記録ID: 8323533
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ハイキング
丹沢
蛭ヶ岳（ミカゲ沢ノ頭北西尾根から）、山荘泊、下りは絵瀬尾根
2025年06月21日(土) 〜
2025年06月22日(日)
神奈川県
hiroma557
体力度
4
1泊以上が適当
体力度について
- GPS
- 15:09
- 距離
- 13.8km
- 登り
- 1,569m
- 下り
- 1,569m
アクセスを調べる
標高グラフを拡大コースタイム
1日目
- 山行
- 7:47
- 休憩
- 1:00
- 合計
- 8:47
距離 6.9km
登り 1,408m
下り 277m
6:30
12分
スタート地点
15:17
2日目
- 山行
- 6:08
- 休憩
- 0:13
- 合計
- 6:21
距離 6.9km
登り 160m
下り 1,292m
12:10
ゴール地点
| 過去天気図（気象庁） | 2025年06月の天気図 |
|---|---|
| アクセス |
利用交通機関：
自家用車
|
| コース状況／ 危険箇所等 |
�．潺�ゲ沢ノ頭手前の急登。レコの足跡の通り左方向（蛭ヶ岳より）に行けばよかったのでしょう。何となく右側に誘導されてしまった感じ。右に寄ってしまったために、硬い枝の藪の中の急登になり、危なかった。草木はそれなりに生えていても、掴めば簡単に抜けてしまい。岩もスカスカで、ゴロゴロ動く（21日、13:09から数枚の写真参照）。 ��地蔵尾根から分かれて、絵瀬尾根への入り方（ルートの見つけ方）が難しい（22日、7:22の写真参照）。GPS、レコの足跡、トレイル、地形の見た目などを総合的に判断。幸い大きな道迷いはしませんでした。 �３╂ト�根の標高978m過ぎてからの下りも、ルートの見つけ方という意味で、非常に難しい箇所がありました。ここを本当に誰かが歩いたのか？と思うような状態ですが。ザレ場の急傾斜あり、滑り落ちそうな箇所がいくつもありました（22日、10:23写真参照）。 �こ╂ト�根の下り方の、ほかのルートは知りませんが、最後、堰堤上部の真横を目指して下りるのが、いいのではないかと思います（そこしかない？、「丹沢の谷200ルート」にもそのような図になっている p.157、22日、11:02の写真参照）。そこにはトレイル（らしきもの）があります。伐採しているように見えるので、作業者が入っているのかもしれません。というのも50メートルほど上流側で下ってきたところ、最後は高く険しい崖になっていて下りれず（22日、10:52の一つ前の写真参照、かといって登り返すこともできず）、堰堤までの、その約50メートルを（これも危険な）トラバースをして、最後下りました（22日、写真10:52参照）。 �チ綾劼劉↓�は「丹沢の谷200ルート」にも〇迷いマークがついています。 �Ρ當蕕�ら少し上流側に歩いて、神ノ川は濡れて渡渉。その後神ノ川林道への上がりも危険な箇所。堰堤のすぐ横をまっすぐ登り、下流方向へトラバースするつもりでしたが、手前で細いロープを見つけてしまったので、そのロープに助けられて何とか登りました。が、この細いロープは危ないです。私の登ったルートのもうちょっと下流よりに、もうちょっとしっかりしたロープがあったのではないかと思います（往路、神ノ川林道通行時に見た時に確認、22日、7:22の写真参照）。 |
写真
ロープ。帰りはこのロープをつたって神ノ川お河原から上がってくるはず・・・（実際は、この右側に上がってしまいました）。
堰堤が見えました。彦右衛門谷の広河原から3つ目？の堰堤。ここを渡ります。
尾根に上がりました。ここは源蔵尾根から下りてくるルートです。この尾根を300mほど進みます。
標高935m付近。この辺から向こう側（尾根から北東方向）に下りていきます。ここは目印になるものはなかったと思います。例によって「えっ、ここ下りるの？」みたいな感じです。全てはGPSだより。
1
6/21 8:43
