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Yamareco

記録ID: 8319352
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
八ヶ岳・蓼科

杣添尾根から横岳(三叉峰)赤岳をトラバースし県界尾根へ

2025年06月21日(土) [日帰り]
情報量の目安: S
都道府県 山梨県 長野県
 - 拍手
Washiba2924 その他1人
体力度
3
日帰りが可能
GPS
14:32
距離
13.5km
登り
1,225m
下り
1,331m
歩くペース
ゆっくり
1.41.5
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
10:25
休憩
4:04
合計
14:29
距離 13.5km 登り 1,225m 下り 1,331m
6:37
6:38
143
10:50
11:14
62
12:16
13:42
1
13:43
13:58
1
13:59
14:11
2
14:13
14:28
1
14:29
14:46
4
14:50
14:57
4
15:01
15:17
113
17:10
17:22
61
18:30
18:33
61
19:34
19:37
26
20:04
ゴール地点
天候 晴れ
過去天気図(気象庁) 2025年06月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
前泊した為か、駐車場には余裕で停められました。駐車場のキャパは少なめ。
コース状況/
危険箇所等
赤岳をトラバースする道がやや荒れていました。県界尾根下部の標高2060m付近に崩れている箇所があり、当該箇所を日没後通過するのは危険。
その他周辺情報 下山後は入浴に「星空の湯 りえっくす」を利用。料金は900円。下山が遅かった為、周辺で一番遅くまで営業しているこちらを利用。タオル・バスタオルの貸し出し付きだったので乾いたタオルが無い場合は特におすすめ。
別荘地の中にある杣添尾根登山口。八ヶ岳の登山口としてはややマイナーなのかもしれない。駐車場は狭めで入りきれない車が路駐していたが、それでも酷く混んでいるといった感じではなかった。
2025年06月21日 05:34撮影 by  NIKON Z 6, NIKON CORPORATION
1
6/21 5:34
別荘地の中にある杣添尾根登山口。八ヶ岳の登山口としてはややマイナーなのかもしれない。駐車場は狭めで入りきれない車が路駐していたが、それでも酷く混んでいるといった感じではなかった。
南八ヶ岳林道の駐車場まで来た。林道を歩いていると開けた空に八ヶ岳の稜線が見える。今日はあそこ迄登って行く。
2025年06月21日 06:14撮影 by  NIKON Z 6, NIKON CORPORATION
6/21 6:14
南八ヶ岳林道の駐車場まで来た。林道を歩いていると開けた空に八ヶ岳の稜線が見える。今日はあそこ迄登って行く。
南八ヶ岳林道登山口には人造池がある。その畔には東屋があり、良い雰囲気だ。ただ、何故か東屋の中にはテーブル等は何も無かった。マナーが悪くて撤去でもされたのだろうか。
2025年06月21日 06:16撮影 by  NIKON Z 6, NIKON CORPORATION
6/21 6:16
南八ヶ岳林道登山口には人造池がある。その畔には東屋があり、良い雰囲気だ。ただ、何故か東屋の中にはテーブル等は何も無かった。マナーが悪くて撤去でもされたのだろうか。
サラサドウダン(更紗灯台)。前の写真の東屋と池の間の木がそれである。沢山の花を付けていた。
2025年06月21日 06:29撮影 by  NIKON Z 6, NIKON CORPORATION
6/21 6:29
サラサドウダン(更紗灯台)。前の写真の東屋と池の間の木がそれである。沢山の花を付けていた。
登山口にはややレトロな看板が倒れていた。それ程古い物には見えなかった。醸し出す雰囲気はレトロだが、しかしそれ程劣化していないように見受けられる。1980年代のものだろうか。
2025年06月21日 06:32撮影 by  NIKON Z 6, NIKON CORPORATION
