別荘地の中にある杣添尾根登山口。八ヶ岳の登山口としてはややマイナーなのかもしれない。駐車場は狭めで入りきれない車が路駐していたが、それでも酷く混んでいるといった感じではなかった。
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6/21 5:34
別荘地の中にある杣添尾根登山口。八ヶ岳の登山口としてはややマイナーなのかもしれない。駐車場は狭めで入りきれない車が路駐していたが、それでも酷く混んでいるといった感じではなかった。
南八ヶ岳林道の駐車場まで来た。林道を歩いていると開けた空に八ヶ岳の稜線が見える。今日はあそこ迄登って行く。
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6/21 6:14
南八ヶ岳林道の駐車場まで来た。林道を歩いていると開けた空に八ヶ岳の稜線が見える。今日はあそこ迄登って行く。
南八ヶ岳林道登山口には人造池がある。その畔には東屋があり、良い雰囲気だ。ただ、何故か東屋の中にはテーブル等は何も無かった。マナーが悪くて撤去でもされたのだろうか。
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6/21 6:16
南八ヶ岳林道登山口には人造池がある。その畔には東屋があり、良い雰囲気だ。ただ、何故か東屋の中にはテーブル等は何も無かった。マナーが悪くて撤去でもされたのだろうか。
サラサドウダン(更紗灯台)。前の写真の東屋と池の間の木がそれである。沢山の花を付けていた。
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6/21 6:29
サラサドウダン(更紗灯台)。前の写真の東屋と池の間の木がそれである。沢山の花を付けていた。
登山口にはややレトロな看板が倒れていた。それ程古い物には見えなかった。醸し出す雰囲気はレトロだが、しかしそれ程劣化していないように見受けられる。1980年代のものだろうか。
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6/21 6:32
登山口にはややレトロな看板が倒れていた。それ程古い物には見えなかった。醸し出す雰囲気はレトロだが、しかしそれ程劣化していないように見受けられる。1980年代のものだろうか。
沢を渡る橋。以降、赤岳のトラバースルートで何回か沢状地形を横切ったりしたが流れのある沢はここのみ。
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6/21 6:37
沢を渡る橋。以降、赤岳のトラバースルートで何回か沢状地形を横切ったりしたが流れのある沢はここのみ。
比較的下部は樹林帯を歩く。比較的歩き易い部類ではないだろうか。
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6/21 7:26
比較的下部は樹林帯を歩く。比較的歩き易い部類ではないだろうか。
何故か周囲の木々が無く陽が良く差し込んでいる場所もある。この周辺にも縞枯れ現象があるのかな?と、思ったがそんな雰囲気でも無かった。
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6/21 8:26
何故か周囲の木々が無く陽が良く差し込んでいる場所もある。この周辺にも縞枯れ現象があるのかな?と、思ったがそんな雰囲気でも無かった。
途中で見かけたかなり古い道標。恐らく1960年代のもの。「西武杣添小屋(無人)」との記載がある。”西武杣添小屋”とはどこにあった小屋なのだろう。いつ頃まであったのか。残念ながら手元にある旧版地形図には載っていなかった。如何なる小屋であったのか気になるのだが…。
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6/21 9:36
途中で見かけたかなり古い道標。恐らく1960年代のもの。「西武杣添小屋(無人)」との記載がある。”西武杣添小屋”とはどこにあった小屋なのだろう。いつ頃まであったのか。残念ながら手元にある旧版地形図には載っていなかった。如何なる小屋であったのか気になるのだが…。
コミヤマカタバミ(小深山傍食)。
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6/21 10:37
コミヤマカタバミ(小深山傍食)。
ミツバオウレン(三葉黄蓮)。山域によってはかなり頻繁に見かけるこの花だが、この周辺ではそれ程幅を利かせている訳でも無かった。
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6/21 10:38
ミツバオウレン(三葉黄蓮)。山域によってはかなり頻繁に見かけるこの花だが、この周辺ではそれ程幅を利かせている訳でも無かった。
杣添尾根の見晴台から見る赤岳。
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6/21 10:57
杣添尾根の見晴台から見る赤岳。
同じく見晴台から見る横岳方面。山の斜面と平行に何枚もの厚い溶岩流が確認出来、八ヶ岳が火山である実感が持てる。
