御殿場駅から乙女峠、丸岳三角点、仙石原自然探勝歩道の一部


- GPS
- 08:03
- 距離
- 24.1km
- 登り
- 968m
- 下り
- 782m
コースタイム
- 山行
- 7:08
- 休憩
- 0:52
- 合計
- 8:00
過去天気図(気象庁) | 2025年05月の天気図 |
---|---|
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
|
写真
感想
先日、金時山から台ヶ岳を歩いた時に、周辺地図を見ていたら丸岳三角点までと思われる「みんなの足跡」があったので行きたくなった。それだけだと少ないので、御殿場駅から歩こう、仙石原自然探勝歩道も歩こう、そしてどうせなら水上沢三角点も見に行ってみようと色々盛り込んた計画になった。これがよくないんだよね。
思ったより天気が良く太陽も出ていたので眺めのいいところへ行ってもいいかなと思ったけど、行きの車窓で大山など丹沢の山々の頭に雲がかかっているのをみてダメっぽいので、景色が主目的ではない今回のコースをやっぱり行くことにした。
御殿場駅から歩き出し。なんとなく旧道っぽい今のメイン通りとはちょっと違うけどまっすぐな道を歩く。古い航空写真や地図を見ても昔からあったっぽい。結構古めのお社があって由緒を読むと、承久の乱の首謀者として藤原宗行卿が処刑されたのがここだそうで、地図より前から開けてたのかな?だけど神社自体は昭和期みたいだからそうではないかも。ここから先は新しめの道のよう。
138号を跨いで国道脇の道を行く。ここは明治後期ぐらいの地図でもなんとなくあるので旧道だと思う。このみちが大体その当時の乙女峠への道だと思う。途中ゴルフ場になっているみたいだけど。まっすぐの道から、これから行く外輪山に雲がかかっているのが見える。雨が降ったらさすがにやだなと思いながら山を目指して歩く。
だんだんのぼりがキツくなり、御殿場温泉会館の跡に到着。目の前が斜面に広がるゴルフ場で、富士山がお風呂からよく見えたというのも納得。ここのお風呂に入りたかった。
乙女道路を少し歩き、御殿場市民の森フォレスト乙女内の道を上がる。昔の道も
ここいらにあったっぽい。
もう一度、乙女道路を渡り伐採地の中の登山道を上り乙女峠登山口に到着。ここまでは急なところもなく、ほぼ舗装道だった。
ここで雨がポツポツ。まあしょうがないかと乙女峠へ向けて出発。雨だ雨だと思っているうちに乙女峠到着。
雨は小降りになったけど、遠景が見えなく雲が近い。とりあえず行こうと丸岳に向けて出発。黙々と歩いていたら前に人がいてびっくり。この天気の丸岳方面で誰かに会うとは思わなかった。
だんだん電波塔の工事の音が大きくなってきて、ここらあたりから側火山に向かう「みんなの足跡」があったはずとスマホを取り出し確認。手前のちっちゃい電波塔を目印にしようと思ってたけど、登山道から見えない。雲?霧?のせいなのか木々のせいなのか。とりあえず入れそうなところからそっちへGPSを頼りに向かう。なんとなく向かっていったら電波塔を見つけた。そこから三角点に向かう。
点の記によると尾根を行くとあったから等高線を読みつつ進む。なんとなく踏み分け道だか獣道があり、笹も深くなくなんとなく側火山の最も高い場所と思われるとこに到着。景色はよくない。三角点に向かおうとしたが上部は木々や笹が繁茂しているので少し降りながら向かう。結局、三角点と同じぐらいの標高のラインが進みやすく三角点到着。周りは笹だらけだったけど、竿と標語が書いてある杭が目印となりすぐ見つかった。眺めが良さそうなんだけど、遠くは見えず。ここからの風景は見たかった。帰りはもう少し降りながら尾根を目指した。そんなに苦労せずに往復できたけど、思ったより露だか雨だかが笹についていて藪漕ぎしているうちにズボンと靴の仲間でびっしょりに。雨具を履いておくんだった。
気を取り直して丸岳の頂上へ。ベンチもあるしちょっと寒くなったしここで昼食。ここのベンチはしたが掘れて高いところになってしまっている。
濡れたズボンと靴が気持ち悪いけど、道は気持ちいい尾根道。
長尾峠から降りる。長尾隧道の脇を通りもう少し降りる。この舗装道を乙女峠方面に行くと長尾峠の露頭があることを帰宅後に知った。前に知ってたら行ったのに。
仙石原湖尻自然探勝歩道に出る。
ここに耕牧舎跡の碑があるけど、跡は何もないようだ。
ここから仙石原湖尻自然探勝歩道を歩く。山に向かっているところは雨が路面を削るようでかなり荒れている。広い道なので歩きにくいというほどではない。傾斜も強くないし。木々が茂って神山などの眺望がいいはずのところでも見にくくなっている。ダルマ石もちょっとしか見えない。
温湯(ぬくゆ)は手前の細流と比べると確かに暖かい。冬に来たらよくわかるんだろうな。
ここから水上沢三角点を探しに行く。ぬかるみをどうにか進み、近くまで行けたけど水路があり別の場所から行くことに。しかしそちらも田んぼは行ってないのでカワヤナギなどが生えてて苦労した。苦労して座標のところまで行ったがそれっぽいものがなくあえなく断念。堆積物に埋もれてるのかな。
仙石原浄水センターの脇の橋を渡り、仙石のまちを歩いてゴール。
さあ温泉と思ったら、マウントビューホテルの日帰り温泉受付時間15:00を10分過ぎてしまっていた。残念。
じゃあ仙石原いこいの家で思ったら温泉供給が停止しているため臨時休館ということ。こちらも残念。箱根ナビだと入れそうな雰囲気で紹介されてたんだけどな。
汗拭きシートで体を拭いて高速バスで帰りました。高速バスは乗り換えもなく楽ですね。帰りはそれほど時間を気にしなくてもいいし。今回はほとんど遅れなかったし。
丸岳頂上の看板に西側に寄生火山を伴うと書いてあったけど、丸岳の側火山(寄生火山)なのかな?すぐ東側は仙石火山のようだし。よくわからん。
箱根カルデラの形成は昔習った大きな火山があってそれが陥没したというのではなく、違う考えが主流になってきているのを最近知った。今度はこれをちょっと勉強してから箱根に行こう。そもそも金時山や丸岳がカルデラができる前からあった火山(の一部)だったことも知らなかったし。
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