標高935m付近。この辺から向こう側（尾根から北東方向）に下りていきます。ここは目印になるものはなかったと思います。例によって「えっ、ここ下りるの？」みたいな感じです。全てはGPSだより。
仏谷と金山谷の出合い付近に下りてきます。写真正面に一つ滝。写真左の下流すぐのところにも滝（があったような気がします）。
金山谷方向。ここを手前から奥に渡ります。正面左がミカゲ沢ノ頭北西尾根取り付きです。ここから登ります。
ミカゲ沢ノ頭北西尾根取り付きがよく見えます。ザレているのが分かると思います。要注意です。右まで行って、尾根に取り付いています。
1
6/21 9:27
ミカゲ沢ノ頭北西尾根取り付きがよく見えます。ザレているのが分かると思います。要注意です。右まで行って、尾根に取り付いています。
標高1000m付近。傾斜はありますが、落葉樹の木の、木漏れ日か美しい尾根に。
標高1185m付近。何の糞でしょうか？木の実がいっぱい、そしてそのまま。鹿では無さそうです。獣臭はしませんでした。
標高1230mの広場。広場を歩き回った獣達の足跡が・・・鹿でしょうか。
ミカゲ沢ノ頭へ向けて、登りに。ここから稜線までは、今回のルートの中でも、問題箇所です。危ない登りでした。
ミカゲ沢ノ頭へ登ります！ザレの左方向に進むべきだったかもしれません（レコの足跡がそうなっていた）。私は、右に進んで苦労しました（というか危なかった）。
1
6/21 13:09
ミカゲ沢ノ頭へ登ります！ザレの左方向に進むべきだったかもしれません（レコの足跡がそうなっていた）。私は、右に進んで苦労しました（というか危なかった）。
何となく、右に右に誘導されてしまった。傾斜のきつい急登で、掴めるものがあまりありませんでした。急登＋硬い枝の草木の藪漕ぎ。この木の枝を掃ったり、跨いだりしながら、時々3点支持が外れることがあり、危なかったです。
1
6/21 13:16
何となく、右に右に誘導されてしまった。傾斜のきつい急登で、掴めるものがあまりありませんでした。急登＋硬い枝の草木の藪漕ぎ。この木の枝を掃ったり、跨いだりしながら、時々3点支持が外れることがあり、危なかったです。
動画のキャプチャー。そもそもこの中に突入しないように。おそらく左に回ったら、ましなルートがあったのだろうと思います。
急斜面の、硬い低木の枝、動く岩とさんざん格闘して、やっと直下まできました。
梅雨の合間の晴れ・・・そなものではなく、完全に夏山の暑さ。今日は暑さにやられた。
木道の左、鹿柵の手前にトレイルがあったので、ここから鹿柵の前に出る。
地蔵岳の近く。5月4日に地蔵尾根を登った時に、見覚えのある鹿柵の風景。ここから左手に折れてちょっとだけ地蔵尾根を下ります。
これは行き過ぎて、振り返ったところ。写真正面のトレイル（誰かが最近通行したのだろう）で下って行っていい所です。
標高1320m付近。地蔵尾根から絵瀬尾根への乗り換えポイント（みたいな）。右に行きます。左が地蔵尾根。右手の沢地形の浅い窪みを横切ります。写真奥に絵瀬尾根が出てきます。
6/22 7:22
標高1320m付近。地蔵尾根から絵瀬尾根への乗り換えポイント（みたいな）。右に行きます。左が地蔵尾根。右手の沢地形の浅い窪みを横切ります。写真奥に絵瀬尾根が出てきます。
標高1215m付近。ここからしばらく等高線のゆるい、標高1215mくらいが続きます。
標高1140m付近。標高1148mピーク手前の、ちょっとしたピーク。1148mピークかと思いました。
ここが絵瀬尾根、標高1148m地点。ここからは最初平坦、そして尾根の進行方向の右側を少しづつ下っていきます。
ここから978mピークまでは、明るく楽しい尾根歩きになります。この日は天気が良く、暑いものの、時々涼しい風が吹き、快適な尾根歩きができました。
6/22 8:24
ここから978mピークまでは、明るく楽しい尾根歩きになります。この日は天気が良く、暑いものの、時々涼しい風が吹き、快適な尾根歩きができました。
標高978mの近く（絵瀬尾根の978m）。実際の写真の標高は960m付近。ここから右手方向に下りていく。ここから難しい、わかりにくい箇所が出てきます。