6/21 6:32
登山口にはややレトロな看板が倒れていた。それ程古い物には見えなかった。醸し出す雰囲気はレトロだが、しかしそれ程劣化していないように見受けられる。1980年代のものだろうか。
沢を渡る橋。以降、赤岳のトラバースルートで何回か沢状地形を横切ったりしたが流れのある沢はここのみ。
2025年06月21日 06:37撮影 by  NIKON Z 6, NIKON CORPORATION
6/21 6:37
沢を渡る橋。以降、赤岳のトラバースルートで何回か沢状地形を横切ったりしたが流れのある沢はここのみ。
比較的下部は樹林帯を歩く。比較的歩き易い部類ではないだろうか。
2025年06月21日 07:26撮影 by  NIKON Z 6, NIKON CORPORATION
6/21 7:26
比較的下部は樹林帯を歩く。比較的歩き易い部類ではないだろうか。
何故か周囲の木々が無く陽が良く差し込んでいる場所もある。この周辺にも縞枯れ現象があるのかな?と、思ったがそんな雰囲気でも無かった。
2025年06月21日 08:26撮影 by  NIKON Z 6, NIKON CORPORATION
6/21 8:26
何故か周囲の木々が無く陽が良く差し込んでいる場所もある。この周辺にも縞枯れ現象があるのかな?と、思ったがそんな雰囲気でも無かった。
途中で見かけたかなり古い道標。恐らく1960年代のもの。「西武杣添小屋(無人)」との記載がある。”西武杣添小屋”とはどこにあった小屋なのだろう。いつ頃まであったのか。残念ながら手元にある旧版地形図には載っていなかった。如何なる小屋であったのか気になるのだが…。
2025年06月21日 09:36撮影 by  NIKON Z 6, NIKON CORPORATION
6/21 9:36
途中で見かけたかなり古い道標。恐らく1960年代のもの。「西武杣添小屋(無人)」との記載がある。”西武杣添小屋”とはどこにあった小屋なのだろう。いつ頃まであったのか。残念ながら手元にある旧版地形図には載っていなかった。如何なる小屋であったのか気になるのだが…。
コミヤマカタバミ(小深山傍食)。
2025年06月21日 10:37撮影 by  NIKON Z 6, NIKON CORPORATION
6/21 10:37
コミヤマカタバミ(小深山傍食)。
ミツバオウレン(三葉黄蓮)。山域によってはかなり頻繁に見かけるこの花だが、この周辺ではそれ程幅を利かせている訳でも無かった。
2025年06月21日 10:38撮影 by  NIKON Z 6, NIKON CORPORATION
1
6/21 10:38
ミツバオウレン(三葉黄蓮)。山域によってはかなり頻繁に見かけるこの花だが、この周辺ではそれ程幅を利かせている訳でも無かった。
杣添尾根の見晴台から見る赤岳。
2025年06月21日 10:57撮影 by  NIKON Z 6, NIKON CORPORATION
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6/21 10:57
杣添尾根の見晴台から見る赤岳。
同じく見晴台から見る横岳方面。山の斜面と平行に何枚もの厚い溶岩流が確認出来、八ヶ岳が火山である実感が持てる。
2025年06月21日 11:08撮影 by  NIKON Z 6, NIKON CORPORATION
6/21 11:08
同じく見晴台から見る横岳方面。山の斜面と平行に何枚もの厚い溶岩流が確認出来、八ヶ岳が火山である実感が持てる。
コケモモ(苔桃)。
2025年06月21日 11:40撮影 by  NIKON Z 6, NIKON CORPORATION
6/21 11:40
コケモモ(苔桃)。
写真中央部やや上に見えるのが三叉峰。もう少しのような、まだまだ遠いような微妙な感じ。
2025年06月21日 11:41撮影 by  NIKON Z 6, NIKON CORPORATION
6/21 11:41
写真中央部やや上に見えるのが三叉峰。もう少しのような、まだまだ遠いような微妙な感じ。
この写真だけだとイワカガミ(岩鏡)かコイワカガミ(小岩鏡)か判断に迷うが、多分これはコイワカガミ。この登山道ではあちこちでコイワカガミを見ることが出来た。一方、イワカガミは見かけず。
