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Yamareco

記録ID: 8324335
全員に公開
沢登り
甲斐駒・北岳

鞍掛沢〜金山沢

2025年06月21日(土) 〜 2025年06月22日(日)
 - 拍手
GPS
12:10
距離
15.9km
登り
1,507m
下り
1,510m

コースタイム

1日目
山行
4:45
休憩
0:17
合計
5:02
距離 7.7km 登り 706m 下り 147m
7:51
6
駐車スペース
7:57
46
8:43
43
9:42
37
入渓
10:19
3
10:22
10:29
81
小休憩
11:50
5
乗越沢出合
11:55
12:05
48
小休憩
12:53
泊地 (金山沢出合)
2日目
山行
6:48
休憩
0:30
合計
7:18
距離 8.2km 登り 801m 下り 1,364m
6:06
84
泊地 (金山沢出合)
7:30
7:33
58
小休憩
8:31
13
40mドーム状滝上
8:44
8:49
16
小休憩
9:05
21
脱渓 (沢形から子尾根に)
9:26
0
登山道合流
9:26
9:30
79
駒薙ノ頭 (沢装備解除)
10:49
10:57
67
小休憩
12:04
3
12:37
12:47
31
小休憩
13:18
6
13:24
駐車スペース
天候 晴れ
過去天気図(気象庁) 2025年06月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
矢立石登山口手前の林道脇駐車スペース
コース状況/
危険箇所等
・コンディション: 水量普通
・ぬめり: そこそこ気になる(モンベルアクアグリッパー)
・携帯電波: 沢内はdocomo/Rakuten共に全く入らない
・体感グレード: 鞍掛沢=1級, 金山沢=2級上
・沢内他パーティ: なし
・登山届: Compass, 家族, 山岳仲間共有, 車ダッシュボード提示 (矢立石登山口に登山ポスト無し)
・虫: アブ、ブヨ大量、めちゃくちゃ噛まれた
・計画: https://yamare.co/p5564415

尾白川水系の枝沢となる鞍掛沢。こちらに入らなければ本谷、黄蓮谷から甲斐駒ヶ岳へ詰め上がる沢となる。そのさらに枝沢の「金山沢」、この表記は「日本登山大系 9 南アルプス」P.43より。国土地理院では無名の沢筋。

金山沢出合まではゴーロとナメ主体の初心者向けの楽しい沢歩き。核心は林道終点からの沢床まで降りるところになりそう。それと退屈なゴーロ歩き……。
この鞍掛沢からは、初級者向けの乗越沢(Co1540左岸)に行く日帰りルートがガイドブックなどにも載っていて有名です。