6/22 9:15
標高978mの近く（絵瀬尾根の978m）。実際の写真の標高は960m付近。ここから右手方向に下りていく。ここから難しい、わかりにくい箇所が出てきます。
標高895m付近。ピンクテープがあります。珍しく出てきた、という感じです。
標高825m付近。尾根が左方向に曲がっているので、進行方向も左へ。
標高820m付近。ここは崩落地というほど危険ではありません。真っすぐ進みましたが、右から巻けるのかもしれません。
標高810m付近。この辺がさっぱり分からなかった。足跡と、実際歩けそうな地形が一致しない。こんなところを本当に歩いたんか？？みたいな。でも何とか足跡をたどりました。結果的には良かったのか？
1
6/22 9:52
標高810m付近。この辺がさっぱり分からなかった。足跡と、実際歩けそうな地形が一致しない。こんなところを本当に歩いたんか？？みたいな。でも何とか足跡をたどりました。結果的には良かったのか？
標高800m付近。ここも同じ。斜面の一番左寄りを歩いたんだろうと思いますが。私もそのようにしました。
標高735m付近。ザレた急傾斜を、滑落しそうになりながら下りてきて、振り返った。危ないわけだ。崩落した所を下っていたわけだから。
1
6/22 10:23
標高735m付近。ザレた急傾斜を、滑落しそうになりながら下りてきて、振り返った。危ないわけだ。崩落した所を下っていたわけだから。
標高660m付近。ここは、右折。それしかない。しかしトラバースのようなルートに。距離的に河原が近いと思われた左方向ルートに変更。すると悲惨な場所に出た。
1
6/22 10:34
標高660m付近。ここは、右折。それしかない。しかしトラバースのようなルートに。距離的に河原が近いと思われた左方向ルートに変更。すると悲惨な場所に出た。
動画のスクリーンショット。写真左奥は10m以上の崖になっています。登り返せないことはなかったですが、そもそも悪いところを下りてきているので、戻りたくないという気持ちでした。右にトラバースして着地点を探しました。
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動画のスクリーンショット。写真左奥は10m以上の崖になっています。登り返せないことはなかったですが、そもそも悪いところを下りてきているので、戻りたくないという気持ちでした。右にトラバースして着地点を探しました。
トラバースしながら、下りれそうなポイントを探します。登り返せない、下れない、危ない時間でした。写真の斜面の先は切れ落ちています。
6/22 10:52
トラバースしながら、下りれそうなポイントを探します。登り返せない、下れない、危ない時間でした。写真の斜面の先は切れ落ちています。
この辺地形図では、（ここは河原か？と思うぐらい）等高線が全く入っていません。でもこれだけの標高差があるので、要注意です。だいぶ堰堤に近づいた斜面です。。
6/22 10:59
この辺地形図では、（ここは河原か？と思うぐらい）等高線が全く入っていません。でもこれだけの標高差があるので、要注意です。だいぶ堰堤に近づいた斜面です。。
ここをトレイルにしたがって下っていくと、堰堤の左（上流側）に降り立つことになります。ここを目指すのがいいのではないか。「丹沢の谷2000ルート」でもそのような図示になっています。6/22 11:02
ここをトレイルにしたがって下っていくと、堰堤の左（上流側）に降り立つことになります。ここを目指すのがいいのではないか。「丹沢の谷2000ルート」でもそのような図示になっています。
無事下りれたときは「助かったー」と思いましたよ。次は神ノ川を渡ります。左岸に渡ってから振り返ったところ。水は冷たく気持ちいい。
6/22 11:10
無事下りれたときは「助かったー」と思いましたよ。次は神ノ川を渡ります。左岸に渡ってから振り返ったところ。水は冷たく気持ちいい。
崖の途中から堰堤を振り返りました。堰堤の落ち口？はきれいなブルーでした。
