記録ID: 8249836
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無雪期ピークハント／縦走
中国山地東部
（岡山） 新緑の那岐山、滝山
2025年06月05日(木) [日帰り]
鳥取県
岡山県
ベルクハイル
体力度
3
日帰りが可能
体力度について
- GPS
- 07:50
- 距離
- 12.8km
- 登り
- 1,140m
- 下り
- 1,138m
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日帰り
- 山行
- 6:00
- 休憩
- 1:50
- 合計
- 7:50
距離 12.8km
登り 1,140m
下り 1,138m
| 天候 | 晴れ（暑かった） |
|---|---|
| 過去天気図（気象庁） | 2025年06月の天気図 |
| アクセス |
利用交通機関：
自家用車
登山口には、上、中、下の3か所の駐車場がある。いずれも10台程度の容量。 上記駐車場にはトイレはないが、数km戻ったところの、道の駅にトイレあり |
| コース状況／ 危険箇所等 |
全体によく整備されており、標識も多い。 ただし、「Cコース」（一番西側のコース）は、シカの食害のためか斜面に下草、笹が全く無くなっており、どこが登山道なのか解りずらい。 |
写真
朝 津山盆地より、目指す那岐山を望む。今日は青空が広がっているが、暑くなりそうだなぁ・・・
さて、登りは「Bコース」を行ってみよう。登山口近くは感じの良い自然林
「Bコース」は結局、杉の植林帯ばかりで、あまり面白味はなかった
林床の花も少なかったが、わずかに咲いてたこの花は、トキワハゼかな？
八合目を過ぎるとようやく、新緑の自然林に代わって来た。やはり自然林は心地よい
花は全体に少なかったが、稜線近くには、タニウツギと思う艶やかなピンク色の花もあった
主稜線からの眺め。それにしても中国山地は特徴の少ない山が多いので、どこが何山なのか、よくわからないな
那岐山の山頂が近づいていた。つぶれたお饅頭のような、穏やかな山容だ
途中、一株だけ、可愛いサラサドウダンの花を見かけた。
（以前登った「道後山」では沢山見かけたのだが、、）
（以前登った「道後山」では沢山見かけたのだが、、）
昼前に那岐山の山頂に到着。今日は絶好の登山日和のせいか、平日にしてはハイカーが多かった
那岐山の山頂からの眺め。西に隣接するピーク（三角点峰）もまじかに見える
上空はポツリぽつりと、白い綿雲が踊っている。もうすぐ梅雨入りだろうけど、今日は全くの初夏だなぁ
一足で、那岐山の西のピーク（三角点峰）に来た。展望テラスがある
頂上の展望テラスからは、西へとのびやかに延びる縦走路と滝山が、いかにものどかな感じに見えた（・・・実際は意外ときつかったケド）
3
6/5 11:49
頂上の展望テラスからは、西へとのびやかに延びる縦走路と滝山が、いかにものどかな感じに見えた（・・・実際は意外ときつかったケド）
四国ではほとんど見かけない高原状の山並みは、中国山地の特徴だな
あずまやのあるピーク（津川山）から那岐山を振り返る。こうやって見ると、仲の良い姉妹峰のような感じ
縦走路は一見、たおやかな雰囲気だが、目指す滝山は結構遠くに見える
縦走路は笹が多いが、一部にコバイケイソウの群落があった（・・・ということは、シカの食害が多いということだろう）
滝山への最後の登りは、手ごわい階段地獄が待っていた。汗が滝のように流れるから「滝山」かね？
滝山山頂でいったんクールダウンしてから、縦走路を戻る。所々にこのような白い花を付けた樹を見かけた
足元もよく見ると、シカの糞が転がっていた。四国の山もそうだけど、「いずこもおなじ、シカの天国」ということか。。。
麓から時折り、「ドーン」、「ドーン」と大きな音が聞こえる。ゴルフ場のようにみえる辺りが、自衛隊の演習場らしいので、そこで大砲でも撃っているのだろうか
1
6/5 14:13
麓から時折り、「ドーン」、「ドーン」と大きな音が聞こえる。ゴルフ場のようにみえる辺りが、自衛隊の演習場らしいので、そこで大砲でも撃っているのだろうか
縦走路の所々に、このような臨時の表示が多かった。週末にトレラン大会があるらしい
ようやく、那岐山（西の三角点峰）に戻って来た。あとは下るだけだが、以外と麓が遠くに見える
下りは「Cコース」を選んだ。自然林が多めなのは良いが、下草、笹が全くないのが異様な感じ。これもシカが食べ尽くしたのだろう
下山の道はあまり見るものもなかったが、こんな、（性格が？）ねじ曲がった樹を見つけた
麓に近くなると、ウツギ類、あるいはガクアジサイか？白い花がポツポツとでてきた
感想
※ 岡山の山歩き、第2日目。津山市のビジネスホテル泊まりで、この日はメインディッシュの那岐山へと向かう。
・この日は朝から青空が広がって、絶好の登山日和。しかし登山口から稜線までの登りは、杉林ばかりで花も少なく、我慢の登りだった。
・主稜線にでると一転してのびやかな笹原が広がり、かん木の新緑も眩しいし、信州あたりの高原を歩いているような良い雰囲気。少し霞みがかかってはいるが、展望も素晴らしい。こういう感じは四国の山では味わえないので新鮮だ。
・那岐山の山頂だけで下山するのももったいないので、稜線伝いの滝山までの往復とし、高原状の稜線歩きをする。この稜線、見た目は穏やかな感じで展望も良かったけれど、雲も失せて6月の日差しが暑すぎる。暑さにちょっとバテててしまい、途中、ちょっと足がつり気味になるなど、思いのほか疲れた。
・那岐山からの下山も、足が疲れているせいでペースも上がらず、夕方登山口に戻った際には、「やれやれだぜ」という感じだった。・・・この程度の標高の山でこんなに疲れるとは、オレも焼きが廻ったなぁ・・・
この日は、津山市のビジネスホテルに連泊することにしていて正解だった。ホテルで飲むビールは至福の味だった
（ご参考；「YAMAP」での同じ山行記録）
https://yamap.com/activities/40504625
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