ニセコアンヌプリ


- GPS
- 05:30
- 距離
- 10.8km
- 登り
- 990m
- 下り
- 882m
コースタイム
- 山行
- 4:17
- 休憩
- 0:24
- 合計
- 4:41
天候 | 曇り時々晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2025年06月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
バス
帰りはいこいの湯宿いろはで中央バス高速ニセコ号に乗車830円交通系ICカード使える。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
ヒラフウェルカムセンターからの登りは、最初はいいけど、だんだん登りにくくなってくる。岩と岩の間が侵食で抜けていたり、岩の上を歩かないといけなかったりと、歩くのに注意すべき箇所が多発。ペースは上がらない。脚をあげたり下ろしたりの繰り返しもあるし。あまり人が歩いていないと見えて薮気味。 山頂から見返坂分岐までの間は、五色温泉からの登山客が多く、道が開けた感じ。ただし、ガレザレ。見返坂分岐の先五色温泉からの林道合流地点までと、林道から離れて見返坂登山口までは再び薮気味。林道から離れて見返坂登山口までの間で山側から動物の吠え声を聞いた。振り向いたが姿は見えず。ゆっくりと立ち去った。追いかけてくるモノはなかった。 |
その他周辺情報 | いこいの湯宿いろは日帰り入浴1,200円。サッポロクラシック中瓶950円。 倶知安の南五条バス停近くにあるビッグバン工具館にて熊スプレーレンタルあり。1日(1泊2日)1,000円。使ったら20,000円。 |
写真
装備
個人装備 |
ドライインナー
長袖シャツ
携帯バッテリー
携帯充電ケーブル
ズボン
保険証・財布
鍵
バンダナ
熊避け鉄砲・熊鈴
帽子
サングラス
グローブ(軍手)
靴下
ポリエステルパンツ
心拍数計
登山靴
ザック
防寒着
雨具(カッパ・帰りの傘)
ツェルト
ファーストエイドキット
携帯トイレ
非常食
老眼鏡
近視眼鏡
ウェットティッシュ
カトラリー
味噌汁 コーヒー
昼のおやつ
保温性カップ
行動食バックアップ
常備薬バックアップ(芍薬甘草湯・ビタミン類・アミノバイタル)
ロールペーパー
マスク
ヘッドランプ
笛
計画書
ココヘリ会員証
カメラ
虫除け
ガイド地図(ブック)
行動食
常備薬
日焼け止め
筆記用具
携帯充電ケーブル(予備含む)
GoPro
サーモスにお湯
水1.5L
携帯電話
AppleWatch
昼ご飯
ビニール袋
ドライバッグ大
着替え(パンツ 靴下 Tシャツ 長袖シャツ ズボン タオル ドライバッグ小)
|
---|
感想
さて今日は、バスで行けるルートでニセコアンヌプリ。前日ビッグバン工具館で熊スプレーをレンタル。1日1,000円でホルスター付き。もしも使ったら20,000円。
当日はニセコバス倶知安線でヒラフウェルカムセンターまで。現金かタッチ決済のクレジットカードで支払う。500円。
ヒラフウェルカムセンターからは、しばらくスキー場の作業道を歩く。ホリデー第1リフトの先へ進み、沢を渡る木でできた橋の先から登山道らしくなる。それまでは林道みたいな作業道を歩く。
登り切ると再び作業道。頻繁に利用しているらしく、一面砂利で、遠くから白いミキサー車がゆっくりと降りてきた。
ここからが山道本番。薮っぽくなり、足元が悪くなる。岩と岩の間に足を置いて歩いていたら、岩と岩の間が雨で侵食して抜けている箇所がある。スキー場のゲレンデに出るところでは、岩の上を歩くところも。高度を上げると、だんだんと脚を上げる箇所が増える。それでいて、樹林帯を抜けるまでに随分あり、木の根っこや岩・土が抜けたところを登っていく。ペースが上がらない。
樹林帯を抜けても、岩場あり、ザレたところあり、気が抜けない。
ようやく、山頂に辿り着いたときには、予定時刻を過ぎていた。