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6/21 11:08
同じく見晴台から見る横岳方面。山の斜面と平行に何枚もの厚い溶岩流が確認出来、八ヶ岳が火山である実感が持てる。
コケモモ(苔桃)。
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6/21 11:40
コケモモ(苔桃)。
写真中央部やや上に見えるのが三叉峰。もう少しのような、まだまだ遠いような微妙な感じ。
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6/21 11:41
写真中央部やや上に見えるのが三叉峰。もう少しのような、まだまだ遠いような微妙な感じ。
この写真だけだとイワカガミ(岩鏡)かコイワカガミ(小岩鏡)か判断に迷うが、多分これはコイワカガミ。この登山道ではあちこちでコイワカガミを見ることが出来た。一方、イワカガミは見かけず。
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6/21 12:19
この写真だけだとイワカガミ(岩鏡)かコイワカガミ(小岩鏡)か判断に迷うが、多分これはコイワカガミ。この登山道ではあちこちでコイワカガミを見ることが出来た。一方、イワカガミは見かけず。
キバナシャクナゲ(黄花石楠花)。地形図に書かれた”八ヶ岳キバナシャクナゲ自生地”とはやや外れるがこんな所にも咲いていた。花は盛り。横岳から赤岳方面へ縦走するのではなく、硫黄山方面へ縦走すれば群生が見事だったのかもしれない。そちらの方が良かったかな…。
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6/21 12:28
キバナシャクナゲ(黄花石楠花)。地形図に書かれた”八ヶ岳キバナシャクナゲ自生地”とはやや外れるがこんな所にも咲いていた。花は盛り。横岳から赤岳方面へ縦走するのではなく、硫黄山方面へ縦走すれば群生が見事だったのかもしれない。そちらの方が良かったかな…。
三叉峰にて杣添尾根登山道は稜線上の縦走ルートと交わる。
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6/21 12:32
三叉峰にて杣添尾根登山道は稜線上の縦走ルートと交わる。
オヤマノエンドウ(御山の豌豆)とイワウメ(岩梅)が同居している。共に似たような環境が好みらしく、この場所の他にも同居している箇所が多数あった。
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6/21 12:34
オヤマノエンドウ(御山の豌豆)とイワウメ(岩梅)が同居している。共に似たような環境が好みらしく、この場所の他にも同居している箇所が多数あった。
チングルマ?でもなんかちょっと野暮ったい。調べてみたらチョウノスケソウ(長之助草)でした。別名ミヤマチングルマ(深山稚児車)
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6/21 13:19
チングルマ?でもなんかちょっと野暮ったい。調べてみたらチョウノスケソウ(長之助草)でした。別名ミヤマチングルマ(深山稚児車)
コメバツガザクラ(米葉栂桜)。花が付いていると判断し易くて良いな。
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6/21 13:19
コメバツガザクラ(米葉栂桜)。花が付いていると判断し易くて良いな。
右側が赤岳、左側が阿弥陀岳。今回は両方とも行かない予定。
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6/21 13:19
右側が赤岳、左側が阿弥陀岳。今回は両方とも行かない予定。
これはミヤマキンバイ(深山金梅)で良いのだろうか。黄色い花の高山植物は実はよく判らない。ごっちゃになっている…。何回調べても覚えないんだよね💦
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6/21 13:23
これはミヤマキンバイ(深山金梅)で良いのだろうか。黄色い花の高山植物は実はよく判らない。ごっちゃになっている…。何回調べても覚えないんだよね💦
ハクサンイチゲ(白山一華)。
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6/21 13:24
ハクサンイチゲ(白山一華)。
イワウメ(岩梅)だけアップで撮ってみた。
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6/21 13:24
イワウメ(岩梅)だけアップで撮ってみた。
ウルップソウ(得撫草)。準絶滅危惧(NT)。長野県に於いては絶滅危惧IB類 (EN)に指定されている。見かけることが出来たのは僅かに二株のみ。稜線上では他に見かけることは出来なかった。これ、かなり厳しいのではないか…。
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6/21 13:31
