記録ID: 8265957
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ハイキング
関東
川越街道（小江戸川越散策）
2025年06月07日(土) [日帰り]
埼玉県
simtak
体力度
1
日帰りが可能
体力度について
- GPS
- 03:59
- 距離
- 9.4km
- 登り
- 0m
- 下り
- 6m
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日帰り
- 山行
- 2:33
- 休憩
- 1:26
- 合計
- 3:59
距離 9.4km
登り 0m
下り 6m
13:08
12分
川越駅
17:07
本川越駅
| 過去天気図（気象庁） | 2025年06月の天気図 |
|---|---|
| アクセス |
利用交通機関：
電車
ゴール ：西武新宿線 本川越駅 |
写真
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川越八幡宮は長元3年(1030)に源頼信公によって豊前国宇佐八幡宮から勧請された神社。令和12年 に創建1000年の節目を迎える
6/7 13:20
川越八幡宮は長元3年(1030)に源頼信公によって豊前国宇佐八幡宮から勧請された神社。令和12年 に創建1000年の節目を迎える
本殿横には民部稲荷神社。相撲稲荷とも称され、特に足腰の健康にご神徳があるとか
出世稲荷神社は天保2年(1832)に京都の伏見稲荷神社より分祀した神社。名前の通り出世に御利益があり、伏見稲荷同様に五穀豊穣や商売繁盛の御利益もあるという
6/7 13:37
出世稲荷神社は天保2年(1832)に京都の伏見稲荷神社より分祀した神社。名前の通り出世に御利益があり、伏見稲荷同様に五穀豊穣や商売繁盛の御利益もあるという
振向けば圧倒されるような大銀杏。根回り9.7m、高さは26.5m。樹齢は650年を超えるらしい
街道東の路地を入り、喜多院西外堀跡の道を渡り、どろぼう橋を渡って喜多院へ
どろぼう橋を渡ると、明和4年(1767)から慶応2年(1866)まで川越藩主であった松平大和守家歴代藩主の廟所
喜多院慈恵堂。慈恵大師を祀るお堂で、川越大火後の寛永16年(1639)に再建されたもの。なお、喜多院は天長7年(830)に慈覚大師が創建した無量寿寺が始まりという
6/7 13:54
喜多院慈恵堂。慈恵大師を祀るお堂で、川越大火後の寛永16年(1639)に再建されたもの。なお、喜多院は天長7年(830)に慈覚大師が創建した無量寿寺が始まりという
慈眼堂。慶長4年(1599)に法灯を継いだ天海(慈眼大師)は寛永20年(1643)寛永寺にて入寂。正保2年(1645)徳川家康の命によりこの御堂が建てられたという
6/7 13:56
慈眼堂。慶長4年(1599)に法灯を継いだ天海(慈眼大師)は寛永20年(1643)寛永寺にて入寂。正保2年(1645)徳川家康の命によりこの御堂が建てられたという
鐘楼門。寛永10年(1633)に東照宮の門として建立された記録もあるとか。銅鐘には元禄15年(1702)の銘があるそうです
仙波東照宮。元和2年(1616)に徳川家康がなくなり、翌年の日光改葬の途中、天海僧正が導師となりここで大法要が行われたとか
そのことから境内に東照宮が祀られたという。現在の社殿は川越大火後の寛永17年(1640)に再建されたもの
多宝塔。寛永16年(1639)に山門と日枝神社の間にあった古墳上に建立されたものとか。昭和48年(1973)に現在地に移し解体修理し復元したそうです
6/7 14:08
多宝塔。寛永16年(1639)に山門と日枝神社の間にあった古墳上に建立されたものとか。昭和48年(1973)に現在地に移し解体修理し復元したそうです
山門前にある白山権現。天長7年(830)の喜多院創建時、天台宗修験道場の霊場である白山より守護神として白山の神仏の分霊を祀ったと伝わる
6/7 14:14
山門前にある白山権現。天長7年(830)の喜多院創建時、天台宗修験道場の霊場である白山より守護神として白山の神仏の分霊を祀ったと伝わる
道を挟んである日枝神社は喜多院創建時に天台宗本山の比叡山麓にある日吉神社を分祀したもの。赤坂日枝神社は江戸開城にあたりこの神社から分祀したものとか
6/7 14:15
道を挟んである日枝神社は喜多院創建時に天台宗本山の比叡山麓にある日吉神社を分祀したもの。赤坂日枝神社は江戸開城にあたりこの神社から分祀したものとか
喜多院の山門は天海僧正が寛永9年(1632)に建立したもので、寛永15年(1638)の川越大火を免れ、喜多院最古の建造物といわれる
