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Yamareco

記録ID: 8270370
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
中国山地西部

県境尾根 赤名付近手前〜女亀山

2025年06月08日(日) [日帰り]
情報量の目安: A
都道府県 島根県 広島県
 - 拍手
GPS
06:46
距離
14.1km
登り
868m
下り
868m

コースタイム

日帰り
山行
6:06
休憩
0:40
合計
6:46
距離 14.1km 登り 868m 下り 868m
6:54
255
スタート地点
11:09
11:34
81
12:55
13:09
22
13:40
ゴール地点
天候 曇り(湿度高し)
過去天気図(気象庁) 2025年06月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
女亀山登山口に駐車して周回 (2台可)
コース状況/
危険箇所等
踏み跡は薄いながら、植生密度は薄く、全行程ポールを使用することができた。
女亀山登山口よりスタート。
女亀山登山口よりスタート。
山に向かわず反対方向に下っていきます(笑)
山に向かわず反対方向に下っていきます(笑)
ココまで来ると左前方に武名ケ平山がよく見える。左端城山であることが良く分かる
ココまで来ると左前方に武名ケ平山がよく見える。左端城山であることが良く分かる
古墳かと思ったら古道と書いてあった。かつては銀の道(銀山街道)が走っていた
古墳かと思ったら古道と書いてあった。かつては銀の道(銀山街道)が走っていた
清掃の行き届いた神社があったので寄ってみる
清掃の行き届いた神社があったので寄ってみる
女神(めがみ)⇒女亀(めんがめ)・・・このような伝説から名付けられた山名だったとは!伝説に基く地名が30か所も残っているという。これを辿ってみるのも面白そう
女神(めがみ)⇒女亀(めんがめ)・・・このような伝説から名付けられた山名だったとは!伝説に基く地名が30か所も残っているという。これを辿ってみるのも面白そう
国道54を跨ぎ、
ここから昨日の終了点まで登り返す
ここから昨日の終了点まで登り返す
稜線の右端鞍部が目標
稜線の右端鞍部が目標
あっけなく舗装路が途切れたためここで、ヤブ装備を装着
あっけなく舗装路が途切れたためここで、ヤブ装備を装着
K氏、マダニ撃退用具まで持ち込んでいた(笑)
K氏、マダニ撃退用具まで持ち込んでいた(笑)
道があるような無いような
道があるような無いような
廃林道もここまで。あとは谷筋を適当に登ると
廃林道もここまで。あとは谷筋を適当に登ると
昨日の終了点イコール本日の開始点に到着した。ここまで約1時間20分
昨日の終了点イコール本日の開始点に到着した。ここまで約1時間20分
主稜線に入ると植林山で、しっかりと踏み跡がついていた
主稜線に入ると植林山で、しっかりと踏み跡がついていた
このあたり植林で歩きやすい
このあたり植林で歩きやすい
P719は左から巻くと鞍部に作業小屋があった
P719は左から巻くと鞍部に作業小屋があった
鞍部に降りてくると破線道の痕跡があった。かつては車も入っていたようだ
鞍部に降りてくると破線道の痕跡があった。かつては車も入っていたようだ
P698は手前で鋭角に右に折れる。県境杭を見落とさなければ問題無し
P698は手前で鋭角に右に折れる。県境杭を見落とさなければ問題無し
部分的に灌木の繁る箇所もあるが、
部分的に灌木の繁る箇所もあるが、
概ねどこでも歩けた
概ねどこでも歩けた
△727.4通過
昨日と比べ格段に歩きよい
昨日と比べ格段に歩きよい
この辺りから地図上の県境は左の谷を横切って隣の稜線に向かっているが、境界杭は稜線上に打たれていた
この辺りから地図上の県境は左の谷を横切って隣の稜線に向かっているが、境界杭は稜線上に打たれていた
さきほど左谷に見送った地図上の境界とここらで合流。念のために確認に向かうK氏
さきほど左谷に見送った地図上の境界とここらで合流。念のために確認に向かうK氏
すると突然目の前が開けた。惜しい、三瓶がギリギリ隠れている
すると突然目の前が開けた。惜しい、三瓶がギリギリ隠れている
拡大するとかろうじて見えた
拡大するとかろうじて見えた
これから向かう女神様
これから向かう女神様
伐採地の際から谷間に下りかけたためリカバリーして稜線に戻るとしっかりとした踏み跡がついていた
伐採地の際から谷間に下りかけたためリカバリーして稜線に戻るとしっかりとした踏み跡がついていた
やや稜線の右側についた踏み跡を辿り下ると、赤名峠に降り立つ
やや稜線の右側についた踏み跡を辿り下ると、赤名峠に降り立つ
峠だというのに水音が聞こえたので向かってみると小さな滝が掛かっていた。地図で確認すると先ほど通過した伐採地が源頭部と分かった
峠だというのに水音が聞こえたので向かってみると小さな滝が掛かっていた。地図で確認すると先ほど通過した伐採地が源頭部と分かった
旧道はフラットダートで、轍もついている。ということは一般車も入って来れそう
旧道はフラットダートで、轍もついている。ということは一般車も入って来れそう
石碑や説明板が立ち並び思っていた以上に味わい深い
石碑や説明板が立ち並び思っていた以上に味わい深い
