錫杖岳 Ⅰルンゼ


- GPS
- 11:48
- 距離
- 6.0km
- 登り
- 974m
- 下り
- 981m
コースタイム
天候 | 前夜雨、曇りのち晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2025年06月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
出発して1時間程で1回目の渡渉。 40分程で錫杖岳が望める。急に現れた岩の塊はまだ程遠く、別世界の様で感動した! 分岐後すぐに雪渓を越えると2回目の渡渉と少しの沢登りになる。ここからが一番辛いと聞かされて覚悟するも、急登で本当に辛かった💦 岩場に到着後Ⅰルンゼの取り付きが分からず右往左往。結局取り付きまで3時間半掛かった。 |
その他周辺情報 | 槍見温泉の日帰りは14時まで ひがくの湯 @950 |
写真
装備
個人装備 |
全着替え
飲み物1.5ℓ 飲み干した
渡渉点で寒くてレインウェア着る
ファイントラックインサレーション不要
アミノバイタル
片手羊羹
おにぎり、パン2
ボトル行動食
テーピング不要
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共同装備 |
ザイル 50mダブル2本
カム1セット
アルパインヌンチャク 10本
ツェルト
火器セット
|
感想
40代もラストの歳を迎え最初の山は、憧れの錫杖岳へ⛰️
朝4時出発で18時下山予定。
昨日の調子的には悪く無さそうだったけど、行程も荷物も違ってやっぱりペースが上がらない(毎度の事)
私のトポは古くピッチ切りやグレードが違ってたみたい。
1ピッチ目リード
右寄りに抜ける。残地ハーケンアリ。岩での残地の時点めカムが2本しか残ってないので、そこでピッチ切るも、その上が核心だったので申し訳ない😔
2ピッチ目フォロー
真っ直で登ると右手のジャムと足もジャムが効いた。先日の練習が活かされて良かったが、ここをリードできるかは不安。支点2個をスルーした後は右のクラックが登りやすそう。
3ピッチ目リード
左上に抜けるのはここかな?と思う所はどこも濡れていて避けたせいで、長く凹角を進んでしまいロープが重くなって大変だった。支点1個スルーして凹角を上にある4個で作られた残地で切る。
4ピッチ目フォロー予定も、落石に付きここで撤退。
左巻きが正解だと思うが、凄く水が流れていたので右を選択(後で見ると10bのライン?)リードを真下から見上げていたら、急に30cm以上ありそうな岩が宙に浮いた。やばい!と思い、右手をしっかり握り、支点側に小さくなって身を寄せる。
頭上左の壁に大きく当たったお陰で岩は跳ねて谷に飛んでいった。破壊された小石が少し当たっただけで済んだ。
九死に一生を得た。生かされた事に重みを感じた。
上を見ると私を心配そうに見ているパートナーも無事そうだ。ホッと一息。そして「帰ろうか」と言ってくれた。
良かった同じ気持ちで。
手の震えを待って、よく効いたカムを残地してクライムダウン。スムーズに懸垂下降3回して帰路についた。
リードから決して目を離してはいけない理由のひとつだ。忘れ物や小さなミスも何かに繋がるメッセージかもしれない、改めて第六感を研ぎ澄ませないといけない。
無事をありがとう。次も安全に宜しくお願いします。
コメント
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錫杖から笠を繋げたい…クライミング必須なんかなぁー
来週の救命講習の後、南山?ジム?行きたいです!痛いけどなんとかクライミングシューズ履けるようなりました(登れるかは知らんけど…)7月から岩復帰したいとおもってるよー
ありがとう!改めて危険な事をしてるんだと実感したし、自然相手だから逆らえれない。防げる事はしっかりしないといけないと改めて思ったよ。
錫杖岳から笠ヶ岳は憧れの稜線だよねぇ✨
しかしまず錫杖岳に行くだけでもきっつ〜😖って思ったしテント装備な訳だしね💦想像以上にキツそう😅
岩練是非!暑いけど南山のが練習にはなるよねー。最悪登山靴で登ればいいよ👍
レポ見たけど、気持ちはやっぱり場数こなすしかないと思う。
今歳の目標として前穂北尾根はSiちゃんと行きたいと思ってる。9月頃かな。それまでに治って欲しいところではあるけど、無理は禁物なのでゆっくりしっかり治しましょう!
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