6/7 14:18
喜多院の山門は天海僧正が寛永9年(1632)に建立したもので、寛永15年(1638)の川越大火を免れ、喜多院最古の建造物といわれる
喜多院から北に進むと成田山川越別院。嘉永6年(1853)下総の国新宿の石川照温が廃寺となっていた本行院を成田山新勝寺の別院として再興したのが始まりという
6/7 14:30
喜多院から北に進むと成田山川越別院。嘉永6年(1853)下総の国新宿の石川照温が廃寺となっていた本行院を成田山新勝寺の別院として再興したのが始まりという
街道に戻ると明治19年創業の老舗芋菓子店・芋十。店内に並ぶ商品は少ないが店主に頼むとパッキングしてくれた。芋菓子専門で芋十せんべいは550円だった
6/7 14:49
街道に戻ると明治19年創業の老舗芋菓子店・芋十。店内に並ぶ商品は少ないが店主に頼むとパッキングしてくれた。芋菓子専門で芋十せんべいは550円だった
その先の煉瓦造りの建物は川越キリスト協会。その始まりは明治11年(1878)。現在の建物は明治の川越大火で消失後の大正10年(1921)に再建されたもの
6/7 14:58
その先の煉瓦造りの建物は川越キリスト協会。その始まりは明治11年(1878)。現在の建物は明治の川越大火で消失後の大正10年(1921)に再建されたもの
市役所の筋向かいにある手打ちそば百丈。木造三階建て銅板貼りの壁面が特徴的な昭和初期の建築といわれる
川越市役所前には太田道灌像。川越城、江戸城を築城した室町時台の武将で、像の立つ場所は川越城の大手門があった場所だそうです
市役所前の道を東に進むと川越城中ノ門堀跡。川越城は寛永16年(1639）の大拡張工事により約2倍の規模となりのちの戦いを想定して中の門と堀が造られたそうだ
6/7 15:09
市役所前の道を東に進むと川越城中ノ門堀跡。川越城は寛永16年(1639）の大拡張工事により約2倍の規模となりのちの戦いを想定して中の門と堀が造られたそうだ
中ノ門堀は、城壁側の勾配が60°、反対側が30°あり、城壁側が切り立っているため敵はこの堀を越えることができず、城壁の狭間から敵を攻撃する戦法とか
6/7 15:09
中ノ門堀は、城壁側の勾配が60°、反対側が30°あり、城壁側が切り立っているため敵はこの堀を越えることができず、城壁の狭間から敵を攻撃する戦法とか
嘉永元年(1848)、川越城の本丸に建てらた本丸御殿は建物数16棟、建物面積1025坪(3388��)と云われるが、現在は玄関部分と大広間・家老詰所を残すのみ
6/7 15:27
嘉永元年(1848)、川越城の本丸に建てらた本丸御殿は建物数16棟、建物面積1025坪(3388��)と云われるが、現在は玄関部分と大広間・家老詰所を残すのみ
本丸御殿の東に建つ三芳野神社。川越城の鎮守として城内に建てられ、川越城主のみならず庶民からの信仰が厚く「お城の天神さま」と呼ばれていたとか
6/7 15:23
本丸御殿の東に建つ三芳野神社。川越城の鎮守として城内に建てられ、川越城主のみならず庶民からの信仰が厚く「お城の天神さま」と呼ばれていたとか
三芳野神社は童謡「とおりゃんせ」発祥の地と云われる。城内のため神社の参拝は大祭か七五三祝いの時だけ。城内警備は厳しく、庶民の思いが童謡になったとか
6/7 15:24
三芳野神社は童謡「とおりゃんせ」発祥の地と云われる。城内のため神社の参拝は大祭か七五三祝いの時だけ。城内警備は厳しく、庶民の思いが童謡になったとか
川越城跡から北に進み、川越氷川神社へ。氷川神社の創建は約1500年前の欽明天皇2年(541)と云われる
長禄元年(1457)に川越城が築城されて以来、城下の守護神・藩領の総鎮守として篤く崇敬され、古来、縁結びの神様として信仰されている
6/7 15:37
長禄元年(1457)に川越城が築城されて以来、城下の守護神・藩領の総鎮守として篤く崇敬され、古来、縁結びの神様として信仰されている
氷川神社から西に進み突当りを左に折れると札の辻。川越城下町の中心として、高札場（こうさつば）があった場所
札の辻から南へ蔵造りの街並みが始まります。重厚な黒塗りの蔵造りの商店が並び、観光客で賑わっていました
こちらは大沢家住宅。国指定の重要文化財で、多くの蔵造りの建物が立ち並ぶ一番街で最も古い蔵造りの建物で築200年とか
菓子屋横丁への路地を入ると正面に養寿院。寛元2年(1244)に平安末期の武将・河越太朗重頼のひ孫、経重が開基。川越の名の由来とも云われています
6/7 15:55
菓子屋横丁への路地を入ると正面に養寿院。寛元2年(1244)に平安末期の武将・河越太朗重頼のひ孫、経重が開基。川越の名の由来とも云われています