ウルップソウ(得撫草)。準絶滅危惧(NT)。長野県に於いては絶滅危惧IB類 (EN)に指定されている。見かけることが出来たのは僅かに二株のみ。稜線上では他に見かけることは出来なかった。これ、かなり厳しいのではないか…。
奥に見える山が赤岳。稜線上の縦走路にはこのような場所もある。この場所、鎖は設置されているが、それ程険しい訳では無かった。
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6/21 13:33
奥に見える山が赤岳。稜線上の縦走路にはこのような場所もある。この場所、鎖は設置されているが、それ程険しい訳では無かった。
イワヒゲ(岩髭)。この花はどうも日影が好みらしい。日当たりの良い場所では見かけなかった。岩陰のような日が当たり辛い場所や北向きの岩の隙間にひっそりと咲いている。
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6/21 13:33
イワヒゲ(岩髭)。この花はどうも日影が好みらしい。日当たりの良い場所では見かけなかった。岩陰のような日が当たり辛い場所や北向きの岩の隙間にひっそりと咲いている。
火山を感じさせるゴツゴツとした岩の合間にオヤマノエンドウ(御山の豌豆)とイワウメ(岩梅)が咲く。ここではイワウメの方が多かった。
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6/21 13:39
火山を感じさせるゴツゴツとした岩の合間にオヤマノエンドウ(御山の豌豆)とイワウメ(岩梅)が咲く。ここではイワウメの方が多かった。
岩の合間から下を覗き見てみる。行者小屋が遥か下に見える。
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6/21 13:40
岩の合間から下を覗き見てみる。行者小屋が遥か下に見える。
ここもオヤマノエンドウ(御山の豌豆)とイワウメ(岩梅)が同じ場所に咲いている。どちらか一方の勢いが強くなっても良さそうなのだが、仲良くしているのだ。勿論、それぞれのみが咲いている場所もあったのだが。
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6/21 13:40
ここもオヤマノエンドウ(御山の豌豆)とイワウメ(岩梅)が同じ場所に咲いている。どちらか一方の勢いが強くなっても良さそうなのだが、仲良くしているのだ。勿論、それぞれのみが咲いている場所もあったのだが。
クモマナズナ(雲間薺)。花がキャベツの花とよく似ている。ただし、キャベツの花の色は黄色。ハクホウナズナというよく似た花があるが、葉の形状が全く違う。ミヤマタネツケバナ(深山種漬花)ともよく似ている花だが葉が違う。
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6/21 13:42
クモマナズナ(雲間薺)。花がキャベツの花とよく似ている。ただし、キャベツの花の色は黄色。ハクホウナズナというよく似た花があるが、葉の形状が全く違う。ミヤマタネツケバナ(深山種漬花)ともよく似ている花だが葉が違う。
山の東側は山の斜面と平行に何枚も溶岩流があった。写真は山の西側なのだが、こちらは溶岩流の断面がギザギザとしている。とすると、縦走路がカルデラ壁という事になるのだろうか。
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6/21 13:44
山の東側は山の斜面と平行に何枚も溶岩流があった。写真は山の西側なのだが、こちらは溶岩流の断面がギザギザとしている。とすると、縦走路がカルデラ壁という事になるのだろうか。
石尊峰。以前は場所が書かれた木の看板があったらしいが…。
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6/21 13:48
石尊峰。以前は場所が書かれた木の看板があったらしいが…。
この写真からだと判り辛いが、断崖にへばりつくようにツクモグサが咲いている。株数は8株程確認出来た。ただ、ここに近づいて写真を撮るのはね、ちょっとね…。落ちそうで。
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6/21 13:49
この写真からだと判り辛いが、断崖にへばりつくようにツクモグサが咲いている。株数は8株程確認出来た。ただ、ここに近づいて写真を撮るのはね、ちょっとね…。落ちそうで。
ツクモグサ(九十九草 )。絶滅危惧IB類 (EN)。先程のウルップソウよりもより深刻な分類になっている。八ヶ岳のこの周辺に限って言えばウルップソウよりも株数は多いように思われた。
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6/21 14:07
ツクモグサ(九十九草 )。絶滅危惧IB類 (EN)。先程のウルップソウよりもより深刻な分類になっている。八ヶ岳のこの周辺に限って言えばウルップソウよりも株数は多いように思われた。
ミヤマキンバイ(深山金梅)だと思う、多分。
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6/21 14:08
ミヤマキンバイ(深山金梅)だと思う、多分。
ツクモグサ(九十九草 )
