記録ID: 8227362
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無雪期ピークハント/縦走
東海
_6. 観音山(小和田駅発)
2025年05月31日(土) [日帰り]


体力度
5
1泊以上が適当
- GPS
- 09:38
- 距離
- 16.2km
- 登り
- 2,071m
- 下り
- 1,874m
コースタイム
日帰り
- 山行
- 9:04
- 休憩
- 0:29
- 合計
- 9:33
距離 16.2km
登り 2,071m
下り 1,874m
今回は一般路ではない部分を歩くところが多く難コースでした。
もし信州側から観音山へ登るならば、小城集落から宗教尾根(勝手に命名)を使えば静岡側より傾斜が緩くヤセ尾根を通らずに済みます。
(ネット情報によると道は良いようです)
もし信州側から観音山へ登るならば、小城集落から宗教尾根(勝手に命名)を使えば静岡側より傾斜が緩くヤセ尾根を通らずに済みます。
(ネット情報によると道は良いようです)
天候 | 午前中薄晴れ/午後曇り一時雨 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2025年05月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 自家用車
自転車
JR飯田線:水窪-小和田 210円 水窪区域内の国道152号線は工事個所が多く(着手して中断?)駐車適地が少ないです。青崩峠トンネルは貫通しましたが先は長そうです。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
林道「小和田水窪線」の「栗橋」から風越峠〜観音山まではバリエーションルートです。想像していた以上に難路でしたので、装備を軽くしてGPS携行が無難です。 全体として下草は無くスパッツの必要性も薄く感じます。当方は蛭除けのため装着しました。靴と靴下にたっぷりと「ヤマビルファイター」を塗ったためか、9時間行動して被害はありませんでした。 〇JR小和田駅-塩沢集落入口-栗橋 舗装道路です。駅から集落までは歩道ですがコンクリートの舗装、一部は落葉が土壌化して埋まっていたり、崩落に依る迂回路があったりします。迂回路は登山道だと思ってください。集落から栗橋までは舗装林道(車道)です。 〇栗橋-風越峠 最初だけ沢沿いに、その後は植林された急な斜面を延々と登ります。踏跡は薄くピンクリボンもまばら、土が柔らかく崩れやすいです。常にルートファインディングが必要です。 中盤以降になると右手にガレた沢が現れますが、そこを渡ることはありません。 標高950mくらいから平らなところが出て来ますが、ここはだだっ広く踏跡皆無で進路を自分で決める必要があります。 〇風越峠-1,309m峰-観音山 風越峠からは稜線歩きになります。踏跡はやや明瞭になりますが不明な部分もあります。 1,309m峰-観音山南側の鞍部までが今回の核心で、岩稜混じりのヤセ尾根が続きます。岩峰の大半は静岡側を巻きますが、最後の観音山に一番近いところだけ信州側を巻きます。 〇観音山-所能登山口 一般道です。稜線下は幅の狭いトラバース道ですが中盤以下は歩きやすい道です。 ☆稜線上は電波が入ります(docomo) |
その他周辺情報 | 直帰しました。 水窪区域内の商店は少ないですがあります。スーパーやまみちなど。 自販機は多く見掛けました。 二俣に遠鉄ストア天竜店があります。 コンビニは新東名浜北ICを降りたらすぐに寄った方がいいです。船明ダム付近のセブンは24h営業ではないようです。そのセブンが最後のコンビニです。 |
写真
岩峰脇をトラバース中に振り返って撮っています。
左側は切れ落ちており、木の幹や枝に捉まりながら移動中。
落葉の下は岩か木の根か空洞か分かりません。
木の強度を確かめながら進みます。
左側は切れ落ちており、木の幹や枝に捉まりながら移動中。
落葉の下は岩か木の根か空洞か分かりません。
木の強度を確かめながら進みます。
同じ場所から進行方向を見ます。
有り得ないような急激な下りなのに木が生えていない!
苔生した岩に足掛かりや強度はあるのか?
写真だと緊張感が伝わりません。
このルートは観音山側から南下するほうが楽だと思います。
有り得ないような急激な下りなのに木が生えていない!
苔生した岩に足掛かりや強度はあるのか?
写真だと緊張感が伝わりません。
このルートは観音山側から南下するほうが楽だと思います。
撮影機器:
感想
今回初めて水窪の山へ入りました。
県境歩きで静岡・愛知・長野の三県境から北へ観音山まで歩きます。
完璧に県境をトレース出来ないので近傍の歩けそうなルートを組みました。
三県境までの適切な移動手段としてJR飯田線の小和田駅へ降ります。
林道から風越峠まではルートファインディング、1,309mピークから観音山南の鞍部までは岩稜歩きで骨が折れました。
観音山山頂で一般道へ出たときは、もう下山出来たかと思うくらいホッとしました。
バリエーションは楽しさもありますが緊張感が伴います。
目ぼしい目標に乏しい樹林帯でのルートファインディングは、微細な痕跡を探し方向を確認しながら進みます。
一方の岩稜歩きはいかに体を確保(三点支持で移動)出来るルートを見つけられるか?です。
一つ一つの移動に生死が関わって来ますのでルートファインディングとは別の緊張感です。
このコースに岩稜があるとは思っていませんでした。
今回は終始完ソロだったのですが、アナグマ君一匹に出会いました。
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