金山沢出合にはテン場適地が豊富にある。金山沢に入るとそこから先では全くないので注意。

この山域は頂上に近づくにつれて沢の斜度が上がるため、金山沢は急に沢の渓相が変わり、大きな滝と岩盤でグイグイ斜度を上げていく沢登りに。40〜50mほどの大滝が数本あり、それらはルーファイが難しい高巻き主体。リードできるのはこの沢の遡行経験がありルートがわかっている人か、3級程度の沢の初見リードが可能な経験者が必要です。
その他周辺情報 下山後: 尾白の湯
到着時の駐車スペース。隣にもう1台停まってる
2025年06月21日 07:25撮影 by  iPhone 16 Pro, Apple
4
6/21 7:25
到着時の駐車スペース。隣にもう1台停まってる
行ってきまーす!
2
行ってきまーす!
矢立石登山口。林道は左のロープの方向
2025年06月21日 07:57撮影 by  iPhone 16 Pro, Apple
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6/21 7:57
矢立石登山口。林道は左のロープの方向
矢立石登山口駐車場は、最初に着いた時点でもう満車だった+泊まりなこともあるため、林道には並べず早めに少し下の駐車スペースに停めた
2025年06月21日 07:57撮影 by  iPhone 16 Pro, Apple
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6/21 7:57
矢立石登山口駐車場は、最初に着いた時点でもう満車だった+泊まりなこともあるため、林道には並べず早めに少し下の駐車スペースに停めた
土砂崩落しています
2025年06月21日 07:59撮影 by  iPhone 16 Pro, Apple
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6/21 7:59
土砂崩落しています
林道を少し進むと改めて車止めのゲート。左側から歩行者は通れる
2025年06月21日 08:02撮影 by  iPhone 16 Pro, Apple
1
6/21 8:02
林道を少し進むと改めて車止めのゲート。左側から歩行者は通れる
この日のこの時間はまだガスが酷くて眺望は全然なし
2025年06月21日 08:26撮影 by  iPhone 16 Pro, Apple
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6/21 8:26
この日のこの時間はまだガスが酷くて眺望は全然なし
土砂崩壊現場。右から高巻く感じで踏み跡がある。トラロープまでかかっている
2025年06月21日 08:31撮影 by  iPhone 16 Pro, Apple
2
6/21 8:31
土砂崩壊現場。右から高巻く感じで踏み跡がある。トラロープまでかかっている
錦滝の東屋。道はもうだいぶ自然に還ってる
2025年06月21日 08:43撮影 by  iPhone 16 Pro, Apple
3
6/21 8:43
錦滝の東屋。道はもうだいぶ自然に還ってる
錦滝
2025年06月21日 08:43撮影 by  iPhone 16 Pro, Apple
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6/21 8:43
錦滝
ここも大きく岩盤が崩落している
2025年06月21日 08:56撮影 by  iPhone 16 Pro, Apple
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6/21 8:56
ここも大きく岩盤が崩落している
1つ目のトンネル「不動隧道」
2025年06月21日 09:10撮影 by  iPhone 16 Pro, Apple
4
6/21 9:10
1つ目のトンネル「不動隧道」
2つ目のトンネルはちょっと隠れてて見つけるのが難しい位置にあった。トンネル名はわからなかった
2025年06月21日 09:16撮影 by  iPhone 16 Pro, Apple
4
6/21 9:16
2つ目のトンネルはちょっと隠れてて見つけるのが難しい位置にあった。トンネル名はわからなかった
3つ目のトンネル「尾白隧道」。3つ共、入る前から向こう側が見える長さ(200mぐらい)なのでヘッテンなどはいらない
2025年06月21日 09:20撮影 by  iPhone 16 Pro, Apple
4
6/21 9:20
3つ目のトンネル「尾白隧道」。3つ共、入る前から向こう側が見える長さ(200mぐらい)なのでヘッテンなどはいらない
林道終点広場
2025年06月21日 09:27撮影 by  iPhone 16 Pro, Apple
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6/21 9:27
林道終点広場
林道終点の奥から沢床目指して降りていく。かなり斜度が強いのでかかっているロープを使わないと降りられない。なおそのロープの上側の擦れる部分は被膜が剥がれコアが剥き出しになっていいた。。。できれば使わず自前のロープで懸垂下降した方がいいと思う。
2025年06月21日 09:28撮影 by  iPhone 16 Pro, Apple
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6/21 9:28
林道終点の奥から沢床目指して降りていく。かなり斜度が強いのでかかっているロープを使わないと降りられない。なおそのロープの上側の擦れる部分は被膜が剥がれコアが剥き出しになっていいた。。。できれば使わず自前のロープで懸垂下降した方がいいと思う。
ロープはここまでずっと続いていた
2025年06月21日 09:36撮影 by  iPhone 16 Pro, Apple
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6/21 9:36
ロープはここまでずっと続いていた
沢床に降りる最後にはなんか青いブルーシートゴミがある
2025年06月21日 09:41撮影 by  iPhone 16 Pro, Apple
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6/21 9:41
沢床に降りる最後にはなんか青いブルーシートゴミがある
降りてきたところ
2025年06月21日 09:43撮影 by  iPhone 16 Pro, Apple
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6/21 9:43
