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Yamareco

記録ID: 8291917
全員に公開
ハイキング
関東

奥久慈男体山

2025年06月14日(土) [日帰り]
 - 拍手
体力度
3
日帰りが可能
GPS
04:23
距離
12.7km
登り
826m
下り
829m
歩くペース
とても速い
0.60.7
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
3:58
休憩
0:25
合計
4:23
距離 12.7km 登り 826m 下り 829m
7:57
60
9:02
5
10:00
10:18
26
10:44
10:50
29
11:24
11:25
55
12:20
ゴール地点
天候 曇りのち雨
過去天気図(気象庁) 2025年06月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
恒例により西金駅に駐車して歩きました。登山口近くには、大円地駐車場、滝倉トンネル周辺、男体山トンネル周辺、古分屋敷、そして少し遠いですが弘法堂に駐車場があります。
コース状況/
危険箇所等
雨の日の健脚コース、および一般コースの岩場と赤土露出部分はよく滑るので用心します。
雨の日は林道のアスファルトも苔で滑ることがあります。

一般コース序盤(下山に使う場合は終盤)の橋は濡れていると大変滑りやすいことがあります。

登山道の崩落が進んでおり、大円地山荘裏の木道、そして木道が土をかぶって木道に見えない部分はいつ大崩落してもおかしくない状態なので状態を確認しながら歩きます。

今回の登山はこの時期としては低温(概ね20度以下)で事なきを得ましたが、そろそろアブやブユが大量発生します。防虫ネットと手袋で肌を露出しないほか、服の上からも防虫スプレーをかけて虫刺されを予防します。
もう感動しないかと思ったけれど、118号を横断してすぐに飛び込むこの景色には、やっぱり興奮する。これなら大丈夫。
2025年06月14日 08:02撮影 by  SH-M17, SHARP
6/14 8:02
もう感動しないかと思ったけれど、118号を横断してすぐに飛び込むこの景色には、やっぱり興奮する。これなら大丈夫。
なぜか林道でユキノシタを発見。サラダにできるくらいうじゃうじゃ生えていた。
2025年06月14日 08:16撮影 by  SH-M17, SHARP
6/14 8:16
なぜか林道でユキノシタを発見。サラダにできるくらいうじゃうじゃ生えていた。
奥久慈岩稜、左端が鬘岩、右端には入道岩と鷹取岩
2025年06月14日 08:45撮影 by  SH-M17, SHARP
6/14 8:45
奥久慈岩稜、左端が鬘岩、右端には入道岩と鷹取岩
そして視界に飛び込む盟主男体山の厳かな姿。山頂はガスの中。
2025年06月14日 08:46撮影 by  SH-M17, SHARP
6/14 8:46
そして視界に飛び込む盟主男体山の厳かな姿。山頂はガスの中。
健脚コース分岐点で視界に飛び込むブナの木ルンゼ(筆者勝手に命名)の前衛峰。
2025年06月14日 09:08撮影 by  SH-M17, SHARP
6/14 9:08
健脚コース分岐点で視界に飛び込むブナの木ルンゼ(筆者勝手に命名)の前衛峰。
途中のいわゆる展望台から山頂を望む。
2025年06月14日 09:32撮影 by  SH-M17, SHARP
6/14 9:32
途中のいわゆる展望台から山頂を望む。
山頂はガスっているようだから、眺望の写真を撮っておこう。上下(右側が上)高塚山の存在感は相変わらずだ。ちなみに下高塚山へピラミダルピークを縦走するのも楽しい。しかし118号沿いでその弓反りを堪能するのが景色を見る点では一番興奮する。
2025年06月14日 09:33撮影 by  SH-M17, SHARP
6/14 9:33
山頂はガスっているようだから、眺望の写真を撮っておこう。上下(右側が上)高塚山の存在感は相変わらずだ。ちなみに下高塚山へピラミダルピークを縦走するのも楽しい。しかし118号沿いでその弓反りを堪能するのが景色を見る点では一番興奮する。
奥久慈岩稜方面。積雪期には櫛が峯への尾根のラインが白く現れる。
2025年06月14日 09:33撮影 by  SH-M17, SHARP
6/14 9:33
奥久慈岩稜方面。積雪期には櫛が峯への尾根のラインが白く現れる。
健脚コースの核心部分。少々濡れていたが無事通過に成功した。
2025年06月14日 09:49撮影 by  SH-M17, SHARP
6/14 9:49
健脚コースの核心部分。少々濡れていたが無事通過に成功した。
ここで今年初めてのニッコウキスゲ。
2025年06月14日 10:02撮影 by  SH-M17, SHARP
1
6/14 10:02
ここで今年初めてのニッコウキスゲ。
3ヶ月ぶりの登山を楽しく登りきったことを感謝した。
2025年06月14日 10:14撮影 by  SH-M17, SHARP
6/14 10:14
3ヶ月ぶりの登山を楽しく登りきったことを感謝した。
山頂でシモツケ。あとヤマホウシもいい感じに咲いていた。祠周りのニッコウキスゲはまだつぼみ状態だった。
2025年06月14日 10:12撮影 by  SH-M17, SHARP
1
6/14 10:12
山頂でシモツケ。あとヤマホウシもいい感じに咲いていた。祠周りのニッコウキスゲはまだつぼみ状態だった。
山頂は午前10時で18度だった。もう見飽きた景色かと思っていたが、こんなガスっている天気でも血が沸き立った。
2025年06月14日 10:15撮影 by  SH-M17, SHARP
6/14 10:15
山頂は午前10時で18度だった。もう見飽きた景色かと思っていたが、こんなガスっている天気でも血が沸き立った。
一般コース、頂上稜線のニッコウキスゲ。ここもつぼみがちだった。
2025年06月14日 10:22撮影 by  SH-M17, SHARP
1
6/14 10:22
一般コース、頂上稜線のニッコウキスゲ。ここもつぼみがちだった。
いつもの観望点で頂上岩壁の横顔を拝んだ。今日は涼しめで、10時で山頂は18度。11時で大円地越が16度。汗もアブもブユもほとんど出なかった。
2025年06月14日 10:32撮影 by  SH-M17, SHARP
6/14 10:32
いつもの観望点で頂上岩壁の横顔を拝んだ。今日は涼しめで、10時で山頂は18度。11時で大円地越が16度。汗もアブもブユもほとんど出なかった。
どの季節に来ても愉快になる登山道。
2025年06月14日 10:39撮影 by  SH-M17, SHARP
6/14 10:39
どの季節に来ても愉快になる登山道。
無事の下山を感謝して手を合わせた。雨が本降りになった。
2025年06月14日 11:21撮影 by  SH-M17, SHARP
6/14 11:21
無事の下山を感謝して手を合わせた。雨が本降りになった。
撮影機器:

