大雪渓、ウルップソウ


- GPS
- --:--
- 距離
- 22.6km
- 登り
- 1,913m
- 下り
- 1,903m
コースタイム
天候 | 晴れ、ときどきガス |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2025年06月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
大雪渓の上半分は、急登、滑落危険です。12本爪、ピッケル、ヘルメット、掛け値なし必須。落石も頻発、でも石の転がってないところを歩けばリスクは小でしょう。 |
写真
感想
本日は、大雪渓を登ります。
4年前に猿倉荘に来て、大雪渓の下端まで見に来ました。その時からの宿題です。
去年、登る予定でしたが、7月頭で通行禁止に。よって、今年は6月中に登ろうと思ってました。ところが、猿倉へ行く林道が通行止めになり、駐車場は今年度使えないようです。ただ、ここ逃すと、年齢含めチャンスが来ない可能性があるので、ともかく行きます。林道は電動自転車で行きます。途中体力が尽きたら、大雪渓を途中で引き返す覚悟で行きます。
1時半に起きて、2時出発、4時到着。猿倉荘には5時前、大雪渓に6時到着。
最初は4本爪とストックで歩きます。私の手前に1名、30分ほど先行して3ー4名。2時間ほど歩くと、急登に変化してゆきます。12本爪とピッケルとヘルメットに換装。落石リスクが気になってましたが、石が転がっているところが、落石の範囲なので、その中に入らなければリスクは少ないでしょう。基本は左からの落石だが、たまに右もあり。
最後2時間は急登登り、最大30度程度。かなりパワーが持続的に必要です。12本爪とピッケルとヘルメット絶対必須。西穂高で10本爪が壊れて、大雪渓と冬の赤岳のため、本格的な12本爪を去年買ったが大正解です。大雪渓(上の急登は小雪渓と言うようですが、境目が不明)で4時間半かかりました。ここから、小屋まで40分、思ったよりも遠い。4時から連続7時間の登りで足もついに限界越え。
ここで、黄色のミヤマキンバイ、白のハクサンイチゲ、そして八つ横岳でも見たウルップソウに出会えたのが、なによりでした。小屋で昼食とり休憩し、稜線からの景色
を見たいと思ったが、もう少しあるので断念。限界越えの足をこれ以上使うと帰れなくなります。白馬荘、白馬山頂、ツクモグサ、も断念。ここは無理は禁物。
11時半には下山開始、限界越えの足で下山するので、ゆっくりかつ休憩とりながら下山します。山荘下のお花達にわかれを告げ降りてゆくと、雪渓横にもお花畑があることを発見。ここでお花達に会い、折り返していれば、足の限界越えはなかったが、この事前情報は無理。
足がつりそうになるので、コムロケアを飲み抑えながら、足を曲げないように下ります。まずは、急登、それから雪渓、土に足をつけてほっと一安心。最後の林道は自転車で快適に高速にくだります。
本日は、念願の大雪渓、足が限界を超え、山荘止まりでしたが、青空の下大雪渓を沢山堪能でき、ウルップソウ等白馬のお花達にも会え、最高の登山でした。白馬岳、ありがとうございました。
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する