降りてきたところ
降りてきたところから上流方面。ようやくガスがなくなって晴れた
2025年06月21日 09:43撮影 by  iPhone 16 Pro, Apple
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6/21 9:43
降りてきたところから上流方面。ようやくガスがなくなって晴れた
ナメ滝。釜も広くて深そう
2025年06月21日 09:49撮影 by  iPhone 16 Pro, Apple
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6/21 9:49
ナメ滝。釜も広くて深そう
しばらくゴーロ歩き
2025年06月21日 09:57撮影 by  iPhone 16 Pro, Apple
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6/21 9:57
しばらくゴーロ歩き
大きな釜の滝。水流左横から登れそうだなので視察に行ったら、
2025年06月21日 10:03撮影 by  iPhone 16 Pro, Apple
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6/21 10:03
大きな釜の滝。水流左横から登れそうだなので視察に行ったら、
右岸の藪の中にロープがかかっていて簡単に巻けるようになっていたので、それで巻いた
2025年06月21日 10:06撮影 by  iPhone 16 Pro, Apple
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6/21 10:06
右岸の藪の中にロープがかかっていて簡単に巻けるようになっていたので、それで巻いた
ナメ滝
2025年06月21日 10:16撮影 by  iPhone 16 Pro, Apple
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6/21 10:16
ナメ滝
鞍掛沢出合。今回は右の鞍掛沢へ。左は本流、本谷とか黄蓮谷はこっち。黄蓮谷行きたいなぁ
2025年06月21日 10:19撮影 by  iPhone 16 Pro, Apple
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6/21 10:19
鞍掛沢出合。今回は右の鞍掛沢へ。左は本流、本谷とか黄蓮谷はこっち。黄蓮谷行きたいなぁ
まだまだゴーロ
2025年06月21日 10:33撮影 by  iPhone 16 Pro, Apple
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6/21 10:33
まだまだゴーロ
淵っぽくなってるところ
2025年06月21日 10:36撮影 by  iPhone 16 Pro, Apple
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6/21 10:36
淵っぽくなってるところ
正面に綺麗な岩壁。流れは左へ
2025年06月21日 10:38撮影 by  iPhone 16 Pro, Apple
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6/21 10:38
正面に綺麗な岩壁。流れは左へ
夏!沢!こんな感じ!
2025年06月21日 10:46撮影 by  iPhone 16 Pro, Apple
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6/21 10:46
夏!沢!こんな感じ!
少し沢幅が狭まってくる
2025年06月21日 10:59撮影 by  iPhone 16 Pro, Apple
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6/21 10:59
少し沢幅が狭まってくる
気持ちが良いねぇ、空も青い
2025年06月21日 11:05撮影 by  iPhone 16 Pro, Apple
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6/21 11:05
気持ちが良いねぇ、空も青い
小滝が続いて気持ち良い沢歩き
2025年06月21日 11:09撮影 by  iPhone 16 Pro, Apple
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6/21 11:09
小滝が続いて気持ち良い沢歩き
2025年06月21日 11:13撮影 by  iPhone 16 Pro, Apple
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6/21 11:13
この辺の景色好きだな
2025年06月21日 11:21撮影 by  iPhone 16 Pro, Apple
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6/21 11:21
この辺の景色好きだな
2025年06月21日 11:27撮影 by  iPhone 16 Pro, Apple
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2025年06月21日 11:31撮影 by  iPhone 16 Pro, Apple
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ちょっと大きめの滝。水をかぶれば水流左から登れそうだったが、左岸から巻いた
2025年06月21日 11:37撮影 by  iPhone 16 Pro, Apple
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6/21 11:37
ちょっと大きめの滝。水をかぶれば水流左から登れそうだったが、左岸から巻いた
2025年06月21日 11:43撮影 by  iPhone 16 Pro, Apple
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6/21 11:43
この辺りから赤い岩が増えてくる
2025年06月21日 11:49撮影 by  iPhone 16 Pro, Apple
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6/21 11:49
この辺りから赤い岩が増えてくる