装備

備考 雨具、水、行動食、キャップ、タオル、防虫ネット(今回は使わず)、ゴム引き軍手(商品名「タフレッド」)

感想

3ヶ月ぶりの山行は困ったときの奥久慈男体山。期待していなかったニッコウキスゲの咲き始めに歓迎された。見ごろは次週末だろうか。

ーーー以下自分のためのメモーーー

西金までのドライブがなぜか億劫になり、すっかりご無沙汰していた山行。もうこのママ自然消滅かと思っていた。そのくせ、山で死なないようにとトレーニングはしっかりしていた。しっかりがた立って左ひざ裏に痛みが出て、歩きにも痛みが出るほどだった。もう少し若いときには走って治すということをしていたが、この5年くらいは、トレーニングは体作りというよりも現状維持、痛みや違和感が出たら、それがなくなるまで休むという方針でいた。

結局2週間ほど体を動かさず、ようやく先週あたりから散歩を開始した。なんとか歩くぶんには痛みを感じない程度にまで回復したが、そもそもの目的であった登山に出かける気力が残っているのだろうか。体力回復とやる気の確認のために、通いなれたというよりもいささか通い飽きたと逝っても良い奥久慈男体山に向かった。

アパートにいると、あの道とあの道を通って西金へ向かうという道筋を思い描くのだが、その段階でなんだか面倒くさくなり、登山を中止するという週末が続いていた。だから山に行っても結局は体作りの我慢のひと時だろうと心配していた。

しかし実際に車を走らせてみると、通い詰めていたときと同じように気持ちは高まった。午後から雨の予報でどんよりくもっているのだから、ドライブ日和というわけでもない。たまにぱらぱらとフロントガラスに雨粒が散らばる条件は、やる気がなければ引き返しても良かっただろうが、そんなことは少しも考えず、国道118号の両側に広がる山並みに血圧を上げていった。、、、

西金から歩き出した。まだ左ひざ裏は万全でないから、がしがし歩くというよりは、ぼうっと無意識に脚を進める感じだった。その緩んだ気持ちをしゃんとさせてくれたのは、118号を横断してすぐに飛び込んでくる奥久慈岩稜の景色だった。この景色になんとも思わなくなったら、たぶん山をやめるときだろうと思っていたし、もしかしたらそれの確認になるかもしれないと思ってきた西金だったが、悪天候と呼称気味の体のせいで、半狂乱というほどではないものの、血圧が一気に上昇した。なんだまだまだやれるじゃないか。

悪天候と書いたが、悪いことばかりではない。梅雨冷のおかげでこの時期としては異例のさわやかな林道歩きだった。心配していたアブ、ブユ攻撃もほとんどなかった。暑さにげんなりすることも泣く、頭を空っぽにして登山口を目指した。林道脇にユキノシタを発見した。これを見るためにわざわざ山に入ることもあるのだが、こんな簡単に眺めることもできるのだな。この林道歩きも数え切れないほどやっていると思うのだが、まだ発見があるのか。

つづく?

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