小豆島 拇指嶽(おやゆびだけ)と千羽ヶ嶽(せんばがだけ)


- GPS
- 03:03
- 距離
- 2.5km
- 登り
- 469m
- 下り
- 469m
コースタイム
過去天気図(気象庁) | 2025年06月の天気図 |
---|---|
アクセス |
利用交通機関:
自転車
|
写真
感想
小豆島の東海岸を自転車で走ると、一際目立つ岩山が現れれます。前を通り過ぎるたびに、ずっと気になっていました。調べてみると、拇指嶽(おやゆびだけ)と言って、ロッククライミングされる方にとっては有名な山のようです。さらに調べてみると、ロッククライミングで山頂まで行かれた方が下山用に使うルートがあって、そこから登ると普通の登山者でも山頂を目指せるとのこと。
先達のログを参考に麓の集落、梯(かけはし)に自転車を止めて、最初に拇指嶽、次に千羽ヶ嶽を登ってから、元の梯に下山するルートで歩いてみました。
麓から約600m、木々に覆われた細く荒れた登山道を進むと岩壁に突き当ります。国土地理院マップで最初の岸壁マークが登場する箇所です。
拇指嶽に登るにはここを左に進みます。
薄暗い木立の中ですが、よく目を凝らすと左に"拇指嶽"と赤いペイントが見えます。
青い矢印のペイント、岩に書かれた赤いペイント、木に巻かれた赤テープなどを見失わないように進んでください。
少し進むと登山道は切り立った岸壁の下を沿うようになります。
急登箇所にはロープが設置されていますので、しっかり掴んで登ってゆきます(というかロープの支えがなければ絶対に登ることができない急斜面です)。
最難関は最後の垂直の岩登りです。ロープはありますが、足場がほとんどありません。
クライマーな人であればハーネスやカラビナで安全に降下できるのでしょうが、そんな装備も持たず登りはともかく下りは大丈夫だろうかと少し不安になります。
腕力だけで体重を支える自信がない場合は諦めた方が賢明かも知れません。
最初の岸壁は垂直ですが、次の岩壁は角度があって登り易いです。
登り切れば山頂です。360度の絶景が広がります。
標高300m程の低山ですが、切り立った岩峰の先端ということもあって高度感は半端ありません。
「拇指嶽、ついに登頂したぞ〜」と達成感に満ちた叫び声を上げて山頂を後にしました。
次の千羽ヶ嶽へは最初に現れた岸壁の突き当りの箇所まで戻ります。
突き当りの箇所を右に少し進むと"千羽ヶ嶽"の赤いペイントが現れます。
以降、岩場をロープを頼りに登る箇所が複数ありますが、"拇指嶽"の登りに比べると斜面の角度は緩やかです。
やがて前方に南方向に突き出た岩峰が現れますと、そこが山頂です。
なお三角点は山頂から数十メートル西に設置されているようです。
あとは元来た道をたどって麓まで下山しました。
距離2.5km、3時間の行程でしたが、蒸し暑い日ということもあり全身汗だく(冷や汗も含む)、疲労困憊の登山でした。
<今回踏んだ主なピーク>
拇指嶽(おやゆびだけ) 302m ※スマホGPS測定
↓
千羽ヶ嶽(せんばがだけ) 371m
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