左岸に流れ込んでくる滝があり、あれが乗越沢。この沢域だと最も人が入ってるだろう沢。ガイドブックにも初級者向け沢として掲載されてる
2025年06月21日 11:49撮影 by  iPhone 16 Pro, Apple
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6/21 11:49
左岸に流れ込んでくる滝があり、あれが乗越沢。この沢域だと最も人が入ってるだろう沢。ガイドブックにも初級者向け沢として掲載されてる
乗越沢入口の滝。簡単に登っていけそうだけどヌメリも強そうだな
2025年06月21日 11:51撮影 by  iPhone 16 Pro, Apple
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6/21 11:51
乗越沢入口の滝。簡単に登っていけそうだけどヌメリも強そうだな
こちらが乗越沢を超えて本谷。沢幅が広くなり、左右に水流が別れて、暑さが堪える
2025年06月21日 11:52撮影 by  iPhone 16 Pro, Apple
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6/21 11:52
こちらが乗越沢を超えて本谷。沢幅が広くなり、左右に水流が別れて、暑さが堪える
ゴーロ歩きが続く
2025年06月21日 12:11撮影 by  iPhone 16 Pro, Apple
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ゴーロ歩きが続く
暑いよ
2025年06月21日 12:16撮影 by  iPhone 16 Pro, Apple
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6/21 12:16
暑いよ
何本も支流が流れ込んでくる
2025年06月21日 12:20撮影 by  iPhone 16 Pro, Apple
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6/21 12:20
何本も支流が流れ込んでくる
右岸に比較的新し目な崩落
2025年06月21日 12:23撮影 by  iPhone 16 Pro, Apple
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6/21 12:23
右岸に比較的新し目な崩落
水流いけば暑さも和らぐ
2025年06月21日 12:28撮影 by  iPhone 16 Pro, Apple
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6/21 12:28
水流いけば暑さも和らぐ
雲が綺麗だなー
2025年06月21日 12:32撮影 by  iPhone 16 Pro, Apple
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6/21 12:32
雲が綺麗だなー
この辺りから右岸にテン場適地がちらほら
2025年06月21日 12:35撮影 by  iPhone 16 Pro, Apple
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6/21 12:35
この辺りから右岸にテン場適地がちらほら
一旦ここを泊地にしようとし荷物を置いて先を偵察に
2025年06月21日 12:40撮影 by  iPhone 16 Pro, Apple
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6/21 12:40
一旦ここを泊地にしようとし荷物を置いて先を偵察に
ここが金山沢(右)出合
2025年06月21日 12:42撮影 by  iPhone 16 Pro, Apple
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6/21 12:42
ここが金山沢(右)出合
金山沢を5mほど登った左岸に極上物件を発見。こっちにすることにする
2025年06月21日 12:45撮影 by  iPhone 16 Pro, Apple
5
6/21 12:45
金山沢を5mほど登った左岸に極上物件を発見。こっちにすることにする
そんな極上物件。よく整地されてる。程よく高台で安心
2025年06月21日 13:16撮影 by  iPhone 16 Pro, Apple
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6/21 13:16
そんな極上物件。よく整地されてる。程よく高台で安心
金山沢上流方面からの
2025年06月21日 13:39撮影 by  iPhone 16 Pro, Apple
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6/21 13:39
金山沢上流方面からの
ファイントラックのツエルト2ロング、タープとしてしか使ったことがないw
2025年06月21日 18:16撮影 by  iPhone 16 Pro, Apple
5
6/21 18:16
ファイントラックのツエルト2ロング、タープとしてしか使ったことがないw
だいぶ早く着いたので本読んだり昼寝とかしてて夜
2025年06月21日 19:36撮影 by  iPhone 16 Pro, Apple
5
6/21 19:36
だいぶ早く着いたので本読んだり昼寝とかしてて夜
酒が進みます
2025年06月21日 20:03撮影 by  iPhone 16 Pro, Apple
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6/21 20:03
酒が進みます
寝る直前の気温。18℃とかかな
2025年06月21日 20:16撮影 by  iPhone 16 Pro, Apple
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6/21 20:16
寝る直前の気温。18℃とかかな
夜トイレに起きた時の夜空。iPhoneがすごい
2025年06月22日 03:00撮影 by  iPhone 16 Pro, Apple
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6/22 3:00
夜トイレに起きた時の夜空。iPhoneがすごい
朝起きた時の気温。16℃ぐらいかな、ちょうど良い気温だった
