分かります)。 右岸は切り立ってガレだらけ。樹木も少なく取付く島がありません。 左岸は大倒木帯で腐った無限アスレチック、水際は歩けますが滝もあります。 道の無い初見の沢を下り単独で歩くのは極めて困難で、とにかく慎重に進みました。 (遡行なら撤退可能ですが下りで進めないときは戻れないことも多く詰みます) 左岸と水際を使い分けて進めそうなところを目視で選ぶしかありません。 幸いだったのは沢が比較的短かったことと空梅雨で水量が減っていたこと。 体力が消耗し日没が迫る中でもモチベーションが切れなかったのは、ヤマレコによる自位置の確認と先達の軌跡を示したドット。二万五千図ではこうはいきません。 ヘッドランプは当然としてタープを持っていたことも心強かったです。 この南又川源流は電波がありませんでした(Docomo)。 |
その他周辺情報 | 直帰しました。 徳間バス停から下流300mほどにダイドーの自販機があります。 下へ行くに従い台数が増えます。ハッピー価格120円販売機もあり。 ただミネラルウォーターは無かったです(無糖飲料はあり)。 |
写真
樽峠の手前で送電塔の工事をしており、尾根の一部が囲われていました。
山梨側の車道を使って迂回するようです。
樽峠側には迂回路の案内がありました。(平治の段側には無い)
樽峠から高ドッキョウへ行く分には工事現場を通りません。
山梨側の車道を使って迂回するようです。
樽峠側には迂回路の案内がありました。(平治の段側には無い)
樽峠から高ドッキョウへ行く分には工事現場を通りません。
撮影機器:
感想
高ドッキョウ
不思議な山の名です
県境を辿り芝川を出発
内房境川の渡渉に始まり
登る県境尾根はバリルート
平治の段で不安が晴れました
一般路を西へ下って安らぎます-
中部横断道最長の隧道を跨ぎ
高ドッキョウは遥かな山頂
穏やかな山道もここまで
ヤセ尾根はいいとして
道の消えた沢に悶絶
久しぶりの15時間超行動!
一日中楽し苦しく過ごすことが出来ました。
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