2025年06月21日 12:19撮影 by  NIKON Z 6, NIKON CORPORATION
6/21 12:19
この写真だけだとイワカガミ(岩鏡)かコイワカガミ(小岩鏡)か判断に迷うが、多分これはコイワカガミ。この登山道ではあちこちでコイワカガミを見ることが出来た。一方、イワカガミは見かけず。
キバナシャクナゲ(黄花石楠花)。地形図に書かれた”八ヶ岳キバナシャクナゲ自生地”とはやや外れるがこんな所にも咲いていた。花は盛り。横岳から赤岳方面へ縦走するのではなく、硫黄山方面へ縦走すれば群生が見事だったのかもしれない。そちらの方が良かったかな…。
2025年06月21日 12:28撮影 by  NIKON Z 6, NIKON CORPORATION
6/21 12:28
キバナシャクナゲ(黄花石楠花)。地形図に書かれた”八ヶ岳キバナシャクナゲ自生地”とはやや外れるがこんな所にも咲いていた。花は盛り。横岳から赤岳方面へ縦走するのではなく、硫黄山方面へ縦走すれば群生が見事だったのかもしれない。そちらの方が良かったかな…。
三叉峰にて杣添尾根登山道は稜線上の縦走ルートと交わる。
2025年06月21日 12:32撮影 by  NIKON Z 6, NIKON CORPORATION
6/21 12:32
三叉峰にて杣添尾根登山道は稜線上の縦走ルートと交わる。
オヤマノエンドウ(御山の豌豆)とイワウメ(岩梅)が同居している。共に似たような環境が好みらしく、この場所の他にも同居している箇所が多数あった。
2025年06月21日 12:34撮影 by  NIKON Z 6, NIKON CORPORATION
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6/21 12:34
オヤマノエンドウ(御山の豌豆)とイワウメ(岩梅)が同居している。共に似たような環境が好みらしく、この場所の他にも同居している箇所が多数あった。
チングルマ?でもなんかちょっと野暮ったい。調べてみたらチョウノスケソウ(長之助草)でした。別名ミヤマチングルマ(深山稚児車)
2025年06月21日 13:19撮影 by  NIKON Z 6, NIKON CORPORATION
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6/21 13:19
チングルマ?でもなんかちょっと野暮ったい。調べてみたらチョウノスケソウ(長之助草)でした。別名ミヤマチングルマ(深山稚児車)
コメバツガザクラ(米葉栂桜)。花が付いていると判断し易くて良いな。
2025年06月21日 13:19撮影 by  NIKON Z 6, NIKON CORPORATION
6/21 13:19
コメバツガザクラ(米葉栂桜)。花が付いていると判断し易くて良いな。
右側が赤岳、左側が阿弥陀岳。今回は両方とも行かない予定。
2025年06月21日 13:19撮影 by  NIKON Z 6, NIKON CORPORATION
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6/21 13:19
右側が赤岳、左側が阿弥陀岳。今回は両方とも行かない予定。
これはミヤマキンバイ(深山金梅)で良いのだろうか。黄色い花の高山植物は実はよく判らない。ごっちゃになっている…。何回調べても覚えないんだよね💦
2025年06月21日 13:23撮影 by  NIKON Z 6, NIKON CORPORATION
6/21 13:23
これはミヤマキンバイ(深山金梅)で良いのだろうか。黄色い花の高山植物は実はよく判らない。ごっちゃになっている…。何回調べても覚えないんだよね💦
ハクサンイチゲ(白山一華)。
2025年06月21日 13:24撮影 by  NIKON Z 6, NIKON CORPORATION
2
6/21 13:24
ハクサンイチゲ(白山一華)。
イワウメ(岩梅)だけアップで撮ってみた。
2025年06月21日 13:24撮影 by  NIKON Z 6, NIKON CORPORATION
6/21 13:24