2025年06月22日 04:39撮影 by  iPhone 16 Pro, Apple
4
6/22 4:39
朝起きた時の気温。16℃ぐらいかな、ちょうど良い気温だった
片付けた後の泊地。出発です
2025年06月22日 06:06撮影 by  iPhone 16 Pro, Apple
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6/22 6:06
片付けた後の泊地。出発です
ゴーロ主体の鞍掛沢とはだいぶ異なり金山沢はどんどん高度を上げていく系の沢
2025年06月22日 06:08撮影 by  iPhone 16 Pro, Apple
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6/22 6:08
ゴーロ主体の鞍掛沢とはだいぶ異なり金山沢はどんどん高度を上げていく系の沢
この山域ではアザミが核心
2025年06月22日 06:16撮影 by  iPhone 16 Pro, Apple
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6/22 6:16
この山域ではアザミが核心
なんかここめっちゃゴミがあった、なんだろう
2025年06月22日 06:18撮影 by  iPhone 16 Pro, Apple
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6/22 6:18
なんかここめっちゃゴミがあった、なんだろう
連瀑で高度を上げていく
2025年06月22日 06:25撮影 by  iPhone 16 Pro, Apple
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6/22 6:25
連瀑で高度を上げていく
岩壁で沢は左に折れて
2025年06月22日 06:32撮影 by  iPhone 16 Pro, Apple
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6/22 6:32
岩壁で沢は左に折れて
トイ風の滝。水流を登った
2025年06月22日 06:33撮影 by  iPhone 16 Pro, Apple
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6/22 6:33
トイ風の滝。水流を登った
トイ風の滝を登ってる最中にサンショウウオ?イモリ?に遭遇、ガバに乗っかってたがギリギリ触らずに済んだ
2025年06月22日 06:35撮影 by  iPhone 16 Pro, Apple
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6/22 6:35
トイ風の滝を登ってる最中にサンショウウオ?イモリ?に遭遇、ガバに乗っかってたがギリギリ触らずに済んだ
なんだか広場っぽくなり
2025年06月22日 06:36撮影 by  iPhone 16 Pro, Apple
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6/22 6:36
なんだか広場っぽくなり
滝がいろんな方向から流れ落ちてくる広場(画面外の左右にさらに2本ほど沢が流れ込んでいる)。金山沢は写真右の2段スラブ滝が本流。1段目は登れそうだったが2段目は登れなそうに見えたので、登らずに左岸の尾根からまとめて巻いた
2025年06月22日 06:39撮影 by  iPhone 16 Pro, Apple
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6/22 6:39
滝がいろんな方向から流れ落ちてくる広場(画面外の左右にさらに2本ほど沢が流れ込んでいる)。金山沢は写真右の2段スラブ滝が本流。1段目は登れそうだったが2段目は登れなそうに見えたので、登らずに左岸の尾根からまとめて巻いた
2段スラブ滝上。写真左側から出てきたところ
2025年06月22日 06:51撮影 by  iPhone 16 Pro, Apple
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6/22 6:51
2段スラブ滝上。写真左側から出てきたところ
デカいスラブ滝がどんどん出てくる。これは水流左から登った
2025年06月22日 06:52撮影 by  iPhone 16 Pro, Apple
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6/22 6:52
デカいスラブ滝がどんどん出てくる。これは水流左から登った
何あれ!やばい!デカい!
2025年06月22日 06:57撮影 by  iPhone 16 Pro, Apple
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6/22 6:57
何あれ!やばい!デカい!
デカいのは岩壁(多少の水流はあり)だった。上まで60mぐらいはあるだろうか?本流は左の茶色い滝。ここは少し戻って写真外の右岸尾根から巻いた。少し高く上がりすぎて沢床まで15mぐらい降りるのが大変だった、バイルを駆使して降りたが普通は懸垂下降した方が良さそう
2025年06月22日 07:00撮影 by  iPhone 16 Pro, Apple
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6/22 7:00
デカいのは岩壁(多少の水流はあり)だった。上まで60mぐらいはあるだろうか?本流は左の茶色い滝。ここは少し戻って写真外の右岸尾根から巻いた。少し高く上がりすぎて沢床まで15mぐらい降りるのが大変だった、バイルを駆使して降りたが普通は懸垂下降した方が良さそう
沢床に降りてもまだまだ大きめのスラブ滝が続く
2025年06月22日 07:21撮影 by  iPhone 16 Pro, Apple
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6/22 7:21
沢床に降りてもまだまだ大きめのスラブ滝が続く
ほぼ垂直の滝。水流が登れそうだがヌメヌメなので左岸から巻いた
2025年06月22日 07:24撮影 by  iPhone 16 Pro, Apple
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6/22 7:24
ほぼ垂直の滝。水流が登れそうだがヌメヌメなので左岸から巻いた
二俣。右に
2025年06月22日 07:33撮影 by  iPhone 16 Pro, Apple