写真が無かったので動画のスクリーンショット。手前にある、短めのトラロープで、途中まで登って、その後真ん中右奥の、ちょっと大きめの石を右方向に越えてトラバースして登るつもりでした。が、大きな石のところで、左手にもう一つの細いロープを見つけてしまった・・・ので誘惑に負けてそのまま登ってしまいました。
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写真が無かったので動画のスクリーンショット。手前にある、短めのトラロープで、途中まで登って、その後真ん中右奥の、ちょっと大きめの石を右方向に越えてトラバースして登るつもりでした。が、大きな石のところで、左手にもう一つの細いロープを見つけてしまった・・・ので誘惑に負けてそのまま登ってしまいました。
ここから、上がって来ました。危なかったです。あとはひたすら林道を下ります。
撮影機器：
感想
脚力のある人は一日で回れるコースかもしれません。私にはとても無理なので、蛭ヶ岳山荘で一泊としました。山荘泊も、またよしです。蛭ヶ岳山荘は、30年ぶり?、いや40年ぶりか。
�．潺�ゲ沢ノ頭北西尾根までは、広川原、岩水沢、地蔵尾根取り付きの神ノ川の谷を回って、仏沢金山谷出合いから取り付く方法も検討しましたが、時間がかかりすぎるだろうと断念しました。自分の体力を考えれば、賢明な判断だったと思います。
��広川原から一旦源蔵尾根に登ってから仏沢金山谷出合いに下りる方法は無駄が多いとも思いましたが、思ったほどでもありませんでした。GPSを頻回にチェックし、道迷いもありませんでした。
��ミカゲ沢ノ頭北西尾根は最初の標高800mから900mまでの、100mの急登が厳しかった。その後は普通の登りです。問題はミカゲ沢ノ頭手前の急登。ザレの左に寄るようにルートをとることが重要と思います。実際左にはいかなかったのでわかりませんが、レコの足跡的に、きっと無難なんだと思います。私のように右に寄ると、藪につかまり、危険です（写真参照）。
�い海瞭�バテたのは暑さのせいだと思います。蛭ヶ岳、夕暮れ時には滝雲、翌日早朝には赤富士（たぶん）を拝むことができました（写真参照）。
�コ╂ト�根の難しいところは、1) 地蔵尾根から分かれて、絵瀬尾根への尾根の乗り換えるところ、2) 標高1000m前後のところ、3) 絵瀬尾根の標高978m過ぎてからの下り、4) 河原への着地の仕方です。また河原から林道への登りも危険な場所でした。＜コース状況／危険箇所等＞にまとめておきましたのでご参照ください。
�Σ聾兇悗涼綯呂了妬�は、堰堤上部の堰堤の真横を目指して下りるのがいいのではないかと思います。堰堤上部で安全に下りられる場所は、ここしかないのでは。堰堤の上流側50mくらいの所で河原に下りようと思ったら大変危険な場所でした。ヤマレコの足跡を思い出して、そこから50m下流側に、斜面をトラバースしたのですが、下りられる確証もなく、トレースが見えてくるまでは大変不安でした。
�Ш廼瓩瞭嗣造い侶亳海�ら、今回はGPSを頻回にチェックし、それを（できるだけ）信じて行動しました。失敗したところはいずれも、GPSや足跡から離れたところでした。一方で、地形を見たり、トレイル・踏み跡を探したり、地図の等高線を見ることも大切であることに変わりはないと思いました。
�┥綵勠キΔ鯤未砲垢譴弌�絵瀬尾根の1148mから978mまでの平坦なところは、大変気持ちのいい、明るく緑の美しい尾根でした。
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懐かしい呼び名の尾根山行を拝見しました。自分の記録を紐解くと２０１８.６に
利用しています。まだスマホも持たず（ヤマレコの記録があるということは持っていた？）、無論GPSも持たず、地形図、コンパス、腕時計の高度計にて方向を定めて登り、下降したと思います。無事計画したコースを歩けた喜びを感じたものです。最近はスマホのGPS愛好者になりドキドキはありません。安全性は向上しましたがどちらがいいものか？
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