イワウメ(岩梅)だけアップで撮ってみた。
ウルップソウ(得撫草)。準絶滅危惧(NT)。長野県に於いては絶滅危惧IB類 (EN)に指定されている。見かけることが出来たのは僅かに二株のみ。稜線上では他に見かけることは出来なかった。これ、かなり厳しいのではないか…。
2025年06月21日 13:31撮影 by  NIKON Z 6, NIKON CORPORATION
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6/21 13:31
ウルップソウ(得撫草)。準絶滅危惧(NT)。長野県に於いては絶滅危惧IB類 (EN)に指定されている。見かけることが出来たのは僅かに二株のみ。稜線上では他に見かけることは出来なかった。これ、かなり厳しいのではないか…。
奥に見える山が赤岳。稜線上の縦走路にはこのような場所もある。この場所、鎖は設置されているが、それ程険しい訳では無かった。
2025年06月21日 13:33撮影 by  NIKON Z 6, NIKON CORPORATION
6/21 13:33
奥に見える山が赤岳。稜線上の縦走路にはこのような場所もある。この場所、鎖は設置されているが、それ程険しい訳では無かった。
イワヒゲ(岩髭)。この花はどうも日影が好みらしい。日当たりの良い場所では見かけなかった。岩陰のような日が当たり辛い場所や北向きの岩の隙間にひっそりと咲いている。
2025年06月21日 13:33撮影 by  NIKON Z 6, NIKON CORPORATION
6/21 13:33
イワヒゲ(岩髭)。この花はどうも日影が好みらしい。日当たりの良い場所では見かけなかった。岩陰のような日が当たり辛い場所や北向きの岩の隙間にひっそりと咲いている。
火山を感じさせるゴツゴツとした岩の合間にオヤマノエンドウ(御山の豌豆)とイワウメ(岩梅)が咲く。ここではイワウメの方が多かった。
2025年06月21日 13:39撮影 by  NIKON Z 6, NIKON CORPORATION
6/21 13:39
火山を感じさせるゴツゴツとした岩の合間にオヤマノエンドウ(御山の豌豆)とイワウメ(岩梅)が咲く。ここではイワウメの方が多かった。
岩の合間から下を覗き見てみる。行者小屋が遥か下に見える。
2025年06月21日 13:40撮影 by  NIKON Z 6, NIKON CORPORATION
6/21 13:40
岩の合間から下を覗き見てみる。行者小屋が遥か下に見える。
ここもオヤマノエンドウ(御山の豌豆)とイワウメ(岩梅)が同じ場所に咲いている。どちらか一方の勢いが強くなっても良さそうなのだが、仲良くしているのだ。勿論、それぞれのみが咲いている場所もあったのだが。
2025年06月21日 13:40撮影 by  NIKON Z 6, NIKON CORPORATION
6/21 13:40
ここもオヤマノエンドウ(御山の豌豆)とイワウメ(岩梅)が同じ場所に咲いている。どちらか一方の勢いが強くなっても良さそうなのだが、仲良くしているのだ。勿論、それぞれのみが咲いている場所もあったのだが。
クモマナズナ(雲間薺)。花がキャベツの花とよく似ている。ただし、キャベツの花の色は黄色。ハクホウナズナというよく似た花があるが、葉の形状が全く違う。ミヤマタネツケバナ(深山種漬花)ともよく似ている花だが葉が違う。
2025年06月21日 13:42撮影 by  NIKON Z 6, NIKON CORPORATION
6/21 13:42
クモマナズナ(雲間薺)。花がキャベツの花とよく似ている。ただし、キャベツの花の色は黄色。ハクホウナズナというよく似た花があるが、葉の形状が全く違う。ミヤマタネツケバナ(深山種漬花)ともよく似ている花だが葉が違う。
山の東側は山の斜面と平行に何枚も溶岩流があった。写真は山の西側なのだが、こちらは溶岩流の断面がギザギザとしている。とすると、縦走路がカルデラ壁という事になるのだろうか。
2025年06月21日 13:44撮影 by  NIKON Z 6, NIKON CORPORATION
6/21 13:44
山の東側は山の斜面と平行に何枚も溶岩流があった。写真は山の西側なのだが、こちらは溶岩流の断面がギザギザとしている。とすると、縦走路がカルデラ壁という事になるのだろうか。