残念ながら、羊蹄山には雲が掛かっていて見えず。セイコーマートで買ってきた大きな鮭おにぎりを一つ平らげる。疲れていて、もう一つは入りそうにない。登りは誰一人出会わなかったんだけれども、山頂に着いたらハイカーが居て、向こうを見ると、ツアー客なのか、20-30人が連なって降りていく。
登りの岩々したところから考えるに、下りもしばらく歩きにくい道が続くと考えた。で、南峰に行くつもりだったんだが、下山時刻がバスの時刻を過ぎてしまうリスクを考えて、南峰には行かないで、そのまま下山することにした。昼休憩を1時間取っていたところ、20分くらいに短縮して。
下山し始めて割とすぐに、両脚が攣り始める。歩行困難なくらいに酷く。どうしたものかと逡巡しているときに、思い出したのがMag-On。前後に人がいないのを見て、ズボンを半分おろしてローションを塗る。と、びっくりするくらいに攣りが治って驚く。それからも時々別の筋肉が攣ったけど、その度にMag-On塗ったらすぐに治った。即効性ヤバ。芍薬甘草湯なんぞメじゃない。マグネシウムサプリも登りで飲んだけど効き目はなかった。
五色温泉からの登山客が多いせいか、道幅はある。逆にザレていた。このルートを辿る限り、ヒグマには出会わないだろう。熊スプレーを借りた店で、ニセコアンヌプリでは熊は出ないだろうと店員が言っていたのも頷ける。
けれど、見返坂分岐に立ち、五色温泉への広い道と、藪に近い草が覆い茂った道とを見比べて、少し日和った。ままよ。これを降らないと、バスでは帰れない。周囲を警戒して降る。と、分岐があるとヤマレコアプリが言う。割と開けた林道に出た。どうやら、五色温泉の道とを繋ぐ林道らしい。少しホッとして降る。と、再び、林道と分かれる分岐に出た。ヤマレコアプリは、薮っぽい道を指している。ままよ。あと数十分降れば、人気のあるところに出るはず。以前は車が入っていた道と見えて、左右に轍がある。それでいて、急な斜面では、轍の真ん中が窪んでいるところもある。雨で流れたのだろう。ふと気づいて、谷側の轍を歩く。山側から獣がやってきたら、時間差が短いと考えて。
と、山側から、ゴガッという獣の吠え声がした。左を振り返ったけれども姿は見えず。ゆっくりとそのまま降りていく。後ろを警戒しながら。何も追ってこない。そのままの歩調でゆっくり。遅まきながら、ホルスターから熊スプレーを出してストッパーに親指を掛け、いつでも発射できるように持って。その先は、後ろにも、左右にも警戒。
だいぶ降りてきて、入林届の箱がある、見返坂登山口まで来た。ここまでは、下から頻繁に車で上がってきているとみえて、駐車できそうなスペースがあり、整備した砂利道がその先にあった。
そんな道に出ても、左手に熊スプレーを携え。向こうから軽トラがやってきた。作業をする人たちらしき。こんなところに熊は出ないよ、と思っただろう。まだ手に熊スプレー持っていたから。
スキー場の作業道との分岐に出て、さらに降って、やっと目的地の湯宿に着いた。
日帰り入浴の時間が書いてある立て看があり、安堵して中に入る。温泉で汗を流し、湯に浸かっていると急に腹が減ってきた。一旦上がって、残っていたチーズおかかおにぎりを食べる。人心地ついて再び温泉。いい心持ちになって上がり、フロントで、ビールが飲みたいと所望。若い女性スタッフは、そんなこと聞いたの初めてだったのか、確認すると言った。3ヶ月前に来て、同じように聞いてビール飲んだ経験があるから大人しく確認を待つ。男性スタッフが接客を終え、話を聞いて、ラウンジまで先導してくれる。瓶ビールしかないがと断り、構わないと答える。確か、小瓶だったかな、と思い、喉乾いてるので2本くださいと言って2本抜いてもらった。グラスは1つでいいですかと聞いてきて、ラッパ飲みするからグラスは要らないと答えた。で、受け取ったら中瓶だった。
開け放った窓からいい風が入ってくる場所で、中瓶をラッパ飲みしていたら、いつの間にか寝入ってた。
ふと気づいて起きたら、バスの出る時刻が近い。欠伸をして伸びをし、空瓶を返してバスに乗る。
今回も、いい山行だった。
コメント
この記録に関連する登山ルート
この場所を通る登山ルートは、まだ登録されていません。
ルートを登録する
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する