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6/21 14:11
ツクモグサ(九十九草 )
ハクサンイチゲ(白山一華)。他の山域と違い、それ程多くは無かった。とにかく花の種類は多かった。
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6/21 14:11
ハクサンイチゲ(白山一華)。他の山域と違い、それ程多くは無かった。とにかく花の種類は多かった。
稜線上に点在する鎖場。
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6/21 14:22
稜線上に点在する鎖場。
岩場を降りると赤岳が眼前に迫ってきている。
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6/21 14:23
岩場を降りると赤岳が眼前に迫ってきている。
ツガザクラ(栂桜)。ひっそりと咲いていた。
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6/21 14:30
ツガザクラ(栂桜)。ひっそりと咲いていた。
地蔵の頭。ここへ訪れるのは2019年以来6年振り。ここまで間が開くとは思わなかった。
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6/21 14:55
地蔵の頭。ここへ訪れるのは2019年以来6年振り。ここまで間が開くとは思わなかった。
ミネズオウ(峰蘇芳)。
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6/21 15:17
ミネズオウ(峰蘇芳)。
これから下る県界尾根は写真の左側に下って行く尾根を辿る。
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6/21 15:17
これから下る県界尾根は写真の左側に下って行く尾根を辿る。
県界尾根には主な鎖場が二ヵ所ある。鎖場が出て来るとは全く想定していなかったので少し嫌だったな。勿論、予習してこない私が悪いのだけれども。残雪期や初冬にここを通る人もいるらしいが怖そうだな…。疲れていた事もあるが、何年か前に通った不帰の嶮(唐松→白馬)よりも嫌らしかった。鎖はしっかりしているのだが、地味に重いのだ。
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6/21 15:59
県界尾根には主な鎖場が二ヵ所ある。鎖場が出て来るとは全く想定していなかったので少し嫌だったな。勿論、予習してこない私が悪いのだけれども。残雪期や初冬にここを通る人もいるらしいが怖そうだな…。疲れていた事もあるが、何年か前に通った不帰の嶮(唐松→白馬)よりも嫌らしかった。鎖はしっかりしているのだが、地味に重いのだ。
だいぶ陽も傾いてきたが、ふと見ると桜が咲いていた。
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6/21 16:26
だいぶ陽も傾いてきたが、ふと見ると桜が咲いていた。
高根町が設置した県界尾根コースの看板。高根町が存在したのは2004年迄なので看板の設置は20年以上前という事になる。それ以来整備がされていないのだろうか。実際、見かけた看板等は古い物ばかりだった。ややマイナールートだからなのかな?現在の北杜市(ほくとし。”きたもりし”ってずっと読んでました)の名前の入った物は見かける事が無かった。
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6/21 17:11
高根町が設置した県界尾根コースの看板。高根町が存在したのは2004年迄なので看板の設置は20年以上前という事になる。それ以来整備がされていないのだろうか。実際、見かけた看板等は古い物ばかりだった。ややマイナールートだからなのかな?現在の北杜市(ほくとし。”きたもりし”ってずっと読んでました)の名前の入った物は見かける事が無かった。
大天狗に奉納されていた天狗像。頭が欠けている。廃仏毀釈の嵐はこんな所まで及んだのか…と、少し考えてしまった。(廃仏毀釈が原因とは限らないのだけれど。)
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6/21 17:21
大天狗に奉納されていた天狗像。頭が欠けている。廃仏毀釈の嵐はこんな所まで及んだのか…と、少し考えてしまった。(廃仏毀釈が原因とは限らないのだけれど。)
日没直前。この日、この周辺の日没は19時15分。辺りは薄暗くなってきていたがまだ周辺の目視は可能。割と急に下る登山道の右側が馬蹄形状に崩れ落ちている。日没後にここを通る羽目にならずに良かったな…と思った。
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6/21 18:45
日没直前。この日、この周辺の日没は19時15分。辺りは薄暗くなってきていたがまだ周辺の目視は可能。割と急に下る登山道の右側が馬蹄形状に崩れ落ちている。日没後にここを通る羽目にならずに良かったな…と思った。
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