石尊峰。以前は場所が書かれた木の看板があったらしいが…。
2025年06月21日 13:48撮影 by  NIKON Z 6, NIKON CORPORATION
6/21 13:48
石尊峰。以前は場所が書かれた木の看板があったらしいが…。
この写真からだと判り辛いが、断崖にへばりつくようにツクモグサが咲いている。株数は8株程確認出来た。ただ、ここに近づいて写真を撮るのはね、ちょっとね…。落ちそうで。
2025年06月21日 13:49撮影 by  NIKON Z 6, NIKON CORPORATION
6/21 13:49
この写真からだと判り辛いが、断崖にへばりつくようにツクモグサが咲いている。株数は8株程確認出来た。ただ、ここに近づいて写真を撮るのはね、ちょっとね…。落ちそうで。
ツクモグサ(九十九草 )。絶滅危惧IB類 (EN)。先程のウルップソウよりもより深刻な分類になっている。八ヶ岳のこの周辺に限って言えばウルップソウよりも株数は多いように思われた。
2025年06月21日 14:07撮影 by  NIKON Z 6, NIKON CORPORATION
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6/21 14:07
ツクモグサ(九十九草 )。絶滅危惧IB類 (EN)。先程のウルップソウよりもより深刻な分類になっている。八ヶ岳のこの周辺に限って言えばウルップソウよりも株数は多いように思われた。
ミヤマキンバイ(深山金梅)だと思う、多分。
2025年06月21日 14:08撮影 by  NIKON Z 6, NIKON CORPORATION
6/21 14:08
ミヤマキンバイ(深山金梅)だと思う、多分。
ツクモグサ(九十九草 )
2025年06月21日 14:11撮影 by  NIKON Z 6, NIKON CORPORATION
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6/21 14:11
ツクモグサ(九十九草 )
ハクサンイチゲ(白山一華)。他の山域と違い、それ程多くは無かった。とにかく花の種類は多かった。
2025年06月21日 14:11撮影 by  NIKON Z 6, NIKON CORPORATION
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6/21 14:11
ハクサンイチゲ(白山一華)。他の山域と違い、それ程多くは無かった。とにかく花の種類は多かった。
稜線上に点在する鎖場。
2025年06月21日 14:22撮影 by  NIKON Z 6, NIKON CORPORATION
6/21 14:22
稜線上に点在する鎖場。
岩場を降りると赤岳が眼前に迫ってきている。
2025年06月21日 14:23撮影 by  NIKON Z 6, NIKON CORPORATION
6/21 14:23
岩場を降りると赤岳が眼前に迫ってきている。
ツガザクラ(栂桜)。ひっそりと咲いていた。
2025年06月21日 14:30撮影 by  NIKON Z 6, NIKON CORPORATION
6/21 14:30
ツガザクラ(栂桜)。ひっそりと咲いていた。
地蔵の頭。ここへ訪れるのは2019年以来6年振り。ここまで間が開くとは思わなかった。
2025年06月21日 14:55撮影 by  NIKON Z 6, NIKON CORPORATION
6/21 14:55
地蔵の頭。ここへ訪れるのは2019年以来6年振り。ここまで間が開くとは思わなかった。
以前訪れた時もこの標識は撮っていた。ただし、その時の天候は今一つ。その時、「県界尾根への分岐点。県界尾根方向を結構雪が残っていた。踏み跡はあったが歩く人はあまり多くは無さそうだった。 」と書いているが、実際今回歩いてみるとやはり道はあまり歩かれていないようだった。
https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-1880842.html
2025年06月21日 15:16撮影 by  NIKON Z 6, NIKON CORPORATION