こんなところにポストがあった
こんなところにポストがあった
期待もせずに開けてみると中にビニール袋に包まれた銀の道パンフレットがあった。朝見かけた銀の道の標柱からここまで繋がっているのだろう。
期待もせずに開けてみると中にビニール袋に包まれた銀の道パンフレットがあった。朝見かけた銀の道の標柱からここまで繋がっているのだろう。
昭和39年に赤名トンネルが開通するまでは交通の難所だったという。確かに当時は今以上に積雪量も多く、道も粗末で大変だったに違いない。38豪雪の翌年に開通したことになる
昭和39年に赤名トンネルが開通するまでは交通の難所だったという。確かに当時は今以上に積雪量も多く、道も粗末で大変だったに違いない。38豪雪の翌年に開通したことになる
車道はしっかりしているが、主稜線への踏み跡は薄い。好き好んで登る人はそうはいないと思われる
車道はしっかりしているが、主稜線への踏み跡は薄い。好き好んで登る人はそうはいないと思われる
登り返したところで△637.9
登り返したところで△637.9
ここまで来ると三瓶が見えた
ここまで来ると三瓶が見えた
回り込むと作業林道が稜線上を走っていた
回り込むと作業林道が稜線上を走っていた
女神様に向かいしばし林道で楽させていただく
女神様に向かいしばし林道で楽させていただく
左から主稜線に取付いても良いのだが、もう少し先まで行ってみる
左から主稜線に取付いても良いのだが、もう少し先まで行ってみる
予想はしていたが、道は離れていくため諦めてここから取りつく
予想はしていたが、道は離れていくため諦めてここから取りつく
相変わらず歩きやすい
相変わらず歩きやすい
斜面途中にある△685.5 なぜここに?K氏によれば、区分所有境界を明確に測量することを目的に設置することもあるらしい
斜面途中にある△685.5 なぜここに?K氏によれば、区分所有境界を明確に測量することを目的に設置することもあるらしい
3つほどコブを越えるといよいよ最後の登りとなる
3つほどコブを越えるといよいよ最後の登りとなる
この岩稜帯を越えた途端に植生がガラリと変わり、ブナ林となった。たまたまか、意図的なのか?
この岩稜帯を越えた途端に植生がガラリと変わり、ブナ林となった。たまたまか、意図的なのか?
巨木を眺めながら進む。踏み跡も明瞭。赤線が引かれていないのが不思議なくらい素晴らしい稜線だった
巨木を眺めながら進む。踏み跡も明瞭。赤線が引かれていないのが不思議なくらい素晴らしい稜線だった
前方が明るくなりピークに飛び出した
前方が明るくなりピークに飛び出した
一等三角点
脇には神社があった
脇には神社があった
大山、三瓶、琴引まで眺められるらしい。
大山、三瓶、琴引まで眺められるらしい。
ピークを後に一般登山道を下る。
ピークを後に一般登山道を下る。
振り返ったところ
振り返ったところ
気持ちの良いブナ林は長くは続かず
気持ちの良いブナ林は長くは続かず
平凡な植林帯となる。ただ、自分らはピーク前後をフルに堪能しているので満足
平凡な植林帯となる。ただ、自分らはピーク前後をフルに堪能しているので満足
林道を跨ぎ更に谷沿いに下ると
林道を跨ぎ更に谷沿いに下ると
神戸川源流の碑が現れた。趣の薄い植林帯に設置された理由は、ちょうどここから伏流水が湧き出しているから
神戸川源流の碑が現れた。趣の薄い植林帯に設置された理由は、ちょうどここから伏流水が湧き出しているから
こんな感じ
林道に到達、あとはチンタラ下るだけ
林道に到達、あとはチンタラ下るだけ
下りきって終了。なんだかんだでいい時間となった。埃と汗(マダニ)を落としに加田温泉に直行したことは言うまでもありません
下りきって終了。なんだかんだでいい時間となった。埃と汗(マダニ)を落としに加田温泉に直行したことは言うまでもありません
オマケ写真:帰り道、赤名峠をクルマで旧道から越えました。先ほど徒歩で通過した縦走路からと合わせ立体的に味わうことができました。
オマケ写真:帰り道、赤名峠をクルマで旧道から越えました。先ほど徒歩で通過した縦走路からと合わせ立体的に味わうことができました。

装備

個人装備
Tシャツ ソフトシェル ニッカ―ズボン 靴下 グローブ 雨具 ゲイター 帽子 予備靴ひも ザック 行動食 ハイドレーション 地図(地形図) コンパス ヘッドランプ ファーストエイドキット スマホ 時計 サングラス タオル カメラ 脛ガード 財布 剪定バサミ 熊スプレー

感想

二日目は、初日 https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-8263657.html の続き。

昨日同様に、小刻みな蛇行やアップダウンはあるものの、ほぼ全域植林エリアで人の手が加わっていることから、随分と歩きよい。所々伐採跡からの眺望があったり歴史を感じさせる赤名峠、周辺だけは開発からまのがれブナの巨木が残る女亀山など、要所々々に見どころが有った。

なかでも赤名峠を縦走路からと旧道からの異なる視点で眺めることができたのが良かった。地図で俯瞰する限りそれほど峠感はないと思っていたが、落ち着いた未舗装林道で良い雰囲気を醸し出していた。峠100選ということは後で知った。

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