南会津の山毛欅沢山は賞味期限間近

- GPS
- 07:35
- 距離
- 9.4km
- 登り
- 956m
- 下り
- 958m
コースタイム
- 山行
- 7:31
- 休憩
- 0:04
- 合計
- 7:35
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2025年04月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
写真
感想
今回はT氏を誘っての山毛欅沢山。今年は雪が多いのでこの時期でも十分雪山を楽しめるだろうと思ってやってきた。会津に入るまでは雪は皆無だがその後は田んぼなどにも雪を見ることになる。山の斜面もまだらに白くなっている。目的の駐車地は冬場は除雪されておらず駐車不可だったが今日は雪解けで全く問題なかった。
さあ出発。雪があれば最初の橋からすでに雪に覆われているが、今回は普通の橋になっている。そこを越えてからは、はっきりしたルートのない中を藪の薄そうなところを探しつつ登る。ここら辺は少し急だがもうちょっと行けば雪も出ることがわかっているのであまり苦にならない。そしてCA830辺りで雪がつながりスノーシューを履くことができた。昨年はCA950 あたりで履いたと記録に書いてあるので、やはり昨年よりは雪が多いようだ。そして雪がつながればこっちのもの。スノーシューでの雪上歩行の始まり。緩やかな尾根が続くこの山は気持ちがよい。所々出る急斜面も振り返ってみればスノーシューで下ることは難しくないと思われる程度の勾配だ。どんどん歩いていく。ただT氏は遅れきみ。最初出会ったころはもっと速い気がしたが最近はすぐに離れてしまうようになった。どうしたのだろう。でも体調は悪くなさそうで確実に登ってくる。
途中から三岩岳がその白い姿を大きく表してくる。相当に雪が深い。その隣には窓明山。左手は大戸沢岳。これだけがはっきり見える。西のほうに行けばまだまだ雪深いというところか。そして肝心の山毛欅沢山は南面が急峻なせいか雪が落ちて斜面がむき出しだ。そして発達した雪庇がところどころ落ちているのがわかる。やっぱりあの頂上には立てない。 手前のJPでT氏が追いつくのを待ち、このひろいJPでのランチを候補として伝える。頂上は狭くてあまりよくない記憶がある。そして向かった頂上はやはり稜線に亀裂が走っておりブナの木が立っている側を歩いて進む。そして頂上手前に到着。頂上はちょっと立つのが怖いのでここを到達点とする。周りの木を見渡しても何の表札もない。あまりここには立てないか。あまり展望がよくないので予定通り先ほどのJPにもどり食事。
この日は暖かだ。ランチ時に当初フリースを羽織ったが暑くてすぐ脱いでしまった。手袋もなくて大丈夫。風もなくてほんと気分がよい。食後は大福餅をお湯の中でつぶして即席のお汁粉をいただく。ほんのりとした甘味がなかなか良い。
さて帰るか。下りは楽だ。どんどん降りることができる。T氏も下りゆえか余り遅れることなくついてくる。途中CA940辺りで右の尾根に入っていることに気づき少しトラバースきみに戻ったところで休憩。この先を見ると雪が絶えていそう。スノーシューを脱いでティータイムとした。もうここからは幾ばくも無い。ゆっくりとコーヒーを楽しむ。
その後は楽勝かなと思ったが雪のない藪は下るとすぐにルートを外す。尾根芯が正解だが時々藪で阻まれて少し迂回したりすると結構時間がかかる。まあそれでも強引に押し下れば時期に駐車地を渡る橋に出た。橋の下は雪解け水がずいぶんな勢いで流れている。いい山行だった。
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