奥久慈男体山


- GPS
- 04:23
- 距離
- 12.7km
- 登り
- 826m
- 下り
- 829m
コースタイム
- 山行
- 3:58
- 休憩
- 0:25
- 合計
- 4:23
天候 | 曇りのち雨 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2025年06月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
雨の日の健脚コース、および一般コースの岩場と赤土露出部分はよく滑るので用心します。 雨の日は林道のアスファルトも苔で滑ることがあります。 一般コース序盤(下山に使う場合は終盤)の橋は濡れていると大変滑りやすいことがあります。 登山道の崩落が進んでおり、大円地山荘裏の木道、そして木道が土をかぶって木道に見えない部分はいつ大崩落してもおかしくない状態なので状態を確認しながら歩きます。 今回の登山はこの時期としては低温(概ね20度以下)で事なきを得ましたが、そろそろアブやブユが大量発生します。防虫ネットと手袋で肌を露出しないほか、服の上からも防虫スプレーをかけて虫刺されを予防します。 |
写真
装備
備考 | 雨具、水、行動食、キャップ、タオル、防虫ネット(今回は使わず)、ゴム引き軍手(商品名「タフレッド」) |
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感想
3ヶ月ぶりの山行は困ったときの奥久慈男体山。期待していなかったニッコウキスゲの咲き始めに歓迎された。見ごろは次週末だろうか。
ーーー以下自分のためのメモーーー
西金までのドライブがなぜか億劫になり、すっかりご無沙汰していた山行。もうこのママ自然消滅かと思っていた。そのくせ、山で死なないようにとトレーニングはしっかりしていた。しっかりがた立って左ひざ裏に痛みが出て、歩きにも痛みが出るほどだった。もう少し若いときには走って治すということをしていたが、この5年くらいは、トレーニングは体作りというよりも現状維持、痛みや違和感が出たら、それがなくなるまで休むという方針でいた。
結局2週間ほど体を動かさず、ようやく先週あたりから散歩を開始した。なんとか歩くぶんには痛みを感じない程度にまで回復したが、そもそもの目的であった登山に出かける気力が残っているのだろうか。体力回復とやる気の確認のために、通いなれたというよりもいささか通い飽きたと逝っても良い奥久慈男体山に向かった。
アパートにいると、あの道とあの道を通って西金へ向かうという道筋を思い描くのだが、その段階でなんだか面倒くさくなり、登山を中止するという週末が続いていた。だから山に行っても結局は体作りの我慢のひと時だろうと心配していた。
しかし実際に車を走らせてみると、通い詰めていたときと同じように気持ちは高まった。午後から雨の予報でどんよりくもっているのだから、ドライブ日和というわけでもない。たまにぱらぱらとフロントガラスに雨粒が散らばる条件は、やる気がなければ引き返しても良かっただろうが、そんなことは少しも考えず、国道118号の両側に広がる山並みに血圧を上げていった。、、、
西金から歩き出した。まだ左ひざ裏は万全でないから、がしがし歩くというよりは、ぼうっと無意識に脚を進める感じだった。その緩んだ気持ちをしゃんとさせてくれたのは、118号を横断してすぐに飛び込んでくる奥久慈岩稜の景色だった。この景色になんとも思わなくなったら、たぶん山をやめるときだろうと思っていたし、もしかしたらそれの確認になるかもしれないと思ってきた西金だったが、悪天候と呼称気味の体のせいで、半狂乱というほどではないものの、血圧が一気に上昇した。なんだまだまだやれるじゃないか。
悪天候と書いたが、悪いことばかりではない。梅雨冷のおかげでこの時期としては異例のさわやかな林道歩きだった。心配していたアブ、ブユ攻撃もほとんどなかった。暑さにげんなりすることも泣く、頭を空っぽにして登山口を目指した。林道脇にユキノシタを発見した。これを見るためにわざわざ山に入ることもあるのだが、こんな簡単に眺めることもできるのだな。この林道歩きも数え切れないほどやっていると思うのだが、まだ発見があるのか。
つづく?
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