6/21 15:16
以前訪れた時もこの標識は撮っていた。ただし、その時の天候は今一つ。その時、「県界尾根への分岐点。県界尾根方向を結構雪が残っていた。踏み跡はあったが歩く人はあまり多くは無さそうだった。 」と書いているが、実際今回歩いてみるとやはり道はあまり歩かれていないようだった。
https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-1880842.html
ミネズオウ(峰蘇芳)。
2025年06月21日 15:17撮影 by  NIKON Z 6, NIKON CORPORATION
6/21 15:17
ミネズオウ(峰蘇芳)。
これから下る県界尾根は写真の左側に下って行く尾根を辿る。
2025年06月21日 15:17撮影 by  NIKON Z 6, NIKON CORPORATION
6/21 15:17
これから下る県界尾根は写真の左側に下って行く尾根を辿る。
県界尾根には主な鎖場が二ヵ所ある。鎖場が出て来るとは全く想定していなかったので少し嫌だったな。勿論、予習してこない私が悪いのだけれども。残雪期や初冬にここを通る人もいるらしいが怖そうだな…。疲れていた事もあるが、何年か前に通った不帰の嶮(唐松→白馬)よりも嫌らしかった。鎖はしっかりしているのだが、地味に重いのだ。
2025年06月21日 15:59撮影 by  NIKON Z 6, NIKON CORPORATION
6/21 15:59
県界尾根には主な鎖場が二ヵ所ある。鎖場が出て来るとは全く想定していなかったので少し嫌だったな。勿論、予習してこない私が悪いのだけれども。残雪期や初冬にここを通る人もいるらしいが怖そうだな…。疲れていた事もあるが、何年か前に通った不帰の嶮(唐松→白馬)よりも嫌らしかった。鎖はしっかりしているのだが、地味に重いのだ。
だいぶ陽も傾いてきたが、ふと見ると桜が咲いていた。
2025年06月21日 16:26撮影 by  NIKON Z 6, NIKON CORPORATION
6/21 16:26
だいぶ陽も傾いてきたが、ふと見ると桜が咲いていた。
高根町が設置した県界尾根コースの看板。高根町が存在したのは2004年迄なので看板の設置は20年以上前という事になる。それ以来整備がされていないのだろうか。実際、見かけた看板等は古い物ばかりだった。ややマイナールートだからなのかな?現在の北杜市(ほくとし。”きたもりし”ってずっと読んでました)の名前の入った物は見かける事が無かった。
2025年06月21日 17:11撮影 by  NIKON Z 6, NIKON CORPORATION
6/21 17:11
高根町が設置した県界尾根コースの看板。高根町が存在したのは2004年迄なので看板の設置は20年以上前という事になる。それ以来整備がされていないのだろうか。実際、見かけた看板等は古い物ばかりだった。ややマイナールートだからなのかな?現在の北杜市(ほくとし。”きたもりし”ってずっと読んでました)の名前の入った物は見かける事が無かった。
大天狗に奉納されていた天狗像。頭が欠けている。廃仏毀釈の嵐はこんな所まで及んだのか…と、少し考えてしまった。(廃仏毀釈が原因とは限らないのだけれど。)
2025年06月21日 17:21撮影 by  NIKON Z 6, NIKON CORPORATION
6/21 17:21
大天狗に奉納されていた天狗像。頭が欠けている。廃仏毀釈の嵐はこんな所まで及んだのか…と、少し考えてしまった。(廃仏毀釈が原因とは限らないのだけれど。)
日没直前。この日、この周辺の日没は19時15分。辺りは薄暗くなってきていたがまだ周辺の目視は可能。割と急に下る登山道の右側が馬蹄形状に崩れ落ちている。日没後にここを通る羽目にならずに良かったな…と思った。
2025年06月21日 18:45撮影 by  NIKON Z 6, NIKON CORPORATION
6/21 18:45
日没直前。この日、この周辺の日没は19時15分。辺りは薄暗くなってきていたがまだ周辺の目視は可能。割と急に下る登山道の右側が馬蹄形状に崩れ落ちている。日没後にここを通る羽目にならずに良かったな…と思った。
撮影機器:

装備

MYアイテム
Washiba2924
重量:-kg
個人装備
Tシャツ ソフトシェル ズボン 靴下 雨具 日よけ帽子 ザック 行動食 飲料 ハイドレーション 地図(地形図) ヘッドランプ GPS 保険証 携帯 時計 サングラス タオル ストック カメラ

感想

今迄何度か登った八ヶ岳だが、西側(茅野側)から登る事が多かった。
そこで今回は初めて東側(佐久・野辺山側)から登ってみることとした。
登山口は杣添尾根登山口。登山口は別荘地の奥にある。前の日の晩に到着したのだが、意外なことに車は一台しか止っていなかった。もっとも、翌日の朝には満車になり、車道に駐車する車で溢れていたのでそれ程穴場という訳でもなさそうである。もう少し標高の高い南八ヶ岳林道駐車場の方がこの登山口よりも標高が120m程高いのでそちらの方が人気なのかもしれない。今回は南八ヶ岳林道の駐車場に向かうと一旦大きく南側に迂回しなければならない為、こちらの駐車場を利用することにした。

登山口から暫くは別荘地の中を歩いてゆく。南八ヶ岳林道迄は緩やかな登り。
南八ヶ岳林道登山口には小さな人工池とその畔に東屋がある。更に暫く緩やかな道を歩くと小さな沢を渡る。そこからが本格的な登り。樹林帯の中をひたすら標高を上げてゆく。横岳見晴台テラスまではひたすら歩くのみ。花はちらほらと見かける程度だった。

横岳見晴台テラスを過ぎると視界は急に開ける。ハイマツを切り開いた登山道は太い根が露出しておりやや歩き辛い。稜線上に三叉峰が見えてしまうのがある意味良くないのかもしれない。

杣添尾根が三叉峰に至ると急に高山植物が増える。近年増えて問題になっている鹿はここまで登ってこないのだろうか。
チョウノスケソウ、ウルップソウ、ツクモグサ、クモマナズナなど、今までに見たことのない花も見ることができた。(もっとも、クモマナズナ等はそれと意識していなかったので記憶に残っていないだけかもしれないが)

三叉峰から赤岳展望荘迄の稜線上は鎖の整備も行き届いていて特に危険を感じるところはな無かった。ただ、思っていたよりもアップダウンがあったな。

赤岳展望荘から県界尾根へのトラバースルートは荒れ気味の道。あまり歩く人もいないのだろう、入り口付近ではハイマツが左右から道に覆いかぶさっている。歩くにあたって支障のあるような大きな破損などは無かったが、荒れ気味であった。一ヶ所雪渓を渡る部分があったが、ここで滑落しようものならどこ迄も落ちて行ってしまいそうだった。

トラバースルートを歩ききると県界尾根へと出る。こちらの道の方が踏まれている。荒れた感じの道がずっと続くのか?と、やや心配になっていたのだが、それは杞憂に終わった。
この先に待ち構える鎖場2ヶ所がこの日最大の難所だった。事前にあまりコースについて調べていなかったのが悪いのだが、これにはやや難儀した。設置されてからそれなりの時間が経っているのだろう、ややレトロな感じの鎖は支柱が少ない事もあり、持って下るとずっしりと重たかった。ただ、鎖場は上部だけだったのは幸いであった。
そして、長い県界尾根はだらだらと続くのだった。

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この記録に関連する登山ルート

無雪期ピークハント/縦走 八ヶ岳・蓼科 [日帰り]
杣添尾根と真教寺尾根
利用交通機関: 車・バイク
技術レベル
3/5
体力レベル
5/5
ハイキング 甲信越 [日帰り]
八ヶ岳 横岳 杣添尾根登山道
利用交通機関: 車・バイク
技術レベル
1/5
体力レベル
3/5

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