菓子屋横丁の始まりは明治の初頭。当時2〜3軒の菓子屋が関東大震災で被害を受けた東京に代わって駄菓子製造を始め、昭和初期には70軒ほどにあったとか
6/7 15:59
菓子屋横丁の始まりは明治の初頭。当時2〜3軒の菓子屋が関東大震災で被害を受けた東京に代わって駄菓子製造を始め、昭和初期には70軒ほどにあったとか
菓子屋横丁を北に抜けると六塚稲荷神社。太田道真がこの場所にあった6つの塚を崩した代わりに6つの稲荷社を建て、その後、1つの神社にまとめ祀ったものとか
6/7 16:03
菓子屋横丁を北に抜けると六塚稲荷神社。太田道真がこの場所にあった6つの塚を崩した代わりに6つの稲荷社を建て、その後、1つの神社にまとめ祀ったものとか
六塚稲荷神社の本殿は文政2年の造営。覆屋がなく間近で本殿・江戸彫の彫刻などを見ることができます
蔵造りの街に戻り、時の鐘へ。時の鐘は寛永年間(1624〜44)に川越城主の酒井忠勝によって建てられ、現在のものは明治26年の川越大火後に再建されたものとか
6/7 16:13
蔵造りの街に戻り、時の鐘へ。時の鐘は寛永年間(1624〜44)に川越城主の酒井忠勝によって建てられ、現在のものは明治26年の川越大火後に再建されたものとか
青い塔屋が目を引く建物は大正7年(1918)に旧国立八十五銀行本店として建てられたもので、現在は埼玉りそな銀行川越支店として使われている
6/7 16:16
青い塔屋が目を引く建物は大正7年(1918)に旧国立八十五銀行本店として建てられたもので、現在は埼玉りそな銀行川越支店として使われている
埼玉りそな銀行の前の路地を西に入ると行傳寺。永和元年(1375)に創建。現在の本堂は、文化9年(1812)に建てられてたもの
法善寺には「虫食い奴」という面白い石像があるとのことで立寄ることにしたのですが、目的を忘れてしまい通過することに
3階建ての小さなビルは旧山吉デパート。建築したのは、明治・大正・昭和と活躍した建築家「保岡勝也」。先ほどの旧国立八十五銀行本店も彼の手によるものとか
6/7 16:23
3階建ての小さなビルは旧山吉デパート。建築したのは、明治・大正・昭和と活躍した建築家「保岡勝也」。先ほどの旧国立八十五銀行本店も彼の手によるものとか
大正浪漫夢通りの入口ある川越商工会議所。武州銀行川越支店として昭和3年(1928)に建てられ、昭和45年に川越商工会議所が譲り受け、未だ現役で使われています
6/7 16:24
大正浪漫夢通りの入口ある川越商工会議所。武州銀行川越支店として昭和3年(1928)に建てられ、昭和45年に川越商工会議所が譲り受け、未だ現役で使われています
夢通りの外れを西に進むと中央通りの向こうに蓮馨寺。天文18年(1549)の創建で、徳川家より「関東十八檀林」の一寺とされ、葵紋を掲げることを許されました
6/7 16:31
夢通りの外れを西に進むと中央通りの向こうに蓮馨寺。天文18年(1549)の創建で、徳川家より「関東十八檀林」の一寺とされ、葵紋を掲げることを許されました
明治26年の川越大火で蓮馨寺は山門や諸堂を失いましたが手水舎と鐘つき堂のみ火災を免れ、今も立派な彫物で飾られた手水舎を見ることができます
6/7 16:29
明治26年の川越大火で蓮馨寺は山門や諸堂を失いましたが手水舎と鐘つき堂のみ火災を免れ、今も立派な彫物で飾られた手水舎を見ることができます
蓮馨寺から中央通りを挟んで熊野神社へ。大きな八咫烏がテント下でお出迎え
熊野神社は天正18年(1590)に蓮馨寺の二世然誉文応僧正が紀州熊野より勧請したことが始まり。毎年12月3日は、酉の市で賑わうそうです
6/7 16:34
熊野神社は天正18年(1590)に蓮馨寺の二世然誉文応僧正が紀州熊野より勧請したことが始まり。毎年12月3日は、酉の市で賑わうそうです
銭洗い弁財天は、蓮馨寺にあった宝池を復活させ、金銭を洗い清めると同時に心身を清めて行いを慎めば、不浄の塵垢が消えて清浄の福銭になる弁財天としたとか
6/7 16:35
銭洗い弁財天は、蓮馨寺にあった宝池を復活させ、金銭を洗い清めると同時に心身を清めて行いを慎めば、不浄の塵垢が消えて清浄の福銭になる弁財天としたとか
感想
3月に歩き始めた川越街道も早最終回。短いながらも見どころが豊富にあり街道歩きを満喫できた。
最終回となった小江戸散策も距離が短いため午後出発としたものの、見どころがたくさん有り、打上げ時間が気になり慌ただしい散策となってしまった。時間をとってまたゆっくりと歩いてみたいと思う。
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