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6/22 7:33
二俣。右に
20mぐらいの立派な滝。水流左の草付きからの登攀を試みたが、一枚岩の岩盤の上に草がついてるだけでフリーで行くには怖かったので10mぐらい登って撤退。左岸から大きめに高巻きした。
2025年06月22日 07:38撮影 by  iPhone 16 Pro, Apple
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6/22 7:38
20mぐらいの立派な滝。水流左の草付きからの登攀を試みたが、一枚岩の岩盤の上に草がついてるだけでフリーで行くには怖かったので10mぐらい登って撤退。左岸から大きめに高巻きした。
さらにもっとデカい40mドーム状滝が見えてくる
2025年06月22日 08:03撮影 by  iPhone 16 Pro, Apple
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6/22 8:03
さらにもっとデカい40mドーム状滝が見えてくる
デカー!
2025年06月22日 08:03撮影 by  iPhone 16 Pro, Apple
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6/22 8:03
デカー!
人を含めた写真を撮らないと大きさが伝わらないなぁ、ソロだから無理だなぁと思いながら撮っている
2025年06月22日 08:03撮影 by  iPhone 16 Pro, Apple
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6/22 8:03
人を含めた写真を撮らないと大きさが伝わらないなぁ、ソロだから無理だなぁと思いながら撮っている
近づいて滝下から。右の木が生えているテラス状を繋げれば2〜3ピッチで登れるラインが見える
2025年06月22日 08:06撮影 by  iPhone 16 Pro, Apple
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6/22 8:06
近づいて滝下から。右の木が生えているテラス状を繋げれば2〜3ピッチで登れるラインが見える
右岸から大高巻き開始。横から撮るとかなり斜度があることがわかり、登れると思ったラインは難しそう……クライミングシューズは欲しいなw
2025年06月22日 08:09撮影 by  iPhone 16 Pro, Apple
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6/22 8:09
右岸から大高巻き開始。横から撮るとかなり斜度があることがわかり、登れると思ったラインは難しそう……クライミングシューズは欲しいなw
高巻き中、垂直の岩盤帯の少し甘くなった部分を乗り越える核心があり、地上40mぐらいのところで落ちたら即死的な場所なので、明らかにロープを出さないといけない核心。それらを乗り越えて滝上に出て、振り返ると!
2025年06月22日 08:30撮影 by  iPhone 16 Pro, Apple
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6/22 8:30
高巻き中、垂直の岩盤帯の少し甘くなった部分を乗り越える核心があり、地上40mぐらいのところで落ちたら即死的な場所なので、明らかにロープを出さないといけない核心。それらを乗り越えて滝上に出て、振り返ると!
精神的にしんどい大高巻きが終わり、40mドーム状滝上の落口に出て、ふと振り返ると立派な甲斐駒が見えた。これが忘れられない景色になった!
2025年06月22日 08:31撮影 by  iPhone 16 Pro, Apple
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精神的にしんどい大高巻きが終わり、40mドーム状滝上の落口に出て、ふと振り返ると立派な甲斐駒が見えた。これが忘れられない景色になった!
写真にするとただの甲斐駒だなw
2025年06月22日 08:32撮影 by  iPhone 16 Pro, Apple
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写真にするとただの甲斐駒だなw
滝上の進む先はこんな感じ。ここからが本格的な詰めと言った感じになる
2025年06月22日 08:33撮影 by  iPhone 16 Pro, Apple
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滝上の進む先はこんな感じ。ここからが本格的な詰めと言った感じになる
詰めですねぇ
2025年06月22日 08:38撮影 by  iPhone 16 Pro, Apple
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詰めですねぇ
ここで水が枯れた(正確には伏流になったが正しそう)
2025年06月22日 08:41撮影 by  iPhone 16 Pro, Apple
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ここで水が枯れた(正確には伏流になったが正しそう)
斜度はそこそこありなかなかキツい
2025年06月22日 09:01撮影 by  iPhone 16 Pro, Apple
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斜度はそこそこありなかなかキツい
ここで沢形を抜けて(脱渓)、小尾根に乗った
2025年06月22日 09:05撮影 by  iPhone 16 Pro, Apple
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ここで沢形を抜けて(脱渓)、小尾根に乗った
小尾根は木の根が豊富で登りやすい
2025年06月22日 09:08撮影 by  iPhone 16 Pro, Apple
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小尾根は木の根が豊富で登りやすい
登山道合流!
2025年06月22日 09:26撮影 by  iPhone 16 Pro, Apple
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登山道合流!
