人生楽ありゃ苦もあるさ「ウコタキヌプリ」
北海道
つうぶう
体力度について
- GPS
- 06:53
- 距離
- 7.0km
- 登り
- 647m
- 下り
- 642m
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- 山行
- 6:31
- 休憩
- 0:21
- 合計
- 6:52
| 天候 | 曇り時々晴れ 西もしくは南の風 0〜3m 少し霞む 見えたのは阿寒の山 日射しは強く 木陰と風が快適だった |
|---|---|
| 過去天気図（気象庁） | 2025年06月の天気図 |
| アクセス |
利用交通機関：
自家用車
合わせて10台くらい停まる トイレ無し 24時間営業のコンビニは 足寄と本別の街中に有り どちらもソコソコ遠い 足寄のコンビニは セイコーマートが24時間営業で 大手チェーンは夜間閉店 他と逆転している ※ 足寄側 ※ 足寄から 国道241号と足寄白糠線を経由する グーグルナビは足寄経由のルートを提示し 登山口手前1kmで案内を終わる その先は現地に案内看板が有る 最後の方に雨裂が20cmくらい掘れていて タイヤを落とさないように注意 林道の始め付近で 鹿よけゲートを開閉して通る 伐採作業中で 日と時間によっては大型車が運行する ※ 本別側 ※ 登山口から 開放ゲートから9kmで 動かせない倒木が道をふさぐ 脇の草地にタイヤで踏んだような跡が有り ソコソコ固いので通れた 12kmで林道が終わり 鹿よけゲートを開閉して外に出ると 県道が始まる 林道は全線ダート 角張った細かな落石が有るのでスピードは出せない |
| コース状況／ 危険箇所等 |
登山口から 三角点ピーク・ウコタキヌプリを往復した 手入れされた道は変化に富んでいるが 危険箇所は無い 道標やマークは必要十分に有り 過剰に無いのが小気味よい 序盤は 小沢の水線歩き 中盤は 古い林道などが絡む道 終盤は 立木が点在する笹っ原の稜線歩き クリンソウが印象に残り 他の花は少ない エゾオオサクラソウの葉は たくさん見た花期は一月くらい前か？ 笹っ原になると東側が開けている ダニが多いので夏場は もう行く気になれない |
| その他周辺情報 | 浦幌まで移動して うらほろ温泉 留真温泉を利用した 公共の新しい施設 トロミのあるアルカリ性塩化物泉 500円 シャンプー・石鹸・ドライヤー・鍵付きロッカー無料 地元と外来が同じ料金なのは吉 |
写真
拍手それらしい山はわからないが
とりあえずワンカット
左の奥の方かな？
グーグルマップを見ると
登山口の1km手前で
案内を終わるようだ
不安がよぎる
開閉して進む
黄色の看板は
左から縦書きで
「シメロ でも3分」？
3分で通行止めかと思った
丸に110地点に林道支線入口
解放されたゲートが有る
グーグルナビの案内は
ここで終わり
ウコタキヌプリ登山口
ここに数台停まるけど
Ｕターンスペースも
残しておかねば
沢の水線を歩く
平水ならすべてまたげる
注意点としては
茶色の苔が付いた石は
とんでもなく滑る
踏み跡が交錯し分岐も多いけど
必要な箇所には必ずマーク有り
たくさん有った
花が咲くのは5月上旬くらい？
50cmから100cmくらい
倒れていて 鹿の寝床？
快適そうだけど
奴らがダニを増やした
コルに二基の反射板地図にアンテナ記号が有った
管理道路が有るかと思ったが
反射板には必要無い
鹿が5頭逃げて行った
さんざんダニを増やしてから
逃げるんじゃない！
地図にアンテナ記号が有った
管理道路が有るかと思ったが
反射板には必要無い
鹿が5頭逃げて行った
さんざんダニを増やしてから
逃げるんじゃない！
釧路方向？
登山道も足跡も見当たらず
通常の登山対象では無い
草葉の陰に
登山口の案内有り
帰りは本別方向に行ってみる
鉄道のレールを使ってる
林道敷は森林鉄道か
トロッコの跡なのか？
植林らしい植林も
無かったような気がするけど
右側の草が踏んである
地面も固いので
通れた
感想
足寄の山と問えば、万人が雌阿寒岳と松山千春を思い浮かべるだろう。
山を歩く人なら、その次に出てくるのがウコタキヌプリだ。
本別山岳会の人達が手入れする 本別の山でもある。
帯広から向かうのに、なぜかグーグルマップは遠回りになる足寄経由の道を示す・・・結局 本別経由でも足寄経由でも行けた。
おまけに 登山口の1km手前で案内を終わるみたいで、本当に登山口までたどり着けるのか？不安を覚えた。
その不安を吹き飛ばしたのは、林道沿いのクリンソウ、延々と続くクリンソウロード、登山道に入っても 沢から離れるまで クリンソウを見た・・・他に花は無いの！？と言うほどに。
ルートは変化に富み、こんなに楽しい山が有ったのか！と感じた。
序盤の1/3は沢の水線を歩く。
水量はまたげるくらいで、歩き易いところを選び放題だ。
中盤の1/3は古い林道なのか広く歩き易い道。色々な踏み跡も交錯して 分岐も多いが、ここはどっち？と思うところに必ずマークが有る。終盤の1/3はミヤコザサの笹っ原にカンバが点在する稜線の道。
北東から南東を望む開放感あふれる楽園？
深くても膝上の笹がかぶる下に 明瞭な道が有り、尾根芯だから迷いようも無い。
だから 道標やマークはほとんど無い。
メリハリの効いたマーキングから察するに、本別山岳会にはマークの達人が居るに違いない。
ただし 良いことばかりでは無い！
水戸黄門も言ってるとおり、人生楽ありゃ苦もあるさ・・・この山の苦は ダニだった。
人生で最多のダニにタカラれた。
穂別坊主山の100倍を越える。
おぞましい写真を載せるのは控えるが、希望が有れば、無数のダニに取り憑かれたパンツの裾の画像をお送りする。
ミヤコザサの丈が膝上だったのは 不幸中の幸い、肩を越えていたら 顔や頭を喰われ放題！
大き目なのは ビジュアルに問題有りだが、やっかいなのは 粉のような細かい奴。
弾く指にまで点々と？・・・取ろうとしたら しがみ付いている ギャッ！
イカリジン15%を吹き付けたら やっとのことで取れる。
一日で 虫除けスプレーを使い切った。
50℃で10分、60℃で瞬殺と 高温に弱いダニだから、下山後の温泉で いつもは入らないサウナを使った。
翌朝 コインランドリーで乾燥機の温度を高温に設定、洗濯物の他にシュラフやブランケットも熱風にさらした。
それで やっと落ち着いた。
トラウマかPTSDになりそうど。
ルート上には エゾオオサクラソウの葉がたくさん有って、開花は5月上旬だろうか？その時期ならダニの活性も低いと思う。
あるいは、紅葉シーズンから積雪直前なら とても良い山に違いない！。
夏場は・・・二度とごめんだな。
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