登山道合流後、左に20歩ぐらい少し進むとヤマレコでは「駒薙ノ頭」となっている山頂。「毛むくじゃら山 KKB 2222m」と書いてある標識があり。特に眺望などはなく、清掃用の残置物があるぐらいだった。ここで沢装備を解除して下山準備をした
2025年06月22日 09:27撮影 by  iPhone 16 Pro, Apple
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登山道合流後、左に20歩ぐらい少し進むとヤマレコでは「駒薙ノ頭」となっている山頂。「毛むくじゃら山 KKB 2222m」と書いてある標識があり。特に眺望などはなく、清掃用の残置物があるぐらいだった。ここで沢装備を解除して下山準備をした
下山開始
2025年06月22日 09:32撮影 by  iPhone 16 Pro, Apple
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下山開始
この登山道は歩く人が少ないのか、倒木などが非常に多く道が不明瞭な場所が多かった。が、尾根自体はまっすぐなので迷うことはないと思う
2025年06月22日 09:35撮影 by  iPhone 16 Pro, Apple
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この登山道は歩く人が少ないのか、倒木などが非常に多く道が不明瞭な場所が多かった。が、尾根自体はまっすぐなので迷うことはないと思う
たまにこんな眺望があり
2025年06月22日 09:42撮影 by  iPhone 16 Pro, Apple
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たまにこんな眺望があり
2025年06月22日 10:10撮影 by  iPhone 16 Pro, Apple
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鞍掛山への分岐。計画では寄る予定だったが、最後の大滝から見た景色で満足してたので寄らずにスルーした
2025年06月22日 10:18撮影 by  iPhone 16 Pro, Apple
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鞍掛山への分岐。計画では寄る予定だったが、最後の大滝から見た景色で満足してたので寄らずにスルーした
眺望ポイントからの富士山〜オベリスク〜甲斐駒パノラマ
2025年06月22日 10:27撮影 by  iPhone 16 Pro, Apple
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眺望ポイントからの富士山〜オベリスク〜甲斐駒パノラマ
雨乞岳方面。昨年、笹ノ沢から登った水晶ナギも見える
2025年06月22日 11:03撮影 by  iPhone 16 Pro, Apple
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雨乞岳方面。昨年、笹ノ沢から登った水晶ナギも見える
日向山が見えてきた
2025年06月22日 11:05撮影 by  iPhone 16 Pro, Apple
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日向山が見えてきた
雁ヶ原。最後の登り、ここさえ越えればハイキングコースだ、、、
2025年06月22日 11:50撮影 by  iPhone 16 Pro, Apple
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雁ヶ原。最後の登り、ここさえ越えればハイキングコースだ、、、
雁ヶ原での最後の登り中に振り返って。灼熱の照り返し地獄
2025年06月22日 11:56撮影 by  iPhone 16 Pro, Apple
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雁ヶ原での最後の登り中に振り返って。灼熱の照り返し地獄
日向山上からのパノラマ
2025年06月22日 12:03撮影 by  iPhone 16 Pro, Apple
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日向山上からのパノラマ
日向山山頂標。山頂自体はここじゃないがここに標はあるみたい。周辺では昼食を食べる人たちがたくさんいた
2025年06月22日 12:05撮影 by  iPhone 16 Pro, Apple
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日向山山頂標。山頂自体はここじゃないがここに標はあるみたい。周辺では昼食を食べる人たちがたくさんいた
わーいハイキングコース!めっちゃ整備されてる!草刈りをされてる方々もいた、お疲れ様です。
2025年06月22日 12:09撮影 by  iPhone 16 Pro, Apple
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わーいハイキングコース!めっちゃ整備されてる!草刈りをされてる方々もいた、お疲れ様です。
登山口まで降りてきたら「上り優先」の看板があった。ここまできちんと上り優先しながら下山してよかったと思ったw
2025年06月22日 13:08撮影 by  iPhone 16 Pro, Apple
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登山口まで降りてきたら「上り優先」の看板があった。ここまできちんと上り優先しながら下山してよかったと思ったw
降りてきた矢立石登山口
2025年06月22日 13:18撮影 by  iPhone 16 Pro, Apple
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降りてきた矢立石登山口
イエイ!
2025年06月22日 13:22撮影 by  iPhone 16 Pro, Apple
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イエイ!
降りてきた時の駐車スペース、もちろん隣に停まってる車は出発時とは別の車。
2025年06月22日 13:24撮影 by  iPhone 16 Pro, Apple
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降りてきた時の駐車スペース、もちろん隣に停まってる車は出発時とは別の車。
撮影機器:

装備

個人装備
ココヘリ 計画書 地形図+コンパス 食x5/行動食x7 ハイドレーション(2L) ヘッドランプ モバイルバッテリー ファーストエイドキット/常備薬 財布(現金/マイナカード/免許証) スマホ(兼GPS) 時計 雨具 グローブ タオル ハーネス ヘルメット 確保機 ロックカラビナ数枚 スリング数本 セルフビレイコード バイル サングラス ナイフ シュラフ/シュラカバ スリーピングマット/枕 泊地用(着替え/サンダル) 携帯トイレ/トイレットペーパー 虫除け トレッキングポール ロープ(8mm30m) クイックドローx2 ハーケンx4 セルフジャミングプーリー ジェットボイル コッヘル/食器 ライター ガス缶 着火剤 浄水器 ツェルト(タープ利用) グランドシート(タイベックシルバー) 酒(ビールx1/焼酎x1) GoProHERO12 Insta360 X5
備考 ビタミン剤サプリメントを忘れた

感想

「のんびり沢泊しに行きたいなぁ」とゆるふわに計画したこの沢。

あんまり沢の内容自体は調べずに、乗越沢の隣の支流だし遡行自体は楽勝でしょ〜とか思ってて、「もしかしたら日帰りで帰ってくるかも」と家族には伝えてたんですが、泊まりでやらなきゃ多分精神力が持ちませんでした、すみませんw

1日目の鞍掛沢パートはまぁその通り楽勝で、泊地に早くつきすぎてしまうために朝の出発もだいぶ遅めの計画にしたのは正解。泊地では溜まっていた本を読んだり昼寝したりのんびりできました。夜の気温も下がらずとても楽しい沢泊になりました。

で、2日目の金山沢は結果的にかなり充実したものになりました。滝の登攀というよりかは、沢登りの経験値試しのような内容で、それこそ下手に初級者を連れてきてしまったらロープ出してばかりで陽が暮れてしまいそうな沢でした。その分、見応えのある立派な大滝達や、それらが出合う広場のような場所(地図読みしないと遡行する水流がわからない)がいくつかあるなど、非常に試される感じが楽しかったです。

ともかく、2日間共に最高の天気で、予想通りの沢泊を堪能し、予想外の充実感もあって、とても楽しめました。沢内で誰にも会わずに貸切だったのもよかったな。次回は本谷か黄蓮谷かでまた来ます!でも今回の下山の尾根もだいぶダルかったのに、黒戸尾根かぁ、、、と沢じゃない場所で二の足を踏んでいるのは内緒ですw

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コメント

やっくん  こんばんは
天気に恵まれよかったですね
満天の星⭐︎ みたい
ソロでの沢泊は怖くないのかな

充実出来て良かったこと
ベリー
2025/6/23 22:26
いいねいいね
2
夜は最高だったね!
今回はアブとブヨが一番怖かった、、じゃなくて痒い!!(現在進行形)
2025/6/23 22:33
観入ってしまいました!!!
やっぱり沢は いいですね
2025/6/24 18:19
いいねいいね
1
あざす!沢もいきましょ!
2025/6/24 18:57
プロフィール画像
ニッ にっこり シュン エッ!? ん? フフッ げらげら むぅ べー はー しくしく カーッ ふんふん ウィンク これだっ! 車 カメラ 鉛筆 消しゴム ビール 若葉マーク 音符 ハートマーク 電球/アイデア 星 パソコン メール 電話 晴れ 曇り時々晴れ 曇り 雨 雪 温泉 木 花 山 おにぎり 汗 電車 お酒 急ぐ 富士山 ピース/チョキ パンチ happy01 angry despair sad wobbly think confident coldsweats01 coldsweats02 pout gawk lovely bleah wink happy02 bearing catface crying weep delicious smile shock up down shine flair annoy sleepy sign01 sweat01 sweat02 dash note notes spa kissmark heart01 heart02 heart03 heart04 bomb punch good rock scissors paper ear eye sun cloud rain snow thunder typhoon sprinkle wave night dog cat chick penguin fish horse pig aries taurus gemini cancer leo virgo libra scorpius sagittarius capricornus aquarius pisces heart spade diamond club pc mobilephone mail phoneto mailto faxto telephone loveletter memo xmas clover tulip apple bud maple cherryblossom id key sharp one two three four five six seven eight nine zero copyright tm r-mark dollar yen free search new ok secret danger upwardright downwardleft downwardright upwardleft signaler toilet restaurant wheelchair house building postoffice hospital bank atm hotel school fuji 24hours gasstation parking empty full smoking nosmoking run baseball golf tennis soccer ski basketball motorsports cafe bar beer fastfood boutique hairsalon karaoke movie music art drama ticket camera bag book ribbon present birthday cake wine bread riceball japanesetea bottle noodle tv cd foot shoe t-shirt rouge ring crown bell slate clock newmoon moon1 moon2 moon3 train subway bullettrain car rvcar bus ship airplane bicycle yacht

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この記録に関連する登山ルート

沢登り 甲斐駒・北岳 [日帰り]
鞍掛沢・乗越沢
利用交通機関: 車・バイク
技術レベル
3/5
体力レベル
3/5

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